●☆ アメリカで急増している貧困層の生活実態 「NAVERまとめ」より
今もなお急増しているアメリカの貧困層。アメリカを悩ます貧困の実情と、実際の生活内容をまとめます。
更新日: 2012年03月08日



■ 感謝祭でフードスタンプを使用するアメリカ人は過去最多数 「ROCKWAY EXPRESS(2012.11.22)」より
アメリカでは低・無収入家庭にフードスタンプという食料購入券を与えているが、今度の感謝祭(11月第4木曜日:今日)の晩餐にそのフードスタンプを使用するアメリカ人の数は過去最多になるようだ。簡単に言えば、アメリカにはまともに食えない人々が4000万人以上いる、ということなのだ。
つまり、アメリカの経済問題は少しも改善されていない、ということが分かる。これは4年前のリーマンショック以来、変わっていない、ということだ。世界最大の消費国家であるアメリカの経済が立ち直っておらず、むしろ悪化し続けているのだから、ましてそこにもってきてヨーロッパもその後を追っている格好であるから、世界経済が好転するということは当分考えられない、ということをしらねばならないだろう。


何百万人ものアメリカ人に食料を供給することは、決してたやすいことではない。SNAPプログラムのコストは昨年720億ドルに達し、議会予算局によれば、これは過去最高である。

 こういったコストは議会における主要な論戦源になっている。この問題は今年の夏、ファーム・ビルとして知られるいくつかの法律の制定を立ち往生させた。それはフードスタンプにいくら支出するべきかで合意できなかったからだ。国の食料政策を方向付けるファーム・ビルはその予算の80%をフードスタンプ・プログラムに充てている。


■ 米国で貧困に喘いでいる何百万軒もの家族たち 「たわごとブログ(2012.10.30)」より
米財政赤字、4年連続1兆ドル超=GDP比は7%に低下
時事通信 10月13日(土)7時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000024-jij-int
(※ この記事はすでに削除されている。)
1. 米国民の40%が、500ドル以下の貯金しかないことが最近の調査で判明しました。

2. 全ての米国民の28%が1ペニーさえも非常事態のために取っておくことが出来ないほど生活に余裕が無いと、最近の調査で明らかになりました。

3. 今日の米国では、一つの預金口座さえも持てない約1000万の家庭があります。その数は、2009年以降の3年で100万件も増加しました。

4. 2008年の経済危機以降、ワシントンD.C.地域(全国で最も裕福な地方の一つ)の家族のホームレスは23%も上がりました。

5. 貧困で生きている米国人の数は、過去4年間で約600万人も増加しました。

6.平均世帯収入は、4年連続で下落しており。全体としては過去4年間で4000ドル以上も落ちました。

7. 中流の米国人の62%は、彼らが昨年よりも家計支出の金額を減らさなければならなかったと言います。

8. Pewリサーチセンターによって運営される調査によると、中流の米国人の85%は、10年前と比べて現在の中流的の生活水準を維持することが難しいと言います。

9. 現在の米国人の77%は、給料小切手を貰ってから次の給料小切手までで生きています。

10. 現在の米国では、全ての生産年齢対象者の41%以上が働いていません。

11. 2009年1月から米国の「有職者」は827,000人が増加しました。しかし、「無職者」は8,208,000人も増加しました。これで、失業番号制が導入された。

12. 悲しいことに、2008年の経済危機から、失われた仕事の60%は平均賃金の仕事ばかりでした。しかし、それ以来、創出される仕事の58%は低賃金の仕事ばかりです。

13. 今日、米国民全てにおいて労働者の4人に1人は、連邦貧困線以下の賃金で生きています。

14. 現在の米国では、いかなる他の主要な先進工業国よりも低賃金作業をしている労働者の比率が急速に高くなっています。

15. この点で、米国の仕事の25%未満は「良い仕事」の範疇に入りますが、其の数は減り続けています。

16. 米国では収入の半分以上を住宅費に支払っている2020万人がいます。それは、2001年から46%も増加しています。

17. USAトゥデーによると、実は彼らの水道料金が過去12年の間で3倍になっています。

18. 米国の電気代は、5年連続で全体的なインフレ率よりも速く値上げされました。

19. 1999年の時点では、米国人の64.1%は、仕事ベースの健康保険によってカバーされていました。しかし、現在では僅か55.1%は仕事ベースの健康保険によってカバーされます。

