朝比奈みくるのなんちゃって時間解釈


提供:SOS団と愉快な仲間達


この作品は作者の独断と偏見で作られています。SSなんだから細かいこと気にしちゃダメ。


ハルヒ「投下したSSを切り合わせしただけじゃない」
みくる「しかもタイトルの「鶏と卵」を忘れています」
キョン「長門、どうにかならないか」
長門「むり」
古泉「機関でもできる限りの対応はしました。残念ですが・・・・・・」
キョン「なんてこった」


その2「笹の葉と消失について」
みくる(大)「第三回目です」
キョン「まだ書く気ですか」
古泉「作者より『待ち合わせ時間まで暇なんだから保守SS投下してもいいじゃん』」とのコメントがきています」
みくる(大)「そういうことです」
キョン「またレスが止まっても、スレが落ちても今度は俺は他人の振りします」
みくる(大)「キョンくんはそんな人じゃないと信じているわ」


「鶏と卵」
キョン「どっちが先という話です」
みくる(大)「航時機がある世界ではまったく意味のない議論です」
キョン「そうなんですか?」
みくる(大)「ええ。ノストラなんとかという預言者みたいな扱いです」
キョン「そういえば一時期、流行っていました」


みくる(大)「そもそもTPDDのせいで時間は一方通行ではありません」
キョン「と、いいますと」
みくる(大)「未来からみれば過去も不安定なものなの。陰謀・記憶媒体の説明で触れたけど、過去に無ければいけない事項が抹消されたりしてその未来から観測できないことがあります」
みくる(大)「しかも、過去から未来を予想する場合と違って観測を怠ると現在が消えてしまいます」
キョン「どんな状態ですか」
みくる(大)「12月18日、学校に居ると涼宮さんがいなかった」
キョン「あ、よくわかりました」

みくる(大)「で、これは当時のわたしだと禁則なのですが今は話せる事実。TPDD開発初期は制限がゆるかったのです」
みくる(大)「そのため適性をもった暇な人が過去にいろいろ未来のものを持ち込んでそのまま放置したりしてしまいました」
キョン「えっ?」
みくる(大)「オーパーツと言われるものの幾つかはその時期に持ち込まれたもの」
みくる(大)「おかげで規制がきびしくなって。過去のわたしは、明日の天気を話すときも禁則事項かどうか確認する羽目になってたの」
キョン「じゃあ、あのゆっくりな話し方はそのせいだったのですか」
みくる(大)「そうです。禁則を話しそうになってそれを会話の途中であわてて防ぐ、結果天然ぼけな子に扱われていたのです」
キョン「ぜったい嘘だ」

みくる(大)「そういうわけでどっちが先なのか結論がでるはずがないのです」
みくる(大)「だって、いい負けたほうがTPDD使って過去に干渉すればいいのですから」
キョン「タイムパラドックス」
みくる(大)「あと無機物は可能なの。そうでないとわたしはいつも裸で時間移動しないといけなくなってしまうわ」
キョン「七夕のしおりを3年前に置いてきたことですか」


ハルヒ「ねぇ、ところでなんでこんな話をしているの?」
古泉「涼宮さん、これを読んでください」
ハルヒ「あ・・・・・・」


「消えた世界のお話」
キョン「さて、本題にはいります」

 

古泉「作者の勝手な解釈です。そこを間違えないでください」
みくる「物なげたらだめですよ~。靴を準備しないでくださ~い」

 

みくる(大)「まず、あの事件は既定事項です(消失P172)」
長門「悲しい事件。起きることを知っていてもどうしても防げなかった」


みくる(大)「一つ、常識の範囲内で防ぐ手段は考えられます」
キョン「どういうことですか」
みくる(大)「長門さんが情報統合思念体に事実を伝える」
みくる(大)「情報統合思念体はあの事件に事前に知っていたなら。終わった後に長門さんの処分する必要は無いと思わない?」
みくる(大)「長門さんは3年前からその事実を知っていてその原因もわかっていたわ」
みくる(大)「長門さんから情報操作能力を取り上げるだけで解決するかも、ね」
キョン「・・・・・・」
みくる(大)「長門さん、情報統合思念体にそのこと報告しましたか」
長門「報告したが、返事が無かった」
長門「朝倉涼子がその数日後にバックアップで配属された」

 

