■ 朝日新聞がまた捏造 ~ 吉田調書スクープは慰安婦報道の二番煎じ 「私的憂国の書(2014.6.11)」より
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 福島第一原発で、命を賭して原発事故の対応にあたった故・吉田昌郎氏の証言を纏めた「吉田調書」。朝日新聞がこれを暴露し、5月20日から、「福島第一原発(1F)の現場の人間の9割が所長命令に違反して撤退した」というセンセーショナルな大キャンペーンを張った。ところが、これは捏造だという。告発したのは門田隆将氏。吉田氏の生前、ジャーナリストとして唯一、直接、長時間にわたってインタビューを敢行し、著書「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」を出版した人物だ。
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 週刊ポストがこの門田氏の見解を取り上げ、「朝日新聞『吉田調書』スクープは従軍慰安婦虚報と同じだ」という記事を掲載した。ほぼ、門田氏のブログと同じ内容だが、朝日のスクープを“国家国民の尊厳や矜恃を毀損しかねない「虚報」”と断じ、その「虚報」によって、福島第一原発作業員を、南鮮セウォル号で逃げた船長・乗組員と同一視されていることを糾弾した。(Newポストセブン「朝日の吉田調書報道「なぜここまで日本人貶めるのか」と作家」


■ お粗末な朝日新聞「吉田調書」のキャンペーン記事 「夏炉冬扇の記(2014.5.31)」より
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「ああ、またか」。失礼ながら、それが正直な感想である。今週、私は取材先の台湾からやっと帰ってきた。私が日本を留守にしている間、朝日新聞が「吉田調書」なるものを“加工”し、「福島第一原発(1F)の現場の人間の9割が所長命令に違反して撤退した」という記事を掲げ、そのキャンペーンが今も続いている。
「ああ、またか」というのは、ほかでもない。ある「一定の目的」のために、事実を捻じ曲げて報道する、かの「従軍慰安婦報道」とまったく同じことがまたおこなわれている、という意味である。私は帰国後、当該の記事を目の当たりにして正直、溜息しか出てこないでいる。
故・吉田昌郎氏は、あの1号機から6号機までの6つの原子炉を預かる福島第一原発の所長だった。昼も夜もなく、免震重要棟の緊急時対策室の席に座り続け、東電本店とやりあい、現場への指示を出しつづけた。
東電本店のとんでもない命令を拒否して、部下を鼓舞(こぶ)して事故と闘った人物である。体力、知力、そして胆力を含め、あらゆる“人間力”を発揮して「日本を土壇場で救った一人」と言えるだろう。
昨年7月に癌で亡くなった吉田氏は、生前、政府事故調の長時間の聴取に応じていた。今回、朝日が報じたのは、28時間ほどの聴取に応じた、いわゆる「吉田調書」の中身だそうである。
私は吉田さんの生前、ジャーナリストとして唯一、直接、長時間にわたってインタビューをさせてもらっている。私がインタビューしたのは、吉田所長だけではない。
当時の菅直人首相や池田元久・原子力災害現地対策本部長(経産副大臣)をはじめとする政府サイドの人々、また研究者として事故対策にかかわった班目春樹・原子力安全委員会委員長、あるいは吉田さんの部下だった現場のプラントエンジニア、また協力企業の面々、さらには、地元記者や元町長に至るまで、100名近い人々にすべて「実名」で証言していただいた。
私がこだわったのは、吉田さんを含め、全員に「実名証言」してもらうことだった。そして、拙著『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』が誕生した。
私は、吉田氏に直接取材した人間として、さらには100名近い関係者から実名証言を得た人間として、朝日新聞が「所長命令に違反」して9割の人間が「撤退した」と書いているのは「誤報」である、ということを言わせていただきたい。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)



≪総文字数はおよそ50万字。A4判で四百数十ページに上る分量になる。吉田氏への聴き取りは13回中11回が福島第一原発から南へ20km離れたサッカー施設 J-VILLAGE JFAアカデミーのミーティングルームで、残る2回が吉田氏の仕事場である福島第一原発免震重要棟でおこなわれた。
 政府事故調は772人から計1479時間にわたって聴き取りをおこなった。吉田調書はその一環で作成された。対象1人当たりの平均聴取時間は2時間弱。吉田氏への聴取時間は28時間あまりで、あの瞬間、どう行動し、何を考えていたかまで聴き取った。畑村洋太郎・政府事故調委員長は、ほかに吉田氏の公式の調書がないことから「貴重な歴史的資料」と呼んだ。≫

その中で驚いたのが、吉田所長が非常用復水器の仕組みを理解しておらず、原子炉の冷却に失敗してメルトダウンしたというものだ。
≪3月11日、電源喪失時に原子炉を冷やす1号機の非常用復水器(IC)の仕組みをよく理解していなかったため、異変を伝える現場の指摘を受け止められず、誤った対応をしていたことが分かった。吉田氏は政府事故調査・検証委員会の聴取で「ここは私の反省点になる。思い込みがあった」と述べていた。1号機は冷却に失敗し、同日中にメルトダウン(炉心溶融)した。≫
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

■ 第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。東電は3年も事実を隠ぺいした 「株式日記と経済展望(2014.5.20)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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「株式日記」では民間の電力会社では原発を扱う事は無理であり、国家管理にする事を主張してきました。原発はいったん重大事故が起きたら核爆弾よりも大きな被害をもたらします。3,11以降は毎日のように原発災害の事について書いてきましたが、政府や東電がなかなか情報を公開せず、実態がつかめない。

事実を一番知っている吉田所長はすでに病気で亡くなり、ジャーナリストなども吉田所長にいろいろ取材はしたのでしょうが、9割の東電職員が吉田所長の命令を無視して逃げてしまった事は明らかにされなかった。経済産業省の原子力安全保安員は全員逃げてしまった事が明らかになっていましたが、担当者がこのように無責任では原発の運転は任せられない。

最終的には、自衛隊と消防庁の消防部隊員が決死的作業で放水して燃料プールに水を注いで最悪の事態は回避できた。原子炉そのものの安全対策はいろいろなされていても、核燃料保管プールが原子炉に隣接していることは非常に危険だ。プールから水が蒸発してしまえば核燃料は暴走を始めて爆発して大気中に放射能が大放出されてしまう。

現在福島第一原発では復旧作業が進められていますが、燃料プールの燃料棒の取り出しに苦労している。特に4号炉の燃料プールには大量の燃料棒があり、プールそのものが破損して水が無くなれば大変な事になる。これが軽水炉型の原発の欠陥であり燃料棒は使い終わってもプールで冷却し続けなければならない。さらに海岸沿いに作られるからミサイル攻撃にもさらられる危険がある。

「株式日記」では原発の再稼働を主張していますが、軽水炉型は逐次廃炉にして高温ガス炉やトリウム原発にしていくべきだと主張しています。高温ガス炉なら地下深くに作って事故が起きても水没させてしまえば核汚染は防げる。さらに東電の送配電の分離なども主張してきましたが、地域独占事業だから現在の電力供給にはいろいろと問題がある。

電力の供給は国家的な戦略問題だから、原発は国家機関が管理して安全対策には万全を尽くすべきだ。福島の原発災害は災害対策をケチったから起きた事であり、それなりの安全対策を施していた福島第二原発や女川原発は事故を免れた。本来はマグニチュード9の大地震と14メートルの津波に耐えたのだから福島第一原発が大事故になったのは安全対策に手抜きがあったからだ。


■ 福島第一原発セシウム濃度が一日で2倍に、去年のストロンチウムは10倍に 「逝きし世の面影(2014.2.15)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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東京電力は6日、福島第1原発の海側敷地にある観測用井戸で、昨年7月5日に採取した水から放射性物質ストロンチウム90を、1リットル当たり500万ベクレル検出したと発表した。
観測用井戸で出たストロンチウム90の値では、過去最高。
東電は当初、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレル検出されたと発表したが、昨年10月に計測器の不備が判明。今回検出したストロンチウム90の数値から推計すると「ベータ線全体で1000万ベクレル相当だった可能性がある」と修正した。
昨年10月より前に発表した数値の一部は信頼性が低いとして、今後、過去の水を再分析するという。
毎日新聞 2014年02月07日(共同)
ストロンチウム90 (Sr) 原子番号38(半減期は28.90年)は元素の周期表で同じアルカリ土類金属のカルシウム(Ca)に特性が似ているので骨に蓄積する。
東電が去年に発表していた放射性物質ストロンチウム90を500万ベクレルに変え、ストロンチウムを含む全ベータ線量を90万ベクレルから11倍以上の1000万ベクレルへと変えると言うが絶句する。
呆れ果てて開いた口がふさがらない。
東電から昨年10月までに発表されていたデータは真っ赤な嘘で、本当は10倍以上だったのである。
人間のくずの安倍晋三がオリンピック委員会総会で胸を張って『放射能は完全にコントロールされている』と言ったことは国際的な大嘘だったと発覚する。
日本ですが一日も早い2020年予定の東京オリンピックの返上以外に、汚名をそそぐ道は何処にも無いであろう。

■ 我々が福島の最悪を恐れるべき50の理由 「マスコミに載らない海外記事(2014.2.13)」より
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+ 記事
1. 広島と長崎で(1945)、アメリカ軍は、そこでのいかなる放射性降下物の存在も、あるいはそれが何らかの被害を与えうることも、当初は否定していた。意味あるデータが存在しないにもかかわらず、犠牲者達(アメリカ人戦争捕虜の集団を含め)や支持者達は、公式に“信用をおとされ”、軽蔑された。

2. 同様に、ノーベル賞受賞者のリーナス・ポーリングとアンドレイ・サハロフが大気中核実験による、世界中の膨大な死亡者数について正しくも警告した際、彼等は公式に軽蔑され、はねつけられた … 彼等が世論という裁判所で勝利するまで。

3. 核実験の間と後(1946-63)、南太平洋やアメリカ西部の風下の住民達は、何千人ものアメリカ人“被爆兵士”と同様、彼等が受けた放射線に誘発される健康問題は想像上のものだと言われた … 彼等には全く反論の余地がないことが確認されるまで。

4. イギリス人のアリス・スチュワート博士が(1956年) 妊婦に対するごくわずかなx線線量でさえ、小児白血病の率を倍増させうることを証明した際、彼女は30年間、潤沢な資金を得た、原子力とマスコミ既成権力による嫌がらせで攻撃され続けた。

5. しかし、スチュワート博士の所見は悲劇的なほど正確であると判明し、放射能に“安全線量”はなく … 妊婦は、x線検査を受けたり、同様な被曝を受けたりしてはならないという保健物理学の合意を確定するのに役立った。

6. 400基以上の商業原子炉が、その潜在的な健康と環境に対する影響を測定する意味あるデータ無しに、我々の生態圏に投入されたいるが、いかなる体系的な世界的データー・ベースも、設立も維持もされていない。

7. 商業原子炉用の“許容線量”標準は、広島から5年後に始まった不完全な原爆研究から生み出されたものであり、福島や他の原発では、業界の金を節約すべく、常に一層手ぬるいものにされてきた。

8. 原子爆弾/原子炉放射性降下物は、体内に入って長期的被害を及ぼすα線とβ線放射体を生み出すが、原子力産業の支持者達は、それを、さほど致命的でない外部γ線/x線線量、飛行機での旅行や、デンバーでの生活等と、不当に同一視することが多い。

9. 長期的な排出評価の蓄積を拒否することで、業界はスリーマイル・アイランド (スリーマイル・アイランド)、チェルノブイリ、福島等々の健康に対する影響を、組織的に隠蔽し、業界が自動的に“疑問視されたもの”と見なす個別の独自研究に、被害者達が頼ることを強いている。

10. 業界が何十年も容赦なく否定してきたにもかかわらず、時計盤数字のラジウム塗布、原爆製造、ウラン採鉱/精錬/濃縮、廃棄物管理や、他の放射能にまつわる作業において、非常に多くの健康被害を受けてきた。

11. アルバート・アインシュタインと共に働いていたアーネスト・スターングラス博士が、原子炉放出物が人々に害を与えていると警告すると、不思議なことに、彼の何千部もの低レベル放射能に関する論文(1971年)が主要倉庫から消えた。

12. 原子力委員会(AEC)の最高医務責任者、ジョン・ゴフマン博士は、原子炉の線量レベルを、90パーセント低下すべきだと強く主張して、AECから追放され、公的に攻撃された。産業の創設者という立場にもかかわらず。

13. マンハッタン・プロジェクトのメンバーで、LDLコレステロールの先駆的研究の貢献者である医師のゴフマンは、後に原子炉産業を“周到に準備された大量殺りく”の担い手と呼んだ

14. スリーマイル・アイランド(1979年)では、排気筒モニタや他の監視装置が故障し、どれだけの放射能が放出されたのか、どこへ行ったのか、あるいは、誰に、どのように影響を与えているのかを知るのが不可能になっている。

15. だが約2,400人のスリーマイル・アイランド風下被害者と家族は、放射能がどれだけだったのか、あるいは放射能がどこに行ったのかを言うことができなかったにもかかわらず、彼等に損傷を与えるのに“十分な放射能”は放出されていないと述べた連邦裁判所判事によって、集団訴訟陪審裁判を拒否された。

16. スリーマイル・アイランド・メルトダウンの際、業界の広告は、そのような線量が、不本意に放射線を浴びた母親に生まれた子供の白血病の率を倍増させうるという事実を無視して、放射性降下物を、風下にいた全員に対する一回の胸部x線と同一視していた。

17. スリーマイル・アイランド風下での広範な死亡と損傷は、何百もの事例報告と共に、スティーブン・ウイング博士、ジェーン・リーと、メリー・オズボーン、修道女のロザリー・バーテル、スターングラス博士、ジェイ・グールド、ジョー・マンガーノ他によって確認されている。

