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■ 大塚愛「福島産の食品に不安がある」発言が、私には理解できない。 「小難しい話をしない、せいじけーざいブログ(2015.3.18)」より
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【大塚愛が原発放射能めぐりトンデモツイート 「未だに食品には不安が多く・・・」に批判集中】J-CAST
東日本大震災発生から丸4年を迎えた2015年3月11日、東京電力福島第1原発の事故で起きた食品の放射線被害に触れたのだが、その内容に批判が集中している。
大塚さんは3月11日午前、
「4年の月日が経って、薄れていく記憶とは反比例に募る放射能による子供への影響の不安。未だに食品には不安が多く、神経質に過ごす毎日には、起こった出来事の大きさを少しも忘れることはありません」
とツイート。

明確に「福島県産」と指定してはいませんし、擁護派の中にはそれをもって「別に福島県産のことを言ってるワケじゃない」などと主張する者もいますが、実に苦しい言い分です。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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客観的事実を踏まえずに印象だけで物事を考えるから、不安になるんですよ。

で、自分ひとりで勝手に不安になって病んでりゃいいものを、

こうしてツイッターで、そんな「根拠なき不安」を拡散させる。
これはやはり、風評被害の拡大を助長するため、非常に不適切です。


風評被害。
「根拠がない、オカルトレベルの不安論によって、不当に福島県産の食品が敬遠されてしまう」というようなことです。
根拠があるのであれば、それは風評被害とは言いませんからね。


といっても、ここまでで話が終わると、私の主張もまた、根拠がないということになるんですが。
まずは、大塚愛という人物が懸念している「食品による子供への影響」について。
これはもう、J-CASTが紹介してくれていますね。ここです。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ AERAが報じる食品の放射能汚染問題 「今日の視点(2015.3.16)」より
(※mono.--前後略)
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厚生労働省の集計では、昨年4月から今年1月の10ヶ月の間において、東日本の17都県で約27万件の食品に対し放射性物質の検査が行われています。しかし記者は、この27万件の中に456件の基準値を超える検体があったことをここで強く問題視しています。

 記事の指摘によれば、その中で最も高い値を示したのはキノコの「チャナメツムタケ」であり、そのレベルは基準値の15倍となる1500ベクレルに達していたということです。

 独立行政法人「森林総合研究所」の根田(ねだ)仁氏の「(山林は放射性物質を蓄積しやすいうえ)キノコは(放射性)セシウムを吸収しやすい性質をもっている」という指摘を踏まえ、記事は「いくら安全と言われても(こうした状況から見て検査結果に)納得できないとする人は少なくない。」しています。

 大メディアのこうした指摘に、不安をよぎらす人は決して少なくないでしょう。しかし少し注意してそのリスト見れば、基準値を超える放射性物質が検出されたとされる食品が、実際には普通の家庭の食卓にはめったに上らない耳慣れないものばかりであることに気がつくはずです。

 例えば、「アカモミタケ」や「コシアブラ」などの(名前を言われても判別できない)野生のキノコや山野草を放射性物質の影響が出るほど大量に食べる消費者はまずいないでしょうし、あえて言えば放射性物質よりも野生キノコによる食中毒のリスクの方がはるかに大きいことは明らかです。

 加えて、野生のシカやイノシシ、ツキノワグマの肉を日常的に食べているのは、おそらく極めて変わった環境にある人と言えるでしょう。

 一方、検査料金が1検体1万円として、10か月で27億円という膨大な公費をかけた27万サンプルもの検査結果があるにもかかわらず、記事は、「行政が発信する安心安全の不信感は根強い」と断じています。

 検査の結果、基準値を超えた品目は、その地域において3回連続で基準値を下回らないかぎり出荷停止が続けられ、市場に流通することはありません。事故発生以来、既に4年間にわたって基準値を超えた食品を市場に出回らせないよう黙々と検査を続けている自治体や生産者の努力を目の前にして、記者はそれでは具体的にどうすれば、消費者の信頼が得られると考えているのでしょうか。



★ 放射能は300年消えず。食品汚染の今 原発事故から4年、あの問題は… 「dot.asahi - AERA(2015.3.2)」より
(※mono.--前後略、詳細はサイト記事で)
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いま、食べ物に含まれる放射性物質はどうなっているのだろうか。

 放射性物質の半減期を踏まえると、この4年間で、空間線量は56%減少した。しかし、いまだに食べ物からは、東日本の広い範囲で基準値を超える値が検出されている。厚生労働省の集計では、昨年4月から今年1月の間に東日本17都県で約27万件を検査。基準値を超えたのは、0.17%の456件だった。

