● 西欧〔Wikipedia〕
西ヨーロッパの別称。対義語として北ヨーロッパ・中央ヨーロッパ・南ヨーロッパ・東ヨーロッパがある。西洋 (Occident) の別の訳語。対義語は東洋 (Orient)。



■ 悪い人たちが世界通貨とか言い出してる 「DEEPLY JAPAN(2019-04-07 02:02:11)」より
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何を考えているのか知らないけど、The Economistの今週号が、世界通貨への用意をしろ、とか言ってる。

具体的というよりアドバルーン臭いが、ブレトンウッズでできたIMFから75年、SDR導入から50年になる今年は、みたいな書き方をしている。

何年になろうと悪い奴らの賭場で生きざるを得なかったこの150年から70年ぐらい(国によって違う)を喜ぶ人はそうでない人より少ないんだから、お前らに差配される筋合いはないと言ってみたいと思う。


(※mono....中略、詳細はサイト記事で)
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だがしかし、それをいいことにリーダー不在の集団になってる私たちって、もう、どうしましょう、といったところはある。あの経団連で一体何が期待できるんだね、といったところ。あの人たちに抗する力をためないと民族集団としてはどうにもならないと思う。

どうなるかわかりませんが、最近この手の記事を出す時にゼロヘッジが必ず入れて来るのはこの図。

リザーブカレンシー(準備通貨)のステータスは永遠には続かない、ということ。

しかし、これを世界と読むのは間違い。中国、インド、オスマン、ロシア、イラン、日本etc.といった場はつい最近までこの人たちのターゲットではあっても、別に関係なくそれはそれなりに暮らしてたし、部分的には余裕で欧州勢より豊かだった。そこを忘れないでこういう記事を読まないといけないですね。要するに、困ってるのは the Western European Civilization(西欧州文明)だよというお話。(うかつにくっついていこうとしてる私たちは愚か者というお話だともいうけど)



世界の覇権】 / 【欧米
■ 牙を剥くロシア「500年続いた西側の世界支配はいま終わる」 「Newsweek[トム・オコーナー](2018年3月16日(金)17時46分)」より
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<プーチン再選必至の大統領選を控え、ロシアと西側の対立が激しくなっている。国内で暗殺未遂事件を起こされたイギリスは激怒し、ロシアに甘いとみられてきたトランプ米大統領も矢継ぎ早にロシア対抗策を打ち出し、まるで冷戦期のようだ>

ロシアは、アメリカとその同盟国からのいかなるに「最後通告」にも応えることを拒否し、「西側が主導する世界秩序はもはや終わった、今後は独自の外交路線を追求する」と宣言。戦いの舞台は世界各地から宇宙空間にまで至る。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が軍事力や政治的影響力の拡大を目指すなか、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなどの西側諸国はロシアの内政干渉を批判してきた。だがロシア側はこれを一蹴。セルゲイ・ラブロフ外相は、最近の対ロ投資フォーラムで、ソ連崩壊後の混乱を乗り越えて再び世界の大国に上りつめたロシアに「過剰な反応をみせる」国が多い、とうそぶいた。

「わが国はいかなる相手との対立も望んでいない。公正な条件のもと、すべての国々と協力したい」と、ラブロフは国営タス通信に語った。「相互尊重に基づき、利害の均衡を図りつつ、双方にとって受け入れ可能なアプローチを取ることが肝心だ」

ラブロフは、最近のロシアと西側の緊張の原因は「過去500年にわたる西側の世界支配が終わりつつあるにもかかわらず、頑なにこれを受け入れないアメリカとその同盟国の姿勢にある」と指摘する。世界を支配する何世紀分もの習慣がこびりついている国々にとっては、今の世界情勢の変化は受け入れがたいのだろう、と。

イギリス国内でまたスパイ暗殺


+ 続き
西側諸国とロシアの関係悪化を示す最新の事例が、ロシアの元スパイの毒殺未遂事件だ。2010年にイギリスに亡命したセルゲイ・スクリパリは今月初め、英南部のソールズベリーのベンチで娘とともに意識不明で発見された。英政府は、犯行に使われた猛毒の神経剤ノブチョクは旧ソ連によって開発されたものだとして、ロシアの外交官23名を国外退去にした。

ロシア政府はこれに対し「前代未聞の許し難い挑発」と激しく反発。ラブロフは「すぐに対応措置を執る」と言った。

アメリカも、ロシアが2016年の大統領選挙に干渉し、ドナルド・トランプ現大統領の当選をひそかに後押ししたとして前オバマ政権の末期に外交官の国外退去処分に踏み切った。ロシアもトランプも疑惑への関与を否定しているが、両国の関係はその後も改善していない。

軍事的にも、関係は険悪化しつつある。ロシアが2014年にウクライナのクリミア半島を併合した後、アメリカ主導の軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)は、ロシアとの国境地帯に配備する戦力を増強した。ロシアは、アメリカが全世界的なミサイル防衛システムでロシアを封じ込めようとしていると主張し、冷戦時代にも似た軍拡競争が復活しつつある。

ロシアは西側主導の国際秩序にも異を唱えている。2015年には、孤立していたシリアのバシャル・アサド大統領を支持する立場からシリア内戦に介入。ISIS(自称イスラム国)や西側が支援する反政府勢力との戦いで一時は敗色濃厚だったアサド政権が再び全土の支配権を取り戻しつつあるのは、ロシア(とイラン)の支援の賜物だ。

かつては親ロシア的な姿勢を見せていたトランプも、ここへきて強硬姿勢に転じつつあるようにみえる。3月15日には、大統領選挙介入などでロシアの団体や個人に政権として初めて制裁を科すと発表した。またイギリスでの元スパイ暗殺未遂事件についても、「確かにロシアの仕業のように見える」とロシアを非難。ロシアに対抗して「宇宙軍」の創設も指示している。

