■ 「昔の写真を見れば、結婚生活の長さがわかる」と判明 「msn.産経トピックス(2012.11.7)」より全文コピペ

大好きな彼と結婚したい気持ちがある一方で、「でもこの人と本当にずっとやっていけるの?」という不安がある人もいることでしょう。

近頃は、芸能人に限らず、一般人でも"離婚"は決して珍しい話ではありません。"結婚生活が長続きする人"と"破局に至りやすい人"を見分けるにはどうすればいいのでしょうか。

科学ニュースサイト『Live Science』によれば、なんと昔の写真を見ることで、その人の結婚生活が長続きするかどうかを占うことができるのだそうです。


結婚生活がうまくいくかどうか知りたいなら、結婚相手の卒業アルバムを見てみましょう。

心理学者によれば、昔の写真でよく笑っている人ほど、結婚生活がうまくいきやすいのだそうです。

米国・デポー大学の研究者らは、大学の卒業アルバムを見て、卒業生の"笑いの強さ"を1から10までの10段階で評価しました。

笑いの強さは、2種類の筋肉の動きで評価しています。まずは口角がどれくらい上がっているか、そして目のまわりにどれくらいシワができているかです。

その結果、笑いの強さが上位10%に入る人で離婚者はゼロだったのに対し、下位10%ではおよそ4人に1人が離婚していたのです。

さらに、65歳以上の人に子どもの頃の写真を提供してもらった研究でも、同様のことが判明しました。離婚経験者は、よく笑っている人では11%だったのに対し、しかめ面の人はなんと31%にものぼったとのこと。

ふたつの研究を合わせてみると、しかめ面の人はよく笑う人よりも5倍も離婚しやすいということがわかりました。

表情と結婚生活との間に相関関係がある理由について、まだ結論は出ていないとしたうえで、研究リーダーのマシュー・ハーテンスタイン氏はこう語ります。

「笑顔というのは人生に対する前向きさを表すのかもしれません。あるいは、笑顔の人が、前向きな人を惹きつけるとも考えられます。これらのことが、結婚生活が長く続くことにつながっているのではないでしょうか。

ただ、はっきりとした原因は今のところわかっていません」

ハーテンスタイン氏によれば、よく笑う人は友達が多かったり、周囲からのサポートを受けやすかったりするという点も、結婚生活がうまくいく原因であろうとのこと。

また、撮影者から「はい笑って」と言われて笑う人というのは、すなおな性格なので、夫婦円満になりやすいとも考えられます。

「今回の研究結果は、ここ10年来の研究結果とも合致しています。つまり、前向きな性格は、人生においてかなり重要だといえるのです。前向きな性格には実に多くの利点があります」


今回の研究結果は、若い頃に撮った写真と、それからかなり経ってからの結婚との間に関係があることがわかったという点で、画期的です。


「かなり昔の出来事でも、現在の状況や精神状態に影響するので、何十年後かを予測するのに役立つといえます。過去・現在・未来は連続性があるのです」



写真でよく笑っている人ほど結婚生活が長続きしやすい。言われてみれば、納得の結果ですが、このことが研究で証明されたというのは実に興味深いですね。

彼との結婚を迷っている人は、いちど彼の昔のアルバムを見せてもらってはいかがですか?


(中田綾美/Menjoy!)









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最終更新:2012年11月07日 17:56