ハルヒ「いやっほー!!!みくるちゃん、行くわよー!」
 
みくる「あ、はーい」
 
古泉「この暑さだと言うのに元気ですね、涼宮さんは」
 
キョン「お前は泳がないのか?」
 
古泉「自分はちょっと準備しなければいけないので失礼」
 
古泉は微笑みながら海の家に向かって歩き出した
 
俺はビーチパラソルの下で本を読んでいる長門を見た
 
つーか、わざわざ海まで来て読書なんだ? 
まぁ、海に来たからって泳がないと妖怪・わかめ野郎に襲われるって訳じゃないんだし・・・
 
長門「・・・・・」
 
キョン「泳がないのか?」
 
長門「・・・・・あとで」
 
キョン「そうか・・・俺もそろそろ行くか」
 
俺は海に向かって歩き出した
 
と、急な話だが我がSOS団は海に来たのである
 
話は3日前になる
 
……………
 
…………
 
………
 
……
 
 
ハルヒ「急だけど3日後に海に行くわよ!」
 
いつもの喫茶店でハルヒは言った 今日はパトロールと緊急ミーティングの為、全員喫茶店にいるのだ
 
ハルヒは本当に急なことを言い出すから困る
 
俺は自然に溜息をついた 
 
古泉はアメリカ人みたいなお手上げのポーズをしている
 
朝比奈さんは目が点になっている
 
長門は・・・いつもどうりだな
 
誰もハルヒに質問しないから俺は仕方がなく聞いた
 
キョン「何故だ?」
 
ハルヒ「特に理由なんて無いわよ」
 
キョン「海なら行っただろ?あの孤島で泳いだりしたじゃないか」
 
ハルヒ「あら、海に2回行ったらいけないって法律でもあるわけ?」
 
確かに、そんな法律なんてない もし、あったとしたら日本の偉い人はなにやってんだと思う
 
ハルヒは本当に理由など無く、SOS団で海に行きたいだけなのだ
 
キョン「まて、皆の予定とかあるだろ?」
 
古泉「その日なら僕は空いていますよ」
 
みくる「あ、あの~、私も大丈夫ですよ」
 
長門「・・・・・コクリ」
 
ハルヒ「決定!3日後に行くわよ!」
 
ちょっと待て、俺の事情とかは無視か?
 
ハルヒ「どうせ暇でしょ?」
 
まぁ、その日は何もすることが無いので暇だ
 
ハルヒ「車は従兄弟のおじさんが出してくれるからそこらへんは大丈夫よ!」
 
みくる「も、もし良かったら、お弁当でも作ってきましょうか?」
 
ハルヒ「さっすがみくるちゃん!気が利くね!」
 
朝比奈さんがお弁当を作ってくれるなんてこんなレアなイベントは無いぞ
 
古泉「僕はビーチパラソルとか色々持ってきましょう」
 
長門「・・・・・ビニールシート」
 
ハルヒ「うんうん、流石SOS団ね!」
 
海に行くことが決定し、緊急ミーティングは終った
 
そして、いつものくじ引きをしてパトロール
 
赤い印が付いている爪楊枝を引いたのは
 
俺、古泉、長門
 
そして無印の爪楊枝を引いたのは
 
ハルヒ、朝比奈さんだ
 
キョン「お前の仕業じゃないのか?」
 
古泉「今回は僕の仕業じゃないですよ ただ単に皆で海に行きたいだけじゃないですか?」
 
なんだ、てっきり機関のヤツが協力しているのかと思った
 
古泉「最近では閉鎖空間の数も減りましたし、そんな事をする必要が無いのですよ」
 
古泉は微笑みながら言った


 
結局、何も不思議なことが無いままパトロールは終わった
 
ハルヒ「今日は解散!集合時間とかはメールでするからね」
 
古泉「じゃ、これで」
 
みくる「さようなら~」
 
長門「・・・・・フリフリ」(手を振っている)
 
俺は自転車置き場に行き、家に帰った
 
帰り道に妹にバレないようするにはどうすればいいのかと考えていた
 
―――そして3日後―――
 
ハルヒ「遅いじゃない!もう9時15分よ!」
 
集合時間の9時30分には間に合ってるからいいじゃないか
 
てか、なんで皆こんなに早いのか?
 
