高度に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。
さるSF作家が語った法則の一つだ。
瞬間移動。原子分解。そしてエネルギーバリア。
いずれもサイエンスフィクションにおいては、あまりにもありきたりな単語である。
そしてそれらいずれもが、現代のそれを凌駕した、超科学的な技術によって行使されてきた。
魔法のような現象も、発達した科学だと言い切れば、それならばと受け入れられてしまう。
その当然を許容させるのが、科学という言葉の持つ力なのだ。
我々が当たり前のように乗っている飛行機も、500年前の人間にとっては、魔法の絨毯と変わりないというのにだ。
今より語るこの男も、魔法のような科学に触れて、その深淵に分け入った男だった。
男が触れたその科学は、遠い宇宙からやって来た。
自然に促されるべき進化を、強制的に促進するという、冗談のようなエネルギーだった。
彼にとって不幸だったのは、その力を平和的でなく、戦うことにしか利用できなかったことだろう。
あるいは血に飢えた彼にとっては、その力を振るうべき敵が現れたことは、幸運だったのかもしれないが。
ともかくも、男はその力を振りかざし、同じく宇宙から訪れた侵略者と、死力を尽くして戦い抜いた。
時にはその魔力に魅入られた、同胞とも戦い打ち倒してきた。
戦いの果てに、男が見たのは、更なる戦いへの入り口だった。
無窮の宇宙を埋め尽くす、無尽の軍団の只中に、彼は仲間と共に放り出された。
彼は悟る。これが己の使命なのだと。
この無限の闘争を戦うことこそ、力に魅入られた己自身が、行き着くべき宿命だったのだと。
彼は戦友達と共に、己が得物を手に取って、その戦いへと身を投じた。
そんな彼が、この戦いに招かれたのが、不幸なのか幸運なのか。
それは誰にも分からない。男自身が聖杯に、何を見出すのかも今は知らない。
それでも男はここへ来た。聖杯の呼びかけに導かれ、電子の大地へと降り立った。
否、求めたのは聖杯ではなく、そのマスターの方だったのかもしれない。
勝利と聖杯をその手に求め、その可能性としてたどり着いたのが、彼という存在だったのかもしれない。
アーサー・C・クラークはこうも語っている。
可能性の限界をはかる唯一の方法は、不可能と言われることまでやってみることだと。
男を呼び寄せたマスターは、そんな言葉の似合う少年だった。
◆ ◇ ◆
大神家のすぐ近くには、一つの巨大なタワーがある。
見上げるようなその建物は、ところどころに錆が浮かんだ、古ぼけた姿を晒していた。
登下校の度に、それを見上げるのが、大神ソウマの日課であった。
何が琴線に触れたのかは知らない。元々どんな建物だったのかも知らない。
それでもその塔は、ソウマに対して、何かを訴えているような気がした。
そのタワーをじっと見上げていれば、何かを思い出せるような、そんな風な気がしていたのだ。
「……そうか」
実際のところ、ソウマがそれを思い出したのは、そのタワーがきっかけだったわけではない。
仲の良い高校の学友達に、恋人を作ったりはしないのかと、不意に聞かれたことがきっかけだった。
そんなどうでもいい一言で、ソウマは己に欠けているピースを、あっさりと思い出してしまった。
そんなソウマが学校を抜け出し、自慢のバイクを走らせて、辿り着いた先が、タワーだったのだ。
「そうだったのか……!」
バイクを降りて走りだす。
入り口から塔の中へと入り、その奥へ奥へと進んでいく。
初めて入ったはずの場所だ。しかし、自然と行く道が分かる。
何かに呼ばれているかのように、少年はまっすぐに突き進む。
廊下を走った。階段を登った。行き着いたエレベーターへと駆け込んだ。
この道で合っている。この先に己を待つものがある。
大神ソウマは知っていた。エレベーターの上がった先に、求めていた答えがあるのだと、直感的に理解していた。