古泉「朝比奈さんは、なんで何も知らされていないのでしょうか」
古泉「それは未来から過去への対抗手段だからです」(これは古泉説です)


古泉「で、そもそもなにが既定事項であってなにがそうでないのでしょうか」
古泉「たとえば3年前、涼宮さんの能力の発現はどうなんでしょうか」
古泉「これが既定事項ならば・・・・・・かけた時間を考えると能力の解析は済んでいると思いませんか」

 

みくる(大)「でも、朝倉さんはそのまえにカナダに転校しましたよね」
キョン「そうです」
ハルヒ「で、結局なにがいいたいの?」
キョン「落ち着け」
みくる(大)「たぶん、情報統合思念体は消失の事件は発生しないと知っていたんじゃないのかな」
キョン・ハルヒ「へ?」


みくる(大)「長門さんの報告は知っていてもそれがどういう結果になるかはしらなかった」
みくる(大)「その結果、実際に事件が起きて大慌てというのが真相なの」


長門「どういうこと」
みくる(大)「長門さんが嘘をつくわけがない。もちろんエンドレスエイトのときにすべてを把握していた、時空を超越していると思われる情報統合思念体がなにも対応しないわけがない」
みくる(大)「未来からみて過去が変わることもあるといいました」
みくる(大)「笹の葉ラプソティのお話。キョンくんは涼宮さんに会ったとき『ジョン・スミス』と名乗ったこと」
みくる(大)「このことがなかったら、そもそも長門さんの脱出装置は発動しなかったはず」
みくる(大)「情報統合思念体はこのキョンくんの行動の価値を認識していたのかしら」


すべてをキョンセルできる魔法の言葉
『このSSはフィクションであり実在する人物、団体、事件、その他の固有名詞や現象などとは何の関係もありません。嘘っぱちです。
どこか似ていたとしてもそれはたまたま偶然です。あ、ほかのSSは別よ。職人さんも投下よろしく。他の人もじゃんじゃんSS投下しなさい。
え?もう一度言うの?この物語はフィクションであり実在する人物、団体・・・・・・・・・・・・。ねぇ、キョン。なんでこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの』


キョン「ところで、今回の出演料はどうなっているのでしょうか」
みくる(大)「私もその辺を詳しく聞きたいのですけどどうでしょうか」

ハルヒ「要望で『みくるちゃんヒロインのSS書いて』『未来人設定はいらないじゃん』しか聞いてないけど」
ハルヒ「それらを使って保守SS書いているだけなんだけど」
キョン「で、出演料は?」
みくる「涼宮さん、言われたとおり3日前にいって今回のSSの話をもみ消してきました」
ハルヒ「みくるちゃん、お疲れさま」
みくる(大)「あれ?この事実はわたしの記憶にないんだけどどうなってるの」
長門「情報操作は得意」


キョン・みくる(大)「・・・・・・」


みくる(大)「第四回、前回の続きです」
古泉「作者都合で前回は強制終了です。『むりやり終了させたのでそこから書きたい』とのことです」
みくる(大)「あれ?キョンくんは?」
古泉「あそこです」


ハルヒ「あー、もううるさい!あんたが決めることじゃない」
キョン「なんと言おうと、それはダメだ。認めん」


古泉「と、まあ今日は喧嘩しています」
みくる(大)「原因はなんでしょうか」
古泉「(すっと1枚の紙を渡す)これを見ればわかります」
みくる(大)「えっと、・・・・・・なんでわたしのサイズのバニースーツの注文書があるんでしょうか」
古泉「着せたいのでしょう」


みくる(大)「では歴史の上書きをします」
長門「朝比奈みくる、話がある」
みくる(大)「ちょっと。長門さん、そんなに引っ張らなくても・・・・・・」

古泉「二人で部室を出て行って10分。帰ってきませんね」
みくる(大)「ただいま・・・・・・・」
古泉「お帰りなさい。どうされましたか、疲れていますけど」
みくる(大)「今回は笹の葉だけにします。消失は長門さんと見解をすり合わせてからにします」
古泉「そうですか。では、はじめましょう」


「笹の葉ラプソティ」
みくる(大)「笹の葉ラプソティです。作品自体の説明はいまさら要らないですよね」
古泉「アニメ化したときは非常に騒がれました」
みくる(大)「では、なんで動き回るのがキョンくんでないといけなかったのか、それについて。」
古泉「消失で涼宮さんとのフラグのためです。それがないと彼は帰って来れません」
みくる(大)「わたしの立場としてはそうです」