18. スリーマイル・アイランド風下の農場や野生動物への放射能被害は、バルチモア・ニューズ、アメリカ農務省、ペンシルバニア農業省によって確認されている。

19. スリーマイル・アイランドの所有者は、少なくともダウン症を持って生まれた子供がいる一件を含む、被害を受けた家族の箝口令と引き換えに、損害賠償として、こっそりと少なくとも1500万ドル支払った。

20. チェルノブイリの爆発は、膨大な放出物が、何百キロも離れたスウェーデンの原子炉上まで到来して初めて、世間一般に知れ渡った。つまり、スリーマイル・アイランドや福島と同様、一体どれだけ放出されたのか、あるいは一体どこに行ったのかは誰も正確には知らない。

21. 福島で継続している放射性降下物は、既に、スリーマイル・アイランドからのものを遥かに上回るチェルノブイリからのものを、遥かに上回っている。

22. チェルノブイリの爆発(1986年)から間もなく、ゴフマン博士は、その放射性降下物で、世界中で少なくとも400,000人が亡くなるだろうと予想した。

23. 2005年に、5,000以上の研究をまとめあげた三人のロシア人科学者は、チェルノブイリ事故は、世界中で既に約100万人を死亡させたと結論づけた。

24. 様々な政府、科学、人道団体によって確認された通り、ウクライナとベラルーシの風下で生まれた子供達は、いまだに突然変異や病気の膨大な被害をこうむっている。

25. 故意に低く見積もった主要なチェルノブイリによる推定死亡者数は、世界保健機関からのものであり、数値は、原子力産業を推進する為に作られた国際連合の組織である国際原子力機関に監督されている。

26. 何十億ドルもつぎ込まれたにもかかわらず、28年たっても原子炉業界は未だに、爆発したチェルノブイリ4号炉に対する最終的な石棺の設置に成功していない。

27. 福島の1-4炉が爆発した際、オバマ大統領は、我々全員に、どちらの主張にも証拠皆無にかかわらず、放射性降下物はアメリカに来ないし、誰も傷つけないと言った。

28. オバマ大統領がそうして以来、アメリカは、福島の放射性降下物を監視する統合システムも、その健康に対する影響を追跡する疫学的データー・ベースも設置していないが … 太平洋の海産物内の放射線レベル検査は中止した。

29. 福島の風下と、北米の子供達の甲状腺異常に関する初期の報告は、それが一体どれほどか知らないが“十分な放射”は放出されていないと語る原子力産業支持者連中によって再び否定された。

30. 福島に接近した米空母ロナルド・レーガン艦上にいた海軍軍人が報告した健康に対する衝撃的な影響は、放射線量は、それが一体何だったのか全くわからないまま、害を生じるには少なすぎると、業界と海軍により否定された。

31. 福島のメルトダウン時に、沖で吹雪の中にいた海軍軍人達は、熱い雲がレーガン艦上を通りすぎ、スリーマイル・アイランド風下の死の灰による被爆者や、原爆を広島に投下した空軍兵が語っているものに良く似た“金属的な味”がしたと報告している。

32. レーガン艦上の海軍軍人は、被害を生じるのに十分な福島の放射能に被曝していないと否定されているが、日本(韓国やグアム同様)、余りに放射能が高すぎるということで空母入港は拒否された(現在サンディエゴのドックに入っている)。

33. レーガン艦上の海軍軍人は、海軍を訴えるのは禁じられたが、全ての責任を拒否して、スリーマイル・アイランド、核爆弾工場、ウラン鉱山等の所有者達に加わった東京電力に対し、集団訴訟を起こした。

34. 福島でのオペレーション・トモダチ除染作戦でアメリカ軍が“学んだ教訓”報告は、“一般住民に不安を抱かせずに、航空機と要員の除染を行なうたとが新たな課題となった”と書いている

35. 報告は‘許可’の為の“本当の除染作業標準が設定されておらず”その為“軍関係者や地元住民への放射能汚染拡散の可能性”の危険を冒しているとして、除染を疑問視している。

36. それにもかかわらず、除染の際“放射性粒子を除去する上で、粘着テープと赤ちゃん用おしり拭きの利用は効果的だった”と報告している。

37. 東京電力は組織犯罪とぐるになって、“危険な”現場作業の為に、貧窮化したホームレスや高齢者を採用して、自身の除染活動を行っているが、彼らの作業品質や、彼等の被曝状況は今や国家秘密だ。

38. そのようなデータが国家秘密とされる前に行われた公式推計によると、福島では毎日少なくとも300トンの放射能を帯びた水が海に注がれ続けている。

39. 知りうる限りの福島外部に流れ出る放射能の量と組成も今や国家秘密であり、独自の測定や、大衆の憶測は、禁固10年以下の刑を課される可能性がある。

40. 同様に、カリフォルニア大学(バークレー校) 核工学のエリック・ノーマン教授によると、“アメリカには、大気、食べ物や水の放射能の体系的な検査はない”。

41. 大気や水に放出される多くの放射性同位元素は濃縮する傾向があり、福島の放射能の極めて有害な塊は、拡散する前に、今後何世紀にもわたって、海全体に移動する。例え拡散したとしても、無害にはなっていない可能性がある。

42. 益々汚染されつつある生物圏の中で、既存の毒素との相互作用が、あらゆる生物に対する損傷を幾何学級数的に促進する可能性が高い相乗効果を生みだす為、放射能の本当の世界に対する影響は一層測定が困難になっている。

43. ヒトデ、イワシ、鮭、アシカ、シャチや他の海の生き物に起きている惨状として報じられているものは、存在しておらず、設置されようともしていない過去の実験に関する信頼に足るデーター・ベースや観測無しに、必ずしも断定的に否定することはできない。

44. x線の“わずかな”線量が人間の胚細胞を傷つけるという事実が、致死的な放射性同位元素の生物圏へのいかなる不自然な導入も、どれほど“拡散したとて”現在我々には分からない形で、入り組んだ地球生態に影響を与えうることを警告している。

45. 既に福島から広がりつつある“わずかな”線量が、既に海にある他の汚染物質によって強化された致死的な影響力で、イワシから、ヒトデやアシカに到る生物の極めて小さい卵に、徐々に影響を与えるのだ。

46. 原子炉放射性降下物からの無数の同位元素が、様々な生態学的環境の中で、今後何世紀にもわたって、全く異なる生物学的影響を与えるだろうから、バナナや他の自然源との線量比較は、ばかげたており、誤解を招く恐れがある。

47. ”黙示録さながらのもの”であれ、あるいは他のものであれ、人間や生態系に対する全体的影響に対する現在の否認は、福島が現在、生物圏に放出している放射性同位元素の極めて長い半減期の説明責任を、長期間、負うことなどできない。

48. 福島の影響が何世紀も広がる中、どのような証拠が現れようと、原子力産業は決して、いかなる被害を起こしていることも認めず、決してその被害に対する弁償を支払わされることはないことだけは確実だ(後編を参照)。

49. 原子力海軍の父ハイマン・リッコーヴァーは、地球の必須な外皮内の放射線レベルを上げるのは、ある種の自殺だと警告し、できることなら自分が開発を支援した全ての原子炉を“沈め”たいと述べた。

50. “原子力の利用を振り返ると”“私には人類は自ら破滅しようとしているように思え、この恐ろしい力を我々が制御し、廃絶しようとすることが重要だと1982年に彼は語っていた。”

■ IAEA 「1mSv以上容認発言」により暴走するニッポン ~「世界標準は年20mSv」との暴論も~ 「暗黒夜考(2013.11.5)」より
(※ 前後略)
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そもそも論として、フクシマ原発事故以降、日本国内にて目安とされている「年間20ミリシーベルト」という被曝線量については、あくまで”緊急時”に原発作業員に対して適用される数値であり、原発作業従事者でも年に1・2週間程度に限定して適用されるべきレベルの数値である。

即ち、現在、フクシマ原発周辺にてあたかも”定常時”の数字であるかのように用いられている「年間20ミリシーベルト」という数字は、本来であれば”緊急時”の数字であり、いつの間にか数字の”すり替え”が行なわれてきたのである。

そして未曾有の大事故を引き起こしたチェルノブイリの例をみても、「年5ミリシーベルト」という数字は”強制移住レベル”の数字なのである。

今、フクシマにてチェルノブイリの”強制移住レベル”の数字での居住を許容する動きが現実に語られているのであるから、これは実に恐ろしい話である。


また、「除染」により放射性物質が取り除かれ、元の生活に戻れるなどという話は、フクシマ原発事故の甚大な影響を覆い隠し、安全をアピールせんがための”マヤカシ”以外の何ものでもないというのが”事の真相”である。

そんな状況下で、フクシマ原発周辺にて「震災復興」の名の下、「年間20ミリシーベルト」をICRPが示す避難基準の最も厳しい値と称して、避難住民を強制的に帰還・帰村させんという、トンでもない暴挙が推し進められているのである。

この事実は国家権力による”棄民行為”以外の何ものでもなく、日本は「人殺し国家」同然と断じて然るべき話であろう。


■ 核物理学者、福島原発事故は核の惨事ではないと断言! 「日本や世界や宇宙の動向(2013.11.5)」より
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核物理学者のケム博士は、福島原発の汚染水が漏れた件に関して、メディアが大げさに報道しているがそれらはデマであると言い切ってくれました。少しすっきりしました。
ただ、今回は汚染水問題だけしか取り上げてくれなかったのは残念です。
何しろ、欧米の放射脳ジャーナリストや科学者はそれだけでは一切承知しませんから。。。
青山繁晴さんもケム博士と同様のことを説明していましたが、福島第一に関する情報は全て人類を破壊するほどの危険な事態だと伝えるネットの報道の仕方は異常過ぎます。しかも常に同じ仲間のジャーナリストが報道しています。
いくらメディアの報道がデマであると主張しても、このような放射脳の左翼ジャーナリストや科学者(日本も欧米も)は一切聞き入れません。あくまでも福島の状況は非常に深刻で太平洋やアメリカ大陸まで汚染しており被害者や犠牲者が大量に出ていると主張します。(そんな異常な欧米の記事を信じて恐怖を煽っている方の一人が飛鳥昭雄氏ですが。。。)
(※ 中略)
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核物理学者でありNuclear AfricaのCEOであるケビン・ケム博士は、「福島原発事故は核の惨事ではない。この原発事故による生物圏(全ての生命への)の悪影響を取り上げ恐怖を煽っているメディアのインチキ報道がそのような事を言っているだけだ。」と主張しました。
ケム博士曰く:
「最初に、はっきりさせておきましょう。福島で核の惨事はありませんでした。福島原発事故後に放射能汚染で死亡した犠牲者数はゼロです。放射能汚染で負傷・病気になった被害者数もゼロです。放射能汚染で個人の財産が損失したケースもゼロです。福島では核の惨事はなかったのです。そこに存在したのは。。。大量の放射線物質が漏れたのではないかという主要メディアによるデマが人々に放射能におびえる精神錯乱を生じさせていたのです。
当時、主要メディア(欧米)は、福島原発では原子炉炉心でメルトダウンが起きていると発狂しました。そして緊急警告も発せられました。その通り、原子炉はメルトダウンしました。しかし、その後、何が起きましたか?何も起きていません。さらに、福島第一で起きた放射能汚染レベルは事故後に増えているわけではありません。
東電による最近の報告では、福島第一から、毎日、400トンの汚染水を太平洋に放出しているとのことです。しかし、これは何も心配する必要はありません。さらに多くの汚染水を太平洋に放出しても何ら問題はないのです。
率直に言って、科学的な見地から、最も良い方法は、放射能レベルの低い汚染水は全て海に放出することです。福島原発のタンクに溜められた汚染水に混入しているトリチウムは有害ではないからです。
タンク内の汚染水にはほんのちょっとの放射能があるトリチウムしか含まれていません。トリチウムは通常の水の中に含まれる分子の一種なのです。水の中の分子しか汚染水には含まれていません。トリチウムが大量に含まれた水でも放射能は微量です。しかも、トリチウムは世界中の海に含まれています。福島原発の敷地内に設置された1000基のタンクに含まれるトリチウムの量は海に含まれるトリチウムの量よりは多いですが、それでも量は非常に少ないため全く危険ではありません。
世界中のメディアが福島原発に対する批判記事を大々的に報道しているのですから、日本政府はこれ以上の批判を恐れて、汚染水を海に放出できるわけがありません。」
ケム博士は他の汚染物質が海や大気に放出されたことについては話していません。


■ 【注目記事】 『福島第一原発作業員 緊急座談会「汚染水処理の現場はヤクザとど素人だけになった」』 「暗黒夜考(2013.10.24)」より
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フクシマ原発において、現状、とても割に合わない報酬しか得られないために「熟練工」の面々が姿を消し、原発プラントが何たるかすら理解していないような”ド素人”ばかりが、日々、作業に当たっているという実態については、先日のエントリー「作業員不足により益々深刻化するフクシマ原発 ~事故収束・廃炉の見通しは限りなくゼロ~」にて指摘したとおりである。

それもこれも、これだけ未曾有の事故を引き起こしておきながら尚、原発利権ムラ連中が”旧態依然”のままに何ら反省することなくその”利権”を温存し、”お仲間”であるヤクザによる搾取の構造も何ら改善されることなく維持されたままである。

今回以下に取り上げた福1作業員4名による座談会記事より、福1にて作業にあたる現場の実態が実にリアルに伝わってくるであろう。

この福1の現状をみれば、一般的に組織運営に必要と言われる「ヒト、モノ、カネ」の3要素のいずれもが欠落していることは自明であり、これでは現場がうまく回るはずがないことは言わずもがなであろう。

特に同記事後半部分にて「(作業員として来ている)ヤクザもじきに逃げ出す」との作業員の言葉より、今後のフクシマ原発の収束が限りなく困難であると強く感じる次第である。

以前のエントリーにて繰り返しコメントしてきたとおり、来月からはいよいよ福1収束のための”最重要事項”と言ってよい4号機燃料プールに残置されたままの1500体以上の使用済み核燃料の取り出し作業がはじまるが、福1の現状をみるにつけ、「絶対にミスが許されない同作業がとてもうまくいくようには思えない」というのが率直な思いである。

