★ 村上春樹さん 原発政策を批判 「NHKニュース(2011.6.10)」より
★ 村上春樹さん:カタルーニャ賞で「核に対するノー」演説 「毎日新聞(2011.6.10)」より



 ・今回、村上春樹は日本語でスピーチをした。しかも、テレビカメラの前に顔を出して。この意味がお分かりだろうか。村上春樹は、特に日本人に向けてメッセージを発したのである。核(原子力)を廃絶せよと。原子力(核)と決別せよと。それを民族の使命と心得よと。

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■ 2011-06-11 村上春樹・カタルーニャ国際賞での受賞スピーチ 「大人たちのつくった世界 (福島第一原発事故関連) 動画&重要資料(2011.6.11)」より
 ・(mono注:スピーチを文章に起こしてくださってます。)


■ 核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった・・原発は『核の平和利用』と歓迎してたくせに 「世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」(2011.6.11)」より

 ・ブログコメントから
  ・核=原発=悪
   もう、いいかげんにうんざりします。
   物書きは作品の中でのマスターベーションの果てに、自分を知識人や教養人や高い知性の持ち主と自惚れ、すべてに精通した偉人とでも錯覚し、妄想し、愚かな言動を繰り返す。
   村上春樹も大江健三郎の同類ですね。













 ・日本の知識人、文化人と言われる多くの人々が、原発事件の後3ヶ月にもなろうというのに、黙して様子見をするばかりで、電力会社や政府など既存の原発政策を推進・擁護する権力に対して毅然とした態度で、国際社会に向かって何らアピールしようとしていないことに大きな不満があった。
  そのなかにあって今日の村上春樹のスペイン・バルセロナでのカタロニア国際賞受賞のスピーチ『非現実的な夢想家として』 は大変時宜を得たものであると思われる。

記事コメントから
04. 2011年6月11日 00:13:12: HYHUspnQ6g
 Sci氏は、工作員としての投稿を止めよ。この投稿中で、原発は津波のせいだという発言があるが、村上氏の語りを借りて、津波のせいだという認識を阿修羅読者に植え付けようとするのを止めろ。工作員は去れ。原発はたかだか震度6弱の地震によって壊れ、電源車の用意もおざなりであったがためにメルトダウンに至ったのである。津波のせいではない。工作員は見え透いた投稿を止めろ。
 そして、三流文学者の講演などを投稿するな。はっきりいって、村上氏は三流だ。まず、地震で壊れたという認識を持てていない。次に、原子力発電が、効率性によって選ばれたと発言している点で、現状認識が間違っている。無理やり発電単価が安いことにして強引に推進したのであって、発電単価は一番高いものだというのが正しい認識。
 あのな、哲学者を騙せるわけがないだろう。ドアホ。Sci氏は、東電かどこかからカネをもらって、こういう掲示板で巧妙に過った認識を流布しようとしているわけだ。管理人は良心があるなら、sci氏の投稿ができないようにブロックすることを切に願う。

07. 2011年6月11日 00:49:38: VXd2AmT2Uk
村上氏の言っていることは、一般受けする程度のものでしかない。
想定外の津波が原発事故の原因で、効率を求める社会が原発を必要としたという、間違った認識のもと、発言されるのは、少し迷惑な感じを受けた。

もう少し村上氏に勉強してから発言してもらいたかった。ざんねん。

mono注:他にもコメント多数あり。

● 村上スピーチに対する批判記事
■ 村上春樹の空論。 「Shinya talk(2011.6.11)」より ※ 藤原新也のブログ

 ・昨日テレビで流された作家の村上春樹のスペインでの受賞挨拶にもこの空しさが溢れていた。

「核の被害をこうむった唯一のわたしたち日本人は核に反対すべきだった。だが今日本は世界第三位の原発大国だ。なぜそのような結果になったかというと、それは効率優先社会というものが作用している」

このステロタイプな分析が世界に名だたる作家の言葉かと耳を疑う

日本の地獄とはあまりにも遠く離れた安全圏の中での分析が空しい。

彼はもうこの過酷な現実世界の中で”生きて”はいなのではないかと一読者として残念に思う。

いやしくも表現者たるもの、地獄の片鱗にでも触れて語るべきだろう

そこに片足を突っ込み、地獄の中で毒矢に射られた者たちの心を知るには時には同じ線量いっぱい吸い込み、いかなる無記が可能なのか、それを探しまわる必要も生じようというもの


文学している場合ではないのだ





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最終更新:2011年06月21日 20:27