みくる(大)「最初の問題。涼宮さんはなんで彼を指名したのでしょうか」
古泉「どういうことですか」
みくる(大)「涼宮さんの一挙手一投足にはすべて理由があります。なんで、七夕に校庭に『私は、ここにいる』と書いたと思いますか」
古泉「織姫と彦星宛のメッセージと聞いています。宇宙人に迎えに来なさい、そういうところでしょうか」
みくる(大)「そうですね。この場合彼女は織姫と彦星のどっちを特に希望したのでしょう」
古泉「女性ですから、やはり彦星でしょうか」
みくる(大)「正解。(まだ喧嘩している二人を見て)涼宮さんが織姫ならキョンくんは彦星ですから」
古泉「(おなじく二人をみて)たしかにそうです」
みくる(大)「あの中学生の涼宮さんの行為を、わたしは世間一般に言う恋占いとみています」
古泉「そうおっしゃいますと?」
みくる(大)「本当に会いたいのは宇宙人ではありません。自分は世界から孤立していると感じていた彼女は『自分の考え、価値観を解ってくれる人』を求めていました」
みくる(大)「普通の女子中学生なら、自分で考えた『運命の人に会えるおまじない』で済んだのでしょう」
みくる(大)「表向きは宇宙人、無意識に理解者といえばいいのかしら」
みくる(大)「彼女が無意識にそれを願ったら願いは叶います。結果、一番身近な時空にいたキョンくんを呼びつけたのです」
みくる(大)「(今の時間の)七夕のイベント直後の彼なら、普段と違った涼宮さんを一番気に留める。さっきまで一緒にいましたから」
古泉「なぜ、文字を書く前に出会ったのでしょうか。それだと完成したあとでよくないですか」
みくる(大)「それは、普段の涼宮さんをみれば解ります。彼女はキョンくんをいろいろなことに連れまわしています」
みくる(大)「一緒に行動することも条件、構想の段階で能力は発現しています。書き終わった後だとキョンくんが現れても相手にしてなかったでしょうね」
古泉「あの時点では彼は未来人ですけど、たぶんそうでしょう」
みくる(大)「宇宙人が来ると思っていますから。下手にごねたら変質者として警察に通報されていると思います」
みくる(大)「さて、書き終わった後の質問で欲しい答えをもらった彼女は目的を果たしたわけです」
みくる(大)「表向きは『文字をかくこと』、無意識で『会いたい人に逢えたこと』という目的を、ね」
古泉「たしかに、涼宮さんはそのあといろいろな手段で彼を探しています」
みくる(大)「朝倉さんのときもそうですが、そのときはきっと目を輝かせていたのでしょう」
みくる(大)「不思議なことに出会えた、って」


みくる(大)「1期のOPの歌詞、彼女は中学時代から本質が変わっていないのです」
古泉「あれ?でも彼を連れて行ったのはあなたの意思です。別に涼宮さんの能力で強制時間移動したわけではありません」
みくる(大)「へ?古泉くんがそれを言いますか?」
古泉「僕がなにかおかしなことを言いましたか?」
みくる(大)「編集長★一直線!。これで散々自作自演を涼宮さんの能力に転嫁してませんか?」
古泉「たしかに、言われてみればそうです」
みくる(大)「彼女の能力は偶然を必然に変えます。わたしが未来の必然のためにつくりだした偶然も」
みくる(大)「結果だけみれば、涼宮さんには必然なのです。お互いの利益が一致する場合は」
みくる(大)「逆に既定事項でないなら、わたしは修正しないといけないのです」
みくる(大)「わたしは目からビームを出す事実を既定事項にされては困ります」
古泉「『わたしは』ではなくて『わたしたちは』です。彼も僕も長門さんもSOS団員としては同意見ですから」
みくる(大)「一致しない場合でも、必然として事象は発生します。ただ涼宮さんは気がつかないだけ」
みくる(大)「キョンくんの時間移動が既定事項でなかったら、無理やりつれてこられた彼を強制的に送り返すとか」
みくる(大)「わたしの事前の通報で教師があの場所に居て落書きは中止になっていたわけです」
みくる(大)「出会っても、その事実にはなんの価値がない。そんな状況を作り出す、これがわたしの仕事なのですから・・・・・・」