4号機に〝不測の事態〟が起きれば、日本の未来など完全に閉ざされてしまうのであり、「日本は終わり」なのにである。

そんな重大事を抱えながら、原発問題と言えば「汚染水問題」に問題が”矮小化”され、政府・官僚・電力各社は「原発再稼働」に躍起になっているのであるから「お話にならない」とはこのことであろう。

実に馬鹿馬鹿しい限りである。

(※ 後略、詳細はブログ記事で)


■ 「福島第一よりチェルノブイリの方が良かった」泉田新潟県知事(資料) 「逝きし世の面影(2013.9.28)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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A 知 事
 後手後手というかその場しのぎというか、この間の海に汚染水が流れ出ている問題もそうなのですが、問題点は前から指摘されていたわけです。
それが実施できなかったのはなぜなのかと言うと、菅元総理がインタビューに答えているとおりで、経営上1,000億の投資は負担になるのでやらないということだったわけです。地下水が流れてくるということがわかっていながら地下水遮蔽対策を怠ったということですが、その原因が東電の経営問題にあるということです。
 先ほどの質問と一緒で、経営を優先して安全をないがしろにした結果がタンクの暫定設置や本来必要な汚染水対策の先送りということに繋がっていて、根は一緒なのではないでしょうか。
 チェルノブイリのときはもっとよい対応をしています。
 私は当時、旧共産圏のソ連という国は国民に情報を伝えないし、放射能が拡散しているのにも関わらず国際機関にも通知しないということで、何と情報閉鎖的で国民のことを考えないひどい国なのだろうかと思っていましたが、地下水汚染を防ぐために必死に努力していたのです。
 国中から炭坑夫を集めて、溶け落ちた燃料が地下水に接触しないように先回りして穴を掘って塞いでしまうという対応まで行っているわけです。地下水対策をきちんとやらないと河川に流れ出てそのあと海に行ってしまいます。
それは国際的に大問題になるので何としても防がないければいけないということで、国家が総力をあげて対処したわけです
 国民に対しては、放射線管理区域は年間約5ミリシーベルトということになりますが、それを超えるところと世界標準の年間1ミリシーベルトから5ミリシーベルトの間については移住権を与え、選択肢を与えています。
 事後的に基準を緩めて放射線管理区域に人が住み続けるなどということはしないで、まじめに対応したということですから、日本と違ってかなり立派なのではないでしょうか

■ 東電福島原発の真相 「「ジャーナリスト同盟」通信(2013.9.22)」より
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 3・11から2・5年以上も経過した。この史上最大・最悪の事件捜査をしなかった政府・検察庁の責任は、永久に問われ続けるだろう。真相は地震による原発崩壊、まぎれもない人災であることも判明したというのに、地元住民の刑事告訴に東京地検は不起訴という暴挙で応じた。東京五輪決定に合わせた政治的反映である。安倍内閣の意向を反映した捜査当局だったのである。このことは検察不祥事に新たな1ページを重ねた。今後とも責任を問われ続けるだろう。最高裁事務総局にコントロールされている検察審査会が、次なる国民監視の対象となる。本日、放射能問題の専門家が伝言してきた。そっくり紹介したい。「東電が地震による崩壊を認めた」ことが記事になった、というのだ。不起訴を待って新聞にこっそり載せたものか。政府・東電・新聞はグルなのであることを、改めて裏付けている。
(※ 以下詳細はブログ記事で。赤字はmnosepia)

安倍晋三
■ 国際公約のペナルティー「罰ゲーム」の原発視察 「逝きし世の面影(2013.9.23)」より
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『名札の漢字も間違えられ…(東京電力提供)』との注釈付きの赤ヘルの安倍晋三総理の映像。
ガックリと肩を落として放射能汚染水が垂れ流される港湾を呆然と眺めている風にも見えるから不思議である。
山頭火の『うしろすがたのしぐれてゆくか』では無いが、アベノミクスや消費税増税、集団自衛権に浮かれ騒ぐ安倍首相の後姿が、何故かやつれて小さく見える。
(※ 以下副題のみ記載)
『安倍視察は逆効果 「防護服フル装備」に世界はショック』
『意味不明の冷温停止中の5、6号機の廃炉』
『福島第一原発の置かれている過酷な現状』
『部下の口から出まかせの嘘八百を信じる安倍晋三の無残』
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『裸の王さまと二人三脚の哀れなマスコミ。マスコミを信じるしかない、もっと哀れな一般国民』
現実の福島第一原発は事故以来2年半もメルトダウンした原子炉に流入して放射能に汚染した地下水が海に垂れ流されていた。
ところが9月8日のIOC総会で安倍総理は『0・3平方キロ内でコントロール』の仰天発言を行ったからマスコミが大混乱に陥った。
この時、日本国内のマスメディアは安倍晋三の嘘発言に迎合して、恥ずかしげも無く、ハの字防波堤出入り口にシルトフェンス(水中カーテン)があると虚偽の報道を繰り返していたのである。
現実にオイルフェンスに似た水中カーテン(シルトフェンス)があるのは原発の護岸壁であり、安倍首相の大法螺の0・3平方キロの数十分の1の小さな面積。
テレビなど日本のマスコミ報道の全部が真っ赤な嘘だったのであるから驚き呆れる。
我が日本国では裸の王さま安倍晋三の一目で分かる勘違いを、誰一人も諌めるものが無いとは絶句。
今の日本ですが、もう完全に終わっています。
21世紀の現実世界ではなくて、19世紀のアンデルセン童話の『はだかの王様』の虚構の世界に日本人全部が迷い込んで抜け出せない。
現実世界と架空世界の区別が無くなっているのですが、まさに悪夢ですね。
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『IAEAで「東電には資金もアイデアも無い」が「責任は東京電力にある」と断言』
『日本政府によるケツマクリ』
『海外メディアを解禁する一方で福島県の地元メディアを排除』
『名前の誤字問題で自民党が大騒ぎ』


■ 【暴露】原発元作業員が実名で証言!警報が鳴っているのに線量計を外して、バケツリレーで汚泥を除去! 「真実を探すブログ(2013.9.23)」より
(※ 前後略)
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 石澤さんは福島県双葉町出身。20歳から9年前まで、福島第1原発を中心に各地の原発で働いた。個人事業主の立場で元請け企業と請負契約をし、主に現場の線量をチェックする放射線管理員を務めた。
 石澤さんによると、同原発1号機のプラント改良工事に従事した93年ごろ、圧力抑制室にたまった汚泥の除去作業で線量を測定しかけたところ、累積線量を測る個人線量計の警報が鳴り出した。しかし、元請けの現場監督から工期が遅れるとして続行を指示され、被ばく隠しのため線量計は外した。毎時30シーベルトまで測れる放射線測定器の針が振り切れ、防護服を着ても作業できないレベルだったが、同僚約50人とバケツリレーで汚泥を除去した。
 今も所持する放射線管理手帳に記された累積被ばく線量は95・15ミリシーベルト。法令上の被ばく線量限度内だが、しばしば線量計を外して作業していたため「実際はその5倍か10倍か分からない」。

■ 終わりのない福島大惨事: 何世代もの健康が危機にさらされている 「マスコミに載らない海外記事(2013.9.21)」より
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ヘレン・カルディコット医師は、核や環境の危機を是正するため最もはっきり物を言う、市民運動の熱心な擁護者の一人だ。
Russia Today  公開時刻: 2013年9月13日 09:33

福島周辺における放射性元素の生物濃縮は、今後何世代もの日本人に打撃を与え、太平洋も漏出する放射能を含んだ水で汚染され続けよう。しかし依然として、日本政府による良い解決策は存在していない。

2011年3月11日に、津波が福島の原子炉施設に大変な勢いで進入する映像を見て、世界は変わってしまったのを実感した。巨大な水の波の中に溺れても、破滅的結末をもたらさずに耐える原子炉など存在しない。
(※ 長文後略、詳細はブログ記事で)

■ 【必読記事】”想定外の津波”襲来前に、地震動によりぶっ壊れていた福島第1原発 ~元作業員の「遺言」~ 「暗黒夜考(2013.9.15)」より
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◆福島第一元作業員の「遺言」詳報 東電、信用できない
 2013/9/13 16:13 神戸新聞

福島第一原発事故が起きたとき、1号機内部にいて、今年8月にがんで亡くなった元作業員の木下聡さん(65)の証言は次の通り。
+ 続き
‐事故当時の様子は

あの日は午後から、1号機で定期検査のための足場を組む作業をしていた。1階には私と同僚の2人。4階に元請けと協力会社の4、5人がいた。

最初の揺れはそれほどでもなかった。だが2回目はすごかった。床にはいつくばった。

配管は昔のアンカーボルトを使っているから、揺すられると隙間ができる。ああ、危ないと思ったら案の定、無数の配管やケーブルのトレーが天井からばさばさ落ちてきた。落ちてくるなんてもんじゃない。当たらなかったのが不思議。

4階にいた人たちは水が大量にゴーと襲ってきたと言っていた。それが使用済み燃料プールからなのか、非常用復水器が壊れたからなのか、そのときは分からなかった。

皆で集合して、1号機から脱出した。地震が起きてどれぐらいだったかな。必死だったからはっきりしないけど、10分ぐらいじゃないかな。

途中の様子も恐ろしかった。タンクはぼこぼこ倒れてるし、潮が引いていて、これは津波が来ると思った。沖のテトラポットがむきだしになっていた。敷地内にある元請けの事務所に戻り、装備品を返して、まとまった班から解散になった。

正門を出た。いつもなら浜側の道を通るが、陥没していたから、山側の道を行った。あのまま浜の道を通っていたら、津波にやられとった。
東電は「全電源喪失と地震の揺れは無関係」と言っているが、そんなのあり得ない。謙虚に検証する姿勢がないと、安全神話が復活する。

そもそも、運転開始から40年になる1号機の老朽化はすごかった。重要器具は定期検査で交換するが、周辺の装置はそのままだ。追加、追加でどんどん配管を増やし、耐火構造にするために防火剤を塗りつけるから、重量は半端じゃなかった。設計基準を大幅に超えていたはずだ。

建屋のコンクリートも相当劣化していた。インパクトドライバーを当てると分かる。ずぶずぶと刺さって、粉は真っ白。鉄筋をモルタルで塗り固めるときもクレーンで流し込むだけ。本来はバイブレーターを使うが、竹の棒で突っつくだけ。施工はひどいものだった。だから水素爆発で粉々に吹き飛んだ。

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■ 福島は地震による崩壊 「「ジャーナリスト同盟」通信>本澤二郎の「日本の風景」(1408)」より
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<津波の前にメルトダウン>
 政府・東電は責任を回避するために「想定出来なかった大津波による」という不可抗力論で逃げようとしている。そのために事実に蓋をしている。こんな嘘が通用するわけがない。
 原発の建造物は鹿島だ。ゼネコンは知っているだろう。鹿島は中曽根人脈で知られる。中曽根もナベツネも、決して原発ゼロを口にしない。恐ろしい人間である。
 津波の前に原子炉はメルトダウン、燃料棒は溶けて地中深くスルーしている。だからまだ誰も見てはいない。

<まだ秘匿する東電>
 事実を隠している東電が、470億円の血税で汚染水を解決する?信じられようか。嘘と隠ぺいの東電と政府を信じろ、と言う方がおかしい。まず何よりも事実を公開する義務がある。
 いい加減すぎるため、隣国から「水産物輸入禁止」されるのである。世界に情報開示すべきだ。東電は日本人と人類を裏切っている。安倍内閣はその共犯者である。

<9・19の安倍視察で危険を裏付ける>
 ブエノスアイレスの波紋の大きさに驚いた安倍は、自ら現地入りすることに追い込まれてしまった。世界は彼の防護服に注目した。宇宙服のような完全防備の服装に目を見張った。
 彼は外国のテレビも同行させた。彼らは、放射能に汚染された大気・海水・大地の恐怖に、改めて怯えたようだ。「安全な東京」宣伝とは裏腹だった。海外の放射能専門家は「東京は危険。離れろ」と警鐘を鳴らし続けている。
 東京の子供たちの多くは、水道水を飲み水にしていない。安倍視察は、危険な東京を印象付けてしまった。「嘘をついて五輪を開催する価値があるだろうか」と人々は感じ始めている。
 「建造物を作り、利権あさりをしても、物理的に開催は無理だ」との正論が飛び出してきている。東北復興が先ではないか。イスタンブールかマドリードに譲ってみてはどうか。本気でそう思う。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)

福島第一原発
■ 真夏の怪談、福島第一原発汚染地下水とか、みのもんた次男窃盗未遂事件とか 「逝きし世の面影(2013.9.16)」より
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『もともと地下水で沼状態だった福島第一原発原子炉建屋の地下』

 福島第一原発の敷地ですが、元々は海抜30メートル以上の崖になっていた。
ところが、原子炉冷却用の海水汲み上げの経費削減目的で海抜10メートルまで掘り下げたもの。
この為に、阿武隈山系からの豊富な地下水が原子炉建屋敷地に大量に流れ込むようになっていた。
 『「あとは野となれ山となれ」高濃度放射能汚染水の海洋投棄』2013年09月07日(放射能と情報操作)の図にある、原子炉建屋側の12本の汲み上げ井戸(サブドレーン)ですが、原発事故後に掘ったものではなくて事故以前から存在していた。
サブドレーンは大量の地下水で建屋建物に働く浮力を防止する目的で東京電力が掘ったもので、2年半前の3月11日の原発事故までは1日850トンもの地下水と汲み上げていたと元電力中央研究所主任研究員の本島勳が9月16日の赤旗で証言しています。