 左の表は、そのうち東北地方を除いた主な品目を一覧にしたものだ。同じ品目の場合は、最も高い数値を記載した。大半は、ジビエや野生のキノコ、淡水魚だ。東北地方は、スズキやカレイなど海水魚に基準値超えが出ているが、それ以外はほぼ同じ傾向にある。最も高い値は、古くから食用とされるキノコのチャナメツムタケで、基準値の15倍となる1500ベクレルを検出。昨年10月に長野県佐久市の山林で採取された。




☆ 東日本大震災:主要国・地域の輸出入等関連措置(4月23日現在)(順不同)pdf 「外務省経済局」より
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(詳細はPDFファイルを参照)
輸入禁止措置、輸入制限等(主に福島県、茨城県、栃木県、宮城県、岩手県、神奈川県、新潟県、千葉県の他に山形県や東京の名前も挙がっている)を行っている国を上記ファイルから書き出す。
中国、香港、台湾、韓国、タイ(放射性物質検査証明書添付)、シンガポール、インドネシア(放射性物質検査証明書添付要求)、インド(インドでのサンプル検査)、米国、ロシア、EU(放射性物質検査証明書添付)、ブラジル(同左)、エジプト(同左)、


■ 原発から220kmの子どもの尿から未だ検出されるセシウム 「onair onair onair(2012.3.8)」より

 ・今朝読んだ記事。

記事 = ル・モンド紙に掲載のAFP通信社記事、2012年3月7日付

記事タイトル = 「未だ汚染結果が出ている福島から220キロ圏の子ども達」

以下、記事読んでメモったこと。

● 3月7日、フランス放射能モニタリング研究所(Association pour le contrôle de la radioactivité de l’Ouest)の発表によると、福島原発事故から1年経つ今も、未だ子ども達の尿検査からは汚染結果が見受けられた。

● フランス放射能モニタリング研究所は昨年12月~今年2月にかけて、子ども達の尿検査を行った。22人中、14人からセシウム134とセシウム137が検出された。

● 放射能モニタリング研究所代表・ダヴィッド・ボワレー(David Boilley)氏の見解

「これらの結果は、原発から22キロの岩手県奥州市まで汚染されているということを明らかにしました。」

「我々が検査結果らから得た数値は、ベラルーシーの結果と比較すると、非常に高いものではありません。しかし、時間をかけて汚染されるという事を証明したことになります。」

「加えて言えるのは、子ども達の被曝は放射能雲によるものではなく食品からの内部被曝だという事。これは、低量でも長期的な汚染物質による健康影響の問題提起をしたことになるのです。」

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■ 【放射能】群馬県北部の子供の尿から、セシウム8.7Bq/kg?(被爆) 「本当の福島第一原発 事故 2012|避難,現状(2012.3.8)」より

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■ 柏、岩手など 子供たちの尿からセシウム「地元野菜を食べていた」 「JANJANブログ:[田中龍作](2012.3.7)」より

 ・食材による体内被曝は、NHK報道とはウラハラに深刻だった。『福島老朽原発を考える会・放射能測定プロジェクト』が、福島県、岩手県、宮城県、千葉県の子供たちの尿をフランスの独立系放射能測定機関ACROに送って調べたところ、21人中12人から放射性物質セシウムが検出された。

 『同測定プロジェクト』が昨年5月に福島県内の子供を対象に行った尿検査では10人中10人からセシウムが検出された。この検査以来ACROに月2回、子供たちの尿を送って解析を依頼している。尿は1検体につき500mlで、ACROは24時間かけて解析する。

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■ 岩手県の尿検査、子ども9割からセシウム検出 「放射線被曝から子どもを守る会 多賀城(2012.3.2)」より

 ・この尿検査の検出限界値は1ベクレルなので、9割の子どもが1ベクレル以上ということでしょう。

  予想以上の多さに愕然としました…。

  こちらの記事にも書きましたが、尿中セシウム平均約1.23Bq/L以上の慢性被曝で、チェルノブイリ膀胱炎(前ガン病変)が発症しやすい、というデータがあります。


★ 子ども13人の尿にセシウム 前回調査の2人は低下 「msn.産経ニュース(2012.3.7)」より 魚拓

 ・また福島県などの住宅の掃除機のごみに含まれるハウスダストや、木炭ストーブの灰も調査。1キログラム当たり161~9970ベクレルのセシウムを検出した。




 ・今日、こんな記事を読んだわ。

訳してみたから、あたしの訳でええよって人は読んでや。

ル・ポワン紙 2012年2月29日

「福島の寿司再来!」

東京築地の魚市場は世界一大きな魚市場、福島原発の事故から1年、活気が取り戻されつつある。

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(※ この新基準は2012年4月施行の予定)





(※ 上記サイトで下記記事をみつけた。)


☆ キノコと放射性セシウム 「放射線医学研究所」より

(「この記事は1997年12月に発行されたものです」)

