・畑村委員長は「特に考察と提言の部分は、委員がお互いに議論をやり尽くしてまとめた。事務局が死ぬほど働いてくれたので、90点から95点付くと思う」と述べた。



 ・私を含め、多くの国民は福島第一原発がなぜ爆発にまで至り、
またそのために放出された放射性物資により、
なぜ日本人と国土が汚されてしまったのかということに大きな疑問を抱いています。

 ・またこの時のために用意されていたSPEEDIなどを始めとする放射線拡散情報が、
なぜ菅直人民主党政府によって口止めされ、
福島の子供たちが多量の放射線被爆をうけなければならなかったのか、ということについてはこれ以上ないというほど、巨大な疑惑を持っています。

 ・事故調査・検証委員会は、
こうした国民の疑問や疑惑に応えるべきものであると私は思っています。

ところがその実態はどうでしょうか?

本来、事故の責任を最高度に追求されるべき人物である、
菅直人の諮問機関としてその調査委は立ち上げられ、
菅が「ぜひお願いしたい」という畑村洋太郎が委員長
そして委員には菅と昵懇の中である作家の柳田邦夫まで入っている。
当然、菅直人の要請によるものであろう。
しかも委員会の方針は委員長の畑村の独裁による。

つまり調査委員会は、国民の疑惑解明のためではなく、
菅直人の釈明のために創設されたと考えられる。


その証拠として以下のものを挙げておく。(※ 本文に資料あり。)

 ・舌が2枚も3枚もあるのは、菅や枝野ぐらいかと思っていたが、
委員長の畑村にも何枚も舌がついていた。
畑村は表では人の立場や利益は斟酌しない、
手抜きや隠し事をしないと言いつつ、
その裏で、言ったことと真逆の取り決めを行い、
隠し事を行い、国民の不信感を増幅させている。
これでは事故調査委の意味などまったくない。

知られてはまずいから、臭い物には蓋をしろということだ。

その臭い者とは、菅直人や枝野幸男らのことである。

つまり東京電力福島第一原子力発電所 事故調査・検証委員会とは、
福島原発事故において最もその責任が問われている、
菅直人自身が作った「臭い者が蓋をする委員会」だった。


■ 裸にされる原子力安全神話の本質・・・ 「田舎牧師の日記(続々)(2011.12.27)」より

 ・今回の東京電力原子力発電所の原発事故で崩壊したのは、原子炉と<原発安全神話>だけでなく、日本の近代的学問の主流をしめていた<専門主義>的教育も・・・。批判・分析はできても、総合・統合することができない、日本の学者・研究者・教育者の実態が明らかにされたのではないでしょうか。

  ・科学の粋を集めたと思われる世界で発生した非科学的な営みによる原発事故による深刻な放射能汚染と、福島のひとびとにあたえた、放射線障害による、将来のがんや遺伝病の発生・・・、またまた、福島の人々が<全人格>として認識されることなく<被曝者>として、専門家の研究対象、国・政治家の施策の対象にされることに、筆者、がまんならないものを感じます!


★ クローズアップ2011:原発・政府事故調中間報告 過小評価体質を指弾 「毎日jp(2011.12.27)」より / 魚拓
 ・政府機関も県も「実際の線量ではなく、具体的な措置の検討に活用せず、公表するという発想もなかった」と言う。その結果、一部の住民の避難先は放射性物質の飛散方向と重なった。SPEEDIの分析結果の公表遅れは、被ばくの少ない避難経路を選ぶ機会を奪った

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★ 原発事故調査委員会が中間報告 東電と政府の問題点を指摘 「CNN.co.jp(2011.12.27)」より / 魚拓1 / 魚拓2


■ SPEEDIの公表遅れは意図的 「陽光堂主人の読書日記(2011.12.27)」より

 ・事故対応の技術的な部分は、専門家の領域ですから、彼らの良識に委ねるしかありません。国民にとって知りたいのは、何故不要な被曝を招いたのかという点です。具体的には、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)が何故その言葉通り「迅速」に提供されなかったのかを知りたいのです。しかし、この報告書では、その点が解明されていません

 ・「政府機関も県も『実際の線量ではなく、具体的な措置の検討に活用せず、公表するという発想もなかった』」とされていますが、これは酷い言い訳です。緊急時に迅速に放射能の拡散予測をするのがSPEEDIの役割ですから、実際の線量のデータを使っている余裕などありません。放射性物質の拡散方向を予測するのが第一の任務のはずです。それなのに、実際の線量を使っていないという理由で開き直っているのですから、呆れたものです。


★ 海水注入で吉田氏が独断 事故調中間報告 「産経新聞(2011.12.27)」より / 魚拓


■ チョクトの空 「或る浪人の手記(2011.12.27)」より

 ・そろそろ、バ菅ガンスチョクト元大総理閣下様を、テロリストとして告発、逮捕、そして極刑に処すべきじゃないかと思うんだ。

 いや、冗談抜きに、マジで

 そもそも、基本的に頭狂電力の阿呆どもが一番悪い、という大前提は覆らないが、こいつらが巻き起こした大人災を更に大きくし、混乱に拍車を掛けたのは間違いなくコイツ。

 本人は「そんなつもりはなかった」などと曰うかも知れんけれど、一般人なら兎も角、総理大臣や電力会社の幹部のような、国家の命運を左右する立場の人間に関しては、無能だとか無力だとかいうのは、それだけで死に値する大罪だと思うんだ。

 その所為で、何百万、何千万、あるいは一億以上の人間が苦しんだり、死に至ったりするのだからね。

 少なくとも、清水、勝俣、そしてこのバ菅ガンスチョクト元大総理閣下様の三人は、何が何でも、国家を転覆させかけた大罪人として極刑に処すべきだろう。








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最終更新:2012年03月01日 14:49