1.動物の個体識別等を目的とした電子標識器具である。
   マイクロチップには、犬の鑑札のように動物の体表に装着する方式、豚の耳標のように動物の体表に付着させる方式、動物の体内に直接埋め込む方式等があるが、通常、専用の挿入器(使い捨てタイプ)で犬やねこ等の背側頚部皮下に埋め込んで使用するのが一般的である。

 2.それぞれのマイクロチップには世界で唯一のナンバーがメモリーされており、読取器(リーダー)から発信される電波によってナンバーを読み取り個体識別を行う。

 3.内部はIC(電子回路)、コンデンサ及び電磁コイルから構成されている。これらを生態適合ガラス(鉛を含まないガラス)で完全にシールしてある。

 4.マイクロチップの情報を読み取る仕組みは、読み取り器(リーダー)から発信される電波が、電磁誘導によってマイクロチップ内のコイル(アンテナ)に電力を発生させ、これによりICチップが起動し、15桁のナンバーのデーター電波を発信する仕組みとなっている。、
このため、マイクロチップ本体には電池が不要であり、半永久的な使用が可能である。

 ・直径2mm、全長約12mmの円筒形で、全表面は生体適合ガラスで覆われ体内移動を防止するため微細な凹凸が付いているものもある。両端は丸く処理されていて密封されている。


☆ マイクロチップをいれていますか? 「 環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室」より

 ・犬やねこを海外から日本に持ち込む場合には、マイクロチップなどで確実に個体識別をしておく必要があります。また、海外に連れて行くときには、マイクロチップが埋め込まれていないと持ち込めない国があります。
マイクロチップとは







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最終更新:2012年02月21日 19:38