今日は学校が始まる月曜日

あぁ……あの憂鬱な日々がまた始まるのか

そう思いながら目を開けるた

すると長門が俺の横で寝ていた

「うぉぉわぁぁぁ?」

なんでこんな所にいるんだよ長門?お前にはマンションがあったはず

長門「私にもわからない 情報が足りない 」

情報が足りないってお前…………お前ほどの力があったらわかるはずだろ?それが何故?

そう思っていると長門が俺の上にのしかかってきた

ずっとこっちをみて俺の目の奥のほうを見ている

「何やっているんだ?長門よ?」

まさか長門がそっちの方であるはずはない

長門「貴方の脳に接続し情報を引き出している 今92%完了した」

この短時間に俺の2テラバイトの情報を引き出したのか さすが長門だ

長門「貴方が今考えた事も私には分かっている」

ああそういうことか つまり俺には何も考えるなと というかもうそろそろ完了したはず

長門「あなたが余計な事を考えているせいで私が貴方の脳に接続する為の状態が悪くなっている」

ああそういう事ですか では俺は何も考えない事にしよう

 

 

 

長門?あの長門さん?目が虚ですが?どうかされましたか?

長門「貴方の頭の中にノイズ(余計なもの)が含まれていて除くのに時間がかかる」

「つまり俺の脳から情報はダウンロードしたわけだ じゃあ俺の上に乗っていないでくれるか?」

しかし長門さんは降りようとしない

あの……健全な男子である私が貴方のように可愛い人物に乗っかっていられたらすごい事になりそうですが?

長門「そんな事は起きない 私は貴方を信用している」

おいおい 可愛いは否定しないのか?まぁ長門らしいが…… 信用しているといった時長門の顔が赤くなった様な気がした

長門「情報の整理が終了した 結論は………」

こいつ凄い顔が赤いぞ? エラーですか?まさかのまさか?

長門「私が夜マンションを出て貴方の家に寝に行きそこで眠りについた」

なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 

その後長門はマンションに戻って学校に行くと言っていた
俺は長門が夜マンションを出て俺の家に来るなどという事ががあり得る物かと思っていたが学校に着くころにはもう忘れていた
なにしろ早朝の事だった上に急に眠くなり寝てしまった―いわゆる二度寝というやつだ
何の異常もなかった―はずだったが
教室に入ると机と椅子が全て槍になっていた
俺は驚きの余り絶句した
朝倉が長門に飛ばして刺したあの槍だ
しかしなぜにあの槍が?
朝倉か?しかし朝倉は消えたはず
では長門か?しかしあいつは朝倉の様に暴走しないはずだ
俺はそう信用している

そう思いたいだけかもしれないが
というかこの教室だけか?他の教室もそうなっているかもしれない

 

 

 

俺の予想は当たった
全部の教室の机と椅子は槍になっていた
いや教室だけじゃない職員室やSOS団の部室の机や椅子も槍になっている
やはり長門か?しかし……そんなはずは……
いや……あり得るかもしれない
俺の家に夜自分のマンションを出て来るような状態の長門ならあり得るかもしれない
異常事態なのか?
もしかしたら古泉にきけば分かるかもしれない

そう思った時放送がかかった

「全校生徒の皆さん今日は家に帰り自宅待機です」

思えば長門がいない

いや長門だけではない 朝比奈さんもハルヒもいない

まさかこないだみたいな事があったわけじゃないよな?

