「すいませんスチュワーデスさん、席を変えてもらえませんか?」
羽田発の混んだ飛行機の中で、普通そうな男子生徒が言った。

「何かありましたか?」
「わからないんですか?ガチホモなんかの隣には座りたくないんですよ」
男子生徒の隣では、イケメン超能力者がニヤケ顔で座っている。

「お客様、少々お待ち下さいませ。空いている席を確認してきます」
乗務員は足早に立ち去り、周囲の乗客はざわざわと不穏な空気。

しばらくして乗務員が戻って来た。

「お待たせしました。ファーストクラスにひとつ空きがありますので、どうぞそちらへ。
本来ならこういうことはできないんですが、隣の席がこんな人では確かに迷惑でしょうと、
機長が特別に許可しました。さ、どうぞ」


周囲の乗客は、にこやかにイケメン超能力者を見送った。



谷口「おい、9組の古泉ってヤツはホモだぞ」
国木田「なんでそんなことがわかったんだい?」
谷口「あいつのチンポ、糞の味がした」



古泉「あならない」
古泉「あなります」
古泉「あなるとき」
古泉「あなる」
古泉「あなれば」
古泉「あなろう」

古泉「ふぅ…キョンたん遅いな」



しこしこしこしこしこしこしこ
古泉「はっはっはっは・・・・・」
キョン「・・・・・・」
しこしこしこしこしこしこしこ
古泉「はぁっ!はっは・・・はぁ!あはぁ!」
キョン「・・・・・・」
しこしこしこしこしこしこしこ
古泉「はぁ!はぁ!ウッ!」
ドピュ!


古泉「と、こんなところです。どうでしょう?」
キョン「いや意味がわからん」



●<ここまで来て1000行かないわけありませんよね?
  1000行かないせいで閉鎖空間が毎日のように発生して最近睡眠時間が少ないんですよ
もし今回1000行かなかったらキョンくんのアナル掘りますから覚悟して下さいね



「ん、今日は長門だけなのか?」
「肯定…。」
「そ、そうか…(なんだかいつもと雰囲気が違うような…?)」
「待って!」
「ど、どうした?俺はたった今机に座ろうとしただけなんだが?」
「アナタ以外の存在がこの席を使用した形跡がある。」
「そ、そうなのか?」
「爆発物を仕掛けられた可能性もある、今すぐにここから半径5m以上離れて!」
「ちょ、そんな訳ないだろうが!」
「大丈夫、すぐに処理する。任せて。」
「え、ちょ、長門さん?その手に持ってる導線付のプラスチックは一体何なんでs「耳を塞いでショックに備える事を推奨する。」
ドゴォォォォォン


「おや、先ほどキョンたんのいつも座ってる椅子の匂いでオナヌーした部室から爆音が?」



古泉「……」
古泉ママ「……」
古泉パパ「……」
 
古泉「……いつ、届いてたの……?」
ママ「……今日の昼間に、宅配便の人が……来たのよ」
パパ「……」
 
古泉「……なんで開けたの……?」
ママ「だって……箱が大きくて……一樹の部屋に持っていくの大変だったから……」
パパ「……なあ、一樹……?」
 
パパ「……これは……一体……なんなんだ……?」

そういってパパはキョンたんそっくりのダッチワイフ(男版アヌスホールあり)を指さしました。



キョン「頼む古泉!お前のを俺のケツにぶち込んでくれ!」
古泉「いやですね」



キョン「頼む古泉!お前のを俺のケツにぶち込んでくれ!」
古泉「いやですね」

ブウン

アッー!
そうして古泉の持っていた金属製の筒の様な物から出てきた赤い光にアナルを貫かれ俺はイった。

古泉「(スコスコスコ)ふふふ、そんなによかったのですかキョンタン、
    おや、僕のライトセーバーもそろそろ限界のようですよ・・・クッ、(ドピュッ)
    はぁはぁ、ラブカルピスがこんなにも・・・」