 『地下水バイパス計画の真っ赤な嘘』

 東電とかマスコミの言う『地下水バイパス計画』ですが、目新しいものではなくて、何と原発事故が起きる2年半前までは地下水バイパスが実際に稼動していたのである。
 今は原発事故で汲み上げていないが、これまでの地下水バイパスのマスコミ報道はほとんど詐欺ですよ。
 今まで東電は原発敷地内に1日あたり1000トンの地下水が流入しているとは発表していた。
ところが、『原発事故以前は1日850トン汲み上げていた』との大事な情報は、今までマスコミでは一回も取り上げられていない。
それなら東電が少し前から海側だけに作り出した水ガラスによる遮水壁(スクリーン)が、意味不明なのです。
 多分海への汚染水流出を止めたかったのでしょうが、海側を止めれば水位上昇は当然なのです。
いまのマスコミには発表されていないが、何か解決不能な大きな不都合が、福島第一原発の事故現場で起きているのでしょう。

 『電力中央研究所とかO.Pの意味』

 電力中央研究所は1951年(昭和26年)に設立された公益法人(現在は財団法人)でエネルギーや環境などに関わる研究開発を行ってるシンクタンク。
 運営資金は東電など各電力会社の出資だが、東北電力の女川原発の敷地高は15メートル以上必要との提言を行いメルトダウンを辛うじて防いだ実績もある。
 東京電力提供の図上のOPとは小名浜港工事基準面(Onahama.Pile.)の意味で、東京湾平均海面(T.P.)より72・7センチ(0.727m)低い。
ただし、福島第一原発付近は3.11東日本大震災で平均70cmの地盤沈下が起きている。(T.P.+0.727m+0.7m)
また福島第一原発付近の平均海面水位は、小名浜港(福島県 いわき市)の水位(O.P.)ではなく82・8センチ高い(O.P.+0.828m)。
 東京電力や原子力規制庁は原発建屋の地下水の水位がO.P.2~2.5mと発表している。
 8月8日付け東京新聞報道では地下水位は海抜4メートル、建屋内の水位が海抜3メートル。
 1メートルの水位差があるので現在は大量の地下水が建屋地下に流れ込んでいることがマスコミ各社によって報道されている。

(※ 以下の記事は「みのもんた」、「マスコミ」関連記事。よって略。)

■ 大型台風接近で福島原発液状化の危機 「陽光堂主人の読書日記(2013.9.15)」より
(※ 前略)
/
 福島第1原発は現在、液状化の危機に直面していますが、こうした懸念は建設当時からあったそうです。ジャーナリストの横田一氏は、次のように述べています。(」2013年9月13日付「日刊ゲンダイ」)

「福島原発が立地するのは、海水から水をくみやすいように、断崖絶壁の土地の崖を切り落とし、低くした地盤です。工事の際、地中の浸透層まで掘ってしまったため地下水がどんどん出てきてしまう。沼地のような状況で、原発を建てるときにも、この問題が指摘されていたのです」

 取水を優先した欠陥工事だったわけです。元々沼地のような所が放射性物質で汚染されたら、当然収拾がつかなくなります。汚染水問題は、起こるべくして起きたと言えましょう

 台風の影響で地下水の流入が増え、液状化が進んだら、原子炉建屋が水没してしまうかも知れません。そうなったらお手上げで、汚染水は無際限に垂れ流されます。その暁には、背信・背徳の国として世界から糾弾されることになります

 「状況はコントロールされている」「汚染水は港湾内で完全にブロックされている」と世界に向かって嘘をついた安倍は、信じられないことに今週末も別荘近くでゴルフに興じています。無責任極まりない人物で完全に狂っており、国の威信に関わりますから、一刻も早く辞めてもらわねばなりません。

2020年東京オリンピック
■ mOBSCENE 「独りファシズム(2013.9.11)」より
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我々は恥知らずの世代だ。

崩壊した原子炉三基から膨大な核が放出されているのだが、行政は周辺住民を抑留しつつオリンピック招致に浮かれているのであり、世界はこの国の狂気を慄然と凝視している。

会場の予定地では放放射線管理区域なみの汚染が認められていたとおり、そのような危険地域にアスリートを招聘しようという破綻ぶりであり、それはつまり「国家の譫妄」(せんもう:幻覚が見えるなど錯乱した状態)なのだ。行為は政治暴力を隠蔽し、むしろ正当化するプロパガンダであり、心理的源泉はナチス・ドイツ主催のベルリン・オリンピックと同質である。

スタジアムやインフラ整備には莫大な国家予算が投じられ、ゼネコンから国政議員へ3%前後の仲介手数料が付与されることは公然であり、つまり彼らは我々の生命財産や国家の存続よりも、目先のインセンティブを優先するわけだ。そのカネがあれば、いったいどれだけの未青年者が被曝地から避難できるのだろう?
(※ 以下略、詳細はブログ本文で)


ーーーーーーーーーー
☆ マリリン・マンソン様LOVE❤ マンソン様のmOBSCENE(モブシーン)の和訳お願いします☠ 「Yahoo!知恵袋(2011.5.7)」より
/
+ 和訳
manson_13_twiggy_mayaさん

mOBSCENE

"Ladies and Gentlemen"
「紳士淑女の皆さん」

We are the thing of shapes to come
俺達は来るべき形態をした生き物
Your freedom's not free and dumb
おまえの自由は縛り付けられて声も出せずにいる
This Depression is Great
この抑鬱状態は素晴らしい
The Deformation Age, they know my name
歪んだ時代 皆が俺の名前を知ってる
Waltzing to scum and base and
カスや俗物にスイスイ近づきながら
Married to the pain
苦痛と結婚したのさ

Bang we want it
バーン 俺達はそれを求めてる
Bang we want it
バーン 俺達はそれを求めてる
Bang bang bang bang bang
バーン、バーン、、、

You came to see the mobscene
群集場面を見に来たお前
I know it isn't your scene
そうさ おまえの出る幕じゃないよな
It's better than a sex scene and it's
セックスシーンよりはマシだけど
So fucking obscene, obscene yeah.
あまりにもワイセツだ ワイセツなんだよ

You want commitment?
約束が欲しいのかい?
Put on your best suit, get your arms around me
とっておきのスーツを着て 俺の体に腕を回しなよ
Now we're going down down down
そして一緒にどんどんどんどん堕落していくんだ
You want commitment?
約束が欲しいのかい?
Put on your best suit, get your arms around me
とっておきのスーツを着て 俺の体に腕を回しなよ
Now we're going down down down
そして一緒にどんどんどんどん堕落していくんだ

[GIRLS (in the spirit of Oscar Wilde):]
女の子達(オスカーワイルドを気取って)
Be obscene, be be obscene
ワイセツにおなりよ ワイセツに
Be obscene, baby, and not heard.
ワイセツにおなりよ ベイビー 話は聞いてやらないけど

The day that love opened our eyes
愛が俺たちの目を開いた日
We watched the world end
俺たちは世界の終焉を目の当たりにした
We have "high" places but we have no friends
俺たちには「孤高」の場所があったけど 友達はいなかった
They told us sin's not good but we know it's great
いけないと言われたって 罪悪の素晴らしさはわかってるんだ
War-time full-frontal drugs, sex-tank armor plate
戦時下の完璧なドラッグ セックス戦車 装甲板

Bang we want it
バーン 俺達はそれを求めてる
Bang we want it
バーン 俺達はそれを求めてる
Bang bang bang bang bang
バーン、バーン、、、

You came to see the mobscene
群集場面を見に来たお前
I know it isn't your scene
そうさ おまえの出る幕じゃないよな
It's better than a sex scene and it's
セックスシーンよりはマシだけど
So fucking obscene, obscene yeah.
あまりにもワイセツだ ワイセツなんだよ

You want commitment?
約束が欲しいのかい?
Put on your best suit, get your arms around me
とっておきのスーツを着て 俺の体に腕を回しなよ
Now we're going down down down
そして一緒にどんどんどんどん堕落していくんだ
You want commitment?
約束が欲しいのかい?
Put on your best suit, get your arms around me
とっておきのスーツを着て 俺の体に腕を回しなよ
Now we're going down down down


アメリカ】 / 【西欧】 / 【G20】 / 【福島原発事故
■ 王座から追われた欧米 「マスコミに載らない海外記事(2013.9.8)」より
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Paul Craig Roberts  2013年9月7日

“過去300年間の進化的発達のヨーロッパ諸国の競争は、全てこの四つの言葉に帰結する。利己性、虐殺、無恥、そして堕落”
厳復

“欧米文明”のふりをしていた悪魔に、欧米以外の世界が追いつくのに、わずか300年しかかからなかったと言うべきか、あるいは、胸を張って当然のことを言う新たな諸大国の登場が必要だったというべきか。アメリカの悪に対する責任を疑う方々は、オリバー・ストーンとピーター・カズニックによる『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』をお読み頂きたい。

ネオコンが主張した“新しいアメリカの世紀”は、9月6日、ロシアでのG20会議で突然、終焉した。世界の大半の人々の指導者達が、彼を信じていないこと、そしてもし国連の承認無しにアメリカ政府がシリア攻撃をすれば国際法違反であるとオバマに語ったのだ。

プーチンは、集まった世界の指導者達に、化学兵器攻撃は“そもそもの始まりから彼等を支援している国々による、外部からの支援を期待した、武装反抗勢力による挑発だ”と述べた。言い換えれば、イスラエル、サウジアラビアとアメリカ政府は、悪の枢軸だ。

中国、インド、南アフリカ、ブラジル、インドネシアと、アルゼンチンが、国連安全保障理事会の承認無しで軍事侵略を行う指導者は、自らを“違法”とすることを支持し、プーチン側についた。

言い換えれば、あなたが世界を無視すれば、オバマよ、あなたは戦犯だ。

世界中が、イスラエル・ロビーがオバマに戦犯役を押しつけることができるかどうかを見つめている、多くは、イスラエルが、いかなる原則も持たない、取るに足らない人物の弱いアメリカ大統領に、勝つだろうと確信している。従順で意見なしで大勢に従うアメリカ国民が登場する数十年前、“イスラエルに立ち向かえるアメリカ大統領はいない”と公開の場で明言したアメリカ最高位の将校、最後のタフなアメリカ人の一人、海軍作戦部長、統合参謀本部議長のトーマス・モーラー海軍大将ですら、イスラエルによるアメリカ情報収集艦リバティー号攻撃についての公正な捜査はできなかった。

イスラエルに立ち向かうことができるアメリカ大統領を我々はまだ見たことがない。あるいは、それを言うのであれば、立ち向かえる議会。あるいはマスコミも。

オバマ政権は、傀儡諸国に、シリアを非難する共同宣言への署名を強いて、G20サミットでの壊滅的敗北に反撃しようとした。ところが、傀儡諸国は、軍事行動には反対で、国連報告を待つと述べ、その立場の適格さを表した。
(※ 中略)
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取るに足りない人間オバマは、日本と大韓民国という、いかなる外交上の影響力も、いかなる力も全く持たない二ヶ国の支持も主張している困っている日本は、解決策の無い福島原発事故によって、崩壊の瀬戸際にある。東京や周辺地域が依存していると思われる帯水層の中に、漏れだした放射能が広がるにつれ、日本は、4000万人の移住が必要になる可能性に直面している
(※ 後略)


2020年東京オリンピック招致
■ オリンピックなんて来なくていいよ。どうせ汚染は30年以上続く。 「二階堂ドットコム(2013.9.4)」より
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<Kさんより>福島第一の汚染水問題で、また、東電がバカやって、このバカ対策が世界に配信され、日本最低の評価に一役かっています。

地下水の水位を制御したいのであれば、山側に1,2か所遮水壁を仮設で設け、その効果を確認しながら、やはり山側に遮水壁を設置するのが、設計という仕事に携わったことのある人間なら、当然の判断だと思うのですが、いきなり最初から海側に遮水壁を設けています。
+ 続き
しかも、一日1000トン山側から流入し、300トンが海に流出していることは、設計に入る前の、企画立案段階で前提条件として東電の設計者には分かっていた訳ですから、設計どうりに工事をすれば、将来遮水壁周辺が高濃度汚染水で立ち入り禁止になることは予測できたのではと思います。

淀川長治流に「怖いですねえ、怖いですねえ、避難しましょうね」と自作自演の撤退準備のつもりなのでしょうか?

更に、タンク底のゴムパッキンからも高濃度汚染水を漏洩させ、これでもか、これでもか、と、放射能ゴッコをやっています。
こうした一連の流れを眺めると、東電に汚染水対策や廃炉対策をする能力も、やる気もまったく無さそうなことは、はっきりわかりますが、逆に、こうした対策を立て、ドジを演じている利点、メリットは何なんだろうと考えたとき、ふと、以下のシナリオが浮かびました。

1)短期的メリット:日本の原子力技術の評価を落とし、日本国の評価を落とす。同時に、日本人に、日本には、原子力技術が無いと錯覚させ、刷り込ませる。

2)長期的メリット:どこかのチンピラ政治家がのこのこ出てきて、「福一を原子力技術ごと外国に売って、外人さんに処理してもらおう」という運動の地ならしとなる。

通常では考えられないドジな設計をして、原発周辺を汚染水で満たし、タンクからも堂々と汚染水を漏らすなど、東電の福一対策部隊は、外国の工作員さんで一杯なのではないか?国は、東電の最大の株主なんだから、さっさと福一を国有化して、福一対策部隊は、防衛省当たりで担当していただかないと、本当に、取り返しのつかない事態になるのでは?と恐れます。

外人になんか任せたら、最悪、金を取られるだけで、対策はなにもせず、逆に、放射性物質を撒き散らされてもチェックできない、そんな日本になっても、いいのでしょうか?


