序章

「長門さん、お願いします。……思いっきりやっちゃってください」
わたしはTPDDを消してもらう決心をしました。何でって?
本気で、涼宮さんからキョンくんを奪うためです。
いつでも、わたしに優しくしてくれたキョンくん。……本気で好きになっちゃった。わたしは悪くない、悪いのはわたしに優しくし続けるキョンくんです。
「……わかった。目を、瞑って」
長門さんの声に従い、目を瞑った。ほんの数秒後、また声が聞こえてきた。
「おわった」
わたしは未来に戻ろうとしてみる……変化はない。
もう、これで後戻りは出来ない。
わたしは、ほんとのわたしらしく、強く生きて行くことを誓いました……。




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