もしかして、メールで早めに来るように連絡しあっているのか?・・・まさかな
 
ハルヒ「キョン!海の家で皆にジュース奢りなさいよ」
 
キョン「わかったよ」
 
いつもの事だからなれた・・・ってなれていいのか?
 
自問自答しならがハルヒの従兄弟のおじさんの車に乗った
 
……………
 
…………
 
………
 
……
 
 
そして今に至るのだ
 
ハルヒ「ちょっとキョン!遅いじゃない!」
 
ハルヒと朝比奈さんはビーチボールで遊んでいた
 
みくる「はぁい、キョン君」
 
ポーンッと朝比奈さんからのパス・・・ハルヒが居なければ周りから見るとカップルに見えてるだろうに
 
とボールを取ろうとした瞬間
 
ハルヒ「隙あり!」
 
キョン「うぉあっ」
 
ザッバーン
 
あれだ、海に行ったらお約束と言ってもいいのか?
 
キョン「な、何しやがるっ!」
 
ハルヒ「隙を見せたあんたが悪いのよ!」
 
技名は知らんがハルヒは急に俺を投げたのだ おかげで海水飲んじまったじゃねぇか
 
俺とハルヒが言い争っている間に朝比奈さんが
 
みくる「あ、あれって・・・」
 
キョン「・・・・・ん?」
 
俺は目を細め、朝比奈さんが見ている方向に目をやった
 
まぁ、アレだ、まさか本当にこんな状況があるなんて考えもしなかった
 
ハルヒ「さ、サメよ!!!」
 
ジョーズだか何だけ知らないがサメ注意報など聞いていないぞ
 
俺と朝比奈さんとハルヒは猛ダッシュで逃げようとしたその時
 
みくる「あうぅ~」(ピシッ)
 
どうやら足を攣ったらしい
 
キョン「あ、朝比奈さん!!!」
 
みくる「ふ、ふぇえ~ん」
 
誰もがダメだと思ったその時
 
ザッバーン
 
古泉「あれ?驚きました?」
 
サメの正体は古泉だったのだ
 
古泉「まさか、こんなに驚くとは思いませんでしたよ」
 
サメに変装・・・とは言っても背びれとか着けてるだけなんだけどな
 
ハルヒ「ちょ・・・古泉君!?び、ビックリしたじゃない!」
 
みくる「もう・・・ヒック・・・ダメかと思いました・・・ヒック」
 
キョン「大丈夫ですか?」
 
と、俺はすぐに朝比奈さんに駆け寄った
 
古泉め、朝比奈さんを泣かした代償は大きいぞ
 
ハルヒ「古泉君!バツとして皆に焼きトウモロコシ奢りなさいよ!」
 
古泉「そこらへんは覚悟していましたよ」
 
そこらへんも計算していたんだな
 
ハルヒ「ん・・・そろそろお昼の時間ね」
 
なんで分かるのかは置いといて・・・いいのか?
 
俺達は長門が居るビーチパラソルに戻り、朝比奈さんが作った弁当を食べる事にした
 
みくる「あんまり自信ないですけど・・・」
 
いやいや、何言ってるんですか 例え、塩と片栗粉を間違えたオニギリでも美味しいに決まっていますよ
 
ハルヒ「いっただっきまーす」
 
キョン「いただきます!」
 
長門「・・・・・いただきます」
 
みくる(ドキドキ)
 
