ゴロネコ藩国@Wiki

整猫設定文

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rokka

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【整備士+猫妖精】設定文



自然あふれるこの国にも、機械が無いわけじゃない。
それを直すのが、彼らの仕事。
それを使うのも、彼らの仕事。

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自然あふれるゴロネコ藩国にだって、科学を否定しているわけじゃないし、大なり小なり機械はある。
ただ、あるなら、いつかは壊れる。が、すぐに捨てずに「ギリギリまで直して使え」というのが、この国の方針である。「リサイクル活動」や「ごみ処理問題」などもその方針を支持する材料となっている。
塔や樹型住居、大水車、船舶等があるこの国では、高所や不安定な足場での整備作業が必然的に多くなる。
そのためか、身軽で平衡感覚に秀でた猫妖精が整備士を兼務している。

彼らは、いつもチームでもって、作業に取り掛かる。
規定がゆるいためか、制服というものが少ないこの国では珍しいことに、チームごとにデザインを統一した皮製のツナギを制服として着用している。防水・耐火加工が施されており、猫妖精のための尻尾穴も開いている。
何故か美人が多い。
彼らは、チームごとに指定された区域を定期的に巡回し、施設の検査を行う。地下施設などは、森から延びてきた木の根などの影響で機器に不具合が出やすく、検査頻度は高い。
定期検査以外の日は、工場にて待機。有事の際は、一度チームは解散し、各自与えられた仕事によって再編されることとなる。
大きなものはその場にて、運搬できるものは各チームに与えられた工場へと運ばれて、整備や修理される。

古くからある大水車が、今も現役で重要なエネルギー施設として稼動し続けているのは、彼等が常にメンテナンスを行っているお陰である。
水門が閉じられる定期検査日には、複数のチームが合同になって作業を行う。
巨大な大水車の上を、身軽に走り回って整備する彼らの姿を見ることが出来る。
観光名物にもなっている。
見目麗しい彼らが額に汗して働く姿は、見る者に頑張ろうというやる気を分け与えてくれる。その為、彼らのファンも多い。

また樹型住居同士の間にかかる橋の整備と新設、撤去等も重要な仕事である。
彼らは、この国のやや特殊な町並みの維持に欠かせない人たちなのである。

(草案:YOT・改稿:榊聖)


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