涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki
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涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki
ja
2020-05-23T09:47:39+09:00
1590194859
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短編.
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6593.html
<div>ここはジャンル毎に短編、小ネタをまとめる場所です。<br /></div>
<p><br /></p>
<div>
各ジャンルごとに数字(orキャラ)で区切っていますがタイトルがある短編、また小ネタだけどタイトルを付けたい!という人は各ページの中の数字より下の線の項に書いてください。<br />
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<p><br />
<br /></p>
<ul>
<li><a title="いじめ短編置場 (102d)" href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/14.html"><font color="#666666">いじめ</font></a></li>
</ul>
<p><br /></p>
<ul>
<li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/77.html"><font color="#666666">アナル</font></a></li>
</ul>
<p><br /></p>
<ul>
<li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/133.html"><font color="#666666">シュール</font></a></li>
</ul>
<p><br /></p>
<ul>
<li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/242.html"><font color="#000000">あま~い短編</font></a></li>
</ul>
<p><br /></p>
<ul>
<li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/276.html"><font color="#666666">普通の短編</font></a></li>
</ul>
<p><br /></p>
<ul>
<li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/395.html"><font color="#000000">エッチな短編</font></a> <span style="color:#FF00
2020-05-23T09:47:39+09:00
1590194859
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長編.
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6592.html
<div>ここは各キャラごとに長編をまとめる所です。</div>
<div>メインキャラごとに長編を分けてみました。無駄にページ数を伸ばさず、なるべく短いページ数にまとめるようにしましょう。</div>
<hr />
<ul>
<li>涼宮ハルヒ <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/510.html"><font color="#666666">1</font></a> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/746.html"><font color="#666666">2</font></a></li>
</ul>
<ul>
<li>キョン <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/775.html"><font color="#000000">1</font></a> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/909.html"><font color="#666666">2</font></a> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1956.html">3</a> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3685.html">4</a></li>
</ul>
<ul>
<li><font color="#666666">長門有希</font> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1151.html">1</a> <a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3686.html">2</a></li>
</ul>
<ul>
<li><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1314.html"><font color="#000000">朝比奈みくる</font></a></li>
</ul>
<ul>
<li><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1365.html"><font c
2021-02-03T23:43:57+09:00
1612363437
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長編(避難所)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6591.html
<p>・<a href="https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6592.html">長編</a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6589.html">読めない記事への対処法</a>(2020/5/17現在)</p>
2020-05-23T09:46:37+09:00
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短編(避難所)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6590.html
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6593.html">短編</a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6589.html">読めない記事への対処法</a>(2020/5/17現在)</p>
2020-05-23T15:41:09+09:00
1590216069
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読めない記事への対処法
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6589.html
<p>【注意!】このページは管理人様によって作成されたページではありません。</p>
<p> </p>
<p>読めない記事がある場合</p>
<p>PCデスクトップ版ページ右上「編集する」クリック</p>
<p>エディタ内「ページを保存」クリック</p>
<p>で、再び読めるようになります。特に登録とかは必要ない・・・と思います。</p>
<p>【追記】</p>
<p>スマホで行う場合は『モバイル版webサイトを表示』(IOS)等PC向け表示に切り替えると</p>
<p>編集できます。</p>
<p> </p>
<p>また経験上ここで連続して編集を繰り返すとGoogleにロボットだと疑われて認証にべらぼうに時間</p>
<p>がかかるようになります(自分はあの変なパズルみたいなのが2分以上続きました)間隔を開けるなり</p>
<p>してみるといいかもしれません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>※この操作によって生じた一切の不具合・不利益に関して、責任を取ることはできません。</p>
<p> </p>
<p>今のところの利用者様方の最新情報はおそらく↓こちらに随時更新されていく(というか、誰かが書き込む)と思います。</p>
<p><a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1588.html">SS企画ページ用・感想所</a></p>
<p> </p>
<p>長編・短編へのリンクはこちら↓</p>
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6592.html">長編</a></p>
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6593.html">短編</a></p>
<p> </p>
<p>編集権限のない記事は避難所で見れます。避難所へのリンクはこちら↓</p>
<p>・<a href="//w.atwiki.jp/haruhi_vip2/">避難所</a></p>
2022-01-08T21:39:43+09:00
1641645583
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それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 8
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6588.html
15,フリープレイ(R)
呆けた人間に有事を理解させるにはショック療法が一番手っ取り早いなんてのは経験から言って間違いじゃない。それに朝倉は急進派だしな。急いては事を仕損じると昔から言うが、しかし今回に限れば少女の目論見は成功に終わったと言ってやってもいいだろう。
お陰で大分目が覚めた。
人の出入りが奇跡的に無いマンションのエントランスは冬でありながら、その体感気温を上昇させ続けていた。心臓を始めとして血管一本一本に至るまで血と共にカンフル剤が巡っているように脈拍は速い。これは俺の意識の在り方の違いでしかないのだろうが。
昨日までとは違う。ついに「始まった」、そう直感的に理解する。具体的に何が始まったかは朝倉にでも聞かないと只の一般人である俺には分からない。だけどもう、何かが確かに始まっているというそれだけはこんな俺にも言い切れた。
十二月、クリスマス。ワールドエンド。今年もまた非常識が俺の周りに吹き荒れている。毎年恒例としちゃ悪趣味で、でもってそれをどこか楽しんでいる節すら有る俺は無気力に成り切れない好奇心旺盛な年頃の例に漏れないらしい。
台風の目を探しに今すぐ走り出したい気持ちを抑えて朝倉の次の言葉を待った。じっと俺を見つめるその先で少女は天井の明かりを見つめている。シャミセンがたまにああして何も無い中空を見つめている事が有るも、それとはまた毛色が違うだろう。
たまに長門もアレをやってる事から、母船との交信だろうと当たりを付ける。一分ほど経って朝倉は通信を切ったのか目線をこちらに移した。
「お待たせ。待った?」
少女の首の動きに合わせて艶めく長い髪が鮮やかに踊る。しまったと後悔した時には既に遅く、俺は脊髄反射で軽口を叩いてしまっていた。
「今の台詞、初デートに意気込み過ぎて服選びに熱中していたら遅刻しちまった部活の後輩ってシチュエーションでもう一回頼む」
……宇宙人の視線が途端にキツくなる。それに合わせて脇腹の辺りに幻痛が再来。こっちが悪いのは重々承知だが、しかしてそうやってトラウマを直接触るのはどうか止めて頂きたい!
