■ 波動エンジン 「東京kittyアンテナ(2012.7.10)」より
  • 「宇宙戦艦ヤマト」は名作だが、その中に「波動エンジン」という概念が出てくる。ワープや波動砲を可能にするものである。ところが、それとは少々趣向が違う「波動エンジン」が話題となっている(@w荒


  • 開発者の一人である東海大学工学部動力機械工学科・長谷川真也助教は、「波動エンジン」の正体についてこう説明する。
 「このたび私たちが開発したのは、正確には“熱音響機関”といって『宇宙戦艦ヤマト』のものとはちょっと違います(笑)。原理としては気体の振動、つまり波動を利用します。熱源によって音波を発生させ、その音波を利用して、電気エネルギーに効率良く変換させる装置です」





  • 発電は、スピーカーの逆現象を使用する。スピーカーは電気エネルギーを空気の振動(音、波動)に変換するものだが、空気の振動を与えることで電気が発生するのはよく知られているところ。この原理を利用した製品としてマイクがあるが、「永久磁石式のモーターを展開したようなものを使えば、90%程度の(エネルギー)変換効率が可能」(長谷川助教)と言う。








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最終更新:2023年11月22日 07:37