(コメント)みんな人任せですから。アメリカ映画のようなヒーローっていなくて横並びで「遅れず休まず仕事せず」「不作為は怠けではない」「出る杭は打たれる」とばかりに無能なのが日本の今の現状です。


第二次安倍政権
■ 安倍晋三総書記と自由民主主義人民共和国 「ネットゲリラ(2013.9.3)」より
/
汚染水は、もう、どうにもなりません。完全には除去しきれない成分があって、溜まる一方。福島第一原発は、巨大な地下水流の上に建てられた建物なので、ますます始末が悪い。最終的には海に汚染水を垂れ流すしかないんだが、海外から物凄い非難を浴びる。まぁ、見てろ、オリンピックが決まったら発表するからw それよりおいら、東京が心配なんだが、明らかに放射線量が高い地域があるようなので、子供を産んで育てようという人は、家族だけでも箱根の西に逃したほうがいいよ。亭主は放射能覚悟で新幹線通勤w


大災害に際して、菅首相の言動に非難の声が大きいが、私は、よくやったと思う。当時の東電・自治体・報道関係者及び原発周辺の住民など、全体に認識が甘かったと思う。
たとえば、周辺には今後100年は住めないだろうとの菅発言(事故直後)が非難されたが、これは非難されるべき発言ではない。それほど放射能被害が大変なものだという認識が自治体(含む、住民)、報道関係者等に欠けていたのである。
せまい国土の日本に原発は全く危ない代物であり、それを正しく認識して対処にあたった菅直人は、首相として、賞賛に値する。


(※ 以下略、ブログ記事で。)


■ 汚染水垂れ流しで、この国はいずれ国際管理下に置かれる 「陽光堂主人の読書日記(2013.8.23)」より
/
 政府や東電が気にしているのは海外の動向で、国民など端から無視しています。この「海外の動向」というのは「欧米」のことですが、最も懸念しているのは近隣諸国です。

 中国外務省は、福島の現状に「ショックを受けている」とコメントしていますし、韓国も遂に「状況を正確に報告しろ」と言い出しました。日本の海産物に対する懸念はもちろん、海が汚染されるわけですから当然の対応です。

 安倍政権は中韓を敵視していますから、完全無視を決め込むでしょうが、米国が介入してきたらお手上げで、東電の整理を断行し、政府の責任も認めざるを得ません。そうなったらもう政権は持たないでしょう。国民にとっては、その方がいいのではないかと思います。情けない話ですが、現政権では何ともなりません。
(※ 記事前中後略、詳細はブログで)
/
 事態を収束させる見通しは全く立っておらず、こうなったら世界中の国々や機関に呼びかけて知恵を借りるしかありません。このまま無責任に事態を放置すれば、「人類の生存が脅かされる」という名目で、この国は国際管理下に置かれるかも知れません。

 どの道、今の自公政権では碌な結末にしか至りませんから、主権を失うことになっても、その方がよいのかも知れません。それが嫌なら直ぐ様行動を起こし、信頼を回復する必要があります。(主権など、この国にはこれまでも存在しなかったのですが…)

 「深刻な福島第一原発事故を再優先に取り組む」という大義名分を押し立てれば、国内外の懸案事項も凍結可能ですが、今の政府には実行不可能で、到底期待できません。外国の介入に頼らざるを得ず、亡国同然の有り様です。

■ 「高濃度汚染水ダダ漏れ劇」により阿鼻叫喚の巷と化すフクシマ ~日本に待ち受ける暗黒の未来~ 「暗黒夜考(2013.8.23)」より
/
フクシマ原発の汚染水漏れ問題については、ここ数日、さすがにフクシマの話題を意図的にスルーしてきた大手マスコミもこれを報じざるを得ず、その悲酸さは既に皆さんご存知のことであろう。

同問題については、政府が大金(血税)を注ぎ込んで「凍土遮水壁」構築を表明すると共に、原子力規制委は今回の汚染水の流出事故を「レベル3」に引き上げる旨のコメントを発しているが、そんなものは”口先だけ”の無責任な対応である。

東電がもはや全くやる気がなく、ギブアップも同然であることは自明であるにも拘らず、政府・規制委共に、今まさに現在進行形ですすんでいる高濃度汚染水の海洋流出に何ら手立てを講じず、すべてを”ゾンビ企業”と化した東電に押し付けているのであるから、政府も役人も無責任極まりないと断じて然るべきであろう。
(ちなみに、先日のエントリーにて指摘したとおり、政府が推し進める「凍土遮水壁」はその効果が半信半疑であるにも拘らず、これに大枚叩いてゼネコン鹿島に発注するという”利権構造”そのものという悪質さである)

で、今回の汚染水漏れ問題について、時が経つにつれて聞こえてくるのは、起きるべくして起きた”人災”だということを裏付ける話ばかりである。

以下のゲンダイ記事にあるように、今回300トンの汚染水漏れが明らかとなったタンクは「耐用年数5年」のパッキンが用いられ、海水で容易に錆びる鉄製だというのであるから、汚染水漏れが起きることは最初から時間の問題だったのである。

今回漏水したタンク以外でも同様のことが早晩起きることは想像に難くない話であろう。

そして何より深刻なのは、漏れている汚染水の濃度である。

公表されている汚染水濃度は「30兆ベクレル」という目も眩むようなレベルであり、その内訳はストロンチウム90が10兆ベクレル、セシウム137が20兆ベクレルというのであるから、ただただ”唖然”の一言である。
(※ 後詳細略、ブログ記事で)

■ チェルノブイリ原発事故ドキュメンタリー番組を通して振り返るフクシマ原発事故を巡る日本政府の対応 「暗黒夜考(2013.8.13)」より
(※ 記事トップに動画が2本あるが略、ブログで)
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上記に取り上げた映像は、今からちょうど2年ほど前にテレビ朝日系列にて放映されたもので、未曾有の原発事故から25年を経過したチェルノブイリの現状とそこから学ぶべき教訓を訴える内容である。

同動画の後半で登場する「スラブチチ」(Slavutych)という街は、チェルノブイリ原発事故後、重度に放射能汚染された原発近傍の住民を移住させるために旧ソ連政府(当時)によってつくられた街である。

ここで注目していただきたいのは、この「スラブチチ」という街が原発事故後、たったの2年という短期間でつくられたという点である。

この街では市民が口にする食品は勿論、街の外から足を踏み入れる者に対する放射線量が厳重に管理され、映像にもあるように、ここに暮らす住民達は暗い過去を抱えながらも、”安心感”と”希望”を持って暮らしているのである。
(※ 地図と写真を略、詳細はブログで)
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チェルノブイリ原発事故の早期収束(石棺)実現のために数多くのリクビダートル(原発作業従事者)が文字通り命を張ってこれに従事したことは勿論、ゴルバチョフ書記長(当時)の強いリーダーシップの下、国家を挙げての多大な尽力があったからこそ、僅か2年という短期間で「スラブチチ」なる”新天地”をつくることができたのは言わずもがなであろう。

対する我が日本はどうであろうか?

フクシマ原発事故から2年以上が経過した今のフクシマを取り巻く現状をみれば、旧ソ連と日本、どちらがマトモかは自明であろう。

福1の収束作業については、東電・経産省・政府が未だに多くの隠蔽工作を繰り返し、ここ直近の高濃度汚染水問題ひとつをみても、事態は収束するどころか悪化する一方である。

そして何よりも酷いのが、原発周辺住民に対する対応である。

旧ソ連では市民の健康・安全の確保が第一とされ、たったの2年で「スラブチチ」を建造することにより、避難住民に”安住の地”と、何よりも生きていくうえで一番重要な”希望”が与えられているのである。

一方の日本はと言えば、フクシマ原発が未だ危機的状況であるにも拘らず、周辺住民の避難・移住を促すどころか、それとは逆に、「除染」なるマヤカシを弄して、未だ高い放射線量が残る街に市民を帰村・帰還させるという”非人道的行為”が平然となされているのである。

さらには、政治・官僚・メディアの合作により、「食べて応援!」といった地元応援キャンペーンが推進されると共に、スポーツ等何でもかんでも「絆・友情物語」としてお涙頂戴的演出をすることによって、地元で収穫される”汚染食材”や数多くの”汚染がれき”を日本全国に撒き散らし、周辺住民のみならず、全国民の健康・生命を危険に晒す”棄民政策”が断行されているというのがその実情である。
(※ 以下略、ブログ記事で)


■ 東京電力に福島原発を“片づけさせる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなもの 「マスコミに載らない海外記事(2013.8.19)」より
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Washington's Blog 2013年8月14日

3カ月後に、アメリカの“国家安全保障”と、おそらくは北半球における“人類の生存”をこの連中に委ねる気持ちがあるだろうか?
もし、ある無能な医者が、ありふれた手術をして、無数の患者を殺していて、それを偽っていて、隠蔽しようとした場合、その医者に、例えば大統領のようなVIPの脳外科手術をまかせるだろうか?
もちろん、まかせることはなかろう。

それなら、一体なぜ、東京電力に福島の燃料棒を取り出すのをまかせるのだろう?
東京電力には見るも無残な実績がある。
(※ 以下長文です。ブログ記事を)


■ 福島の放射能汚染水が太平洋に流出するのを止める方法はない 「マスコミに載らない海外記事(2013.8.16)」より
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アーニー・ガンダーセン
2013年8月15日
ボイス・オブ・ロシア

水曜日、安倍晋三首相が危機を止める取り組みを強化すると約束する中、経産省当局者は、放射能汚染水が破壊した福島原子力発電所から太平洋に流れだしている勢いは、これまで考えられていたよりもひどいと述べた。ボイス・オブ・ロシアは、フェアウインズ・アソシエーツの創設者でチーフ・エンジニアのアーノルド・ガンダーセンと連絡をとり、危機と、とり得る対策について話し合った。専門家は、原発をゼオライトで満たしたトレンチで囲まない限り、放射性物質は海に漏出し続けるだろうと提案している。しかし、例えそうしても、有毒物質は地下水系を通って太平洋に流れ込むだろう。

エフゲニー・スホイ: 何とか汚染水貯水槽を防水にして、決して洩れないようにすることはできますか?

アーニー・ガンダーセン: 馬は既に納屋から外に逃げています。この原発は二年間漏れてきました。そしてとうとう、今、放射能を含んだ水が海に流れ出しています。しかし、私の地下水の経験では、もし海で深刻なのであれば、海から離れるにつれ、より深刻になるのです。放射能は海へと移動しつづけるのです。

日本は、水が太平洋に入るのを防ぐ為の障壁を設置することを提案しています。それは二年遅れで、その障壁が建設される頃には遅すぎるでしょう。しかし障壁は別の問題も引き起こします。もし水が太平洋に流出できなければ、水は現場に溜まります。つまり、原子炉自身が不安定になります。水は原子炉建屋の下に入りかねず、もし地震があれば、実際、原子炉建屋は倒壊しかねません。ですから、一つの問題を解決すると、次の問題を生み出すという状況です。

ES: そのシナリオを何とか防ぐことは可能ですか?

AG: 二年前に私が提案した対策は、原発をゼオライトと呼ばれる物質で満たしたトレンチで囲むことでした。ゼオライトは火山灰です。火山灰は放射能を良く吸収します。しかし、対策は、水が外に出ないようにし続けることではありません。対策は水が中に入るのを防ぐことです。そこで、原発を取り囲むトレンチの外側で、もし(トレンチの外側のきれいな水の)水位を下げられれば、第一原発サイト内に水が流入するのを防げるでしょう。

日本はお金を使おうとはしませんでした。私は二年前この提案を持ってアプローチしたのですが、東京電力にはそのお金がないと言われました。しかし、もちろん現在の問題は太平洋を汚染していることで、これは甚だしく深刻です。

ES: それについて、何かできることはあるのでしょうか。つまり太平洋に関して?

AG: 率直に言って、そう思いません。放射性物質を太平洋に、少なくとも20年から30年は放出しつづけると思います。原子炉を囲む地域で、水を汲み出さねばなりません。しかし、率直な話、この水は私が経験したものの中で、最も放射能が高いものです。燃料補給の為の停止期間中、原子炉炉心の真上で働きました。原発稼働時の原子炉炉心真上の水は、放射能がこの水の1000分の一です。ですから、莫大な量の水があるので、例え彼等が壁を作っても、地下水は地下水源を経由して、太平洋に入ります。水位が溢れて太平洋に流れ出るとは限りません。地下水源を経由しても入り得るのです。

ES: 日本国内で、日本の原子力発電所を再稼働決定を遅らせるような、福島に関する最新の開示はあるとお考えですか?