古泉「さて、ここまでをまとめましょうか」
みくる(大)「笹の葉ラプソティ。このときの涼宮さんの能力発現はわたしの時間解釈で説明できる範囲のもの」
みくる(大)「時間平面には『会いたい人に逢う手段』は確かに存在して、彼女はその方法を見つけて実行しただけです」


キョン「もどりました。古泉、ハルヒは拗ねて帰ったからおまえはさっさと閉鎖空間にでもいってこい」
古泉「結局喧嘩別れですか、あなた方はお互いにもう少し意地を張らずに素直に話し合っていただきたい」
古泉「でも、僕のアルバイトは必要ないみたいです」
キョン「じゃあ、閉鎖空間は発生していないということか」
古泉「どういう結末になったかはあとで聞きますが、そういうことです」


みくる(大)「キョンくん、おかえりなさい」
キョン「もどりました。ここからは俺が付き合います」


キョン「ジョン・スミスのパラドックス」
キョン「俺がハルヒに会うのが最初か。それともハルヒが俺に会うのが先か。どうなんでしょうか」
みくる(大)「同時です。会うとは互いに顔を向かい合わせることですから」
みくる(大)「それと、過去に説明した気がしますけど・・・・・・」
キョン「すみません、さっぱり解らなかったのでもう一回いいですか」


みくる(大)「じゃあ、もう一回です」
みくる(大)「わたし達は未来では必然のものが過去に存在しない場合は、過去にとっては偶然という形で介入します。これが一話」
みくる(大)「どっちが先かという考えは、航時機がある世界ではまったく意味のない議論です。なぜなら時間は一方通行ではないから。これが三話」
みくる(大)「ここまでは、わかりますか」
キョン「なんとなくですが・・・・・・」

みくる(大)「タイムパラドックスは、時間移動によって発生する矛盾のこと。矛盾とは二つの物事がくいちがっていて、つじつまが合わないこと」
みくる(大)「航時機に関する知識がないからこの時代では説明できない。でもわたしの時代ではこの現象は説明が出来ること」
みくる(大)「説明できるなら、くいちがいは発生しない。矛盾はない、だからタイムパラドックスは存在しない」
キョン「ごめんなさい。わかったということで話を進めてください」


キョン「長門に会いに行った時の話しです」
みくる(大)「こっちには涼宮さんは関与していません」
キョン「えっと、3年前の長門にあった理由はやはり消失ですか」
みくる(大)「そうです」
キョン「そのために過去の自分からTPDDを取り上げたのですか」
みくる(大)「そうです」
キョン「ちょっとひどくないですか。もうすこしやさしく対応してあげてもいいと思うのですが」
みくる(大)「じゃあ、キョンくんが甘やかしてあげてください。そのほうがあの子も喜びます」
キョン「ものすごく魅力的な提案ですが、俺には荷が重過ぎます」


キョン「そういや長門が同期した後、眼鏡を取ったのはなんででしょうか」
みくる(大)「えっ?わからないのですか」
みくる(大)「長門さーん、ちょっと来てもらえますか?」


長門「なに」
キョン「なあ、3年前にお前の家に行ったときの事だが。どうして同期したあと眼鏡取ったんだ?」
長門「あなたに『似合ってるぞ』と言われることを期待した」
長門「あなたに『眼鏡してないほうが可愛いと思うぞ』と言われることを期待した」
キョン「へっ?」
長門「涼宮ハルヒがポニーテールにしたときは、『似合ってるぞ』とあなたは言った」
長門「鈍感。フラグクラッシャー」


キョン「(席にもどる長門はなぜか怒っていた)」
みくる(大)「と、いうことです。ほかになにかありますか」
キョン「いえ、今日はもういいです。時間も来ましたしおわりませんか」
みくる(大)「そうですね。終了しましょう」


すべてをキョンセルできる魔法の言葉
『このSSはフィクションであり実在する人物、団体、事件、その他の固有名詞や
現象などとは何の関係もありません。嘘っぱちです。
どこか似ていたとしてもそれはたまたま偶然です。あ、ほかのSSは別よ。職人さ
んも投下よろしく。他の人もじゃんじゃんSS投下しなさい。
え?もう一度言うの?この物語はフィクションであり実在する人物、団体・・・
・・・・・・・・・。ねぇ、キョン。なんでこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの』