20. 2011から全体的なインフレ率が上昇し、其れが2012年にもう一度起こっているよりも速いスピードで、健康保険料は上がりました。

21. 1つの最近の調査によると、新しい健康管理法の重要な規定が今から2年未満の間で、米国の全ての雇い主の約10%は健康適用範囲を下げるとされます。

22. 1983年では低所得者でもは、彼らが稼いだドルごとに、62セントの負債を持っていました。しかし、2007年までに其の数字は、1.48ドルまで急上昇しました。

23. 20年前よりも、米国の総家庭の抵当負債は、現在では5倍まで膨らんでいます。

24. 米国の総消費者負債は、1971年以降で1700%も上がりました。

25. 最近、米国において学生ローン負債が1兆ドルまで上昇したと発表されました。

26. 1つの最近の調査によると、米国人の3分の1が、請求書の支払いが期限どおりに出来ずに延滞しています。

27. 現在、約2500万人の米国民の大人は、経済的な理由から彼らの両親と暮らしています。

28. 彼らが定年に達しても、他の仕事を探してでも彼らは引退出来ずに労働しなKればなりません。

1つの新しい調査によると、米国人の中流70%は引退しても負債のために働く予定です。そして、米国人の約30%が少なくとも80才以上までは働かなければなりません。

29. 米国の経済は、2008年の経済危機以降で、220,000以上の中小企業を失いました。

30. 2010年に、米国でニュービジネスで創出される仕事の数は、2000年の時の半分以下でした。

31. 2007年には米国の家族の19.2%は、貯金がゼロまたはゼロ未満でした。2010年までに、其の貯蓄ゼロの家庭は、32.5%まで急上昇しました。

32. 米国の子供たちの57%は、「低い収入」の家庭もしくは貧乏とされる家庭で住んでいます。

33. 実際、米国民の人口の中で1億人が、「貧しい」か「非常に貧しい」生活状態となっています。

34. 2008年10月の時点では、3080万人が食券を支給されていました。現在では、4670万人が食券を支給されています。

35. 米国民の子供たちの約4分の1は、食券プログラムに登録されます。

36. 現在、連邦政府に通される少なくとも1つの福祉計画では、1億人以上が登録されます。そして、其れは社会保障またはメディケアさえ対象外となっています。

37. 米国の国勢調査局(少なくとも1人の人が連邦政府から財政援助を受け取る家庭は49%になっていますが、1983年の時点では、30%以下でした。



★ アメリカで貧困者が増加 「イランラジオ日本語(2012.11.5)」より
アメリカで、オバマ政権時代に貧困者の数が30%増加しました。

フランスのテレビチャンネル、フランス24が5日月曜、伝えたところによりますと、アメリカの慈善団体は、中流階級で、職業や住む家を失い、次の職業を見つけられていない人たちが、貧困層に加わっているとしています。

2008年以来、アメリカで職を失った人の数は800万人にのぼります。

政府の統計によりますと、アメリカでは、およそ5000万人、つまり7人に1人が貧困ライン以下の生活を送っているということです。

2008年の大統領選挙でオバマ大統領に票を投じたネバダ州は、社会保障を頼りにする人、貧困者の数が2倍に増加しています。


■ アメリカの貧困について考えてみた 「せつやくガリア戦記(2012.11.5)」より
本当に申し訳ございません、アメリカ社会についてもんこは何も知らないもの知らずでございますので、みなさんまた色々ご教授いただきたいのですが・・・

やはりこれが、「クレジット社会」の限界と崩壊だったということなのでしょうか?