AG: そうあるべきだと思います。大きな問題は、日本政府が、第一原発を除染する為の費用について、国民に正直に言わないことだと思います。原発のサイトを除染する費用は10兆円になると思います。福島県を除染する費用は、更に40兆円です。

日本政府せ、50兆円の債務を負っていることを国民に語っていません。もし日本国民が、原発が生み出しかねない損害の規模を理解すれば、どこでも事故は起こり得るのですから、他の原発を再稼働することに、国民は二の足を踏むだろうと思います。日本は地球上で最も地震が多い場所で、原子力発電所をそういう所に建設するのはかなり愚かなことです。

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■ 抑えきれない福島原発事故 「マスコミに載らない海外記事(2013.8.16)」より
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2013年8月13日、火曜日

Stephen Lendman

日本のアポカリプスは継続中だ。緊急状態が続いている。めどは全くたっていない。福島原発の放射性物質放出は止められない。放出は続いている。抑えきれないのだ。

問題は、史上最悪の環境惨事だ。チェルノブイリの何倍も酷い。空前絶後の大惨事なのだ。これは原子力発電を廃絶するに十分な理由だ。

経済産業省によれば、約300トンの放射性地下水が毎日太平洋に流れ込んでいる。

日本における三月の地震と津波が、福島のメルトダウンを引き起こして以来、ずっとそうなのだ。

東京電力は、水が“化学的障壁”を超えたり、迂回したりしていると述べている。止めようがないのだ。三基の福島原子炉がメルトダウンした。第4号炉はひどく損傷している。

最悪の恐怖は残ったままだ。第四号建屋の構造的完全性はひどく損なわれている。第四号建屋には何百トンもの高放射能の水がある。

もし、地震か他の自然災害が起きれば、燃料棒が燃えるのはほぼ確実だ。その後放射性放出物が出るだろう。それは既に悲惨な状態に輪をかけるだろう。

放出は長期間継続するだろう。放出物は地球を周回するだろう。放出物は壊滅的な被害をもたらそう。

2011年3月以来、東京電力は、約20から40兆ベクレルの放射性トリチウムが太平洋に漏出したと推計している。セシウムとストロンチウムも莫大な量が放出されている。その流出は続いている。これらは遥かに危険だ。

原発の専門家アーニー・ガンダーセンによれば、“馬は既に納屋から外に逃げてしまった。”漏れは地震と津波が襲って以来、続いているのだ。

放射性の水は太平洋を汚染する。ガンダーセンは言う。“地下水での経験はこうです。もし海で深刻なのであれば、陸上ではもっと深刻です。

日本当局は、障壁を作ることを提案している。水が太平洋に流れ込むのを防ぐことが問題になっている。何であれ、なされている事は“二年遅れで、建設が終わるころには手遅れでしょう”とガンダーセンは言う。

障壁は解決策にならない。それは別の問題を引き起こす。“もし水が太平洋に流出できなければ、水は現場に溜まります。つまり原子炉そのものが不安定になるのです。”

“水は原発建屋の下に入り込む可能性があり、もし地震が起きれば、実際、原発建屋は倒れかねません。一つの問題を解決すると、次の問題を生み出すという状況です。”
(※ 以下長文略、詳細はブログ記事で)


安倍晋三
■ 菅直人が、安倍晋三の“陰謀”に法的手段を取る!?:参院選前に次々と嘘をつく安倍晋三の“大陰謀” 「カレイド・スコープ(2013.7.15)」より
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「週明けまでに何らかの反応がない場合には名誉毀損を正す他の手段を検討せざるを得ない」。

これは、菅直人元総理のブログに書かれていることです。
菅氏が「法的手段に訴える」ことを示唆しているのは、もちろん、安倍晋三に対してのものです。

さて、ここからは安倍政権を応援している人も、そうでない人も、事実をしっかり見極めることが重要です。
このまま、現政権の暴走を看過した場合は、おそらくその人は天寿をまっとうできないからです。

「事実などり知りたくない、なにが何でも安倍政権だい!」というような、真っ先に中東戦争(これは予定されている)に駆り出されて、無駄な戦死をしたいという若者や、「TPPに入れば儲かるんだい!」という、救いがたい勘違いは読まないほうがいいと思います。
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国会事故調査委員会の報告書には、東電から官邸に入っていた武黒フェローが、吉田前所長に「海水の注入を中止するように指示を出した」ことが書かれています。

それは、複数の関係者からの証言によって、「ゆるぎない事実」となっているのです。

つまり、東電と安倍晋三は、これを「菅直人が命令したことにしよう」と決めたということなのです。


■ 「これは酷い」 ~東電が福島第1原発地下の汚染水の”海洋投棄”を画策~ 「暗黒夜考(2013.5.8)」より
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つい先日、茂木経産相より電力会社の面々にて原発の”新安全基準”を策定して、原発の再稼動を加速させる旨の酷い発言があったが、またしても原発関連で「これは酷い」と断じざるを得ない内容の発言が東電関係者よりなされた。

それは以下の福島テレビ記事にあるように、フクシマ原発の地下水を堂々と”海洋投棄”するというトンでもない発言である。

東電(新妻常務)が「水質検査をきちんとして、それを説明した上で海に流す」と言っているから大丈夫なのでは?というご意見の方もいるであろう。

しかし騙されてはいけない。

そもそも東電の新妻常務が福1の地下の汚染水を「水」と称しているが、正確には「汚染水」である。

そして何より問題なのは、この「汚染水」の水質検査をおこなう主体が第3者機関ではなく、東電自身だという点である。

これまで数々のデータ隠蔽・改竄を繰り返してきた東電が今回に限って正確なデータを出すなどとどうして信じられるであろうか?

■ こういう事だったのか。 「MU(ムー)のブログ(2013-04-21)」より
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20分ごろから注目 ⇒ ※ 関連時刻から再生するように設定した。- monosepia
+ 記事続き
今回の記事はちょっと気が重いのですが、いつかははっきりとわかることなので
勇気をもって書いてみます。先ほど、副島隆彦氏の学問道場内の「重たい掲示板」
を覗いてみましたら、先日以来疑問に思っていたことが解けました。

4月9日の記事、「出来過ぎたシナリオ」において、IAEAが15~22日まで来日する
ことをお知らせしましたね。引用した以外の他社の記事では、日本政府の依頼によっ
てというのがあったのです。「どうして、日本政府の依頼なんだろう?」と疑問に思い
ました。


東京電力福島第1原発事故を受け、国際原子力機関(IAEA)は21日までに、将来
本格化する同原発の廃炉について、他の原子力先進国の参加も促し国際事業化を
目指す方針を固めた。廃炉実現に向け、専門家で構成する国際調査団を4月に日本
に派遣する。国際事業化で、今後各国で必要となる廃炉技術の開発にもつなげる。
IAEAの天野之弥事務局長が21日、共同通信の取材に明らかにした。


国際原子力機関(IAEA)の調査団が15日までに、東京電力福島第1原子力発電所
の調査のため来日した。17日に福島入りし、原子炉の状態を調べる。
相次ぐ汚染水漏洩事故への東電の対応なども検証する。15日に都内で記者会見した
ファン・カルロス・レンティッホ核燃料サイクル・廃棄物技術部長は「汚染水の管理に
注目している」などと語った。

調査団はIAEAや加盟国の専門家ら12人で構成。15、16日の両日は資源エネルギー
庁や東電の関係者からの聞き取り調査や意見交換をする。17~19日は福島原発を訪れ、
原子炉が安定しているかどうかや、廃炉作業の組織のあり方、廃棄物管理などの点に
ついて調査する。

22日の調査終了までに評価結果を政府と東電に報告し、内容は今後の廃炉作業に反映
される。レンティッホ技術部長は「廃炉計画を独立の立場から検討し評価したい」
と述べた。今回の調査は日本政府が廃炉作業の妥当性について客観的な意見を求める
ためIAEAに要請し実現した。IAEAが廃炉作業の評価を目的として調査団を送り
込むのは今回がはじめて。


石原伸晃環境相は9日の閣議後の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故の
除染で出た汚染土壌を保管する中間貯蔵施設について、「福島県楢葉町での建設候補地
の調査のため、9日に現地へ職員を派遣した」と述べた。中間貯蔵施設の候補地は福島
第1原発周辺の楢葉、双葉、大熊の3町に計9カ所ある。本格調査に着手したのは初めて。



「維新の会」の中田議員が勇気をもって(?)、フクイチ付近の放射性廃棄物処分場に
言及したのが4月5日です。その前の2月にはIAEA調査団が一応、廃炉計画のために
来日することが決定していました。それも、他の原発先進国も参加する国際事業化です。

そして、4月15日にIAEA調査団、それも廃棄物技術部長という方が団長なのかわかりま
せんが汚染水管理に言及しています。4月9日にはすでに楢葉町のボーリング調査を開始
しています。中田氏の質問が偶然なのか、政府側との打ち合わせ済みなのかわかりませ
んが、「出来過ぎたシナリオ」という感じは否めません。

確かに、一兆円以上もの大金を投入して除染作業をいくら繰り返しても解決はしません。
だけどねぇ・・フクイチ付近の廃棄物処分場以上の計画があるんじゃないかと勘ぐりたく
なるんですよね。原発を持ったら最後、水力や火力発電には考えられないリスクが末代
まで続くことになるのよね。そして、先日の木花咲耶姫様の神示から気になること。

初心に戻るには」より抜粋

この世に潜む危険、毒は人が作り出したるもの。
その恐ろしさを考えぬは愚かなり。
神より与えられし、龍体日本の地形を埋め、形変えるも許されぬ。
液状化の現実を見るがよし。
人は今、人の存在の意味、役割を認識し、
初心に戻りて愛のある世界創造を模索せねばならぬ。

「龍体日本の地形を埋め・・」「液状化の現実を見るがよし」という神示に注目です。

主人がいうには、「液状化してあふれ出るのは地下水だ。つまり、原発付近のみに汚染
された地下水が留まっているはずがない。時間をかけて他県に及ぶということを神様が
警告しているんだ。次に危惧されるのはファッサマグナによる東西分断かもしれんぞ。
人間には地下のことはわからない。北海道と西日本の間は空白になるかもしれん・・」

確かに、天下泰平さんも最悪の場合、東西分断になるかもしれないと言っていました。
怖いことですが、他国による国際事業化というのは単に廃炉だけの問題じゃないかも?
詳しくは、「重たい掲示板」をご覧ください。



■ 安倍政権がスルーする福一の惨状!原発汚染水漏れ 最大規模で発生!収拾のめど無し! 「真相世界(2013.4.7)」より
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原発汚染水漏れ 冷温停止宣言後最大規模に…貯蔵用のタンクを造っては保管造っては保管造っては保管造っては保管
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1365243709/-100

 ≪福島第一原発では、今月3日から5日にかけて、大量の汚染水を保管できる地下に設置した貯水槽から、汚染水が外に漏れ出ているのが確認され、これまでに120トン余りが漏れたとみられている。
 検出された放射性物質の濃度などから、漏れ出した放射性物質の量は放射性ストロンチウムを中心に7100億ベクレルと評価されている。
 増え続ける汚染水を巡っては、敷地内に貯蔵用のタンクなどを次々に造って保管するという、いたちごっこが続いていて、事故から2年がたっても抜本的な解決策は見いだせていないのが現状である。
 福島第一原発では、原子炉建屋の壊れた壁などから地下水が流れ込み、今も1日400トンのペースで、高濃度の放射性物質を含む汚染水が増え続けている。
 現在、タンクと地下の貯水槽の貯蔵容量は合わせて32万トン分あるが、 すでに8割を超す27万トン分が埋まっている状況だ。
(※ 後略)


■ 【再褐】 福島第一原発4号機が「爆発する危険性」 3000万人に避難勧告、そして日本は終わる 「暗黒夜考(2013.3.31)」より
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同記事が書かれた昨年6月から10ヶ月近くが経過しようとしているが、状況は何ら好転することなく、変わったことと言えば、野田民主党政権から安倍自民党政権に政権与党が変わったぐらいで、役者が変われども、これを裏で操る”振付師”が同じ故、やろうとしていることは全く同じである。

即ち、「消費増税」「TPP参加」そして「原発再稼動」の”3点セット”である。

以下の記事内容を再確認いただき、つい先日もネズミ1匹で長時間冷却システムが停止するという”杜撰さ””脆弱性”を露呈した福1が収束しない中での「原発再稼動」が如何に”異常”な行為であるかと再認識いただければと思う次第である。

大量の使用済み核燃料が燃料プール内に残置されたままの4号機に万一のことがあれば、日本国民が多大な被害を受けるのは勿論、日本は世界中から非難され、未来永劫、厳しい目に晒され、世界での立ち位置そのものを失うこととなるであろう。
(※ 以下略、ブログ本文で。)

■ ドイツ人ジャーナリストが見たフクシマ第一原発の現状 「ちきゅう座(2013.3.22)」より
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2012年12月18日、西ドイツ放送(WDR、Westdeutscher Rundfunk)のジャーナリスト、ユルゲン・ドゥーシュナー氏はフクシマ第一原発を訪れました。

ご紹介させて戴きます記事は簡単に申し上げますと、「ドゥーシュナーさんのフクシマ・インプレッション」となると思います。ドゥーシュナー氏は、ご自分がフクシマ現場で目撃したこと、体験したことを詳しく報道されています。また、ドゥーシュナー氏が描く現場で働く作業員達の姿は、彼が、そこで働く人々に対してエンパシーを抱いていることを感じさせます。ドゥーシュナー氏は、作業員の方々が如何に尊い貴重な存在であるかということを、もう一度私達に気づかせてくれているようです。

最後に、この記事の件でドゥーシュナー氏にコンタクトしましたところ、記事を翻訳をしてもよいとの許可を頂きましたことをお伝えさせて戴きます。
ただ一つ、ドゥーシュナー氏からのリクエストがあります。-この記事に関して日本の方々からのフィードバックを頂きたい。-とのことです。どなたでも結構です。一言でも結構です。コメントを下さればドゥーシュナー氏にお伝えしますので、是非よろしくお願い申し上げます。
フクシマ・トリプル・メルトダウン原発事故からもうすぐ2年、原発災害はメディアのヘッドラインから姿を消してしまっている。その理由は恐らく、経営会社である東電が常に、フクシマの状態は制御下にあるというような印象を与えていることにあるのだろう。そうした中、フクシマにおいては、非常事態がノーマルで正常な常態となっている。

バスは、殆ど人のいない区域を走り抜けていく。東電のスポークスパーソンが、我々がバスで通り抜けていく、それぞれのゴーストタウンでの現下放射線測定値を告知する。ある場所においては放射線量が非常に低いので、そこの住民は少なくとも時間制で帰宅することが許されていると謂うが、人っ子一人見あたらない...。チェルノブイリの記憶が甦ってくる。

バスのスピーカーを通して聞こえてくる東電のスポークスパーソンの声が、帰還計画、家や道路の除染について、そして耕地、森、野原の除染については、もっとも未だ解決策が見つかっていないことを語る。バスドライブは30分かかる。-気の重くなる憂鬱な30分間である。
(※ などなど・・・)

■ ロシア報道:福島原発の停電は危機的な状況だった!停電の原因は2号機と関係している? 「正しい情報を探すブログ(2013.3.20)」より
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ロシアの報道記事には「25人の専門家を派遣し、30時間を費やして修復作業を終了。事故は3時間伏せられ、メルトダウン一歩手前だった。」と書かれています。

そういえば、停電が発生したのは7時くらいでしたのに、報道の第一報が入ってきたのは9時とか10時でしたね。あの時は情報収集に追われて気が付きませんでしたが、確かに停電から数時間が経過して報道というのは遅すぎます。