 ・森林生態系に取り込まれて土壌中に蓄積した放射性セシウムが、キノコに特異的に濃縮することが明らかとなってきた。ヨーロッパを中心として10,000 Bq/kg(乾)以上のセシウム-137濃度が数多く報告された。

 ・日本のキノコに関するデータがほとんど無かったため、筆者らは日本各地から野生キノコを中心に124種(284試料)を集めて分析した。セシウム-137の濃度は、<3から16,300 Bq/kg(乾)まで試料によって大きく異なり、その中央値は53 Bq/kg(乾)であった。これらの値はヨーロッパで報告された値と比べると1~2桁程度低い。

 ・即ち、キノコは本来セシウムを吸収しやすい性質を持ち、放射性セシウムは安定セシウムと共にキノコに取り込まれている。また、森林の表層土壌に移行した放射性セシウムは、比較的早く安定セシウムと平衡になり、森林生態系での物質循環に取り込まれていると推定される。
  なぜキノコにセシウムが濃縮されるのか、吸収機構の詳細は不明である。


★ 明治の粉ミルクからセシウム検出、消費者の不安高まる 「WSJ日本版(2011.12.7)」より / 魚拓

★ 粉ミルクにセシウム 明治40万缶交換 「東京新聞(2011.12.7)」より / 魚拓



 ・規制値内であるにも拘わらず、全てを無償交換、回収に踏み切った明治乳業の姿勢は立派である。之からは、国の定めた規制値にこだわらずに自分で危険な食材を排除する姿勢が必要になるだろう。
 それを風評被害などという言葉で非難するのは大間違いである。

 品物を買うか買わないかを決めるのは購入者の権利である。販売者は購入者が購入しようという気持ちになるまで販売努力をするだけであろう。
 食材生産者は明治乳業の態度を手本にしてほしい。購入者は今後安心して明治乳業の全製品を買うようになるだろう


 ・「3月14日から20日までの間に加工された」で「工場で外気を取り入れて乾燥させる加工工程で大気中の放射性セシウムが入り込んだ可能性」という明治の分析をもとに考えると、早川教授の放射能汚染ルートとタイミングの地図で示されている3月15日午前の「群馬ルート」の可能性があるかもしれません。
以下は早川教授の作成した地図に埼玉県春日部市の場所に印を付けたものです。

(※ 詳細は上記ブログをご覧ください。)



 ・もっとショックだったのは、今回、セシウムが検出されたきっかけが自主的検査によるものではないと言うことです。福島県二本松市の市民団体が11月下旬、明治の粉ミルクを測定し、セシウムを検出したため、詳しい検査を同社に求め、同社が再検査したら検出されたというのです。

  やはり、メーカーはたとえ乳幼児用の食品でも自主的には検査していないのですね。国内粉ミルクで4割のシェアを占める最大手の明治の株式を保有する明治ホールディングスだけでなく、雪印メグミルクなどの株価が下がったのも風評被害とは言えません


☆ 速報 【粉ミルク(明治ステップ)からセシウム検出】 「〔NPO法人TEAM二本松]市民放射能測定室(2011.12.6)」より

 ・当測定室での測定結果を基に、共同通信社の記者さんが動いて下さいました。

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☆■ この度の明治ステップの件について 「〔NPO法人TEAM二本松]市民放射能測定室(2011.12.7)」より

 ・ここ二本松市において、『年間1ミリシーベルト』を目指すには、『徹底的な除染活動で外部被曝を抑えること』に加え、『内部被曝ゼロ』が不可欠です。つまり、「暫定基準値500ベクレル/kg以下だから大丈夫」ではなく、「1ベクレル/kgであっても正確な数値の情報」が必要なのです。
メーカーも、国も、市も、誰も教えてくれないのですから、自分たちで調べるしかありません。

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☆ 「明治ステップ(850g缶)」のお取り替えに関するお詫びとお知らせ 「㈱明治(2011.12.6)」より



 ・食品分析の専門家・八田純人氏は、「いろいろ考えられるが、気流に乗って大気降下物として届いたのではないか。8000キロ離れたチェルノブイリの事故のときにも、(日本で)200ベクレル超くらいにはなったから、この程度はあってもおかしくない」という。


■ お茶からセシウム、出荷自粛へ 「内科医が教える医者いらずな美容と健康blog(2011.5.11)」より

 ・「風評被害」の懸念も…といいますが、これは、風評ではなく、本当のリスクなのです。
  農家の皆さんは本当に今回の被害者だと思います。
  大切な子供達が放射性物質の為にダメにされて、本当に身を切られるような思いだとお察しします。でも、消費者は安全が確認されないことには怖くて買えないのは、当然の反応です。
  そこで、国や自治体、そして専門家が力をあわせて、明確な安全基準、効果的な除染の工夫を行って欲しいと思います。



 ・2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル〔以下 Bq:訳者注〕以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8Bq以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。






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最終更新:2015年03月18日 14:30