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【時のパズル~迷いこんだ少女~】
第3章 『再び水曜へ』


「きゃっ!」
背中から地面に叩きつけられて、あたしは軽く悲鳴を上げた。
「大丈夫かハルヒ?」
聞き覚えのある声が聞こえてくる。キョンの声だ。
目を開けると、すぐ間近にキョンの顔があった。あたしの上に覆いかぶさるようにしていた。
「キ、キョン……!?」
あたしは真っ赤になりながらも考えてみた。どうしてここにキョンがいるのかしら?

「怪我はないか?」
キョンが体を起こしながらもう一度訊ねてきた。
「ええ……大丈夫よ」
少しお尻が痛いけど、怪我というほどのものでもない。
「立てるか?」
キョンが右腕を差し出しながら聞いてくる。意外と優しいのね。
「立てるわ」
あたしは一応体中をまさぐってみたが、怪我はどこにもない。ただ、体に付いていた落ち葉が落ちただけだ。
落ち葉?
「芝生の上だったとはいえ、突き飛ばして悪かったな」
キョンは謝罪してきた。芝生の上?
あたしは慌ててあたりを見回した。
渡り廊下でもない、ましてや校舎の中ではない。あたしがいたのは中庭の芝生の上であった。
……どういう事……なの……?

「それにしても」
キョンは少し離れた芝生の上を睨んでいた。その視線を追ってみると、真っ二つに割れた植木鉢を見つけた。
キョンが声を上げて頭上に怒鳴った。
「危ないだろうが! 下に人がいたんだぞ! 当たったらどうするつもりだっ!!」
キョンの声に驚いたのか、二階の窓に生徒の顔が並んだ。ちょうど植木鉢が落ちただろう位置の教室の生徒もいる。
睨むようなキョンの視線にその生徒は弁明した。
「う、うちの教室じゃないよ」
「本当か?」
「ああうちのクラスの植木鉢はすべてあるし、仮に落ちてもベランダがあるからそこで止まるよ」
キョンたちがなにか言い合っているが、あたしは正直そんなこと気にしている余裕はなかった。
あたしは割れた植木鉢から目を離せないでいた。
あたしはさっきまで、部室に行くため渡り廊下を渡ろうとしていたのではなかったのか?それがなぜ中庭にいるのだ?

「ねえ……キョン…」
あたしの声は震えていた。いや、声だけではない。あたしの体は細かく震え始めていた。
「大丈夫かハルヒ? 無事と分かったから気が抜けたのか?」
キョンが気遣うように声をかけてくる。
「違う……そうじゃない……そうじゃないのよ……」
「? それじゃあどうしたんだ?」
「今日……今は、何曜日なの?」
キョンは眉を少し寄せた。
「……水曜だぞ?」
「……水曜の……昼休みなのね?」
「ああ」
キョンはなにを当たり前のことを言ってるんだこいつは、といったような顔をしている。

時間が……戻ったの……?
あたしは木曜日の放課後から水曜日の昼休みへ、時を遡ってしまったのだ。
「ハルヒ……どうした!? 顔が真っ青だぞっ!?」
「キョ……ン……こ……わい……あたし……怖い……」
震えが止まらない。抱きしめるように体を抱いてみても、一向に震えは止まってくれなかった。


「どうしたのいったい?」
キョンに連れられてやって来た保健室で、養護教諭が訊ねてきた。
「いえ、さっき中庭を歩いていたら上から植木鉢が落ちてきたので―――――」
キョンが説明している。
「危ないわね。怪我はなかったの?」
「はい。でも、よっぽど怖かったらしくてこの有様です」
キョンは苦笑を浮かべながら言った。あたしはというと、さっきからキョンの右腕にしがみ付いたままであった。
「しばらく休ませてもらってもいいですか?」
「そうね、薬をあげるわ。ベッドで少しお休みなさい。君、水を注いできてくれる?」
「わかりました。ほらハルヒ、いい加減に手を離せ」
キョンはあたしを保健室のベッドに座らせ、コップに水を汲んで戻ってきた。
「はい、これを飲んで。噛まないでね」
そうしてキョンが水を渡してくる。あたしは言われるまま薬を飲み込んだが、一向に震えは収まらなかった。

『タイムトラベル』

映画や小説でよく耳にする言葉だ。あたしも自分で体験できれば面白いなあ、などと考えながら映画を見た事もある。
もし自分にそんな能力があったらな、と考えた事もある。
けれど、あたしの身に実際起きた今面白がる余裕などありはしなかった。あるのは恐怖のみだった。
正常な時間から外れてしまった恐怖、これから自分はどうなるのか? 『いつ』へ行ってしまうのか? 予想もつかない恐怖だ。
今回はせいぜい一日程度遡ったに過ぎないけど、これが五十年だったらあるいは三百年だったら?
あたしの腕はコップを掴んだまま小刻みに震えていた。