長門「それはどうみても精子。本当にありがとう」



ttp://www.sos-dan.com/himg/src/1158202485444.jpg



谷口「…キョン、見せつけてくれるじゃねーか」
国木田「だけど、僕たちだって負けてはいないよ!」

鶴屋「キョンくんすごいにょろ……もう我慢できないよ……みくる、いいよね」
みくる「で、でもこんなところで……ん、あんっ」



長門「…………私たちも……する?」
ハルヒ「遠慮しとくわ。今からビデオのセッティングしなきゃいけないから」



キョン「ああ・・・いいぞ古泉・・・もっと激しくしてくれ・・・。」
古泉「了解しました・・」

ハルヒ「(やだ・・・この二人、部室で何してるの?)」
ガチャッ!
ハルヒ「コラー!キョンに古泉君!部室で何してるの!?」

そこには尻を突き出して古泉に掘られているキョンの姿があった。

ハルヒ「ちょwww本当にやってたの!?wwww失礼しましたー!」



古泉「朝比奈さん・・・実は僕、貴方に恋愛感情を持つようになってしまって・・・その、僕と交際をしてくれますか?」

みくる「古泉くん、あなたも知ってると思うけどあたしはこの時代で恋愛は・・・」

古泉「僕は真剣です。貴方への想いは時空の壁すら越えてしまう!」

みくる「古泉くん///」

古泉「付き合ってくれますか?」

バリバリ
キョン「かかったな古泉。さあケツを出せ!」
古泉「アナルだけは!アナルだけは!」



「なあ、長門。 最近、何もいないはずなのに視線を感じるんだけど、気のせいかな?」

「…あなたは現在300弱の組織から観察されている。 (そして私も監視している)」

「!!」

「主に狙われているのはお尻…。 (私も狙っている)」

「!!!」



国「た…谷口/// お、俺…もう我慢できないよ///」
谷「AAhAh~ aアナルだけは!アナルだけは!」
国「ションベン出すよ谷口」
ち「にょろーん」
古「キョンタン…僕達も…」
キ「アーッ!」




み「(*´⊃ω⊂)」
ハ「(*´⊃ω⊂)」
長「……………………死ね」



キョン「寒いな」
古泉「寒いですね」
キョン「・・・実は俺冷えると死んじゃうんだ」
古泉「・・・わかりました、毛布を持ってきましょう」
古泉「いや待て、実は人肌じゃないとダメなんだ」
古泉「・・・わかりました、暖めて差し上げましょう」 ギュッ
古泉「………」 ギュッ
古泉「あったかいですか?」
古泉「まだちょっと寒いな………そうだ古泉、頬擦りしてくれ」
古泉「それは何故です?」
古泉「……暖まるから」
古泉「わかりました」 スリスリ
古泉「………」
古泉「………」 スリスリ

古泉「ありがとう。、暖かくなってきたよ……///」
キョン「いいからとっととその汚いのをしまえ」



キョン「寒いな…」
長門「寒い」
キョン「…実は俺冷えると死んじゃうんだ」
長門「毛布持ってくる」 トコトコトコ
キョン「いや待て、実は人肌じゃないとダメなんだ」
長門「…わかった、暖める」 ギュッ
キョン「………」 ギュッ
長門「あったかい?」
キョン「まだちょっと寒いな………そうだ長門、頬擦りしてくれ」
長門「何故?」
キョン「……暖まるから」
長門「する」 スリスリ
キョン「………」
長門「………」 スリスリ

キョン「ありがとう。、暖かくなってきたよ……///」

古泉「いいです。僕も暖かかくなってきましたから……///」
キョン「うおーい!!!!古泉てめー!いつからこkくぁwせdrftgyふじこ@;」

古泉「いつから?何を野暮なことを聞いてるんですか。
    まぁそんなことはどうでもいいんですよ。それよりこのテドドンを見てください、こいつをどう思いますか?」
長門「すごく・・・大きいです」
キョン「これっ!長門!!どうもおもわん!!早く離れろ!暑苦しいんだよ、気持ち悪い。
     っ!ああああああ当たってる、当たってるから、早く、そいつをしまってくれ!!!」

