■ 福島第一原発の事故は100%予見できた(資料) 「逝きし世の面影(2011.10.12)」より

 ・東京電力福島第一原子力発電所の事故は技術経営のミスに起因するもので、天災でも偶然でもなく、100%予見可能な事故だった。
津波襲来とともに『全電源を喪失して制御不能』は疑問。

 ・(山口) 私は原発反対派でもなければ推進派でもないので、客観的に報道を見ていましたが、津波襲来とともに全電源を喪失して制御不能になったとの論調には違和感を覚えました。
日本のエンジニアは所属する組織よりも、社会正義や倫理観で動く傾向が強い。『対策はこれで十分』と言われても、社会のために必要だと思えば“最後の砦”を用意するのがエンジニアです。
そんな彼らが電源喪失と同時に制御不能に陥るような設計をするはずがないと思いました。
その直感に従って調査を始めたところ、やはり“最後の砦”が見つかりました。

 ・――実際に1号機への海水注入が始まったのは3月12日午後7時過ぎ。制御不能の状態に陥ってから、さらに20時間が過ぎていたことになります。これほど意思決定が遅れた理由は何だったのでしょうか?

(山口) 海水を注入すれば、廃炉になるからです。
現場判断で海水を注入できたとも言われていますが、それはどうでしょうか。もし海水を入れて廃炉になったとしたら、その人物は懲戒免職となり、何百億円、何千億円もの損害賠償請求を受けることになるでしょう。
そんな大きな経営判断に対して責任を負えるのは経営陣をおいてほかにいません。
そう考えると、意思決定に必要なすべての情報は勝俣恒久会長や清水正孝社長(当時)をはじめとする経営陣のもとに届いていた、と見るのが自然です。ということは、海水注入までの20時間、経営陣は廃炉の判断を躊躇していたことになります


■ 公務員と民間の給料比較 「日本経済をボロボロにする人々(2011.10.12)」より
 週刊ダイヤモンド2011.10.15号(27ページ)に興味深い記事があった。公務員とほぼ同じ仕事をしている人の給料格差が書いてあるので抜粋する。:公務員 青:民間
医師
 1564万円
 1141万円

 守衛
 700万円
 318万円

 バス運転手
 698万円
 427万円

 清掃職員
 662万円
 399万円

 自動車運転手
 635万円
 352万円
 278万円(タクシー運転手)

 用務員
 596万円
 283万円

 看護師
 574万円
 496万円

 学校給食員(公務員)調理師(民間)
 552万円
 334万円


■ TPPに関して 「在野のアナリスト(2011.10.11)」より

 ・投資にしても、米国の紙くずのような投資案件、信託などが日本で売られる恐れもあり、ルールが統一されるということは、情報をよく精査もせずに投資してしまう、日本の個人投資家に警鐘を鳴らさねばいけません。日本政府、金融機関とてよく分からないまま米国債、米銀の株を大量保有しているのですから、個人などその比ではありません。特に海外からのゴリ押しに規制が遅れるのが常である日本、TPP参加のハードルを、時間切れで押し通す気なら、野田政権は亡国内閣として歴史に刻まれることになるでしょう。その好悪をろくに検証もせず、参加一辺倒で報じているメディアにしろ、この国では『分析』、『検証』という機能が著しく低い、と云わざるを得ないのでしょうね。



 ・一見すると、まっとうそうな議論の場のようだったが、このシンクレア氏の秘密のメールのやり取りが、ウィキリークスによって暴露されたようである。以下のものである。(以下略⇒本文を-mono.)

 ・要するに、「日韓潰し」が目標だったというわけですナ。こんな未だにいる「白人至上主義者」の残党が取り仕切っているような「TPP」はまともに請け合う必要はないでしょうナア。



 ・ああ、これ本当ならサムスンのアップルに対する特許訴訟が全てなかったことになる可能性がある。


■ 1167.2ウォンで終了。KOSPIは1809.50(韓国経済危機12日目) 「日本の底力(2011.10.12)」より

 ・韓国サムスン終了とも思えそうな、クアルコムとアップル共同でがサムスン裁判無効を訴えていた。大元が出てきたいじょう、サムスンが特許侵害だと訴えようが、その技術の大元とライセンス契約しているんだといわれたらそれまでだ。勝ち目ありません。
 ・ああ、できれば、村田製作所にサムスンを潰して欲しかったんだけどな。ギャラクシータブは販売中止かな。dokomoどうするんだろう。



 ・アップルはiPhone4とiPhone4Sに使われる携帯電話チップセットをクアルコムから供給を受けているだけに、サムスン電子に直接ロイヤルティーを支払わず3G特許を使用する権利があると主張し、クアルコム側から資料を受けることを裁判所に要請した。


■ 著作権パート2 命の関係する情報に著作権はあるか? 「武田邦彦 (中部大学)2011.10.12」より

 ・人間社会における知的財産は、他人の助けなくして生まれるものではありません。その意味では現在の著作権は「権利を持つ側の一方的な言い分」が全面に出ているような気がします。情報を得たいと希望している方は、「ご商売は判るけれど、すでに儲けたあとのものなどは自由に使わせて欲しい」というのが正直なところと思います。また歌や絵画のような芸術的で生活に直接的に関係の無いものと、報道記事のように生活に直結するものを同一視するのも行き過ぎではないかと思います。


■ 草の根性ここまで到る。 「二階堂ドットコム(2011.10.12)」より

 ・一族が生き残るために極左と極右に微妙に人間を「草」して配置しているシナ人とかタイワン人の凄さを知るべきである。これを知らずしてレンホウは語れない。タイワン独立運動が、タイワンを主体とする民族主義に行けば行くほど、実はその根は中国にあるわけで、タイワン民族主義が泥臭くなるほど、実は大漢民族主義(ショービニズム)に転向する可能性が高くなる。尊皇攘夷が一転して開国、脱亜入欧とした日本の政策とよく似ている。


☆ 林麗ウン 「人民中国〔国交正常化から30年新世紀の中日関係を築くために〕文中中段枠記事」より

 ・林麗ウンさん 1933年3月、台湾・台中生まれ、40年から52年まで、日本・神戸の小、中、高校で学び、神戸中華同文学校の教員となる。52年に中国に帰国し、北京大学で生物学を学ぶ。53年から中連部に勤務し、局長となる。全国人民代表大会常務委員を五期つとめた後、現在、中国共産党中央委員、中華全国帰国華僑連合会副主席、中国国際文化交流センター副理事長。




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最終更新:2011年10月12日 22:43