少女は人生に疲れた中間管理職のおっさんみたいな悲哀に満ち満ちた溜息を一つ吐いた。
「まだ危機感が足りていないみたいね」
ヤバい……死ぬ。
2017-08-16T06:51:53+09:00
1502833913
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それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 7
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6587.html
14,宇宙原産ブルーローズ
長門のマンションには何度か行ったことが有る。管理人のおっさんとも微妙な顔見知りだったし、入り口で手間取ることは無い――そのはずだった。
だが、実際は車から出て数歩足らずで俺の足は止まってしまっている。逸る気持ちは急制動を掛けられ、慣性の法則に従いたたらを踏んだ。
「……お前か」
マンション前には見知った背中の持ち主が佇んでいた。と言っても管理人のあの人とは似ても似つかない美少女だ。彼女は長袖の北高セーラに身を包み、この冬空の下でありながら防寒具の類を他に一切身に付けていなかった。通りすがりの赤の他人が見たら十人中五人くらいは怪訝さに眉を顰めるであろう出で立ちなれど、俺はそこに何の感慨も抱けなかった。これは加齢を根拠とする感受性の鈍化とはまた別の話だ。
その服装に理解が有るのは……これは残念ながらとでも言うべきなんだろうな。
防寒具を着ていないのはソイツには真実、必要ないから。そう、気温や体温などアイツにはどうとでもなるのだ。俺たちと違って。
この非常識さんめ。
ああ、ちくしょう。もし何かの手違いで本物の幽霊に行き遭ったとしても、それでもここまで俺の背筋を凍らせることはきっと出来やしないんだろうよ。全身が総毛立つとはまさに今の俺の事だ。体育の授業が有ったら躊躇わず見学を申請するくらいには気分も悪い。
「そ、意外でしょ」
超然という言葉の意味を体言する少女の立ち姿。凛と背筋の伸びた佇まいは例えるなら桔梗ってトコか。いやいや、似ても似つかないが薔薇ってのも大穴で有り得るだろう。美少女――だからこそサソリの尻尾が可愛く思えるような棘だって隠しているんだろうよ。
艶やかな腰丈の髪やスカートは時折吹く痛烈な北風にすらなびく様子がちっとも見られない。何をどうしていやがるのか。大気なんてものは世界に無きがごとくに振る舞うソイツ。マジで情けない話だが喉がグビリと鳴るのを抑えられない。
――勿論、恐怖でだ。
「そうでもないな。なんとなく『来るだろうな』って予想はしてたんだ」
「それって有機生命体固有の予知能力?」
「いいや、ただの勘だ。俺を驚かせたかったってんなら、そいつは期待に添えなくて申し訳無い」
「ふうん、残念。でもまあ、いいわ」
2016-08-15T15:45:09+09:00
1471243509
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それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6586.html
<p> 涼宮ハルヒの激励 目次</p>
<ul class="plugin_recent_ul" style="margin:0px 0px 0px 20px;padding-right:0px;padding-left:0px;font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;font-size:medium;line-height:normal;"><li style="margin:0px 0px 0px 10px;padding:0px;line-height:24px;"><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6580.html" style="margin:0px;padding:0px;color:rgb(51,51,51);text-decoration:none;" title="それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 1 ( 42d )">それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 1</a></li>
<li style="margin:0px 0px 0px 10px;padding:0px;line-height:24px;"><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6581.html" style="margin:0px;padding:0px;color:rgb(51,51,51);text-decoration:none;" title="それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 2 ( 42d )">それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 2</a></li>
<li style="margin:0px 0px 0px 10px;padding:0px;line-height:24px;"><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6582.html" style="margin:0px;padding:0px;color:rgb(51,51,51);" title="それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 3 ( 42d
2017-08-16T06:53:53+09:00
1502834033
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それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 6
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6585.html
12,セカイ系青春ウォーカー
支払いを終えた古泉と一緒に外に出ると、タイミングを見計らったかのように俺たちの前でリムジンが静かに停車した。古泉が呼んだお迎えとやらなのは容易く察しが付いたが、駅前の雑居ビルでごった返す一角にリムジンは不釣合い過ぎて軽くファンタジイ入ってるよな、これ。客観的に見て。
「乗って下さい」
古泉が後部座席のドアを開けて俺を車内に促す。断る理由も躊躇う理由もさっきの古泉の一言で木っ端微塵にぶち壊されていた。
長門が? 危ない?
