ごく平穏な毎日を過ごしていた高校生、藍原 拓は、学校内ではかなり浮いていた。
学校始まって以来の天才にして問題の生徒であった。
天才にも関わらず、わざわざゆとり教育を優先するこの学校を選んだかと言うと、「サークルを作りたかったから」。
ただそれだけなら"変わってる"程度だが、授業中にいきなり教室を飛び出したりするのは日常だった。


彼が作ったサークル『無意識の意識』は、結成当初こそ適当に名前を借りて作ったものの、部活動内容不明ということで解散の危機に瀕していた。
そんなある日、拓のクラスに転校生がやってきたのだ。
その少女、林 琴美は、転校早々に銃を乱射し、その後も問題行動を続けていた。
拓も自分から彼女に近づかなかったが、向こうはそうではなかった。

琴美はすぐにサークルに参加し、学校生活中でも拓に話しかけるようになった。
そのため、『迷惑カップル』なんて迷惑甚だしいにも関わらず、一括りにされてしまった。


そのことを知った拓の幼馴染斎藤 陸までもが転校して来て…。
しかも悪魔なんてものまで介入してくる始末…。



拓「ただ・・・俺は楽しい学園生活がしたいだけなのに~~!!!!」

























最終更新:2007年01月22日 23:47