俺は可愛らしいタコさんウィンナーを食べた
 
見た目は普通だが味は格別 フランス人が食べたらきっと腰を抜かすだろうと思うぐらいに美味い、美味すぎる
 
キョン「とても美味しいですよ」
 
みくる「キョン君、ありがとう」
 
朝比奈さんは見るものすべてを悩殺する位の笑顔で俺に言った
 
死ぬ前に食べたい物は? と聞かれたら即答で答えるね 朝比奈さんが作った弁当だと
 
しばらくして、古泉が焼きトウモロコシを持って来た
 
古泉「あ、ズルイですよ 先に食べるなんて」
 
みくる「ご苦労様です、お茶飲みますか?」
 
古泉「ありがとうございます」
 
憎い、憎いぜ古泉・・・
 
ハルヒ「本当に美味しいわよ、みくるちゃん」
 
みくる「ふふ・・・ありがとう」
 
長門「・・・・・」
 
こいつは無表情でパクパクと食べている・・・こいつには味覚とかあるのかと考えてみたがやっぱりやめる
 
楽しい会話もしながら俺達は昼飯を食べた
 
ハルヒ「さ、ジャンケンよ!負けた人がアイス買ってきてね」
 
みくる「ま、負けませんよ~」
 
古泉「じゃ、僕はグーを出しますね」
 
長門「・・・・・コクリ」
 
キョン(嫌な予感がするぜ・・・)
 
ハルヒ「じゃーんっけーん」
 
全員「ホイッ!」
 
………
 
……
 
 
結果は俺の負け・・・まぁ、予測していたがな
 
俺は海の家に向かって歩いていると後ろから
 
ハルヒ「ちょっと待ちなさいよ」
 
ハルヒが小走りで来た 何故だ?
 
ハルヒ「あんたが何味を選んでくるのかが心配だったのよ」
 
おいおい、俺のセンスが悪いみたいな言い方だな
 
少しばかり歩いて、海の家に到着
 
ハルヒ「おじさーん、オレンジ3つとミルク2つね」
 
おじさん「まいど! おや、お二人お似合いだね」(ニヤニヤ)
 
冗談でもやめてくれ・・・と思いたいのだが、何故か満更でもなかった
 
ハルヒ「何ニヤニヤしてんのよ」
 
キョン「そう言うお前も顔真っ赤だぞ?」
 
ハルヒ「ち、違うわよ! ひ、日焼けよ、そう、日焼けよ!」
 
変に強調すると逆に怪しいぞ
 
ハルヒ「さ、戻るわよ」
 
ハルヒはアイスを受け取り先に歩いた
 
なんだ、コレがツンデレってヤツなのか?
 
キョン「お、おい ちょっと待てよ」
 
俺が行こうとした瞬間
 
おじさん「ま、頑張るんだよ」(ニヤニヤ)
 
俺は無視してハルヒを追った
 
ハルヒ「はい、みくるちゃん、ユキ」
 
ハルヒはオレンジ味のアイスを渡した
 
キョン「ほれ、古泉」
 
古泉「どうもすみませんね・・・ところで涼宮さんと何かありました?」
 
キョン「・・・なぜわかる?」
 
古泉「おや? 冗談で言ったつもりなんですが・・・」
 
しまった、墓穴掘ってしまった
 
キョン「おい、アイス返せ」
 
古泉「食べかけですがいいのですか?」
 
俺は溜息をついた
 
古泉「ふふ・・・涼宮さんを見ていれば分かりますよ」
 
お前はハルヒの何なんだ?
 
古泉「ま、とりあえず頑張ってください」
 
何をだ ドイツもコイツもまったく・・・
 
ハルヒ「さて、休憩もしたところだし皆で泳ぐわよ!」
 
長門も泳ぐ気になったのか、本を閉じて皆とビーチボールで遊んでいる
 
古泉「いきますよ、朝比奈さん」
 
みくる「あ、はい」
 
古泉「そーっれ!」
 
古泉の投げたボールそこそこ早い やらせるか!
 