単なる停電はなく、燃料プールも含めた電源の完全喪失です。下手をしたら本当に燃料プールでメルトダウンが発生して、北半球全域を覆い尽くしてしまうような大汚染が発生していたかもしれません。

「東電の危機意識が低い」と言うよりも、本当に東電は「元から積極的に公表する気が無かった」ということでしょう。彼らは人の命や健康よりも、自分たちの利権と体制維持のことばかり考えています。

私は彼らのような連中が福島第一原発を管理しているということが、日本の安全保障上最大の問題であるように感じます。中国や北朝鮮がどうのこうのと言うような意見がありますが、実際に福島県を壊滅させた東電の方がこの国の敵だと言えるでしょう。

停電の原因についても東電の発表によると、「ネズミの感電が原因」とのことですが、これも突っ込みどころが沢山あり、私は「ネズミとは別の要因があったのでは?」と考えています。


福島原発4号機
■ 2012年7月1日に福島で何が起こっていたのか 「misaのブログ(2013.3.21)」より
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昨日、お約束した事をお伝えしたいと思います。
東京電力や政府、マスコミの発表だけを信じていたら日本だけでなく、世界も巻き込んだとんでもない事態を招いてしまうのです。
3.11をなかった事にして、原発の再稼働を考えている安倍総理をみんなの力で止めなければいけません。
まずは、昨年の6月30日から7月1日にかけて、停電の陰で福島に何が起こっていたのかを知って下さい。
こちらから抜粋します。
原発4号機が爆発したら北半球はもう終わり


◆ (無題)投稿者:mixi小林朝夫さんより 「新サバイバル掲示板(2013.3.20)」より
/
東電の発表を真に受けている悲しきマスコミ 現在、福島第一原発はまったく復旧などしていません!
パニックを抑えるための「嘘」

さて、1号機も、3号機も、冷却装置が復旧し、何事もありませんでしたという東電の発表を
真に受けているマスコミにはあきれます。
みなさんも、テレビのニュースを見ていて「なんだ、直ったのか」と思った人も多いのではないでしょうか。

ここに、事実を書きますが、今回の停電事故は何も直っていないですし、復旧などしていません。
そもそも「復旧」という言葉は「元に戻った」ということを意味しています。
+ 続き
現在、東電がとった措置は、停電前の電気系統を一切使用せずに、新しい代替簡易配電盤と変圧器を使用して、
東北電力から引っ張ってきた母線から電気を取り込み、それを各プールなどの配線に接続して、再起動をさせたのです。
燃料プールを冷やし続けるためには、多くの安定した電力が必要です。
しかし、今回、国民の目をごまかすためにとった措置は、いつ不安定な状態になるかどうかわからない
簡易な装置なのです。とりあえず、簡易的にでも冷却装置の起動を確保して時間を稼ぎ、この数日で、
停電の原因を突き止めて元の電気系統を復活させるものと思われます。

ここで、問題が浮上してきます。
なぜ、停電したのに、2号機だけは動き続けているのか?
その理由は、今回の停電の理由が、2号機への電力増強だったからです。
実は、2号機に大量の窒素を注入し、注水と冷却をフル回転させないと、爆発寸前の状態なのです。
2号機に電力を増強した結果、他の原子炉、プールへの電力が不足して、家庭でいうブレーカーが
異常と判断して働き、電力が遮断されたのです。

東電は何もかも知っていて「嘘」をついています。
2号機が爆発するか、他のプールの燃料棒が溶け始めるのか、いずれ、そのどちらかになると思われます。
人類最大の危機は、今月中に最大の山場を迎えることになります。
いずれ、このときが来るものと思っていましたが、いよいよ来たかという思いで事の成り行きを見守っています。


■ 福島原発 停電復旧の裏に隠された事実 「misaのブログ(2013.3.20)」より
(※ 前後略)
/
地震や自然災害が起こらなくても、たった1匹のネズミでメルトダウンの危険が起こる原発って、どれだけ問題山積みなんでしょう。
でも、ネズミが原因って何だか不自然に感じませんか?
それで調べたら、とんでもない事が分かりました。
/
(※ 上記掲示板の投稿記事についての言及)
小林朝夫さんからの情報のようですが、全くのでたらめとばかりは言えない気がします。
なぜなら、2号機では昨年末から温度上昇が続いており、政府が発表している「福島定時降下物放射線量」によると、3月13~14日の間に今年最大のセシウムの数値を出しているからです。
さらに、福島第一原発2号機の温度データは今月の上旬まで公表されていたのに、現在は全て見れない状況にされてしまっています。
こんな東電の発表は、もはや信じたくても信じられなくなっています。

■ あと何年続けるんだコレ? 「ネットゲリラ(2013.3.19)」より
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Twitterで流れている情報によれば、


東電記者会見【燃料プールの冷却装置停止は、
1電気系統ではなく、機器の故障で保護装置が作動。
2どこが故障しているかわからず、修理できぬ。
3そう言うと騒ぎになるので、電源の話にしている。
4その口裏合わせで記者会見が遅れた。
5最後は消防車】 

1は確実。2も確実。5も確実。3と4とは推測。

だそうで、いまだに「どこが壊れているのかも判らない」「なので修理の見通しも立たない」という状況だそうで、自民党なので好き放題、隠蔽しっぱなしですね。娘が東電w こら、モナゴウシ、今こそ働けよ。国会で追求しろ。現役の原発大臣だった頃の情報網、生きてないのか? まぁ、そんな感じなので、2年前と同程度の被害は覚悟していた方が良さそう。


★ 福島第1原発停電:小動物の感電が原因か 「毎日新聞(2013.3.20)」より
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+ 記事
福島第1原発で停電が起き、使用済み核燃料プールの冷却装置など9設備が停止した問題で、東京電力は20日、各設備に電力を分配する仮設配電盤の一部に焦げた跡があり、真下にネズミのような小動物の死骸が見つかったと発表した。小動物が高電圧部分に接触、感電してショートし、停電した可能性があるとみて調べている。

 仮設配電盤は、金属製の容器(幅5.7メートル、高さ2.3メートル、奥行き1.8メートル)に収められ、容器ごと屋外のトラックの荷台に載せられている。作業員が容器の側面の扉を開けて中を確認したところ、電圧6.9キロボルトの端子付近の内壁にすすが付き、真下に体長15センチほどの小動物が死んでいた。周囲には飛散した体毛もあった。

 仮設配電盤のケーブルは半開きの扉を通って外部とつながっている。雨が入らないように隙間(すきま)をシートで覆っているが、尾野昌之原子力・立地本部長代理は「隙間から小動物が入り込んだ可能性は否定できない。配電盤が屋内にあれば容易に入り込まないはず」と話した。小動物の侵入は想定していなかった。

 停電は18日午後6時57分に発生。東電は、仮設配電盤とは別経由で電源を確保。1、3、4号機の使用済み核燃料プールなど、停電の影響を受けたすべての設備は20日午前0時12分までに全面復旧した。【比嘉洋、岡田英】

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★ 福島第一原発で停電、ネズミが配電盤入り込みショート発生か 「CNN.co.jp(2013.3.21)」より
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+ 記事
(CNN) 2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所で停電が発生し、同社は配電盤にネズミのような動物が入り込んだのが原因になった可能性があるとの見方を示した。日本の共同通信社が20日伝えた。

ネズミが配電盤に忍び込み、接触してショートを起こし、18日の停電につながったと見ている。この配電盤は大震災以降、トラックの荷台に載せられたまま使われていた。

共同通信によると、同原発内で停電に見舞われていた9施設では21日までに電力が復旧した。炉冷却に使われる汚染水から放射性物質を除去する施設も含まれる。

停電を受けた放射性物質の漏出はこれまで検知されていないとしている。

★ 福島第1原発で燃料プール冷却停止 「核燃料1533本」4号機の不安、今も 「Jcastニュース(2013.3.19 18:45)」より
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 東京電力福島第1原発の免震重要棟で停電が発生した後、電気系統のトラブルにより1、3、4号機の使用済み核燃料プールの冷却設備がストップした。
 丸1日たってようやく全面復旧の見通しが立ったが、4号機の燃料プールには今も1533本の核燃料が保存されている。一歩間違えば、原発事故直後に直面した「核燃料溶融、放射性物質大量飛散の危機」につながったかもしれない。
(※ 以下サイト本文で。)

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★ 福島原発冷却システム停止 「3号機」の復旧に遅れ 「FNN(2013.3.19 21:05)」より
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福島第1原発の冷却システムが停止している問題で、東京電力は、19日午後8時ごろに復旧予定だった3号機の使用済み燃料プールの冷却システムについて、作業が1時間ほど遅れていることを明らかにした。
福島第1原発では18日午後7時前に、一時的に停電が発生し、1・3・4号機の使用済み燃料プールと、共用プールの冷却システムが停止していた。
1号機の使用済み燃料プールの冷却システムは、午後に復旧し、非常用の発電機で仮復旧させた4号機についても、常設の電源盤につなぐ作業を行っている。
3号機については、問題となっているものとは別の電源盤につなぐ作業を行っていて、午後8時ごろに復旧する予定だったが、1時間ほど遅れているという。
この遅れについて東電は、トラブルがあったわけではなく、慎重に作業を進めているためとしている。
共用プールの冷却システムについては、20日午前8時までに復旧させる予定。


■ 福島県による事故直後の放射線データ消去が発覚 ~”不都合な真実”は宴終わりし真夜中に報じられる~ 「暗黒夜考(2013.3.9)」より
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日本国内が台湾に劇的勝利をした「WBCバカ」に酔いしれる中、「”不都合な真実”は宴終わりし真夜中に報じられる」の法則が毎度のごとく発動され、公権力による極めて悪質な隠蔽工作劇が、多くの国民が寝静まっている深夜2時半という時刻にコッソリと報じられている。
今回、”ドンちゃん騒ぎ”の宴のドサクサに紛れて報じられたのは、福島県が「福1」から5キロ離れた避難所にて緊急時放射線モニタリングを行っていながら、回収したデータを消去していたというトンでもない事実である。
県災害対策本部が、
「他の業務に忙殺され回収が遅れた上、メーカーには『データを取り出せない』と言われ、県内各地での観測に使うためデータを上書きした。」
「線量は平時と同じだったと聞いているが、国には報告していない。」
とのコメントをおこなっているが、こんなものをマトモに信じろというのは無理筋な話である。
(※ 後略。)

★ メルトダウンした日本―船橋洋一氏インタビュー(上) 「WSJ - Japan Real Time(2013.3.7) 」より
(※ 前後略。)
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本の第16章「最悪のシナリオ」では、政府は「国民の生活をすべて守れない」といった首相談話まで用意されていたことが書かれています。これを知った誰もが衝撃を受けたと思います。本の題名にも「メルトダウン」という言葉がありますが、日本が国家として本当に破たん寸前、いや既にメルトダウン、つまり、破たんしていたのか。どのくらい危機的なものだったのでしょうか。

「これはどこまでいくのか、底は何なんだ」。これは細野(豪志)さん=事故当時、首相補佐官=の言葉ですけれども、当時、それは誰も分からなかったと思いますね。私も分からなかったですし、ほとんどの政府で担当している人も分からなかったと思います。

それを彼らが必死になって探ろうとしたのが14日の夜からでしょう。1号機と3号機が既に駄目になり、2号機がいよいよ駄目になってきた、と。3ついってしまって、その後、どうなってしまうのか、と。実際、そこで終わればともかく、4号機の燃料プールまでいってしまうのではではないか、と。

燃料プールがいった時には、もっとものすごいコアコンクリート相互作用が起きるので、放射能の放出量が半端じゃなくなる。そういう時は全員撤退で、東日本を失う。この辺の最悪のシナリオへの恐怖感というのは、本でも枝野(幸男)さん=事故当時、官房長官=の恐怖感を書いたりしましたが、官邸のど真ん中にいた人々は持っていたと思いますよ。しかし、国民は分からなかった。私も1人の国民として知らなかった。ですので、はっきり言って、あの「最悪のシナリオ」を知った時は衝撃でした。民間事故調をやっていて、一番の衝撃は最悪のシナリオを知った時ですね。

一応、菅さんが辞めた後、口走ったのです。しかし、あまりみんなフォローしなかった。12月末に、不測事態のシナリオという最悪のシナリオを民間事故調を入手したのです。「これはいったい何なのだ」「誰が作ったのか」「どんなチームが裏でやっていたんだ」「これをどう使おうとしていたのか」「官邸の中で誰と誰が知っていたのか」。こうしたことを全部調べないといけないことになった。必死になって、近藤(駿介)=原子力委員会委員長=さんらの話を聞けたので、一応、最悪のシナリオの経緯を報告書発表の締め切りに間に合って民間事故調だけ書くことができました。政府事故調も国会事故調も触れていません。


■ 不吉過ぎる福島原発冷温停止一周年、12月16日総選挙 「逝きし世の面影(2012.12.28)」より
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(※ 前後略)
『偶然の一致にしては不味すぎる12月16日』

 民主党が崩壊し二大政党制が夢と消えた歴史的な総選挙の投票日である2012年12月16日は、一年前に民主党菅直人政権の後を継いだ野田佳彦が炉心溶融して核燃料が何処に有るかも不明の福島第一原発を『安全に冷温停止している』と日本や世界に発表した国辱的な大嘘記念日である。
 ところが、12月16日の日本国と日本人にとって大事な歴史的意味を報道したマスメデアは国内も国外もゼロだった。マスコミ全員で完全無視したのです。
 あるいは今も大量の放射性汚染物質を垂れ流し続けている福島第一原発事故のことを完全に忘れていたのです。
 福島第一原発事故のマスコミ報道がゼロなのですから、選挙戦の争点に国民の大多数が願っている『脱原発』を掲げる政党が埋没したのもむべなるかな。なんとも仕方がない話である。
 マスコミ各社が福島第一原発事故を早く忘れたがっているように、実は日本人の多くも忘れたがっているのでしょうか。
 フクシマの原発事故を忘れて済ます事が出来る程度の小さな『どうでもよい話』であるなら、日本にとってこれ以上に喜ばしい話はないが・・・
 枝野幸男民主党幹事長ではないが原発事故が起きて放射能が撒き散らされても『今すぐ健康には影響がない』。
 ところが、電離作用がある放射能はDNAを傷つけるので時間が経てば確実に影響が出てくる。