よく、合衆国ではかなり頻繁にローンを組むことが普通とされている、と聞いているのですが、これにどうしても「うわーもんこ無理だなあ」と反応することが多かったのです。

フランスに来てから、クレジットカードもまあ以前よりは使用することも多くなりましたけど、分割払いは絶対しない派ですし。

うちは全く持って裕福ではござらん。

それでも屋根の下に・床の上に寝られて実にめぐまれているではないか!!と身震いしたしだい。


■ ジェフリー・サックス著「世界を救う処方箋」 「熟年の文化徒然雑記帳(2012.10.30)」より
 現在のアメリカ経済は、社会のごく一部の人間の要求を満たすためのものに成り下がってしまって、最早、アメリカの政治は、公明正大で分かり易い問題解決によって国家を軌道修正出来なくなっている。
 アメリカのエリート、中でも、大富豪や会社のCEOやわが同僚の多くの学者たちの中には、自分たちが当然果たすべき社会的責任を放棄しているものが沢山いる。彼らは、自分たちのための富と権力を追求し、社会のほかのものたちは、取り残されてしまっている。
 サックスの論点は、モラルが崩壊してしまったアメリカのエリートたちが、人間としての原点に立ち返って、自分たちの美徳と誠意と思いやりを、社会全体のために捧げる気持ちにならなければ、アメリカ社会は、崩壊してしまう、最も重要なことは、アメリカ人が、それぞれに、良き市民としての様々な行動によって、文明の代価(Price of Civilization)を支払うことであると言うことであろう。

 また、自分が最も敵視するのは、貧困であって、蔓延する貧困の上に金持ちが居座っている状況で、貧困の軽減や解消に繋がりそうな教育、育児、職業訓練、インフラなどへの公共投資を増やすと言うことであれば、金持ちのための減税は不道徳であり、逆効果であると言う。
 アメリカの異常な格差の拡大と貧困の増大が、アメリカ社会そのものの根底を蝕みつつあると言う強烈な危機意識のみならず、国土そのものの崩壊をも憂えている。
 サックスの主張は、これまでに、書評や経済関係のコラムで何度か論じているのだが、ポール・クルーグマンやロバート・B・ライシュの見解に近く、非常にリベラルであり、レーガン大統領の政治経済政策やレーガノミックスを徹底的に嫌っていて、混合経済こそ、最も有効な経済政策だと説いている。


■ アメリカの貧困の現状は? 「ニュースの真相(2012.2.29)」より
国民の約20%がフードスタンプや補助金生活ですよ!

日本で言えば、5人に1人がテント生活で炊き出しか、
生活保護を受けている状態!って事です。

ハッキリ言えば、すでに国家として機能していないと言って良いのではないでしょうか?
デトロイト市やクリーブランド市では、なんと半分以上が貧困状態で、
教育もしっかり受けられないような状況だそうです。

将来、国を背負って立つ子供達が、しっかり教育が受けられないという事は、
つまり、この国の国民は未来も奪われた!という事です。


■ 貧困没落者が急増する哀しいアメリカ貧困社会 「アメリカ経済ニュースBlog(2012.1.25)」より
 所得や家族構成によってフードスタンプの受給資格は異なりますが、貧困の基準を下回る低所得者が対象となっています。
 現在フードスタンプ受給者数は約4500万人と過去最高となっていますが、その受給者の分析をするとアメリカの隠された貧困社会の実態が見える。

■ フードスタンプ受給者の75%が子供の家族
■ 受給者の4分の1以上が老人、もしくは障害者
■ 受給者の93%が貧困ライン以下の低所得■ さらに受給者の55%が貧困ラインの半分以下の超低所得
アメリカは、高い失業率を維持する劣悪な雇用環境にも関わらず、受給者の半分が就業者です。

90年には6割だった失業受給者の割合は現在13.2%まで減少しています。

これは何を意味するのでしょうか?

就業しているフードスタンプ受給者が増えているということは、貧困ラインから抜け出す仕事(所得)がないということです。






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最終更新:2012年11月23日 09:40