災害対策パンフレット
これは各家庭に配布し、国民の災害対策のひとつの方針とする。
1 はじめに
わが国で災害が万が一発生した場合、ゴロネコの皆さんの安全を確保するために国や地域が連携し、対応することとしています。しかしこうした事態がいつ起こるのかを予測するのはとても難しいことです。
実際にこうした事態にあった場合、一人ひとりが混乱してしまうと対応の遅れや事態の悪化につながる可能性があります。政庁や役所からの情報を十分聞き、どう行動すればいいのかを冷静に判断することが危険回避に不可欠です。
そのためには、普段からこうした事態になった場合どうすればいいか、何が必要なのかを心得、用意しておくことが助けになります。
このパンフレットは皆さんが災害時にどうすればいいか、なにを備えておくべきかをまとめたものです。これによって皆さんの助けができることを期待しています。
実際にこうした事態にあった場合、一人ひとりが混乱してしまうと対応の遅れや事態の悪化につながる可能性があります。政庁や役所からの情報を十分聞き、どう行動すればいいのかを冷静に判断することが危険回避に不可欠です。
そのためには、普段からこうした事態になった場合どうすればいいか、何が必要なのかを心得、用意しておくことが助けになります。
このパンフレットは皆さんが災害時にどうすればいいか、なにを備えておくべきかをまとめたものです。これによって皆さんの助けができることを期待しています。
2 警報が発令されたら
災害が発生しかけている、もしくは発生した場合、避難警報を発令し、避難を呼びかけることとしています。その場合、みなさんにどう行動してほしいかといった内容をお伝えします。
(1)警報が発令されたら
①屋内にいる場合
- ドアや窓を全部閉めましょう。
- ドアや窓から離れて座りましょう。
②屋外にいる場合
- 近くの頑丈な建物や、地下街などの屋内に避難しましょう。
(2)落ち着いて情報収集をしましょう
警報や放送、役人の指示をよく効き、情報収集をしてください。
(3)避難の指示が出されたら
政庁からの避難の指示には、屋内への避難、避難所施設への避難、地域を離れた遠方への避難があります。みなさんの安全確保のために状況に応じて適切な指示が出されます。
政庁から避難に指示が出たときは、指示に従い落ち着いて行動してください。
政庁から避難に指示が出たときは、指示に従い落ち着いて行動してください。
自宅から避難するときに気をつけること。
- 長袖シャツ、長ズボン、丈夫な靴、避難バッグを持ちましょう。(避難バッグについては後述のものを参考にしてください)
- 身分のわかるものを持ち歩きましょう。
- 家の戸締りをし、近所の人に声をかけましょう。
- 避難経路や手段は、政庁からの指示に従って適切に行ってください。
3 身の回りで爆発が起こったとき
- 姿勢を低くし、頑丈なテーブルなどの下で身を守りましょう。
- 物が落ちてこなくなったら、爆発が起こった建物からできるだけ早く離れましょう。
(1)火災が起こった場合
- 低い姿勢をとり、口と鼻をハンカチで覆って急いで建物から離れましょう。
(2)瓦礫に閉じ込められたとき。
- 明るくするために火は起こさないようにしてください。
- じっとして、体力を温存しましょう。
自分の居場所を知らせるために、配管などをたたきましょう。
- 大声を出すのは、粉じんを吸い込む危険があるので、最後の手段にしましょう。
4 怪我をした場合
(1)切り傷などで出血している場合
- 出血しているところを清潔なガーゼなどで少し強めに抑えて止血しましょう。
- 骨折していない場合、傷口は心臓よりも高くしましょう。
- 包帯を巻くときは患部を清潔に保ちましょう。
- じかに血液に触れないよう、手袋を使いましょう。
(2)火傷をしている場合
- 流水で患部を冷やしてください。
- 水ぶくれは破らないようにしましょう。
- 消毒ガーゼかきれいな布を当てて包帯をしましょう。
(3)骨折している場合
- 出血しているときは止血の手当てをしましょう。
- 怪我をしたところはあまり動かさないでください。
- 可能であれば添え木をし、骨折部分の上下で固定します。
- 腕の場合は三角巾などで固定しましょう。
(4)かゆみなど、皮膚に以上がある場合
- 汚れた衣服は汚染物質が目や鼻に当たらないよう切り取り、袋に入れましょう。
- 水と石鹸で手、顔、体を洗いましょう。
(5)体に火がついたとき
- 走り回らず、水や消火器などで火を消しましょう。それらがないときは手をついて地面に転がりましょう。
(7)精神的ショックを受けている場合
- 子供やお年寄りの近くに付き添うようにしましょう。
- 無理をせずに、休憩や睡眠をとりましょう。
(8)人が倒れている場合
①周りの安全を確かめ、危ないときは安全な場所に移動しましょう。
②以下に基づいて、意識があるかどうかを確かめましょう。
②以下に基づいて、意識があるかどうかを確かめましょう。
- 呼びかけて返事はするか
- 話はできるか
- 手足を動かせるか
- 痛みはあるか
③意識に障害がある場合はすぐに医忍を呼んでください。むやみにゆすったりはしないでください。
④呼吸が止まっていたら、人工呼吸をしてください。
④呼吸が止まっていたら、人工呼吸をしてください。
- 口にものが詰まっていたら取り出し、首を持ち上げます。
- 親指と人差し指で鼻をつまみ、鼻の穴をふさぎます。
- 大きく口を開け、静かに息を吹き込みます。
- 抵抗なく息が入ればもう一度息を吹き込みます。
- 二回咳き込んだら、呼吸や運動を10秒以内で観察します。
⑤人工呼吸をしても呼吸や運動がない場合、心臓マッサージを行います。
- 手を重ねて垂直に体重をかけ、胸の骨が3~5cm凹むように一分間に100回の速さで15回圧迫します。
- 15回圧迫したら、人工呼吸を2回行います。これを一定の間隔で繰り返します。
5 災害に備えて、自分たちでできること
- 被害を減らすための「自助」「共助」
災害のとき、被害を減らす方法はいくつかあります。まず政庁による「公助」、自分のみを自分で守る「自助」、そして近く人同士で助け合う「共助」です。この三つが、被害を少なくします。
自分たちで身を守る自助と共助はとても大切ですが、近くの人を助けるためにはまず自分が無事でいなければいけません。自助ができてこそ共助があるということを覚えておいてください。
自分たちで身を守る自助と共助はとても大切ですが、近くの人を助けるためにはまず自分が無事でいなければいけません。自助ができてこそ共助があるということを覚えておいてください。
自分たちの身を守るには、普段からの準備が必要になります。災害になってから準備していたのでは、間に合わないからです。そのために「自分にできること」「家族でできること」「近くの人と一緒になってできること」を考えておきましょう。
共助には、近くの人たちとのつながりが大切です。近くの人を助けるためにも、自分が助けてもらうためにも、地域でのつながりをもっておきましょう。
自分たちで何ができるか
- 避難地図のチェック
避難地図とは、主な避難場所が記載された地図のことです。自宅や学校、職場などから一番近い避難場所をチェックし、いざというときにどこに行けばいいのかを覚えておきましょう。
ゴロネコ藩国王都の主な避難場所は政庁と公共施設なので、できるだけ地下街を通って移動してください。
港町でもできるだけ公共施設に避難をするようにしてください。
ゴロネコ藩国王都の主な避難場所は政庁と公共施設なので、できるだけ地下街を通って移動してください。
港町でもできるだけ公共施設に避難をするようにしてください。
- 避難用バッグの準備
災害時にすぐに避難できるよう、大事なものはあらかじめ持ち歩くか、避難バッグに入れておきましょう。
大事なものとは、例えば非常食、身元や連絡先がかかれたもの、常備薬、メモを取るための筆記用具、口を覆うためのハンカチ、ライトや笛などの救援用具です。
避難バッグは玄関においておき、すぐに持ち出せるようにしておくと安心です。あるといいものよりは、ないと困るものを優先して入れておきましょう。
非常用のものを集めるというより、普段あるものを少しずつ入れておくようにしましょう。
大事なものとは、例えば非常食、身元や連絡先がかかれたもの、常備薬、メモを取るための筆記用具、口を覆うためのハンカチ、ライトや笛などの救援用具です。
避難バッグは玄関においておき、すぐに持ち出せるようにしておくと安心です。あるといいものよりは、ないと困るものを優先して入れておきましょう。
非常用のものを集めるというより、普段あるものを少しずつ入れておくようにしましょう。