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俺も、お前の事が大好きだ・・・


時が止まった気がした。

俺は・・・自分で言うのもなんだが、普段なら色々と考えてしまうと思うんだ。
ある意味、内向的なのかもしれないな。

ただ、今は一つの気持ちで頭の中が爆発しそうだ。

ハルヒが好きだ。

そして、欲しい。

ハルヒは黙ったまま瞳を閉じた。

トクン・・・トクン・・・

二人の心臓の音だけがこの部屋を支配している。

俺はハルヒを抱き締めたまま、離す事が出来ないでいる。

そしてハルヒも・・・
電気ストーブの灯りが揺れていた。


「ねえ・・・」

この部屋を、二人の心臓の音の支配から解放したのは、ハルヒだった。

あ、すまない。

慌てて離れようとする俺の腕をハルヒが再び抱き寄せる。

「私だって・・・」

何?

「私だって・・・男と二人きりで一晩過ごす事の意味くらい知ってる・・・。」



俺は戸惑いを隠せない。いや隠せていないだろう。
ただ・・・今は思い付く限りの全ての事を、ハルヒにしてやらなければ・・・と思うんだ。

ハルヒ・・・

ハルヒの頬にそっと手を触れる。

ハルヒが振り返る・・・

そして、俺達は今までで一番長いキスをした。

そのまま・・・

少しだけ胸に手を触れる・・・

それから腰・・・

足・・・

そして、唇を少し離して・・・

ハルヒを見つめた。

「何か・・・言って・・」

あ・・・うん・・

「何か・・言いなさいよ・・・恥ずかしくて・・・死にそうだわ・・・」

あ・・・ああ・・

なあ・・

「何?」

これ・・どうやって脱がせるんだ?

「バカ・・・判らないなら判らないなりに努力しなさいよ・・・」
まったく・・・

努力ってのは、実力があってこそ意味があるんだぜ?
生憎・・・俺は、こういう事に対して実力不足でね。

それに・・・恥ずかしくて死にそうなのは・・・

お互いさまだ

俺はハルヒをそのまま押し倒した。
無器用に上着とスカートを捲り上げ夢中でキスをする。

首筋から乳房へ

乳房からその下へ

そして・・・足にたどり着いた時、俺は息を飲んだ。

ハルヒ!この痣!右足の!

「え?・・・ああ・・この前の、残っちゃったわ、でももう平気。」

平気な筈がないだろ・・・
お前・・・この足で膝枕してくれてたのか・・・

もの凄く切なくて、なんとも言えない気持ちになった。

思わずハルヒを強く抱き締める。

「ちょ・・・痛い・・キョン?」

なあ、ハルヒ・・・月並みな言葉かもしれないが、今はこの言葉しか言えない・・・

「!・・・アタシ、多分今同じ事・・・キョンと同じ事考えてる・・・」








愛してる

「愛してる」

それから後の事は、とても恥ずかしくて言えない。

ただ・・・俺達は一つになった。
気が済むまで愛し合って・・・そして、眠くなるまで夢中になって話した。

出会った日の事
今までの事
昨日の事
今日の事
思った事
感じた事

そして・・・これからの事


おそらく明日から、また二人はそれまでの二人でいられる。

それは、二人が同じ時間を・・・場所を・・・仲間を大切に想っているから。

そして・・・



fin
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