ちょうどそこに鶴屋さんが通りかかった

そうだ聞いてみよう 鶴屋さんがハルヒの事を覚えていればこないだとは違う

「鶴屋さん 今日ハルヒ見てませんか?」

「キョンくんじゃないかにょろ ハルにゃん?そういえば今日は見てないにょろ」

良かった……覚えている つまり長門のエラーではないようだな

鶴屋さんがバッグから「何か」を取り出した

そして俺に見せてきた

「家の庭に埋まっていたんだにょろ ハルにゃんに渡しておいてにょろ」

これは?何だろう?外見は……そうだな機械でできた埴輪とでも言おうか

「ところで鶴屋さん……長門はどこにいるかわかりますか?」
「そういえば長門ちゃんも来ていないにょろ―」
朝比奈さんは?
「みてないにょろ SOS団の女子勢が全員いないなんてどうしたのかな?古泉君はいるにょろ 屋上にいたにょろ」
古泉はいるのか!
「ありがとうございました! 鶴屋さん!」
「ちょっと待つにょろ 私の家の庭に埋まっていた物があるからSOS団に渡しておくね」
そして鶴屋さんは何かを思いっきりなげつけてきた
それは機械でできた埴輪と言うような形状をしているが大きさは10㎝くらいである
それをキャッチした………凄い重いぞ?
俺はそれを鞄にしまうと走り出した
階段を凄い勢いで上り屋上への扉を開けると古泉がいた
「おまえ何故ここに?」
こちらを古泉は見るとちょっと来てくださいと言うかのようにこまねきをした
「このフェンスのむこうが閉鎖空間です」
おい何を言っているんだ?
「はやくしないと行っちゃいますよ?むこうには長門さんがいます」
長門が?じゃあ俺も行かなくては………あいつには聞く事が沢山ある
「では目を閉じてください」
俺は言われた通りに目を閉じた
おやおそいなぁ?
「もう目を開けてもいいですよ」
目を開けるとそこはいつぞやの閉鎖空間だった
それにしても高さが俺の身長+30㎝くらいしかない
しかしとんでもない所に閉鎖空間ができたものだ
「その通りです このままの状態で神人も出てくる事もできずしょうがなくあんなミニチュアなのです」
古泉が指さした方向には30㎝くらいの青い物がいた
「異常事態なんです こんな小規模の閉鎖空間などありえないんです」
「涼宮ハルヒの苛立ちが少ししかない そのため」
苛立ちが少ししかない?どういうことだよ?
「苛立ちがまるでどこかに封印されているかのように苛立ちが放出されていない」
「そこからは私に説明さして」
ちょっとまて私?古泉がおかまになったか?しかも「さして?」
しかし声の主は埴輪だった
鞄の中の埴輪がしゃべりだした事がわかった俺は驚いた
しかもその声はどっからどう聞いても朝倉だった
その埴輪は光だし朝倉?になった
だがとても小さい……15㎝くらいか?
「おどろいた?」
ああ色々な意味でな
また「死んで?」とか言われるんじゃないよな
まぁこの体の大きさの違いがありすぎる今では無理だろ
「死んで!」
おい………ミニチュアナイフ……いや…針と言った方がいいかな?
それを両手で持ち刺してこようとした
しかしその願いはかなわなかった
長門につままれ暴れていた
そういえば15㎝か………30㎝の神人と戦わせてみるか?
それはそれで面白いな
俺の頭にものすごい悪な考えが浮かんだ
「ちょっと長門…朝倉を貸してくれ」
長門は頷くと朝倉を差し出してきた
「何をするつもり?」
朝倉はものすごい顔でこっちを見た まるで恐怖しているかのような顔で……
「少し俺と長門が味わった苦しみをあじわってもらうだけさ」
俺はなるべく悪魔のような顔で言った
「もしや?そういう事ですか?」
そうだ古泉がいたこいつは昔野球をやっていたんだ
「古泉?ふんもっふと同じやり方でこいつを神人の所まで投げてくけるか?」
俺は古泉に朝倉を差し出した 俺はいつもはしないにこにこスマイルで古泉を見た
古泉は同じにこにこ顔で返してきた そして朝倉を受け取った
「ええいいでしょう ではいきますよ?」
俺と古泉はニヤニヤしていた
そして古泉は野球のボールを投げる体制に入った
「ちょっと待って待って待って……ってぇぇぇぇぇぇぇぇ」
朝倉が抵抗したようだが気にはしない
朝倉は神人にむかって一直線に飛んで行った
そして神人の頭に朝倉の体が激突した
神人が砂の様になっていき神人がいなくなった
朝倉硬いんだなと思った
その瞬間だった………閉鎖空間の急に広がった
いくら鈍感な俺でもわかった
「なんですか?この神人の数は………」
俺は古泉が見た方向を見た
それは絶望の二文字だった