古泉「そうですか分かりましたキョンタン。でもこのままでは大きすぎてしまえないのでね・・・
    ふふふ・・・ではいきますよ!!!ふんもっふ!!!!!」
キョン「アッー!!アッー!!アッー!!アナルだけは!アナルだけは!!」
みくる「(ああ・・・素晴らしきボーイズラブ・・・)」



古泉「あぁあっキョンたんキョンたんっ僕もうイってしまいますよっ」
キョン「っんあ・・はぁっく・・お・・・俺ももうすぐ・・んはぁっ」
古泉「あぁぁっイくうぅうぅイっちゃいますぅうぅう!!!」
キョン「くあぁあぁっ!!」




長門「ぶっ2秒差かよw」



今日誕生日なんだ。



それは前振り、と言えば馬鹿にされてしまうほど些細な出来事だったのだが間違いなくそれが前振りだった。
事の始まりは谷口のこんなセリフからだった。
「キョンって可愛いよな…ハァハァ」
誰でもこんなことを言われたら脊髄反射でこう答えるだろう。頭大丈夫か谷口?と、しかしそうではない奴がいた。
「奇遇だね谷口、僕ももう我慢の限界だったんだ…ハァハァ」
と、国木田。何が我慢の限界なのかはあまり想像したくはないね。
「なんの話しですか?僕も混ぜてくださいよ」
そう言って教室の鍵を締めたのは古泉、なんてこったい…役者が揃っちまった。
時は放課後、場所は教室、登場人物は俺と、谷口と国木田。それにスマイル製造機古泉…つまり手詰まりってことだ。
「よせっ、やめろって!それが冗談だとしても笑えないって!」身の危険を感じた俺はとっさの判断で説得を
試みるが、
「冗談だと思いますか?」あまりにもあっけなく交渉決裂。
「よせっ、く…来るな!!」
俺は両脇を谷口と国木田に抑えられ古泉にパンツごと制服のズボンを下ろされた。つまり丸出し、あられもない姿を晒しちまってるわけだ。こういう時のセリフは一つしか持ち合わせない俺はもはやお馴染みの定例句を唱えた。
「アナルだけは!アナルだけは!」

すると国木田から予想外の返答が、
「心配しないで、僕達受け専門だから…」
「YAYAYA優しくしてね♪」
な、なんですと!?つまり俺が挿したり出したりしなきゃならんのか!?い、嫌すぎるッッ!
「まずは勃起してもらいましょうかね…」
古泉がそんなことを言って俺をくわえるもんだから必死になって抵抗を試みるが、そこはそれ、野郎三人の力に敵うはずもなくあっけなく俺は美味しく頂かれてしまったわけだ。
放課後の教室に響く卑隈な水音、夕日に照らされた古泉の赤らんだ頬が相乗効果になり俺に不快感を与える。だのに息子は感じてる。
それは屈辱だった…国木田の腸内の暖かさも屈辱だし床に垂れた谷口の精液をよつんばいで舐めさせられたのも屈辱だった。
最後の方は放心状態になり息子が起たなくなったので交互にアナルと口を犯された…何度も、何度も、何度も!!!
………
……

尿道まで開発され俺を見回りの教師が発見するまで狂乱の宴は続いた。
その後、俺の姿を見た者はいない………



以上実話でした



キョン「ぅぐっ、毎日アナルを狙われるストレスで胃が…」キリキリ
古泉「キョンたーん!」
キョン「うわっ来たー(ギリギリ)アナルだけは!アナルだけは…」
古泉「!」ピタ
キョン「…あ、あれ?」ギリ‥
古泉「キョンたん口がにおいますね、胃でも悪いんですか?」
ギリギリギリ
キョン「お、お前のせい、だ…」バタッ



