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湯川遥菜
■ 「これが日本民族の精神」―中国ネット 「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』(2015.1.30)」より
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政府や関係者に迷惑かけた・・イスラム国が殺害画像、湯川さん父親の謝罪に「衝撃的」「これが日本民族の精神」―中国ネット

過激派組織「イスラム国」とされるグループが人質の日本人、湯川遥菜さんを殺害したとする画像を公開したことを受けて、湯川さんの父、正一さんが25日午前、日本メディアの取材に応じた。

香港のラジオ局、香港電台の報道として、鳳凰網が25日伝えたところによると、正一さんは「息子のために政府や関係の方々にご迷惑をかけた」として謝罪し、各方面の尽力に感謝を示した。また遥菜さんを助けるためにシリア入りし、同じく人質となった後藤健二さんについても、「非常に心苦しい。一刻も早く日本に帰ってきてほしい」と話した。

正一さんは25日の午前0時過ぎ、外務省から「遥菜さんが殺害されたようだ。確認は取れていないが、ご承知おき願いたい」との電話を受けたといい、「とうとう来てしまったという残念な気持ちだ」と語った。

息子が殺害されたようだとの情報に接しながら、政府や関係者に謝罪する正一さんの姿は、中国のインターネット・ユーザーの間で大きな話題となり、物議を醸した。ユーザーたちのコメントを拾ってみる。


「日本民族ってどこまで恐ろしいんだ?ほかの国だったら、家族は『政府が何もしなかった』って批判するだろうに」

「日本人は好きじゃないけど、正一さんには心からの敬意を示したい」
「日本人はなにか起きれば反省する。中国人は反省しないばかりか、誰かのせいにする」
「こうしたニュースが本当にメディアに脚色されていない生の報道だとすれば、日本民族は末恐ろしいな」

「これが日本民族の精神だ」
「なんだか彼がとても偉大で、強く見える」
「やっぱり中国人は日本人に学ぶべきだ。敵だったら本当に恐ろしい!」

「誰かを責めたりせず、ただただ寛容」
「言葉にできないけど、心からの敬意を表したい。こういう気持ちは山を動かし、岩をも砕く」

「こういうことが言えるのは日本人だけだね」
「衝撃的。国が違えば考え方も違うもんだなぁ。こういうのはまねできない」
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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中国人は湯川はるなさんの父親は息子が殺されたのだから、本来は謝る必要がない。むしろテロリストを批判すれば良いと考えたのでしょう。

 しかし、日本人の生き方からすれば、そのようなことは百も承知なのですが、湯川さんの父親には世間を騒がすような息子に育てた自分の責任でもある。つまり、「恥じることはなかったのか?」と自分に問いかけて、あのような発言になったのではないか?

 そのように考えます。日本人の多くはそれを理解できるので、皆さんそれを聞いて立派な親だと納得できるのだと思う。武士道精神とは「恥の文化」だとも言います。だから切腹という作法まで確立された。

 その武士道精神は今も受け継がれているようです。

 この冒頭のニュースを紹介したヤフーのコメントにも次のようなものがありました。

 お悔やみ申し上げます。
やはり宗教に頼る他国家よりも、人間力が圧倒的に高いと思います。
こういった武士道精神が最高峰な気がする。
日本人でよかった。

 何故、日本人でよかった。・・・・とこの人が書いたのか?それは他人のせい、つまり政府のせいにするような発言もかなり飛び交っていたからでしょう。だからそれを批判する意味で、或いは自戒を込める意味で最後に付け加えたのかも知れません。

 違和感を覚えて「衝撃的」とした中国人世論にこそ日本人は驚きます。純日本人としては当たり前の対応です。なんとなく湯川さんの父親の話を聞いてほっとした人も多かったのではないか。

 今回の父親の言葉は社会に対しての感謝の意味もありました。社会に迷惑をかけたが暖かく励ましも受けたという感謝の意味です。素晴らしい父親だと思いました。

 これぞ日本人です。湯川はるなさんのご冥福をお祈り申し上げます。


















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