最初そちらを見ると青い壁かと思った
だが青い壁だと思ったのは神人が重なっているせいで壁になっている様に見えるだけだった
「長門さんお願いしていいですか?」
古泉がひきつった声で喋った
「なに?」
長門はこんな状態でも冷静な顔だ いつのまにか朝倉が戻ってきている
「朝倉さんと連携して機関の同士にこの事をつたえてください」
「了解した」
朝倉が少し否定的な顔をしたが先程のようにまた投げられたらいやだと思ったのか納得した
「あなたがこの空間に入れたのは空間の裂け目があったからですね?」
「そう」
「では僕がいなくてもいいですね?」
古泉お前一人で戦うつもりか?
古泉の死亡フラグONか?そんなのはまた閉鎖空間が発生する理由になってしまう
古泉が死ぬなんて事はないでほしい
そんな事は思いたくない
「そう」
俺は今の言葉は口には出してはいなかっようだ
「おれはどうすれば?」
俺の方向に飛んできた神人の拳にきずかなかったようだ
長門は俺の方向に飛んできたかと思うと高速呪文詠唱をした
バリアがはられたかと思うとそのバリアが壊れた
そして俺の前に吹っ飛んできた
「………………」
俺はその時血が降りかかった
朝倉が俺と長門をつかみ普通の空間に飛ばしてくれたおかげで二発目をくらわずに済んだ
この時の朝倉には感謝している
この後しっかり謝った
「おい長門!起きろよ長門!」
しかしいくら長門をふっても起きない
もう駄目なのか?長門は二度と目を覚まさないのか?
「ちょっとどいてください!!」
後ろから聞こえたの朝倉の声に従うと朝倉後ろからとんできて腹に長門にとび蹴りをした
そんな事をしたら………
「何?」
何故だか知らないが長門が目ざめた
長門が目覚めた……良かった
その時朝倉がある事を言った
「もう一名のインターフェイスを呼んでおきました」
3人のインターフェイス?そんな異常事態なのか?
「そう」
今度は長門が言った
「閉鎖空間がとても速いスピードで拡大している このままだと宇宙にまで広がる その事が自分達に対する影響を考えたらこうなった」
ガチャ
後ろでドアの開く音がした
俺はそちらを見た
喜緑さんが立っていた
そちらを見た朝倉がそっちの方向に歩いていった状況を説明した
「分かりました」
すると長門が何か呟きだした
あの高速呪文か………
数分たつと長門が消えた
「あなたもついてきて」
長門の声が聞こえた
すると俺は閉鎖空間にいた

後でわかった話だがこの閉鎖空間はどうやらハルヒの苛立ちとは関係なくできたものらしい

ハルヒはこの時どこにいたかと言うと家で風邪になって寝込んでいたそうだ

赤い玉が神人を倒していく

その中でこちらに飛んでくる赤い玉がひとつあった

古泉か?ああ古泉だ

死亡フラグは成立しなかったんだな

「いやぁー助かりましたよーこの学校の同士がすぐにきてくれたので死なずに済みましたよ ハハハ

もうそろそろこの閉鎖空間は消えますよ」

ピキピキキキピキピキピキキピキキピキピキキキキ

閉鎖空間が豪快に壊れる音がした

空を見ると亀裂が入っている

その後の事はおぼえていない

気づいたら家にいた 

 

その次の日

ハルヒは学校に来ていた

「ハルヒ昨日はどうしたんだ?」

「風邪よ風邪!」

ほう、こいつが風邪をひくか………面白いな

 授業が終りSОS団の部室に行くといつものめんつがそろっていた

朝比奈さんも来ていた

ハルヒは俺を見るとアヒル口で

「キョン!なんで私のお見舞いにきてくれなかったの?」

おいおいあの後ハルヒの見舞いに行けるかよ?俺はあの急展開についていけなかったぞ?その上あんな数の神人をみて死にそうな状況だったら精神が持たん

「そもそも何故俺がお前の風邪の見舞いに行かなければならないんだ?」

すると、ハルヒが怒ったような顔をして

「私が団長だからよ!あんた以外皆きてくれたわよ?あ、でもみくるちゃんは来てくれなかったけどまぁいいよ」

「ごめんなさぁい………」

朝比奈さんはとてもすまなさそうに謝った

そういえば朝比奈さんは昨日どうしたんだろうか?

「朝比奈さん昨日はどうしたんですか?」

「家族でお出かけしてました……」

この家族というのはきっとハルヒの前だからそう言っているのだろう

きっと「禁則事項」をしていたのだろう

その禁則事項は俺にはわからんが

きっと放送禁止用語ではないだろう

まぁその後古泉と俺はオセロをして長門は本を読み朝比奈さんはお茶をくれた

ハルヒはパソコンで情報収集をしていた

まぁ今日はこれと言うこともなく、平凡に終わった

しかし、長門の顔が怒っているように見えたのは気のせいだろうか?

まