ゴロネコ藩国@Wiki

医忍世設定文

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rokka

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【医師+忍者+世界忍者】設定文



愛しい命を守る為
非道な悪を倒す為
幾多の世界を駆け抜け
闇夜を照らす
電光石火の流れ星
世界忍者
ここに爆参!!

〜ゴロネコ藩国で絶賛放映中の特撮ヒーローの口上より



一見して森にしか見えない隠れ里、その中に密やかに聳え立つ山城の上に幾人かの影が佇んでいる。
尖塔の瞑想通信機の傍らには長い耳が隠れるほど笠を目深にかぶったベトナム風の忍者。
また大水車の上にはデニムの服と皮製ブーツに身を包んだアメリカ風の忍者。
屋根の上では長い髪を三つ編みにしたスマートな中国風の忍者が忍猫を引き連れている。
世界各国の忍者装束に身を包んだ彼らこそ忍者の中の忍者、世界忍者である。
忍者の中でもエリートである彼らは各国からそれぞれの魂の故郷とも言うべき一国を選び、その国の伝統的な装束を忍者装束として使用する慣習がある。
彼らには独特の美意識が有る様で、なんか悪そうな目つきをしているのが多いのも恐らくキャラ作りの一貫と思われる。
ワルっぽい忍者の俺カッコイイって感じでノリノリなのであろう。
忍者装束の上に白衣を着ている者も居るのは彼らが忍者であると同時に医師でもあるからだ。
薬毒の知識に精通し、刃物の扱いに通じる彼らの中には街の病院で医師として勤務する者も多い。
彼らが使用する手裏剣とメスは、川の鉄から採掘された上質の鉄から打ち出された逸品である。




また、世界各国の中から魂の故郷を選んだ彼らは、世界各国の建築物についての知識を学んでおり、そこから得た知識を持って建造物の破壊、侵入という特殊な技能を得ている。
自らの故郷とした国のもののみならず、未知の文化によって築かれたものにいたっても、その知識より構造を解析し、破壊することができる点はまさに脅威であろう。
侵入においても、構造の解析は非常に役立っており、道や、隠し通路を見つけ出し、侵入していく腕はたいしたものである。

"この建物はあまり見たことのない構造だニャー"
"うむ。だが我々には構造はすべてお見通し。潜入はあの戸口から、脱出はあの川からとなるな"
"川から脱出は勘弁してほしいニャウ"
"・・・・"
"じゃあ、川のほうに破壊工作を施し、その反対側、と見せかけてまったく違う方向から脱出するとしようかしらね、でも忍者なのに泳げないのはかなりまずいわよ"
"そんニャこといっても、ねこニャしニャー"
"・・・・・・・・・"

かくて彼らは今夜も潜入と工作を繰り返すのであった。

(文:YOT・エスト・加筆:榊聖)
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