扉が開く。同時に駆け出す。
一分一秒すらも惜しんで、ソウマは遂にその場所へ行き着く。
「呼びつけておいて遅刻とは、随分なご身分じゃないか」
暗がりで待っていたのは、一つの背中だ。
低く、ハスキーな声色で、コートの背中が言葉を紡いだ。
その先に、何かが聳えている。
紫煙をくゆらす男の向こうに、霧の彼方の幻のように、何かが潜んでいるのが分かる。
「あんたが、俺の――」
「ライダーのサーヴァント。神隼人」
男が振り返ると共に、闇の世界に光が満ちた。
スポットライトが点灯し、男の姿とその先の何かを、白く眩く暴きだした。
黒髪の下に光る、猛獣の瞳。
幾重の傷が刻まれた顔は、中年のそれでありながら、気高さと荒々しさを失っていない。
これまでに大神ソウマが相対した、どの人間とも明らかに異なる、凄絶な気配を纏う男だった。
「この俺をここまで待たせたからには、相応の覚悟はできてるんだろうな」
その先に姿を現したのは、巨人だ。
それはソウマの分身である、あの青銅の巨神とも違う。
鋭角的なラインを純白に染め、生物のような三白眼が、ソウマをじろりと見下ろしている。
全身が攻撃性を主張する、尖りに尖ったその威容は、さながら血を求め戦う魔神だ。
威圧し、恐怖を喚起させ、されどその荒々しさが頼もしくすら感じる。
「まぁ、俺を呼んだのが運の尽きだ――お前にはこれからたっぷりと、地獄を見てもらうことになる」
騎兵(ライダー)――神隼人と名乗った男の力の具現は、そんな気配を漂わせる巨人だった。
◆ ◇ ◆
シミュレーターの扉が開く。
ぜえぜえと息を切らしながら、転げ落ちるようにして這い出る。
「それがゲッターロボの世界だ」
お前のこれまでの戦いとは、全く別次元の領域のはずだと。
汗だくの大神ソウマの姿を、神隼人は顔色一つ変えずに、じっと見下ろしながらそう言った。
「こいつには神様の祝福なんてない。むしろ人の身に余る力を、無理やり人の技で手懐け、強引に乗り回すためのシステムだ」
機械の体を動かしたければ、己が両手と両足を使って、ペダルやレバーを操る必要がある。
人の身を超えた力を使えば、その反動がGとなって、体に襲いかかることになる。
そんな手間と負荷がかかる、極限状態のさなかにも、敵は容赦なく攻め立ててくる。
お前がこれから挑むべきは、そういう戦いの世界なのだと。
「……プロジェクト・ゲッターブライト……お前に言わせれば、武夜御鳴神(タケノヤミカズチ)か」
言いながら、隼人が手元の資料を見やる。
設計図に描き出されていたのは、勇壮なロボット兵器の姿だ。
ソウマの愛機、武夜御鳴神。日輪纏いし神の映し身。
その威容とは裏腹に、邪神ヤマタノオロチの一部として、その力を宿した存在だった。
されど今は邪神に歯向かう、大神ソウマの分身として、悪を討つ剣として振るわれていた。
隼人は最初、その説明を受けた時、「雷神ではないんだな」という感想を漏らしていたが。
「本当にこれでいいんだな? わざわざこんなもの造らずとも、俺のゲッターに相乗りした方が、よほど楽に戦えるんだぞ」
隼人のスキルと宝具を知った時、ソウマはあることを提案した。
『反逆の灯火(バヴェルタワー)』という巨大な拠点と、ロボットの知識があるのなら、自分の愛機である武夜御鳴神を、造り上げることができるのではないかと。
隼人はそれを了承した。
自らの宝具の動力の一部を、生まれ来る武夜御鳴神へと転用し、ゲッターブライトというコードネームを与えた。
その辺りのNPCを集め、色々な手段で雇い入れ、建造するためのスタッフとして仕込んだ。
されど、所詮は神の模造品だ。想定されるスペックは、隼人の操る宝具どころか、元々の武夜御鳴神よりも低い。
それどころか、操縦系統は大幅に旧式化し、今も訓練を続けるソウマに、大きな負担を強いている。
同じ訓練を受けるなら、同じ操縦法で操れる隼人の宝具の方が、よほど強力だというのにだ。
「いいんだ。ライダーに全部頼るんじゃなくて……俺の力でも、戦いたいから」
それでも、ソウマはそう答えた。
なけなしの空元気を振り絞り、笑顔を浮かべて隼人に返した。
隼人の宝具を借りるのではなく、自分のロボットで戦うことに、大きな意味があるのだと。
「願いを聞いた時も、そう言っていた。えらくこだわるな、お前は」
ファーストコンタクトを思い出す。
聖杯戦争という争いを知り、聖杯という名の奇跡を知り。
それにかけるべき願いとして、大神ソウマが口にしたのは、オロチと戦うための力だった。
オロチ因子に頼ることなく、聖杯の力で武夜御鳴神を操り、戦うことを望んだのだ。
オロチ自体を消し去ってほしいとは、決して口にすることはなく。
自分の手でそれを成し遂げることに、ソウマはあくまでもこだわったのだ。
「守りたい娘がいるんだ」
ソウマは言う。
隼人の言葉にそう答える。
自分の力で成し遂げる。そのことに頑とこだわる理由を。
「俺の命にかえてでも、守り抜きたい女の子がいる……愛しいと想える女の子がいる。
その想いを果たすためには、そう想う俺自身の手で、成し遂げなくちゃならないんだ」
有栖川姫子という少女がいた。
それが大神ソウマが思い出した、欠けていた記憶のピースだった。
彼にとって不可分であり、されど今この場にはいない、重大な欠落が彼女だった。
姫子をこの手で守り抜く。
オロチと戦う宿命を課せられ、故にオロチに狙われる彼女を、絶対に守ってみせると誓った。
戦いの動機は恋心だ。誰にも渡せない感情だ。
故にその戦いだけは、自分の手で為さねばならなかった。
聖杯に全てを丸投げして、都合よく解決してもらうわけにはいかない。そういう戦いだったのだ。
「………」
しばし、隼人は沈黙する。
厳格な男の双眸が、少し丸くなったように見える。
あるいは、こっ恥ずかしい告白を、何のもなく言い放ったソウマ相手に、呆気にとられていたのかもしれない。
「……天然記念物ものの馬鹿だな、お前は」
されど、長くは続かなかった。
ややあって隼人は苦笑すると、肩を竦めながらそう言った。
獰猛な姿ばかりを見せてきた彼が、初めてリラックスした顔を見せた。そんな瞬間だったかもしれない。
「イーグル号の席は空けておく。その気になったら、いつでも来い」
隼人からかけられた声に、頷く。
そうならないようにしなければと、ソウマは己を戒めながらも、それでもとその存在を思う。
イーグル号という機体は、隼人の宝具を構成する、三つの戦闘機の一つだ。
そのコックピットに座るということは、武夜御鳴神が敗北し、ソウマが戦う機体を失ったことを意味する。
負けるつもりはない。自分で戦うと決めたからには、これから完成する武夜御鳴神で、最後まで戦い抜くつもりだ。
それでももしも万が一、この手の力が及ばなければ、その未来は訪れるのだろう。
油断することはできない。故に、覚悟だけはしなければならない。
隼人の機体に乗り込む覚悟を。
英霊の宝具を操る覚悟を。
『最後の奪還者(しんゲッターロボ)』――その身と力を、己が手で扱うという覚悟を。
【クラス】ライダー
【真名】神隼人
【出典】真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
【性別】男性
【属性】混沌・善
【パラメーター】
筋力:D 耐久:D+ 敏捷:E 魔力:E 幸運:B 宝具:B
【クラススキル】
騎乗:A-
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
特にロボット兵器の扱いに関しては、トップエース級の技量を誇っている。
反面、動物に関しては、野獣ランクのものまでしか乗りこなせない。
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【保有スキル】
直感:B
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