キョン「とぁーっ!」
 
俺が飛び込み、朝比奈さんをかばおうとしたその時
 
古泉「マッガーレ」
 
ハルヒ・キョン「すごっ!」
 
なんと古泉が投げたボールが曲がったのだ
 
その曲がったボールは長門に向かって行った
 
が、長門は何も変わりなくキャッチ 流石だぜ長門
 
ハルヒ「古泉君!どうやったの?ぜひ教えてほしいわ」
 
何故か古泉は俺に向かってウィンクした 気色悪いぜ
 
キョン「長門大丈夫か?」
 
長門「平気」
 
キョン「だろうな・・・」
 
長門「彼の行動は予測できた」
 
キョン「何故だ?」
 
長門「・・・・・・・・秘密」
 
古泉とはいったいどんな関係なんだ? と考えていたその時、ボールが俺の顔面に飛んできた
 
ハルヒ「今のが戦場だったらあんた死んでいたわよ!」
 
ありえん、絶対にありえん もしあったとしても曲がり角を曲がったらパンを銜えた少女が・・・(以下略
 
とりあえず、それぐらいここが戦場だと言う確立は極めて低いのだ
 
キョン「やれやれ・・・」
 
時間はあっという間にすぎ、もう夕方だ
 
楽しい時間は早く感じ、嫌な時間は遅く感じることをしみじみ思った
 
ハルヒ「キョン、そっち持って」
 
ハルヒはビニールシートを片付けていた
 
古泉「結構焼けましたが・・・どうです、似合ってますか?」
 
俺は華麗に無視し、ハルヒを手伝った
 
ハルヒ「さて、荷物も片付いたことだし・・・みくるちゃん、夏と言ったら何?」
 
みくる「え、あ、う、うーん・・・スイカですか?」
 
ハルヒ「スイカもいいけど、やっぱり花火でしょ!」
 
ハルヒはバックから花火セットを出した あらかじめ準備していたみたいだな
 
古泉「お、花火ですか いいですね」
 
キョン「おい、長門 花火やったことあるか?」
 
長門「・・・ない」
 
キョン「そうか、結構楽しいぞ」
 
長門「・・・そう」
 
なんだか長門の目が輝いて見えたのは気のせいか、気のせいではないのか
 
ビーチパラソルやら色んな物を片付けているうちに日が落ちてもう夜だ
 
ハルヒ「じゃ、花火するわよ!」
 
長門「・・・」
 
長門は花火をじぃっと見てる
 
キョン「これに火を点けるんだよ」
 
長門「わかった」
 
長門は線香花火に火を点けてじぃっと見ている
 
古泉「花火に興味があるようですね、長門さん」
 
キョン「長門だってそれぐらいあるだろ」
 
古泉「そうですね」
 
当たり前だ 長門だって好奇心とかあるだろ
 
ハルヒ「ちょっとキョン、古泉君!これ持って!」
 
ハルヒは両手に花火を持ってはしゃぎながら言った
 
キョン「やけにハイテンションだな」
 
古泉「純粋に楽しいからじゃないですか?」
 
みくる「本当に嬉しそうですね」
 
未来には花火なんてあるんですか?
 
みくる「ふふ、言うと思いますか?」
 
朝比奈さんは指を唇に当てて言った ぶっちゃけ可愛いです
 
ハルヒ「コラーッ!キョン、デレデレしないでさっさと来なさーい!」
 
俺は仕方がなく歩いていった 正直足が痛い ちょっと遊びすぎたか
 
しばらく皆で花火で遊んだ
 
ハルヒはねずみ花火を俺に向かって投げてくるし
 
長門は線香花火を見ているだけだし
 
古泉は俺を見てみぬフリ
 
朝比奈さんはオロオロしている
 
シュルルル... パン!
 
キョン「うぉあ!」
 
ハルヒはケラケラ笑っている
 
キョン「ちょ、ちょっとノドが渇いたからジュース買ってくる」
 
ねずみ花火から逃げていたからノドがカラカラだ
 
ハルヒ「あ、私も行く 皆何か飲む?」
 
古泉「お任せします」
 
みくる「あ、私もお任せします」
 
長門「・・・・・」
 
何だ、ハルヒが奢ってやるのか?
 