予鈴がなった。午後の授業が始まるのだろう。
「それでは先生。後は頼みます」
「駄目っ!!」
教室に帰ろうとするキョンの制服にあたしはしがみついた。
「あたしを一人にしないで! お願いっ!!」
「ハ、ハルヒ? ……大丈夫だ。もう怖い事も危ない事もないんだから落ち着けよ。な?」
キョンがなだめてくる。
「違う……違うのよ……! お願いだから……ここにいて……」
キョンはあたしの様子がただ事ではないとわかったのだろう。教室に帰ろうとした足を止め、向き直った。
「……わかったよ。ここにいるから。先生構わないですか?」
「ええ、わかったわ。それじゃあ、あなたたちのクラスに言ってきてあげるわ。さぼりじゃないってね」
「いえ、そこまでしてもらわなくても……」
「いいのよ」先生はそこで笑って付け足した。「気を利かせてあげてるのよ」
その後、先生は保健室から出て行ってしまった。

「やれやれ、困った先生だな…」
キョンがぼやく。それからキョンはあたしの方を振り返った。
「もう大丈夫だハルヒ。ここにいるから手を離してくれ」
あたしはぷるぷると首を振った。この手を離した瞬間にまた『タイムトラベル』したら、それが怖かったから離せなかった。
「……ふぅ」
キョンは一息つくと、何と力ずくで手を離させた。
「!!? …………」
「これでゆっくり話せるな」
キョンはもう一つのベッドに座り、あたしと向き合って座った。
あたしは呆然としていたが、この謎めいた事態を解決できる糸口を持っているのはキョンだけだ。意を決して口を開いた。

「相談にのってくれる?」
キョンは真面目な顔をして言った。
「相談事の内容は分かってるのか?」
「やっと分かったわ。『あたし』がなにをキョンに相談しろって言ってたのか、ようやく分かったのよ」
「相変わらず訳の分からないことを言うんだな」
「真面目に聞いて……!」
「わかった。わかったから、そんなに興奮するなよ」
キョンは両手を上に上げて降参のポーズをとった。
「これからあたしの言う事は……多分信じられないだろうけど……信じてくれる?」
「信じられないのに信じろか……。よろしい、信じられるような事なら信じよう」
キョンの態度はふざけたものだが、話は聞いてはくれるようだ。話を聞いてくれるなら、とりあえずよしとしとこう。

あたしはどこから話すべきか迷ったが、とりあえず最初から話すことにした。
「……事の起こりは一昨日……いえ昨日? ……とにかく火曜日だったわ」
「火曜なら昨日だな」
キョンが短く口を挟んだ。
「……昨日起きた時、あたし今日は月曜日だと思ったのよ。だって、あたしにとっての『昨日の前の日』は日曜日だったから」
「分かりにくいぞ」
キョンは顔をしかめた。
「とりあえず用語を統一してくれ。昨日今日じゃなくて、曜日で言ってくれると助かる」
「だから、『火曜日』にあたしは『月曜日』だと思って目覚めたのよ。だって、あたしには月曜日の記憶がなかったから。
 火曜日のあたしにとって昨日は日曜日だったの。……分かりにくい?」
「かなりな。だけど、まあいい。つまりだな、お前は昨日……火曜日の朝だな、月曜日の記憶がないことに気付いたんだな」
「そうよ。でも、正確にはすぐ気付いたわけじゃないわ。時間割で火曜日って分かったの。
 それでおかしいと思ったけど、とにかく火曜日は無事に終えて家に帰ったのよ。
 それで家に着いた時、ふと思いついたの。日記を見てみようって」
「そしたら俺に相談しろって書いてあったんだろ? さっきも聞いたぞ」
「さっき?」
キョンは苦笑いしながら答えた。
「さっき……水曜日の昼休みに、お前は俺を文芸部室まで引っ張って相談しただろ? 日記に書いてたからとか言って。
 なんの相談だと言ったら、その相談の内容がわからないって言っただろ?」
「そう……あれは今日の事になるのね?」
「ああ、ついさっきだ。まだ三十分経ってないぞ。それで?」
先を促してくる。

「水曜日の昼休み……キョンからすれば『さっき』ね」
妙な言い方をするあたしをキョンは興味深そうに見ていたが、口には出して言わなかった。
「『さっき』学食に行こうと中庭に出たら、キョンに呼び止められて」
キョンは申し訳なさそうに言った。
「あそこで俺が声をかけなければ、却って安全だったのかもな」
「とにかくその時上から何かが落ちてくるのがわかったわ。それで、あっと思ったら……」
「思ったら?」
「……目が覚めたのよ」
「どういう意味だ?」
「だから目が覚めたのよ。ベッドの上で、あたしの家のあたしの部屋で」
「…………」
「また記憶が飛んだと思ったわ。それで新聞の日付を確認したら木曜日だったの」
キョンはここで眉をかしげた。
「なんだって?」
「木曜日だったの。『今』から見れば明日だったのよ」
「…………」
「それで……その『明日』か、明日のお前はなにをしたんだ?」
「気分が悪くて休もうとした。でも、結局登校することにしたわ。
 もしあたしが二重人格になったとしたのなら、あたしの目の前にいたキョンがなにか事情を知ってるんじゃないかしらと思って」
「なるほどね」
キョンは感心したように頷いた。