本来の真ゲッター2の最高速度は、一説には亜光速にすら至ると言われており、
その世界で戦う隼人の感覚もまた、尋常ならざる領域まで研ぎ澄まされている。
特異点:C
数多の平行世界に跨がり、存在する者を指す名称。
隼人自身はただの人間であり、時空を超えてゲッター線に引き寄せられるような、特別な縁を有してはいない。
しかし彼は常にゲッターロボと共に在り、それぞれの世界において、ゲッターと共に戦い続けている。
このスキルにより、隼人は、平行世界の自分が有している技術を、自らのものとして用いることができる。
たとえば、ゲッターロボの設計者として、新たなロボット兵器を開発することも可能である。
カリスマ:D-
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
ただしその極端なまでの厳格さから、戦士でない一般人にとっては、信頼より恐怖が勝ってしまうこともある。
【宝具】
『最後の奪還者(しんゲッター2)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:1000人
宇宙から降り注ぐエネルギー・ゲッター線を用いた人型兵器――ゲッターロボ。
この機体は、その開発者である早乙女博士が、「最後のゲッターロボ」と銘打って開発したものである。
三機の戦闘機が合体することで、一つの姿を取るロボットであり、
隼人が操縦を担当する真ゲッター2は、地上戦闘・高速戦闘に特化した性能を有している。
……もっとも、隼人自身の縁の薄さと、聖杯戦争という隔絶された戦場に在ることもあり、
ゲッター線の総量は大幅に減少。隼人一人で発揮できる性能は、常識的な宝具の範疇に収まってしまっている。
特に、搭乗者の人数に左右される要素の振れ幅は、より大きくなっており、
異なる形態へと変形する「ゲッターチェンジ」は、二人以上のパイロットがいなければ、発動すらできなくなっている。
並以上の人間ですら、ふるい落とし絶命させるモンスターマシンにとって、
パイロットの増員は困難を極めており、その本来のスペックが発揮される可能性は低いだろう。
(オロチの力を持つソウマであれば、その力を発揮することで、何とかついていくことは可能である)
ちなみに、パイロットが三人揃った場合、真ゲッター最大の必殺技である「ストナーサンシャイン」を、
空戦特化型の真ゲッター1形態にて発動できるようになる。
『反逆の灯火(バヴェルタワー)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
真ドラゴン討伐隊を率いていた際、隼人が用いていた巨大な陸上戦艦。
その名の通りの、巨大なタワーのような船体には、各所にミサイルが搭載されている。
神秘性は最底辺に位置しており、これほどの巨体を有していながらも、
サーヴァントにはほとんど有効なダメージを与えられない。
反対に魔力消費量は少なく、戦艦として稼働していなければ、消費はほとんどゼロである。
待機状態でも大神家の近くに実体化し続けており、平時は正体不明の巨大なビルという扱いになっている。
この状態であれば、他のサーヴァントやマスターからも、宝具として認識されることはない。
【weapon】
真・ゲットマシン
ゲッターロボを構成する、三機の戦闘機。この状態では魔力の消費もそれほど多くはない。
ライフル
生身での戦闘時に用いるライフル銃。
【人物背景】
歴代のゲッター2に搭乗してきた、ゲッターロボのパイロット。
早乙女博士が真ドラゴンを起動し、全人類に反旗を翻した時には、その討伐隊を率いて戦っている。
実は早乙女博士の蜂起のきっかけとなった、人造人間・ゴウの誕生に関与しており、そのことを長らく悔やんでいた。
肉体年齢は41歳と、戦闘者としては老齢の域に達しつつあるが、実査にはそれを物ともしない身体能力を誇る。
