• 俺としては鳩山も小沢と共に党を出るべきだとも思ったが、しかし其れだと民主党乗っ取り組(松下政経塾系カルト保守議員)の思う壺なわけで、何だかんだ言っても与党である民主党にも小沢・鳩山系の影響力は残しておくことが肝要であろう。
 其れに、民主党内に跋扈する“信念無き風見鶏達”も、風向きが変われば一挙に松下政経塾系議員を切り捨て、小沢・鳩山に擦り寄る可能性はあるわけだからな(プ
 そう考えると、“小沢新党”を結成すると共に“民主党”も温存しておくことは、数少ない選択肢の中で最善の選択肢だったのかも知れないね。


★ 姫井参院議員、「小沢新党」参加を表明 「朝日新聞(2012.7.10)」より / 魚拓
  • 姫井議員は「消費税増税に反対する仲間と行動をともにしたい」と語った。

★ 岩手県知事、民主離党へ 「小沢氏に傾倒しすぎ」 「河北新報(2012.7.10)」より / 魚拓
  • 離党か残留かで所属県議が割れている県議会最大会派の民主党(23人)。離党するとみられる党県連幹事長の佐々木順一氏は「知事は信念に基づいて、自らの取り組みを明確にした。政権交代をもう一回やり直そうという気持ちが根底にあると思う」と理解を示した。

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★ 小沢新党、11日結成=反増税、脱原発掲げる 「時事ドットコム(2012.7.10)」より
  • 小沢氏は「野田佳彦首相の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」として首相を批判、野田政権との対決姿勢を強めている。鳩山由紀夫元首相ら同党内に残った増税反対派とも連携し、首相を揺さぶる構えだ。

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★ 小沢氏と鳩山元首相 今後も連携確認 「NHK Newsweb(2012.7.9)」 / 魚拓
  • この中で、小沢氏は、消費税率引き上げ法案に反対し、民主党に離党届を提出したことについて、「われわれの行動は、国民から支持されている。次の衆議院選挙では絶対に勝たなければならない」と述べました。

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★ なぜ?鳩山氏資格停止処分を3カ月に短縮 「テレビ朝日系(2012.7.9)」より
  • 鳩山氏周辺が反発し、民主党の倫理委員会が「バランスを欠く」と見直しを求めたことを受け、急きょ、3カ月への短縮を決めました。
 鳩山元代表:「マニフェストを掲げて戦い政権交代した」「覚悟を持って行動したことなので、処分に対して関心はない」
 民主党執行部にとっては、新たな離党者を出さないための苦肉の策ですが、総理一任で決めた処分をひっくり返した形で、民主党の組織のあり方が再び問われそうです。

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★ 小沢新党生き残りへ「オリーブの木」作戦 「日刊スポーツ(2012.7.10)」より / 魚拓
  • ◆オリーブの木 96年に小選挙区制のイタリア政界で生まれた「中道左派連合」のこと。政界再編が進んだ95年、右派連合ベルルスコーニ政権に対抗するため、12の中道、左派政党が、産業相として財政改革の実務経験があったプロディ氏のもとに結集。「右と左」の不毛な激突を回避、幅広い政党による緩やかな連合体「オリーブの木」で勝利した。


  • 小沢グループ新党「国民の生活が第一」(小沢一郎党首)の結党大会が2012年7月11日(水)の午後6時から憲政記念館で開かれることになりました。主権者参加型の党大会にするのがねらいのようです。

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■ 小沢新党が国民に向かって明確にすべきこと 「天木直人のブログ(2012.7.9)」より
  • 小沢一郎がなすべきことは、これまでの政治家が誰一人なしえなかった対米
 自立外交を、国民の怒りを背にして堂々と行なうことである。
 国民の支持があれば米国は勝てない。それはベトナム戦争やアフガン・イラク
 戦争の例を見るまでもなく厳然とした真実なのである。



  • さて本題だ。マスメディアは与党民主党が過半数を制しているの、不信任案は出せないの、初っ端から刃こぼれを起こす小沢新党等々、好き勝手一本調子で語っているが、内心は「これってマズイかも?」と思っているマスメディアもある事はある(笑)。朝日新聞と毎日新聞だ。産経・読売は前後の見境なく吠えているが、朝日は小沢一郎の政治行動を、坦々と伝えるだけにしている。あの小利巧新聞が、足踏み報道をしている。この理由は何だろう?決まっている、結構ヤバい状況が生まれていると気づいたからに相違ない。
(※ ヤバイ状況とはどういうものか、・・・ブログ本文で確認をw)

■ 売国政党に残留して汚名を残すなかれ 「陽光堂主人の読書日記(2012.7.4)」より
  • 小沢氏は、自民党消滅はもちろん、民主党消滅も目論んでいるはずです。まさに「壊し屋」の面目躍如たるものがありますが、こうした旧来の利権政党(民主党は今や自民党以上に自民党化しています)をなくした上で、真の民主主義国家を誕生させようとしているのです。普通の政治家とは、見えている風景が違うのです。

 そんな話は信じられないと言う人もいるでしょうが、自民党的な政治では未来を切り開けないことは明らかです。新たな政治が求められており、「大阪維新の会」の化けの皮が剥がれてきた今、小沢新党に期待するしかないのです。


  • 今回の分裂劇も、また、小沢一郎の勝利が予想される。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「立ち上げた新党が分裂するたび、マスコミは『小沢の政治生命は終わった』と報じてきました。壊し屋がまたやった、という見方です。しかし、政治的な影響力を失うのは、いつも反小沢の方でした。今回の分裂も、マスコミの多くは冷ややかに見ています。でも、50人をそろえたのは大きい。これを核にして、すこしずつ増やしていけば、民主も自民も無視できない勢力になります」