「だけど、さっき別に変わった事はなかったぜ」
「でも……明日のキョンはなにか知ってるようだった。知ってる事があるなら教えてって頼んだら、放課後になれば分かるって」
「『明日』の俺がそんな事を言うのか?」
「『言った』のよ」
「……でだ。放課後になったら分かったのか?」
「いいえ分からなかったわ」
「なんだ、俺は嘘ついたのか?」
「違うわ。そうじゃなくって放課後にはなったんだけど、キョンには会えなかったの。あんたに会うまであたしは『明日』にいなかったのよ」
「それはどうして?」
「わからないわ。放課後になってキョンに会いに行こうとして部室に向かったの。そして渡り廊下から外に出ようとした時……あたしに向かってなにかが飛んで来たの。
 そして「あっ」と思ったら中庭に……今日に戻っていたのよ」
「で、いつのことなんだ?」
「だから放課後、掃除の後よ。部室棟に行く渡り廊下に出ようとした時、そこで『さっきに』飛んだのよ」
「…………」
「キョン……あたし怖いの。自分がこんな風になって……次は『いつ』に飛ばされるのか……」
「……そうか」
キョンは軽く頷いて言った。
「つまり、ハルヒはタイムトラベラーになってしまったんだな」

「……信じてくれるの?」
「いや……悪いが正直信じ難いというのが本音だ。だけど、お前が嘘を付いているようにも俺には見えない。恐らく何かの勘違いじゃないのか?」
「…………」
「ハルヒ?」
「じゃあ、あたしが言ってる事は間違いだって言うの? 思い違いだって……」
「多分な」
「だから、どうでもいいって言うのね? あたしの妄想だから」
「…………」
「放っておいてもいいって言うのね? あたしが勝手に騒いでるだけだから……」
「…………」
「あたしがどうなろうとキョンの知った事じゃないって言うのね!!」
あたしは自分がヒステリックになっている事が分かったが、湧き上がる不満を抑え切れなかった。
「なにが『必ず信じてくれるから』よ! 大嘘つき!」
「ちょっと待て、誰がそんな事を言ったんだ? 俺が必ず信じるなんて」
「『あたし』よっ!!」
「…………」
キョンは長々とあたしを見ていたがやがて溜息を吐いて言った。
「ハルヒ……とりあえず一眠りしろよ。お前が落ち着いてからまた話そう」
「眠れるわけなんかないじゃないっ!」
あたしは叫んでいた。ここで眠ってしまったら、またどこかへ跳んでしまうかもしれないのだ。
キョンはやれやれと首を振って。
「OK。ハルヒがタイムトラベラーだって事にしてもいい。それで俺になにをしろって言うんだ?」
「あたしを元に戻して欲しいの。助けて欲しいのよぉ……」
「そんな事が俺にできるわけないだろう? なが……いや、一般人の俺には無理だ」
キョンは何かを言いかけたようだが、結局出てきた言葉は否定の言葉だけだった。
「でも……だけど……」
日記にはキョンに相談しろとあったのだ。未来の『ハルヒ』が書いたと思われる日記に。

「まぁ、もう少し気楽に構えたらどうだ?」
キョンはゆっくりと言った。
「時間旅行なんて滅多に出来るもんじゃないぞ。折角だから楽しめよ。それこそお前が捜し求めていた不思議なことなんじゃないのか?」
タイムトラベルなんて俺は信じない。だが、あたしが信じるのは勝手だ。キョンはそう言っているのだ。
!! ……『信じる』。その単語にあたしは思いついた。
「……ならキョン。もしあたしが明日の出来事を予言したら、あたしの言う事を信じてくれる?」
「ん?」
キョンは驚いたようだ。そんな物など存在しないと思っていたようだ。そしてにやりと笑った。
「どう? 信じてくれる?」
「そうだな……もしハルヒの予言が当たったら……信じるし力にもなるぞ」
「……ほんとに?」
「嘘は付かん」
ただし、と一言付け加えて。
「それもお前の話の中にどうしようもない矛盾点が出るまでだ」
「……それはあたしの話が嘘だと分かったらって事?」
「いいや。俺やハルヒの手に負えないって事がはっきりしたらだ。そうしたら最後の手段に出る」
「最後の手段? なによそれ?」
「それは秘密だ。まだ、判断するには早すぎるからな」
「…………」
キョンの条件は多少不満ではあったが、キョンにしてみればこれが精一杯の譲歩なのだろう。

「どうする?」
「いいわ」
あたしは頷いた。
「それじゃあ、予言とやらを聞かせてくれ。ちなみに明日の天気なんてものは駄目だぞ。晴れ、曇り、雨のせいぜい三択だからな」
「……雪や雹とかもあるんじゃない?」
「それでも五択だ。もっと予測のつかないことだ。大地震や竜巻が発生したのならいいがな」
「分かってるわよ。そんなこと言わないわ」
予言すべき事柄を、あたしは既に確信していた。
明日のキョンの言動を思い出せば、『予言』すべき内容は明確であったのだ。

「それじゃあ数学のテストはどう?」
「随分俗な事柄だな。それでテストがどうしたって?」
「数学のテストが明日帰ってくるのよ、五時間目に。その点数をあたしは覚えてるわ」
「……へえ」
「あたしは満点だったわ」
「……お前は頭もいいしな。そういうこともあるんじゃないか? よっぽど自信があったのか?」
キョンがそれぐらい言うのは予測していたわ。だから、あたしはもう一枚のカードを切った。
「それだけじゃないわ。あたしはあんたの点数も覚えてる。0点だったわ」
「……0点? 俺が?」
「そうよ0点よ」
「……ふぅ……ハルヒ……いいか? 俺は確かにこの前のテストでそんなに良い点数は取ってないだろう。でも、0点は絶対ないぞ。確実に分かる問題もあったしな」
「……とにかく明日返ってくるテストがあたしの言った通りの点数だったら……」
「ああ、お前の言う通りなら信じるよ。まあ、もうわかりきってるがな」
キョンは頷いた。

やったわ! 明日になってどんな顔をするか楽しみね。あたしはにやにやして、そしてすぐに自分がもうその顔を見ていることに気付いて、妙な気持ちになった。
「でも、その前に条件があるぞ」
「条件ってなによ?」
「吉崎に確かめるのさ。もし採点し終わっていてお前に結果を教えてたとしたら『予言』の意味がないだろ」
「……あっきれた。そこまでする普通?」
「一応だ、一応」

その後、授業が終わったと同時に先生が戻ってきた。あたしたちは先生にお礼を言い、そのまま職員室に確認しに行った。
あたしは少し不安になった。
例えば、吉崎が『テストの結果が気になるのか?明日返すつもりだったが、教えてやろう』
なんて採点結果を公表するようなら、『予言』が成り立たなくなってしまうからだ。
『明日にならなければ分からない事項』じゃないといけないのだ。
だけど、それも杞憂だったらしい。
一人で職員室に入ったキョンが出てき戻ってくるなりこう言った。
「今夜採点するらしい」
「なら……」
「ああ、賭けは成立だ。まだ採点してないならハルヒが知ってるわけないからな。明日のテストが言った通りの結果だったのなら約束に従う」
ここまで来るのは疲れたが、あたしは気にならなかった。明日になれば、キョンは味方になってくれる。それがわかっていたからだ。

「ところでハルヒ? これは訊いておきたいんだけど」
「? なによ?」
「お前は今水曜日にいるよな?」
「そうよ」
「このままお前が家に帰り時間が経ち明日になったら、それは木曜だ」
「……ええそうね」
なにを言いたいのよ、こいつは?
「だけど、さっきのハルヒの話だとお前はもう既に木曜日をやってる。木曜日にハルヒが二人いることになるんじゃないのか?」
「あ……」
なるほど、いわれてみればその通りだ。
「明日、俺が会うハルヒはどっちのハルヒなんだ?」
「……分からないわ」
キョンの疑問は最もだ。本当にどうなるのかしら?

「……意外と早く手に負えなくなるのかもしれないな」
キョンはそう言って苦笑した。
「とりあえずだハルヒ。これからはお前に会ったら、まず最初にどこから、いや『いつ』からかだな……いつから来たか訊ねるぞ」
「あ」
それでか……。あたしは複雑に絡み合ったパズルの一片が嵌まったのを感じた。
今このやりとりがあったからこそ明日のキョンは、遅刻してきたあたしに向かって言ったんだ。
『いつから来たんだ?』と。

その後、キョンは部活を休みにしてくれないかと提案してきた。何でも確かめたい事があるのだそうだ。
正直あたしも部活をする気分ではなかったので、あたしはキョンが確かめたい事に少し興味があったものの部活を休みにすることに同意した。

どっちにしても、木曜日になればキョンは協力してくれる。それが分かっていたから、その夜のあたしは自分でも信じられないくらい安心して眠りに就けた。

もうあたしは、一人で悩まなくてもいいんだ。


第3章 了。