SA5532AP / Texas Instruments

低雑音デュアルOPAMP

2007年製
タイプ Bipolar
電源電圧 ±3~20V
GBW 10MHz
スルーレート 9V/us
Vn 5nV@1kHz
開ループ利得 100db
消費電流 8mA
出力電流 38mA
オーディオ向け
ボルテージフォロア △ダイオード保護あり
オリジナルベンダー Signetics
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
SA - シグネティクス/NXPの温度範囲記号で工業用(摂氏-40~85度)を表す
(テキサスインスツルメンツでは、セカンドソースのICには、基本的にオリジナルベンダーの接頭記号をそのまま付けます)
5532 - 品番
A - 低オフセット選別品
P - PDIPパッケージ


オーディオ用として定番中の定番である5532ですが、工業向けで動作温度範囲の広いSAバージョンです。
このオペアンプを開発したSignetics社(現在はフィリップスに買収されNXPセミコンダクターになった)では、他社のICでは型番の後ろのIやCに相当する記号を型番の最初につけています(NE=商用、SA=工業用、SE=軍用)。

NE5532は一般的なので、違いはあるのかと思って一般にはあまり出回らないSA5532を取り寄せました。

NE5532と音の違いは無いようです。まあ思った通りというところです。
このオペアンプの出す音は解像感こそ高いのですが、ちょっととげとげしいイメージがあってあまり好みではありません。ですがオーディオ用としての評価や信頼は絶大で、とりあえずこれなら間違いないという性能があると言えます。

SA5532と電気的特性の近い品種

  • NE5532/SA5532/SE5532(SIG)
  • NE5532/SA5532/SE5532(PHI)
  • NE5532/SA5532/SE5532(NXP)
  • NE5532(ON)
  • RC5532(RAY)
  • RC5532(FCS)
  • NE5532(FCS)
  • KA5532(FCS)
  • TL4581(TI)
  • NJM5532(JRC)
  • NJM2114(JRC)
  • BA15532(ROHM)


テキサスインスツルメンツのOPAMP



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最終更新:2014年02月18日 01:32