みくる(大)「次回は消失の話の予定。といっても中心は時間の上書きの話かな」
キョン「えっ?次回があるのですか?今回の話も下書き段階でかなり叩かれたのに」
みくる(大)「『うまく説明できないの』と誤魔化さないでがんばっているのに、あんまりです」
キョン「いや、誤魔化して話を進めたほうが絶対良いと思います」


三日後
みくる(大)「なんと、今回は出演料がはいりました」
キョン「明日は休みだし、不思議探しは中止だからたまには寝るか」


ハルヒ「あ、キョン。11時駅前待ち合わせね、遅れたら罰金だから」
キョン「へっ?何の話だ?」
ハルヒ「あんた、みくるちゃんのバニーの件をもう忘れたの?」
キョン「さっぱりだ」
ハルヒ「・・・・・・帰る」

キョン「なんでハルヒは怒っていたんだ」
長門「バニー服を取り下げる代案としてあなたは涼宮ハルヒに服を買ってあげると提案した」
長門「それでは意味がないと言いつつも涼宮ハルヒはその提案にある種の期待をしていたと思われる」
古泉「あ、バイトの連絡が来ました。では」

キョン「朝比奈さん。あの・・・・・・三日前に送ってもらっていいですか。パラドックスを解消したいのですが」
みくる「(電話中)あ、涼宮さん。・・・・・・はい、コンビニで待っててください。すぐ行きます」
みくる「うさぎさんの足止めはしました。これで解消できるはずです」
キョン「・・・・・・ありがとうございます。では、失礼します(バタン」


(某所の会話)
長門「第三回の話。本筋とは関係のないわたしの話をされるのは不愉快。自重するべき」
みくる(大)「でも、そのほうが視聴率取れると思いませんか」
長門「結果このSSの不評を買う可能性がある」(すっと、写真をみせる)
みくる(大)「なんで、あの時(七夕の時、二人同じ部屋に寝ていた)の写真を」
長門「これを涼宮ハルヒに見せて出方を見る。朝倉涼子から教わった説得の方法」
長門「わたしはヒロイン、あなたはただの脇役。自分の立場を弁えてもらいたい」
みくる(大)「このSSはわたしがメインなのに・・・・・・」


「消えた世界のお話」
みくる「こんにちは。本日は天気がいいので、校庭で撮影をしています。えっと、・・・・・・すみません、リテイクいいですか?」
ハルヒ「もういいから続けて」
みくる「以前無理やり終わらせたところから続けようと思っています」


キョン「ところで、なんできょうは朝比奈さんなんだ?」
古泉「実は先ほど涼宮さんが朝比奈(大)さんにバニースーツを押し付けようとした結果、未来に逃げて帰ってしまいました」
キョン「はぁ?」
古泉「ただいま機関のほうで戻ってもらえるよう全力で対応中です。ちなみに朝比奈さんが自主的に代理を立候補しましたのでご了承ください」
キョン「禁則で逃げる予定ってわけだな」
キョン「で、なんで朝比奈さんはバニーになっていて観客がいるんだ?」
古泉「あそこにいるお方をみればわかります」


ハルヒ(売店と書いた席に座っている)「サンドイッチ、お茶、クッキーありますよ~。みくるちゃんと有希の手作りですよ~」
長門(受付と書いた席に座っている)「・・・・・・」


キョン「・・・・・・。ああ、だから俺は直前まで部室に監禁されていたわけか」


みくる「第五回です。まず第三回のあらすじです」
キョン「はい」
みくる「長門さんが嘘をいうはずがありません。また、報告をうけたじょ、じょーほーとーごーしねんたいさんが」
キョン「朝比奈さん。あせらないでいいですよ、ゆっくり読んでください」
みくる「情報統合思念体がその報告をうけて行動しないわけがありません」
みくる「たぶん、長門さんの暴走がもたらす被害は情報統合思念体にとっては想定できる範囲のものだと思っていたのです」
キョン「起きて大慌てしたというわけですか」
みくる「そういうことなんです。でも、その予想が外れることをわたし達は予見をしていました」
キョン「えっ、なぜですか?もしかして・・・・・・未来人の能力は時間関係に関しては宇宙人のそれを上回ったりするんですか」
みくる「ま、まさか・・・・・・。キョンくん、そんなことはないですよぅ。ただ、涼宮さんに関することだったから」


