コートジボワール
■ 筆を擱く(2010.12.22) 「コートジボワール日誌」より 
 ・大使として見聞きすることを通じて、西アフリカの生活や風土をご紹介しようと、呑気に始めたブログでした。まさか、このような困難な事態を叙述するようになろうとは、思ってもいなかったのです。もちろん、このような事態だからこそ、日々の動きを追ってお伝えする必要性があることを十分に感じております。しかしその一方で、ここまで事態が進展すれば、公正に記事を書き続けることがもはや困難になりつつあります。また、大使としての職務に遺漏をきたしてはならないと、心に銘じています。そこで、このブログは、ここでひとまずお休みにさせていただくこととしました。コートジボワールでこれから起こる出来事は、私の手元に記録として残します。またいつか時を経て、お話しすることができるかと思います。

★ 20万人避難、26人死亡 コートジボワール混乱(2011.3.4) 「msn.産経ニュース」より
 ・同国では大統領選で敗退した後も職を辞さないバグボ氏と、「当選」したワタラ氏の両陣営が対立している。(共同)
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★ 米がバグボ氏の即時退陣要求 コートジボワール情勢(2011.3.5) 「msn.産経ニュース」より
 ・クリントン長官は、最大都市アビジャン郊外でバグボ氏派の治安部隊が、同氏の退陣を求める女性のデモ隊に発砲したことを強く非難。

☆ Wikipedia
 ・欧米諸国や国連は、ワタラ当選の選管発表を支持するとの声明を出している。

コートジボワール
■ コートジボワール  依然として続く緊張  サハラ以南での民主化は?(2011.3.1) 「孤帆の遠影碧空に尽き」より
 ・チュニジアとエジプトでの政権崩壊の鍵となったのが「ソーシャルネットワークによる動員」と「軍の中立的態度」だと指摘されているが、サハラ以南の各国の軍は権力者に擦り寄る傾向が強く、インターネットの普及率もマグレブ諸国に比べると圧倒的に低い。







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最終更新:2012年05月23日 21:37