政局を見る目は海外メディアの方が鋭い。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、離反者が増えれば野田退陣の可能性が高まると報じているし、ロシアのタス通信も「野田内閣に大打撃」と分析した。ポジションを失うのは小沢ではない。野田が一巻の終わりとなるのだ。


■ 消費税が不人気でも、国民はそれ以上に小沢を嫌悪している。 「Ddogのプログレッシブな日々(2012.7.3)」より
  • 離党届を出したはずの議員が次々と小沢から寝返って逃げ出している!これは茶番劇を通り越し、もはや喜劇だ!
  • 小沢は政局が好きなだけで、政策にはまるで関心がない。今回の一見筋が通ったようなお題目は、次期総選挙をにらんだ姑息な対策で、国の構造を変えようとする改革派がやる仕事では、到底ない。
 小沢が政策にほとんど関心を持っていないことは、小沢の矛盾する発言内容からうかがい知ることができる。
 小沢は消費増税に反対したが、細川連立政権のときには、消費税3%を7%に上げるという、いわゆる「国民福祉税」構想を打ち出している。

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階猛
■ 小沢新党と小沢一郎の行動を断固支持する!!! 「『毒蛇山荘日記(2012.7.3)」より
  • 1993年に自民党を離党後、元代表の新党結成は4度目だというが、それがどうしたというのだろう。「小沢一郎の闘い」は、1993年自民党離党以後、米国、官僚、マスコミ・・・総動員の謀略、陰謀、そして恫喝・・・にも屈せずに、延々と続けられてきたということではないか。そして、70歳になっても、まだ、小沢一郎の闘いは終わらない。というより、今、まさに始まるのだ。小沢一郎の闘いに水をさすような裏切者やスパイは、さっさと消えろ、ということだ。

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■ 民主党に未来があると思ったら大間違いだ。 「世に噛む日日(2012.7.4)」より
  • 本日、新たにまたひとり、脱落者が出たようだ。メディアは鬼の首をとったように、そのことを誇大に報道する。「いつもの壊し屋がまた性懲りもなく政局をぐちゃぐちゃにしたおかげで、その間、国会はストップ、迷惑を蒙るのは国民」キャンペーンに添える、毒々しい色の花のように。

ただ単に「壊すのが目的」な政治家に、これほどの議員がついていくだろうか。ちょっと突っ込んで考えたら、簡単にわかりそうなものだ。メディアはみずからが「思考停止」を殊更に演じることで、大衆の「思考停止化」を構築しようとする。ずっと昔からの常套手段である。


  • 小沢氏は国会内で開催した設立準備会合で「もう一度、国民にわれわれの熱意と信義を訴え、今度こそ皆さんの期待に沿うような政権を打ち立てよう」と訴えた。会合には衆院議員35人、参院議員12人の計47人が出席し、小沢氏を代表とする方針を拍手で承認した。


  • 国民主権を守る小沢一郎と小沢派議員の離党は、残念ながら彼等の“犬死”となる可能性が非常に濃厚である。
 今回の離党で得られた唯一の成果と言えば、国賊議員が炙り出されたことと、国民主権を守る本当の政治家が誰なのかが明確になったことくらいか。とは言え、此れは国民にとっては非常に重要である。官僚ポチ売国野田政権に反発して離党した勇気ある議員達の名は、此処に永久保存しておく必要があろう。


※ 2012.7.2 16:10頃 小沢一郎会見によれば、「新党立ち上げも視野にいれる」とのこと。


【参考】
■ 参院民主勢力維持に腐心する輿石幹事長 「陽光堂主人の読書日記(2012.7.2)」より
  • この報道では、参院からの離党者は10名程度となっていて、小沢派の半分しか離党しない模様です。蓋を開けてみなければ判りませんが、輿石氏が粘った結果がこれであれば国民に対する裏切りであり、小沢派に対する失望感も広がることでしょう。

 残置諜者としてわざと党内に残しておくことも考えられますから、「残留=裏切り」と即断することはできませんが、与党の旨みを知って初心を忘れてしまう人がいても可笑しくありません。いずれにせよ、鵺的な動きをしてきた輿石氏の正体がこれで明らかとなりました。

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■★ 小沢一郎:闇将軍の落日 「JB-PRESS(英エコノミスト誌 2012年6月30日号)」より
  • もっと広く国民の支持を取り付けなければ、総選挙が小沢氏の命取りになるだろう。6月27日に共同通信が発表した世論調査では、小沢氏の新党結成に対し、回答者の8割が「期待しない」と答えている。約6割の回答者が、小沢氏の消費税増税法案に対する造反は「理解できない」としている。
 消費税がどれだけ不人気であっても、国民はそれ以上に小沢氏を好いていないのだ。




★ 小沢新党、増税より財政出動 重点政策、脱原発・TPP反対 「47ニュース〔共同通信〕(2012.7.10)」より / 魚拓
(※ 全文引用)
  • 小沢一郎元民主党代表が旗揚げする新党の重点政策が9日、判明した。消費税増税前に徹底した行財政改革を実施、財政出動による公共事業投資を積極的に進め5年以内のデフレ脱却を実現するのが柱だ。将来的な「原発ゼロ」も明記し、環太平洋連携協定(TPP)反対を打ち出す。11日の設立総会で公表する。

 重点政策は冒頭で「統治機構の大改革」を掲げ、官僚主導から政治主導への転換を訴えている。消費税増税を進める野田政権の経済政策を「デフレ政策を推進している」と批判。民間投資が進んでいないとして、国債発行による公共事業投資の必要性を強調している。







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最終更新:2012年07月10日 18:45