みくる「今の時空平面は常に彼女の能力の影響を受けています」
キョン「たしか以前に、ハルヒは時間の歪みの真ん中にいるって説明された件ですか」
みくる「そうです。結果、ほとんどの既定事項を再度調べることになっています」
みくる「既定事項ではなくなって、新たに別の規定事項が生まれていたりとかするんです」
キョン「すみません。朝比奈さん、もうすこし解りやすく説明してもらっていいですか」
みくる「いつもは新幹線で出張していました。新幹線に乗るのは既定事項なのです」
みくる「しかし、今日は事故で止まってしまって乗れません。だから飛行機に乗り換えることにしました」
みくる「つまり、新幹線にのる(既定事項)を事故(涼宮さんの能力の影響)で飛行機にのる(規定事項)に変える必要があるのです」
みくる「それをあなたがやり直しなさいって上の人が・・・・・・」
キョン「(普段朝比奈さんはそんなことをしていたのか)」
キョン「あれ、未来人は直接関与できないことだから誰か手伝っているのですか」
みくる「詳しくは禁則なんですけど、大掛かりなもの以外はわたし一人でもできるんです」
みくる「先週だと涼宮さんとペアで不思議探索しているときに、気づかれないように道端に咲いている青いバラをこっそり摘んだりとか」
キョン「・・・・・・」
みくる「そういえば、その前日に青いバラの話しをしていた気がします」
みくる「過去に存在しないといわれたものでも、今では存在するから不思議もいつか見つかるって」
キョン「(それ以前に薔薇は育てるのがかなり難しい。色が赤でも道端には咲かない。あいつはそれ知ってるのか?)」
キョン「さすがハルヒのトンでも能力と言ったところでしょうか」
みくる「要は涼宮さんに見つからなければ済むんです」


みくる「話を戻すと、長門さんの性能では涼宮さんの能力を使うのは不可能なのですよ」
キョン「あれ?でも使ったから改変できたんですよね」
みくる「いえ、使えるはずがないんです。そもそも涼宮さんの能力は情報統合思念体の能力を超えているのですよ」
みくる「1リットルのペットボトルに2リットルの水は入りません。無理なんです」
みくる「涼宮さんの能力が関係するとそれを実現できる、とは考えないでしょう」
みくる「もうひとつ。長門さんの暴走の結果はある程度予想されていました」
キョン「それは分っていたのですか」
みくる「『緊急脱出プログラム』『涼宮さんの能力の利用』。おそらく閉鎖空間のようなものになるだろうと」
みくる「どっちについてもいえるのは。原因から結果が予想できるのならそれに基づいて対策を取ります」
みくる「でも、原因はよくわからなくて予想ができないのだから意味がなかったのです」
みくる「だから、情報統合思念体は想定外の結果を見て処分を検討したと思います。もっとも格好だけでしょうけど」
キョン「時空を超越している存在なのに、いや、それゆえに対応を間違ったと」

みくる「そもそも情報統合思念体も完璧ではないのです」
キョン「というと?」
みくる「キョンくんと涼宮さんが二人きりで閉鎖空間にいた事件。起きると分かっていてもそれを防ごうとはしませんでした」
みくる「朝倉さんのこと。長門さんと同じく同期ができるならキョンくんを狙わなかったはずじゃないかなぁ」
みくる「失敗するのわかってたし、上の命令じゃなくて現場の独断が理由ならなおのことメリットがありません」
みくる「そして消失の事件。それらは全部結果を知らなかった、もしくは知っていたとしてもそれに背けないのです」
キョン「未来人であるあなたたちにとっては規定事項だから、というわけですか」
みくる「そうです」
キョン「じゃあ、なんで朝比奈(大)さんは今回の件を既定事項と言ったんですか」
みくる「えっと、えー。あれ?台本に書いてないからあたしにはわかりません」
ハルヒ「みくるちゃん、台本に書いてないならアドリブで誤魔化しなさい」
みくる「たぶんなんですけど、既定事項ということは事の顛末を知っていたからじゃないですかぁ」
みくる「あたしは上の指示でしか動けないけど、それが結果として間違っていることはなかったですし」
(その3に続く)


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