遙「キョン君、ごめんね? ほんとうのたからものはわたしが貰ったんだよ?」
キョン「いいんだよ。鳴海のやつ遙をほっときっぱなしにして何をしてるんだ!
    俺がお前を守ってやるから安心しろ!」
遙「キョン君……。ごめんね? でも、ありがとう」
遙は俺を見つめると、ゆっくりキスをして、そのまま俺達は西日が傾く病室でしっかりと抱き合った。
ガラッ!
ハルヒ「え、キョン!なにその子あたしに似てる?(悔しいけど、あたしよりかわいいわ)」
キョン「てめえ、なに勝手に入ってきてんだ偽者がうせろ!
    お前は遙に何もかも負けてんだよ!女としてな。その前、人としてな!
    そう、思うだろ? 長門も」
長門「あなたの言うとおり涼宮ハルヒは涼宮遙と酷似している。時間的に、涼宮遙がオリジナル。
   涼宮ハルヒにアイデンティティーはない」
遙「私、あの人嫌いなの! 気持ち悪い。キョン君殴っちゃっていいよ!」
俺は頷くと、ハルヒを殴りつけ、病室の窓から落とした。悲鳴が聞こえたが、窓を閉め、遮った。
遙「キョン君ありがとう。涼宮ハルヒさんのおかげで窓の外があることに気付けたわ。
  ああ、秋の雲ね。秋か、さんま食べたくなってきっちゃった!」
キョン「ははっ!遙は食いしん坊だな、長門、雲を再構成してさんまに変えてくれるか?」
長門「分かった。旬だし、わたしも食べたい。それに、さんまカレーにも挑戦したい」
キョン、遙「(それはないだろ。でもかわいいからいっか)」
長門は魔法を唱えると、雲を焼いたさんまに再構成した。遙はこの魔法をいつも喜んでくれる。だから、俺も嬉しかった。
そして、俺達はそれにむしゃぶりついた。
キョン「遙、お腹もいっぱいになったし、さっきの続きでもしないか?」
遙「わかっt バリバリ 古泉「かかったな小物め! それじゃあ行きますよ! ふんもっふ!」
キョン「アナルだけは!アナルだけは!」

長門「(雲だけではさんまは作れない。さて、どこからさんまをつくったのか。雲の王国ってコトでいいか)雲の王国であそびたいなあ」
キョン「かわいい!!」

俺は痛むけつをかばいながら、愛くるしい長門を抱きしめた。
香月モトコ「病室でのアナルセックスは禁止よ!」    遙のいない病室はどこか寒々しく見えた。  アナルセックス!!



「待たせちまって悪かったな。
先に長門と朝比奈さんと谷口と鶴屋さんと阪中の五人を相手にしてきたんでな」
「いいえ、僕はあなたが来てくださっただけで幸せです」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないか古泉。やらないか?」
「ですが……酷使しすぎたあなたの性器はもう限界が近いのでは?」
「確かに、この後ハルヒとの約束があるしな。あいつは時間がかかる」
「そうですか……。ではあなたに無理を強いるわけにはいきませんね。
先ほども申し上げたように、僕はこうしてあなたと共にいられるだけで幸せです」
「そうだ、お前が俺のケツに入れろよ」
「ええ!?構わないのですか?」
「ああ。俺はお前一人のものにはなってやれないけどな。せめてアナルだけは……アナルだけは」
「キョンたん、キョンたん!!!!!!!」
「アッー!」

まさかの純愛路線



衣擦れの音がやけに耳につく。
「長、戸…」
酒臭い息が前髪に降りかかった。
衣擦れの音がやけに耳につく。
「キョン…」
酒臭い息が前髪に降りかかった。
気がつくとへその下辺りに手のひらが置かれていた。
こめられる力は愛撫のようでもあり牽制のようでもある。
布ごしに伝わる古泉の体温は意外に高い。
起こしかけていた上体はあっけなく押し倒された。
古泉が楽しげに見下ろしてくる。
その指先はひどくきわどいラインをなぞっている。
「…いい加減にしないと皆起こすぞ」
古泉は酔っ払ってにやけた顔で言った。
「…キョン、女の子みたい」
古泉は膝立ちの上半身をおりまげて顔を近づけてきた。
手のひらに体重がかかって息苦しい。
急に現実的な恐怖と嫌悪感が襲ってきて本気で隣に助けを求めようかと考えた。
俺は思い直して古泉に北斗有情猛翔破をお見舞いした。
古泉は「あ、あべし!」というと膝立ちのままブリッジするように後ろ向きに倒れた。
彼は死んだ。
おわり