(翻訳:ガリレオ)


■ ウクライナと鯨と…… 「nando ブログ(2014.5.6)」より
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ウクライナと鯨の問題には、共通性がある。それは西欧の唯我独尊だ。

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 この二つの問題は、どちらも「西欧の唯我独尊」という概念で理解できる。

 (1) ウクライナ
 西欧が独自の価値観を押しつける。ウクライナには、西欧的な価値観とロシア的な価値観が共存していて、両者が譲り合って宥和していた。
 ところが、親欧派の政権の失敗のあとで、ロシア派の政権が出現すると、親欧派の人々がクーデターを起こして、ロシア派の政権を転覆させた。
 ここでは、いったん両者が妥協で合意していたのに、親欧派の人々が合意をひっくり返してクーデターを起こした、という滅茶苦茶が起こった。これを西欧がたしなめれば良かったのに、逆に、西欧はこれをけしかけた。かくて、親欧派の人々は図に乗って、ロシア派の人々を弾圧した。(ロシア語の禁止など。)
 こうなると、もうロシア派の人々は耐えきれない。かくて、国内で分離独立などの動きが発生した。それを親欧派の新政権は弾圧した。その弾圧を西欧諸国は後押しした。

(※ 中略)
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鯨の生息数は激減しているわけではないし、鯨は絶滅危惧種ですらない。むしろ近年では、増えすぎて困っている種もある。
 なのに、「鯨は頭が良くて可哀想だから」という西洋流の価値観で、日本の捕鯨を否応なしに禁止しようとする。「犬や猫はペットでかわいいし、鯨も同様だ。かわいいものを殺すなんて許しがたい」という、西欧独自の発想による。
 こういうことは、牛を神聖視する(ヒンズー教の)インドだって要求しないし、豚を忌むイスラム教国家だって要求しない。西欧だけが独自の文化の押しつけで、鯨を神聖視して、捕鯨を禁止しようとする。これは明らかに、西欧の唯我独尊である。
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さらには図に乗って、日本の「死刑廃止」を強引に禁止しようとする。
 日本で人権侵害や民主主義に反する事態が起きた場合、EPAを停止できるとの「人権条項」を設けるようEUが主張していることが5日、分かった。日本は猛反発しており、EPAをめぐる一連の交渉で今後の大きな懸案になりそうだ。
 EU当局者によると、日本が違反した場合、EUがEPAを停止できる仕組みを盛り込む方針を内部決定した。
 EU当局者は、日本に対して人権条項が発動される事態は考えにくいと強調するが、EUは日本で死刑が執行されるたびに「死刑は残酷で非人道的だ」と批判する声明を発表している。死刑廃止を目指すEUが日本に働き掛けを強める上で、人権条項が無言の圧力になる可能性はある。
(※ 以下略)


アメリカ】 / 【G20】 / 【第二次安倍政権
■ 王座から追われた欧米 「マスコミに載らない海外記事(2013.9.8)」より
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Paul Craig Roberts  2013年9月7日

“過去300年間の進化的発達のヨーロッパ諸国の競争は、全てこの四つの言葉に帰結する。利己性、虐殺、無恥、そして堕落”
 厳復

“欧米文明”のふりをしていた悪魔に、欧米以外の世界が追いつくのに、わずか300年しかかからなかったと言うべきか、あるいは、胸を張って当然のことを言う新たな諸大国の登場が必要だったというべきか。アメリカの悪に対する責任を疑う方々は、オリバー・ストーンとピーター・カズニックによる『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』をお読み頂きたい。

ネオコンが主張した“新しいアメリカの世紀”は、9月6日、ロシアでのG20会議で突然、終焉した。世界の大半の人々の指導者達が、彼を信じていないこと、そしてもし国連の承認無しにアメリカ政府がシリア攻撃をすれば国際法違反であるとオバマに語ったのだ。

プーチンは、集まった世界の指導者達に、化学兵器攻撃は“そもそもの始まりから彼等を支援している国々による、外部からの支援を期待した、武装反抗勢力による挑発だ”と述べた。言い換えれば、イスラエル、サウジアラビアとアメリカ政府は、悪の枢軸だ。

中国、インド、南アフリカ、ブラジル、インドネシアと、アルゼンチンが、国連安全保障理事会の承認無しで軍事侵略を行う指導者は、自らを“違法”とすることを支持し、プーチン側についた。

言い換えれば、あなたが世界を無視すれば、オバマよ、あなたは戦犯だ。

世界中が、イスラエル・ロビーがオバマに戦犯役を押しつけることができるかどうかを見つめている、多くは、イスラエルが、いかなる原則も持たない、取るに足らない人物の弱いアメリカ大統領に、勝つだろうと確信している。従順で意見なしで大勢に従うアメリカ国民が登場する数十年前、“イスラエルに立ち向かえるアメリカ大統領はいない”と公開の場で明言したアメリカ最高位の将校、最後のタフなアメリカ人の一人、海軍作戦部長、統合参謀本部議長のトーマス・モーラー海軍大将ですら、イスラエルによるアメリカ情報収集艦リバティー号攻撃についての公正な捜査はできなかった。

イスラエルに立ち向かうことができるアメリカ大統領を我々はまだ見たことがない。あるいは、それを言うのであれば、立ち向かえる議会。あるいはマスコミも。

オバマ政権は、傀儡諸国に、シリアを非難する共同宣言への署名を強いて、G20サミットでの壊滅的敗北に反撃しようとした。ところが、傀儡諸国は、軍事行動には反対で、国連報告を待つと述べ、その立場の適格さを表した。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)









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最終更新:2019年04月07日 17:21
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