理由はまだ説明されちゃいないが、しかしてこういった類で嘘を吐くような男では古泉はないのを――一年半の付き合いなんだ、俺はよく知っている。だとすれば信じて全乗っかりする以外に道は無い訳で。
リムジンを運転していたのは老齢の紳士、いつぞやSOS団全員でお世話になった新川さんだった。去年の五月を思い起こさせるようなスーツ姿は本職のドライバと言われても誰も疑うまい。それほどにしっくりと似合っている。
「新川さん、お願いします。とりあえずは彼の家で」
「分かりました」
古泉の指示と前後して車は驚くほど滑らかに走り出した。ホバーでもしてやがんじゃないのか、ってくらいにな。これは車が良いのか、それとも運転手の腕が良いのか。聞いてみたところで新川さんは謙遜するだろうが多分、両方だろう。
「早速ですが、説明を始めさせて頂きます。時間が惜しいので」
喫茶店と同じく向かい合うように座った古泉が喋りだす。
「先ずおかしいと思ったのは長門さんがこの件に関して行動を見せていない事でした。彼女は誰よりも早く時間の途絶を察知していたのに、僕が問うまで情報さえ頂けなかった」
「長門がいくら無口だって言っても、そこまで何も話さないのはオカしいって言いたいのか。そりゃ、まあ確かにな。だが、そこまで不思議でも無い気がするんだが」
どれだけ言ってもアイツは一人で背負い込む癖を直そうとしやがらないし。
「僕も同じように思っていました。そうは言っても彼女は長門有希(ウチュウジン)ですから、と。僕らと同じ感覚で語る事は出来ません。しかし考えてもみて下さい」
「何をだ?」
古泉は一呼吸矯めて、
「どうして長門さんに来る十二月二十四日に起こるであ
2016-08-15T13:02:46+09:00
1471233766
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それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 5
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6584.html
10,時空管理者の憂鬱
あれよあれよと時間は流れ、期末テスト準備期間が始まった。テストが終わればすぐそこにクリスマスが待っている。
クリスマス、か。いやはや、どうするべきだろうな。去年に倣うならもうそろそろハルヒが騒ぎ出すはずだ。しかし、今年は俺に「予定」が有る、らしい。本人の意思がそこに介在しないのがこの場合の悩みであり。もしもその予定をぶん投げてSOS団主催のクリスマスパーティに出たとしたら、どうだ?
世界はそれで呆気無く本当に終わってしまうのだろうか? はあ、真面目に考えるのも阿呆らしい話だが、しかし俺が真摯に向き合わなければ他の誰がこの不条理な超時空的現実に向き合うっていうんだ。古泉は早々に楽観論者に成り下がっちまってたしな。全く、肝心な時に使えない。
ドイツもコイツも俺の都合なんかちっとも考えちゃくれないのは、世界に蔓延る悪癖だ。
ま、今更って話だけどさ。
思い悩んでいるのは二点。それはつまり、波風を立てないように「二十四日に予定有り」をハルヒに伝えること、と。
――果たして当面の受験云々という問題が解決したのに、まだそのような規定事項を満たす必要が有るのだろうかって点だ。
考えたところでこればっかりはどうしようもならんが。
「いつもながら、宇宙人、未来人の考える事は俺にはよく分からん」
ボヤきながら商店街へ続く脇道を俺は歩いていた。目的はアーケード内の小さな書店で(映画のスポンサにもなってくれた店だな)、新しいノートと切れちまったシャーペンの芯を買うためだ。ここまで来なくったって下校道に有るコンビニで用を済ませても良かったのだが、そこはそれ「義理と人情」。せめて俺くらいは売り上げに貢献してやるべきだと思ってさ。
客観的に考えれば、最近は勉強の事ばかりを考えていたせいで少しいつもとは違った事をしたかったんだろうな、と。つまり、気晴らしを兼ねた寄り道だ。テスト直前の半日授業、家庭教師が家に来るのは十七時。ハルヒの放課後個人授業も十五時終了ってんでぽっかり空いた二時間はなんとなく自由を感じさせた。
「お」
横道からアーケードへと抜ける手前、視界の先に見覚えの有る麗しいお姿を捕らえた。左から右へとゆっくり歩いていくのは女神か、妖精か。いやいや、未来から来た天使
2016-07-07T21:58:18+09:00
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