古泉「やべ起っちまった」
キョン「帰って下さい」



アナルを狙われるストレスで胃が痛むキョン

キョン(胃の痛みが治まらない…)キリキリ
みくる「今日は胃のこともあるのでお茶じゃなくホットミルクにしてみましたぁ
    牛乳は胃にやさしいのれすよ!」ドウゾー
キョン「あ、ありがとうございます朝比奈さ…」
キョン「ッうわぁああぁあーーーッ!!!」ゴッシャーバリン
みくる「りゃあぁぁあぁーーーいっ?!!??!」

ハルヒ「ちょっ何どうしたの!?」
長門「古泉一樹により植付けられた恐怖が乳白色の液体を見ることで爆発した。」


古泉「あぁっ、せっかく僕のホットミルクを混ぜておいたのにっ」



谷「…おい、国木田。 腕を組むのは止せ。 あと『君』もやめろよ。」
国「…酷い」

国木田は肩を震わせて顔を押えている。 …周りからの視線が痛い。
「あー、あー。彼女泣かせたらだめだろう? 俺たちと遊ぼうぜ。 なぁ」
ガラの悪い二人組が近づいてくる。

俺は国木田を抱えると映画館を後にした。


谷「…ふう、撒いたな。 お前以外と軽いんだな。」
国「……君付けが嫌なら下の名前でよぼうかなぁ。 どうする? た・に・ぐ・ち・く・ん?」
谷「お前…嘘泣きかよ」

国木田は上目遣いで俺を見上げる。
薄めのパーカーから覗いている瞳は、しっとりと濡れているようだった。

谷「お…おい、どこに行くんだ?」
国「……まさか映画だけで終わったとでも?」
谷「…」

俺は国木田に腕を取られ、喫茶店の個室トイレに押し込まれた。
…情けないことに俺の愚息は反応してしまっていた。

国「さて、と…」

谷「俺も覚悟を決めたぜ。 さあ、後ろ向けよ。」
国「違う・・・。 逆なんだよ…。」

国「声を出すと外に聞かれちゃうからね?」
谷「!!  アナルだけは!アナルだけは!」

谷「(アッーーーー!!)」



古泉「さぁ、キョンたんのアナルをいただきます!」

キョン「アナルだけは!アナルだけ……ん?」

キョン「おまえ、古泉じゃないな?正体を現わせ!!」

「こんなに早く正体がバレちゃうなんて」ビリビリ

ハルヒ「もう、キョンったら気付くの早すぎ!」

キョン「なんだハルヒだったのか」

ハルヒ「というわけで、ふんもっふ!」

キョン「いや、待て。お前はテドドンを持ってないだろ!?」

ハルヒ「うん。だから極上バイブを用意したの」

キョン「アッー!」



迷っている間に上半身は押さえ込まれた。
首元に顔をうずめた古泉の頬の形で彼がまだ笑っているのがわかる。
鼻先をアルコール分解中特有の体臭が漂って気分が悪い。

「はなせ」
両腕で引っぺがしにかかったが手加減のない酔っ払いの力で右手首をつかまれた。
重い頭の乗った鎖骨と 膝に挟まれた大腿が痛む。

くりかえし腹を撫でているてのひらに意識を持っていかれそうになる。
古泉がくふふと笑い吐いた息があわせから胸元に入って汗を冷やす。
浴衣を着て眠ったことを後悔した。

そして後悔せざるを得ないこの状況に笑いそうになる。
無言の攻防に脳が酸欠でパニックを起こしそうだ。
そろそろ左手がだるい。


抵抗を弱めると何を勘違いしたのか古泉のてのひらが領界をひろげた。
そこに触ったらマジで大声を出そうと決めた時指先はギリギリのところをたどって 太腿におりた。
浴衣の裾をはだけようとしていることに気がついて血の気が引く。

俺は仕方なく最後の手段として古泉に北斗壊骨拳を決めた。
古泉は「へげえっ!」と言って部屋の障子窓まで吹っ飛んだ。
彼は死んだ。

おわり


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最終更新:2007年01月12日 01:32