ハルヒ「あんたが奢るのよ」
 
俺は財布と相談したが・・・大丈夫だ
 
俺達が花火しているところから自動販売機まで少し距離がある  100mぐらい歩いた時だった
 
ハルヒ「ねぇ、楽しかった?」
 
キョン「あぁ、普通に楽しかったぜ 水着とか見れたしな」
 
ハルヒ「へ、変態」
 
俺だって健全な男だ
 
ハルヒ「で・・・どうだったのよ?」
 
キョン「ん、何がだ?」
 
ハルヒ「・・・ずぎ・・・」
 
キョン「はっきり言わんと聞こえんぞ?」
 
ハルヒ「・・・・・水着似合ってた?」
 
キョン「あぁ、最高に似合っていたぞ ナンパされないのが不思議だ」
 
我ながら何言ってんだ 事実だけどな
 
ハルヒ「ば、バカ・・・」
 
しばらく沈黙が流れ、自動販売機に到着し、適当にジュースを買った
 
キョン「おい、持ってやるからジュース渡せ」
 
ハルヒ「べ、別に大丈夫よ!」
 
ハルヒは何故かムキになって全部持っている
 
キョン「無理すんなって」
 
ハルヒ「大丈夫だって言ってるでしょ!」
 
キョン「お、おい!」
 
俺はハルヒの方に手を置き、振り向かせた
 
カランカラン... ハルヒが持っているジュースが落ち、目が合う
 
ハルヒ「・・・・・」
 
キョン「・・・・・」
 
鼓動が徐々に早くなっていく・・・ 心臓の音と波の音しか聞こえない
 
ドクン...ドクン...ドクン...
 
ハルヒの顔が真っ赤になっている 多分、俺も真っ赤だな
 
ハルヒ「きょ、キョン・・・」
 
キョン「・・・・・な、何だ」
 
変な汗が出ているのが分かる
 
ハルヒ「じ、実は・・・」
 
こ、この状況は何なんだ? もしかして・・・
 
ハルヒ「私・・・キョンの事が・・・・」
 
その時だった 大砲を撃った様な音が聞こえた
 
ヒュ~・・・ドーン!
 
打ち上げ花火だ 近くの公園でやっているらしい
 
ハルヒ「わぁ~ キレイ・・・」
 
俺とハルヒはしばらく打ち上げ花火を見ていた
 
ハルヒはまるで、カレーに肉を入れ忘れていていたかのように
 
ハルヒ「あ、ジュース忘れていたわ! い、急ぐわよ、キョン!」
 
ハルヒは慌ててジュースを拾い 走って行った
 
結局ハルヒは何が言いたかったんだろう・・・ まさか・・・な
 
俺はハルヒを追いかけるように走った
 
古泉「また何かありましたか?」
 
キョン「・・・何もねーよ」
 
古泉「ふふ、そうですか」
 
コイツ分かっているな ムカツク野郎だ
 
キョン「長門、花火はどうだった?」
 
長門「・・・ユニーク」
 
どうやら長門は花火に興味をもったらしいな
 
長門「・・・・・またやりたい」
 
そうか、やりたかったらいつでも言え 協力してやるぜ
 
ハルヒ「車が来たから帰るわよー!」
 
ハルヒの従兄弟のおじさんの車が来たようだ
 
ハルヒ「早く来ないと置いて行っちゃうわよー!」
 
はいはい、今すぐ行きますよ 俺は急いで車に向かった
 
そうだ、ハルヒ 今度来るときはカメラでも持っていこうぜ
 
あと、鶴屋さん、谷口、国木田とか誘って行こうぜ 大勢で行った方が楽しいだろ?
 
おまけで妹とシャミセンも連れて行ってもいいぜ
 
それと、あの時、何を言おうとしたか ちゃんと言ってくれよ
 
俺は車から見える夜景を見ながらそう思った
 
~ Fin ~

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最終更新:2020年08月20日 03:26