■ ロシア:10年間は空母を建造しない 「ROCKWAY EXPRESS」より
 ● ロシアが今すぐ新しい空母の建造に着手することはない、ということは賢い判断かもしれない。上記のように費用対効果であまり魅力的ではない空母建造に国防大臣が否定的なのは頷ける。そのような軍事力を拡大することより、もっとほかにやることがありそうだ、ということなのかもしれない。
 ● 従って中国が空母を持ったとして、その運用に習熟するには年数が掛かるはずである。それに現代は空母が活躍する時代を通りすごしていると見てもおかしくはない時代である。大型の空母も優秀なミサイル1発で沈められることもありうる時代だからだ。あるいは潜水艦からの攻撃も可能である。ちなみに日本は世界的にも優秀な潜水艦運用技術を持っている。
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■ 中国の空母建造に思ったこと 「大島信三のひとことメモ」より
 ● これまで本格的な空母を自前で造れた国は、わずか5か国にすぎない。アメリカ、旧ソ連(ロシア)、イギリス、フランス、そして戦前の日本である。
 ● おそらく中国の多くの国民は、空母の完成を心待ちしているだろうが、空母が桁はずれの金食い虫であることを知っておいたほうがよい。
いうまでもないが、1日1億円というのは、日々の維持費であり、建造費は、べつである。
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■ 自衛隊空母のできる日 「イモモウトニヨウタ」より
 ● 今までの話を総括すれば、「日本には空母を建造する技術はなく、作るためには物凄いお金が必要で、もし作ったとしてもほとんど役には立たない」 といったところです。
 ● もし日本が大きく政治的姿勢を変え、他国に対する侵攻能力を高める決定をしたとします。輸送艦を作り、上陸舟艇を作り、艦隊用油槽艦を作り、空中給油機を作り、輸送機を作り、軽い騎兵銃が行き渡った時に初めて、空母という存在が生きてきます。

■ 中華空母と「ひゅうが」(空母についての雑考 前編) 「日比野庵 本館」より
 ● 中国が建造を計画している空母の名称について、中国内のインターネット上で「平夷」とか「日本平定」とか提案されているそうだ。
 ● 実際に中国政府が新造空母に「平夷」とか「日本平定」とか名づけることはないだろうけれど、もし本当にそんな命名をするのであれば日本の警戒レベルは一気に引きあがることは疑いない。
■ 空母運用の難しさ(空母についての雑考 後編) 「日比野庵 本館」より
 ● 米海軍原子力空母(Carrier Vessel Nuclear)のミニッツ級を例にとると、建造費だけで4500億円、維持・運用費用は年間400億円。先頃退役した原子力を動力としないキティホーク級(排水量6万トンクラス)ですら、艦自体の建造費が約2500億円、維持運用コストが年間300億円弱という。海上自衛隊の「あたご」級イージス艦の建造費が約1400億円であったことを考えるとべらぼうに高い。


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最終更新:2011年01月12日 22:16