福島県】 / 【佐藤雄平

■ あえて「ふくしま宣言」を疑う 「反戦な家づくり(2012.3.21)」より

 ・ちょっと待ってほしい。いくら物忘れが得意な日本人といえども、佐藤雄平という人が何をやって来たのかくらいは憶えているだろう。

  確かに、宣言の文章は格調高いし、脱原発して再生可能エネルギーで生きていこうという提案は良い。
  が、これを佐藤雄平の口から言うのであれば、大事な前提が抜けているだろう。

  まず、土下座して大地に頭をこすりつけて県民に謝罪すること。
  それを抜きにして、いかにエラそうなクリーンな話をしても、まったく信用ならん というのが私の最初の印象だ。

  立地自治体である双葉町の井戸川町長は、涙ながらに町民に謝罪した。
  そして、中間という名の最終処分場にされることに対し、ほぼ孤軍奮闘で抵抗を続けている。
  少なくとも、これが人としての姿勢なのではないか。

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■ 「ふくしま宣言」署名への呼びかけ 「きのこの下からこんにちは(2012.3.23)」より

 ・世論によると、日本人の大多数が脱原発社会を支持しています。しかしこれまでのところ、断固たる行動で世論にこたえ公約を宣言したのは佐藤知事だけです。この危機的状況の中、日本は新の指導力を発揮できるリーダーを必要としていますが、それを実現できるのは世論の圧力のみです。個人的な誓いに署名し、佐藤知事のような勇気ある知事への支持を表明し、未だに判断をしぶる他の知事に圧力をかけましょう。


★ 「ふくしま宣言」全世界へ 佐藤知事、復興誓い発信 「福島民友(2012.3.12)」より / 魚拓

 ・宣言では、地震や津波、原発事故と、かつて世界が経験したことがない複合災害の教訓として(1)自然の脅威への備え(2)科学技術の力への過大な評価(3)原子力を扱うことの難しさ-を挙げ、「二度とこのようなことが起きないよう、県内の原発を全て廃炉とするよう求めながら、再生可能エネルギーを推進する」との考えをあらためて提示した。

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★ ふくしま宣言 誓いを全力で支えよう 「信濃毎日新聞(2012.3.13)」より / 魚拓

 ・3月11日、ドイツとフランスで原発に反対する「人間の鎖」が結ばれ、米国でも脱原発を求める集会やデモ行進が行われた。「全世界がフクシマを見つめている」と佐藤知事が言うように、未曽有の原発事故を踏まえたこれからの日本のエネルギー政策を、世界が注視している。

  確かに脱原発を進め、不安定な風力や太陽光発電を増やすことは容易ではない。だからこそ、困難を克服するため、国を挙げて力を結集するべきだ。

  「地域の発展と地球環境の保持が両立できる社会」「笑顔あふれる子どもたちが集まるふくしま」をうたう宣言は、日本全体の復興の道しるべでもある。

  佐藤知事は「風評被害は、地域の活力を奪い、私たちの心までも深く傷つけた」とも記していた。根拠のない情報に惑わされることなく、できる協力を続けることで、福島の復興を支えたい。







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最終更新:2012年03月24日 20:57