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政治工作を怠ったツケ? トヨタがトランプに狙い撃ちされた本当の理由 井上久男 「来栖宥子★午後のアダージォ(2017.1.7)」より
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政治工作を怠ったツケ?トヨタがトランプに狙い撃ちされた本当の理由
「経済戦争」のウラを読む 井上 久男 ジャーナリスト
現代ビジネス 2017.01.07
■通商戦争の再来!?
米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏の矛先がいよいよ日本企業に向いてきた。トランプ氏は得意のツイッター攻撃で、トヨタがメキシコの新工場計画を撤回しなければ、重い輸入税を課すと述べた。
この発言を受け、米国駐在歴が長いトヨタOBは「今のトヨタはトランプ政権を甘く見ている。かつての通商戦争のような日米摩擦が起こる可能性がある」と指摘する。
トランプ氏のツイッター攻撃には事実誤認も多いと言われる。今回のトヨタに関する発信でも、新工場の建設地などが間違っている。そもそも、トヨタのメキシコ戦略は日本メーカーの中では周回遅れで、日産自動車やホンダ、マツダの方がメキシコでの生産体制は進んでいる。トランプ流思想に基づきメキシコへの投資によって米国の雇用が失われるのであれば、トヨタ以外の日系メーカーに矛先が向けられるべきである。
(※mono....中略)
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■「広報戦略」を怠ってきた?
これほどまでに米国の政治工作に力を入れてきたトヨタがなぜトランプ氏に吊し上げられるのか。その理由は2つある。
一つ目の理由は、この10年ほどの間トヨタは米国でのロビー活動をかつてほどしなくなったからである。特に2009年に豊田章男社長が就任して以来、ロビー活動を毛嫌いする風潮は高まった。「質実剛健さや額に汗を流して愚直なクルマづくりを好む豊田社長は裏から手を回すロビー活動に興味がない」(トヨタ担当記者)という。
二つ目の理由は、リーマンショック後の後遺症から立ち直り、円安の追い風もあって好業績が続く中でトヨタの企業風土が内向きになり、外の情報や耳の痛い意見を真摯に受け止めなくなったからである。
筆者は1995年10月からトヨタをウオッチしてきたが、批判をすれば瞬間的には怒っても、なぜ批判したのかを聞きたがり、その批判に一理あると判断すればそれを受け入れるのがトヨタの企業風土の良さでもあった。
しかし、そうした企業風土は消えつつある。豊田章男社長がマツコ・デラックスのテレビ番組に出て大はしゃぎしたり、大リーガーのイチローをゲストに招待して「ステークホールダーミーティング」を開いたりして大衆受けを狙った広報戦略は巧みになったが、広報戦略のもう一つの柱であり、トヨタが大事にしてきた「広聴戦略」を疎かにしてきた面は否めない。
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(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
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東京地検は8日、ハンプ氏(55)を起訴猶予とし、釈放した。この 米当局者は、米国民が外国で拘束されるか罪に問われた場合、今回のよ うに米国の大使が求めに応じてこのような役割を果たすことはよくある ことだと説明した。情報が非公開であることを理由に匿名で語った。
米国務省のマーク・トナー副報道官はワシントンで記者団に対し、 ケネディ氏が米国の大使として「何らかのレベルで」関与したことは確 かだが、それ以上のコメントは控えると話した。
匿名の米当局者によれば、ハンプ氏の件ではケネディ大使の関与の ほか、米大使館による日本の当局者への照会もあった。こうした動きの 背景には、この問題が大きな注目を浴びたことで、訴訟手続きもないま ま同氏が有罪であるかのような不公正な印象が生じかねないとの懸念も あったという。
米当局者はまた、米国の大使や外交官、在外公館の法務担当者は今 回のケースほど人目を引かない問題でも駐在国の当局者と日常的に話し をしていると指摘。今回も含めそうした接触では、米国民逮捕の根拠や 不利となる証拠の性質について相手国の司法当局者に問い合わせるが、 現地の法律が類似の米国の法律と異なる場合でも特別な免除を求めるこ とはないと語った。
原題:Former Toyota Executive Released 20 Days After Drug Arrest (3)(抜粋)
テスラSには自動運転機能があり、周囲のクルマを認識しながら速度や車間距離をコントロールしてくれるし、ステアリング操作もクルマまかせでOKだ。ウィンカーレバーをタップすれば車線変更も自動でやってのける。そればかりか仕事のスケジューラーと連動して、移動時間を逆算し、家を出る時間に車内の空調を起動し、リモコンでガレージのシャッターを開け、私有地なら自らガレージを出てオーナーを待っていてくれる。あるいは車両制御システムだって勝手にネット接続してアップデートしてくれる。
こういう話を聞いて、テスラはユニークな発想に基づく未来的自動車で、高い技術によって高性能な電気自動車(EV)を作っている ── と思っている人がいたらそれは間違いである。トヨタのプリウスPHVと比べてみるとそれがとてもよく分かるのだ。
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EVの最大の欠点は動けなくなること
EVにとって最大の問題は電池切れ、すなわち電欠だ。スマホやパソコンなら、使用を諦めて後で充電すれば済むが、EVはそのまま動けなくなってしまう。苦渋の末、走ることを諦めたとしても、スマホの様にポケットに入れることもパソコンの様にカバンにしまって帰ることもできない。それどころかそこらで急に止まってしまえば、置いて帰ることすらできないこともままある。
となれば、できることはJAFかディーラーの救援を待つだけ。救援と言ってもガソリンの様に給油が受けられるわけではないから、充電スタンドかディーラーか自宅までレッカーしてもらう以外の方法はない。人に移動の自由を与えてくれるはずのクルマが、電欠した瞬間から人間の自由を束縛し、徒歩での移動すらできない状況に追い込んでしまうのだ。
(※mono.--中略、詳細はサイト記事で)
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つまりテスラはエコカーでもないし、実用車でもない。難しいことを考えず、シンプルにドカ盛りのバッテリーとハイパワーモーターを楽しむマッスルカーの仲間だ。ドライバーが近づくとせり出すドアハンドルのようなギミックには驚きがあるかもしれないが、クルマとしてのエンジニアリングはシンプルそのものだ。
「最新のギミックを備えたマッスルEV」そう割り切って買える人ならいいが、間違っても工業製品としての合理性で捉えることはできない。だから本来は、電力会社と低圧電力契約を結び、家庭用と別の電線を引っ張り、毎月そのために別枠の基本料金と使用電気代を財布を気にせずに払って楽しむ趣味のクルマなのだ。そういう位置づけならばテスラには何も批判する点はない。
ではプリウスPHVはどうか? プリウスPHVは実はプリウスのちょっといいヤツではなく、本質的には電気自動車だ。だがしかし、家庭で充電した電力で走れる距離はトヨタの発表値でわずか26.4キロ。バッテリー容量は4.4kWhしかない。テスラの航続距離500キロ、バッテリー容量85kWhとは比べるべくもない。冷暖房でも使おうものなら電気での航続距離は半分の10キロ少々だ。
「電欠は致命的と言うならプリウスPHVはダメじゃないか」。そういう声が聞こえそうだが、トヨタはこのバッテリー容量を意図して決めている。その狙いは毎日バッテリーを使い切ることだ。バッテリーを使い切った場合、プリウスPHVは普通のプリウスと同じハイブリッドカーになるので、とりあえず立ち往生の心配はない。しかし、だからと言って何故バッテリーを使い切る必要があるのか?
テスラもプリウスPHVも蓄電にはリチウムイオンバッテリーを使っている。リチウムイオンバッテリーのいいところはエネルギー密度の高さ。つまり大きさ重さの割に電気がいっぱい貯められるのだ。またニッケル水素に比べて継ぎ足し充電でバッテリーが劣化するメモリー効果が小さい。しかしそれでも、充電池である以上、満充電で長時間放置することは劣化の原因になるという点は変わらないし、使わなくても自然放電して電気は減ってしまう。
だから、貯めた電気はその日の内に使い切った方がいい。そのためにプリウスPHVのバッテリー容量は統計に基づいて、多くのドライバーが1日で使いきれる容量に設定されている。しかもタイマー充電機能を備えて、朝の出かけ前にちょうど充電が完了できる仕組みまで備える徹底ぶりだ。ついでに記しておくと、プリウスPHVは原則的に外出先での充電はしないスタンスだ。実際高速道路の充電スタンドとはプラグの形状が違って充電できない。使い切ったらハイブリッド。それがトヨタの電欠に対する答えだ。だから家を出たら充電のことは忘れて、充電スタンドも探さない。インフラなんていらない。その自由さを謳歌するためのハイブリッドなのだ。
(※mono.--中略)
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2015年現在、プラグインハイブリッドはオーナーにほとんど制約をかけないエコカーとして最も現実的な選択肢であるにも関わらず、プリウスPHVは売れていない。そこはトヨタが宣伝に失敗したという面もあるだろう。プリウスPHVを「充電プリウス」などと呼ぶことがそもそも間違いだ。プリウスPHVは「電欠しない真面目な電気自動車」として売らなければその価値が伝わらない。そして多分、その失敗は高くつく。次のモデルではおそらくバッテリーの容量を増やしてくるはずだ。せっかくエンジニアが考え抜いた合理性はゴミ箱に放り込まれ、精神的に後退した仕様になってくる予感がひしひしと感じられる。
(※mono.--後略)
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増税】
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増税もまた楽しからずや by,トヨタ 「ネットゲリラ(2014.4.24)」より
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「増税もまた楽しからずや」という広告をTOYOTAが出したというんだが、そんなに増税が好きだったら、オマエんとこだけ増税してろや、ヴォケ! というわけで、誰の為の増税なのか、コレがハッキリしましたね。
「モヤシのような安価な食材も、工夫次第では立派な主菜になる。節約は実は生活を豊かにするのだと気づけば、増税もまた楽しからずや」byトヨタ自動車
ところで、東大が発表している物価指数というのがあるんだが、毎日出ているので、非常に興味深い。というのも、消費税抜きなのにもかかわらず、4月の1日にいきなり1パーセントの大幅上昇しているのだ。便乗値上げした小売店が多数あったという証拠ですねw まぁ、長引くデフレで、限界に達していた会社が、堪え切れずにドサクサ紛れにやったんだろうが、内税のはずが値札書き換えずにそのまま外税にするという手口が多かったね。もちろん、政府は何も対応してません。野放し。嗚呼、美しい国・日本です。
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