■ 療養中の吉田昌郎前所長がビデオ取材で真実を話した 「カレイドスコープ(2012.8.11)」より


  • なにより事故の原因である。これまで東電や政府は「事故が地震ではなく、その後の津波によって引き起こされた」と強調してきた。ところが、国会事故調報告は地震によって全交流電源喪失が引き起こされた可能性を強く示唆している。

  • 政府の事故調査委員会や東電は、これまで「津波の第1波は15時27分ごろ、第2波は15時35分ごろ」としてきた。
  • 報告は大きな第2波が原発を襲った時刻について「15時37分より相当程度遅い可能性がある」と指摘している。従来の説明より2分以上遅くなる。

  • 1号機の非常用復水器(IC)の問題もある。ICは非常事態の際に自動的に起動して原子炉を冷やす重要な装置だ。事故直後、実際に起動したが、当直の運転員が手動で停止していたことが分かっている。重要な装置をなぜ、運転員は止めてしまったのか。
  • なぜICを止めたのか。そんなことは運転員から事情を聞けば、すぐ分かる話である。にもかかわらず、本当の理由をあきらかにせず、もっともらしい作り話をデッチ上げた。東電はあくまで「事故は巨大津波によるもので地震が原因ではない」という主張を押し通したかった。そのために地震原因説につながるような話をすべて否定したのだ。

  • これ以外にも「直流電源が喪失したために交流電源のフェイルセーフ機能が作動し、ICの弁が閉じた」という政府の中間報告を、国会事故調報告は「原理的に不可能」と退けている。直流電源が喪失したなら、その前に交流電源が喪失しているからだ。

  • いまだに東電と政府はグルになって事故原因をごまかそうとしている。報告は、そんな政府と事業者の癒着構造こそが「事故の根源的原因」と指摘した。事故は3.11前から起きるべくして起きていた

  • 01. 2012年7月06日 08:39:08 : ZbEkMfgIXY
太田隆文(映画監督) ‏@kiriyama99
野田総理。大飯原発の再稼働を急いだ理由が分かる。本日発表された国会事故調の出した結論。”事故原因は人災”これが出てしまうと、再稼働はやりにくくなる。だから、あわてて大飯を再稼働した。そう、福島は津波ではなく、人災だった。つまり東電には、原発管理能力はない。それが結論だ。

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■ 毎日新聞 東北女川原発の3分の1だった東電福島第一原発の津波高 「逝きし世の面影(2011.8.30)」より

 ■ 国会事故調最終報告書から見る福島第一原発の津波高 「逝きし世の面影(2012.7.19)」より


  • コレだからサヨクは・・・やっぱり名簿をかっぱらう男は違うなヘ(^o^)/

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■ その先入観が民主党を美化してきた 「夕刻の備忘録(2012.7.13)」より
  • 昨日の予算委員会でも、デコやブヒが「ジミンガー」を繰り返していた。上の記事の通り、日本歴史上最高のクズが「原因の大半は事故発生以前にある」とほざき、全てを自民党の責任に押し付けているのと全く同様である。


★ 【福島第1原発事故】菅氏、ブログで自己の責任を否定 「msn.産経ニュース(2012.7.12)」より / 魚拓
  • 民主党の菅直人前首相は11日付のブログで、福島第1原発事故について「原因の大半は事故発生の昨年3月11日以前にある。これが私の結論だ」と記した。自らの責任をほぼ否定した形だ。国会の事故調査委員会が事故の一端に官邸サイドの「過剰な現場介入」を指摘したことへの反論とみられる。


☆■ 菅直人が語る原発事故 「菅直人オフィシャルブログ(2012.7.11)」より
  • 当面このブログで、当時のことを語ってみたい。
 福島原発事故の原因の大半は、事故発生の2011年3月11日以前にある。これが私の結論だ。
 その例をいくつか挙げてみたい。


  • 政府は知っている。「3月15日に東京でチェルノブイリの時の何百倍もの放射性物質が検出されたこと」「年間20ミリシーベルトでなく、10ミリシーベルトでガンが増加すること」「子供には内部被曝が外部被曝の数万倍の影響があること」「実際にはプルトニウムやストロンチウムが放出されていること」。

 実は福島の子供は今すぐ疎開すべきなのだ。しかし、政府は今が安全だと思わせられれば、それでいい。将来のことは知ったことではない。枝野官房長官はオフレコでこう話す。「班目さんはいい人。吉田所長(福島第一原発)は勲一等か国民栄誉賞もの。子供に関しては少しくらい被害が出ると思っていたけど、出ていないんだ」。この程度の認識。まさに国民を下に見た「棄民国家だ」





  • 結論から言うと私は、人類は放射能とは縁を切るんだ、と。これは文明の転換に等しいので、産業とか経済とか言う議論ではなくて、私達が放射能と縁を切る時、どういう自然観と、どういう文明論を私達が持つか、という、それくらい大きな議論を今始めているんだという覚悟で、国会の場で議論し、発言させていただいています。
 実は私は、温度の高い時の金属材料の勉強を三十歳までしていた人間なので、この感覚をいつも持っています。核燃料は放っておいたら二千七百度まで熱くなります。崩壊熱、と最近聞いてはると思いますが。で、二千七百度まで放っておいたら熱くなるものを、千度で溶ける鉄の鍋釜で包んでいるんです。これは、なんぼやっても、技術的に絶対完全しませんから。

  • 私は、反原発でも卒原発でもなく、禁原発の人間なのです。放射能と縁を切るというのは、直ちにここでシャットダウン。大飯原発3、4号機だけじゃなくて、日本中にある54機すべてを、1機たりとも再稼働してはならない。私達はここで放射能と縁を切ると決めて、あとはプールにある使用済燃料の最終処分のために、膨大なお金がかかりますが、今直ちにこの段階に入っていくんです。



■ 福島第一原発人災事故に関係する死者数は573人以上 「カレイドスコープ(2012.7.6)」より
  • 原発推進新聞の海外版(クリック)。こちらには、ちゃんと「核クライシスに関連する死者」というタイトルになっているが、日本向けには書かれていない。
  • さて、これは東電を徹底擁護する原発推進新聞の記事です。
すぐ下の囲みが、海外版(英語版)の記事を翻訳したものです。正確です。
そして、さらに下の囲みが、ネット上に出ている日本語の記事です。
両者の間には、決定的な違いがあります。
それは… (※ ブログ記事で確認を。)


  • 日本原子力発電株式会社のエンジニアの履歴書
  • ホームページは更新されると、記載されていますのでしばらくの間、要チェックですね。

■ 大本営発表 「二階堂ドットコム(2012.7.6)」より
  • 4号機使用済燃料プール代替冷却システムの異常を示す警報が発生し、当該システムが自動停止(6月30日6:24)。
  • 6号機タービン建屋地下で、制御用圧縮空気系の空気除湿器の電源を入れた(7月2日10:07)ところ、制御盤内より白煙を確認(同日10:08頃)。
  • 2号機の使用済燃料プール代替冷却システムで異常を示す警報が発生しシステムが停止(27日14時22分)。
  • 3号機圧力抑制室の放射線モニタの1箇所の指示値が、0.20Sv/hで推移(6月20日23:00)していたが、その後ステップ状に変化しながら除々に上昇し、17.59Sv/hまで上昇(6月21日5:00)。


  • 国民は1号機が地震当日にメルトダウンし、そして翌日メルトスルーにまで発展していると思わされた。
しかし
 水位の急落はメルトダウンを早めたい東電の「悪しきシュミレーション」から導かれた嘘であると思う。
 なぜなら、水位の急落が、圧力容器の圧力急落を伴っていないから。

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■ 東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”④→非常用復水機停止詐欺 「世界の真実の姿を求めて!(2012.7.10)」より
  • わずか震度6強の揺れで原発は致命的な被害を蒙った。
震度6強の地震が主因で福島事故が起こったとすることは原子力発電推進派にとって、致命的。
原子力発電を守るためには
地震の主因を否定し、津波に主因を押し付ける必要が生じた。

その具体的な方法はメルトダウン。

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■ 東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”③→子供でもわかる原子炉メルトスルーが嘘である理由 「世界の真実の姿を求めて!(2012.7.6)」より
  • 福島1号機、2号機、3号機の燃料は圧力容器内にある。→ メルトスルーしていない。
 原子炉の水位データーだけで、メルトスルーが有り得ないことの証拠となる。
 田中三彦氏は福島原子炉1号機、2号機、3号機のメルトスルーが有り得ないことの証拠として、原子炉の水位の実測値と解析結果の度し難い解離を上げている → 原子炉の水位の実測値と解析結果の度し難い解離が、そのなによりの証拠である。(田中三彦)
  • 国と東電が、できることなら永遠に遠ざけておきたい話は、東電・福島第一原発1~3号機の重要な設備や機器が、“想定外”の大津波とは無関係に、「地震動」によって重大な損傷を負ったとすることだ。なぜなら、もし福島第一原発1~3号機のいずれか一つにおいてでも、たとえばなにがしかの重要な配管が地震動で破損し、その破損部から冷却材が格納容器に噴出するような「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていたことがわかれば、「原発中枢構造の耐震脆弱性」という、地震国日本の原発の安全性を根底から揺るがす深刻な問題が浮上するからだ

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■ 東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”②→公開データーからメルトスルーは有り得ない。 「世界の真実の姿を求めて!(2012.7.1)」より
  • 真昨年6月に福島原発1号機、2号機、3号機がメルトスルーしたという報道が流れ、国民は福島原発1号機、2号機、3号機すべてメルトスルーしたと錯覚させられた。
  • 燃料が溜まり、ボタボタと格納容器の底に落ちることはありえない。
圧力容器の底に1cmの穴を開けることはできない。
点状の熱源で溶かしても、厚さ16cmの鋼鉄に、直径10cm以下の穴を開けるのは、不可能です。

  • 東電は「メルトスルーという罠」で、地震の揺れによる原子炉破壊を隠蔽した。
 福島原発1号機の冷却水漏れの原因はメルトスルーではなく、地震による配管損傷だった。
 格納容器の温度データを記録したグラフでは、3月11日の地震直後に1号機の格納容器で温度と圧力が瞬間的に急上昇していたことが見て取れる。
 1号機では温度上昇の直後に、格納容器を冷却するシステム2系統が起動し、格納容器内に大量の水が注がれた。
 しかも地震の揺れは耐震基準以下
 →1号機への揺れは耐震設計の基準値を下回っていた。
【共同通信】地震直後、圧力容器破損か 福島第1原発1号機 (2011.5.26)

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■ 東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺” →なぜメルトスルーで国民を騙したのか? 「世界の真実の姿を求めて!(2012.6.30)」より
  • 福島原発1号機、2号機、3号機はメルトダウンの可能性は高いが、メルトスルーはしていない。
 東電が原子炉メルトスルーの可能性を認めたのは、もっと深刻な冷却材喪失事故=地震による配管損傷を隠蔽するため。
 先日6月27日、福島1号機で格納容器内→毎時10シーベルトの放射能が計測されたというセンセーショナルな報道も隠蔽工作の一環?
 東電が“罠”を仕掛けた。
“罠”=“メルトスルー”
 多くの人びと、そして専門家がその罠にはまっている。
 これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い。


原発再稼動】 / 【ショック・ドクトリン
■ 再稼動ドクトリンをブロックする 「NY金魚(2012.6.14)」より
  • ナオミがドクトリンの説明をしたとき、「1%の富裕層は『すまないが他に選択肢はない。今は危機なのだ』という。」と語っているが、今回の日本政府の言いわけには、そのような謝罪すらもない。堂々と、再稼動こそが国民の安全を考えてやっているノダ、という開き直りがある。福島原発事故による放射能禍こそが、日本国の最大の危機なのに、その汎地球的災害を無視して、自分たちの危機=原発存続にトチ狂っている。かってこれほどひどいショック・ドクトリンが、過去の歴史に存在しえたろうか。

  • OWSの「私はあなたを気にかけています」というメッセージは、ナオミだけでなく、われわれの「意識」の根底に根づき、 宇宙の波動の流れのなか、より強い「意志」となって、次世代の子供たちのバラ色の笑顔につながると信じています。
そして、世界でいちばん他者のことを気づかう人びとの住む列島で、脱原発のエネルギッシュな運動がつづいていることに、みんなが「有り難き(ありえないほどの)」信念をもちつづけていることに、こころから「有り難う」を言います。
そして、再稼動(ショック)ドクトリン、断固阻止!

  • プフルーク博士は、

●食品基準値100bgはまだ高すぎる。大人8bg、子ども4bg以内が妥当。 
●汚染地からの避難を、日本政府はあらゆる手段を使って妨害している。 
●放射性がれきは環境から隔離して、厳重に管理してふたをする。その事で100年の猶予を与えられるのでその間に次の方針を考える。焼却/拡散するのは放射線防御の観点からいうと全く反対。埋め立てなど論外。
●日本政府だけでは終息は無理。国際的な支援が必要だが、日本政府がその要請をしない。
と訴えています。

  • ちなみに、セバスティアン博士は1990年に、東ドイツの大臣に就任した次の日に国内の全ての原発のスイッチを切ったという強者だそうです。それが彼を一躍有名にしたが、二ヶ月で首になり、もう二度と大臣に呼ばれる事は無かったとか(笑)。ドイツの根強い脱原の運動の先頭を走ってこられた方です。












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最終更新:2014年06月11日 20:20