常に冷静沈着で、煙草の似合ういぶし銀の男。
しかしその内側には、獰猛な本性を宿しており、時折過激な行動に出ることもある。
冷酷とすら言えるほどに厳格な男だが、決して悪人ではない。彼の戦いは常に、地球と人類を守るためのものであった。
彼の操る真ゲッター2は、右手に搭載された巨大なドリルを操り、地上での超音速戦闘を行うことを得意とする。
その機動力は、背中に背負ったジェットエンジンによって賄われているため、高高度でなければ飛行も可能。
必殺技は、ドリルを構え突撃するドリルハリケーン。
その他、プラズマエネルギーを纏った竜巻を生じるプラズマドリルハリケーンや、ドリルそのものを敵目掛けて発射するドリルミサイルを併せ持つ。
長い戦いの果てに、彼はチームメイトと共に、無限に続くゲッターの戦場へと旅立った。
【サーヴァントとしての願い】
全くない
【基本戦術、方針、運用法】
このサーヴァントのマスターには、純粋な魔力量だけでなく、肉体の強靭さも求められる。
宝具『最後の奪還者(しんゲッター2)』の力を発揮するには、二人目以降のパイロットの存在が、必要不可欠だからだ。
そういう意味では、武夜御鳴神で出撃しようとするソウマの運用法は、セオリーを無視した非効率的なものであるとも言える。
隼人が真ゲッターに搭乗した際には、宝具『反逆の灯火(バヴェルタワー)』はもぬけの殻と化してしまうため、
こちらはあくまで拠点として認識しておいた方がいいだろう。
【マスター】
大神ソウマ@神無月の巫女(アニメ版)
【マスターとしての願い】
オロチと戦う力とする
【weapon】
武夜御鳴神(タケノヤミカズチ)
邪神・ヤマタノオロチの一部である、青いボディを有した鋼の巨人。
基本的には、徒手空拳での戦闘を得意とする。
内蔵武器は、両腕を変形させたビーム砲・射魔破弾と、肩から放つ円盤状のエネルギー弾・飛光斬盤。
更に必殺技として、両肘から放つエネルギーで敵を拘束した後、拳で撃破する日輪光烈絶撃破を有する。
当然ながら本来は、聖杯戦争に持ち込めるような代物ではない。
しかし、隼人の宝具『反逆の灯火(バヴェルタワー)』にて、これを再現した機体が建造中である。
本来よりもスペックが低下している他、操縦系統がゲッターロボのそれを流用しているため、操縦感覚がかなり異なる。
建造には相応の時間がかかるため、完成には聖杯戦争の開幕から、しばらく時を置く必要がある。
【能力・技能】
オロチの首
ヤマタノオロチの力を受けた、八人の眷属の一人。
強い魔力による身体強化と、前述するオロチの分身を操ることが可能。
ただし、ソウマはオロチの意志に逆らっているため、武夜御鳴神に乗る度に、その力によって体を蝕まれている。
本聖杯戦争においては、宝具『最後の奪還者(しんゲッター2)』に搭乗した際、この呪いが進行する。
騎乗
バイクを運転することができる。
【人物背景】
ヤマタノオロチの七の首に選ばれながらも、想い人・来栖川姫子を守るために、抗うことを選んだ少年。高校2年生。
幼少期に父親を喪っており、施設暮らしを経て、現在の大神家に引き取られた。
現在は容姿端麗・文武両道であることも手伝ってか、「ジン様」という愛称で、女子生徒達の憧れの的になっている。
真面目で正義感の強い熱血漢。基本的には心優しく、紳士的な性格である。
姫子を守るために戦うことには、一切の迷いを抱いておらず、
オロチの呪いに身を蝕まれても、懸命に戦い続けている。
今回は実兄・ツバサと再会する手前の時期から、聖杯戦争に参戦している。
実は父親からは虐待を受けており、これをツバサが殺害することで一命を取り留めていたのだが、
ショックからその時の記憶を失っているため、現在は全く覚えていない。
【方針】
基本的には、マスターよりもサーヴァント狙い。武夜御鳴神が完成したら、それに乗って戦う
最終更新:2015年12月08日 02:10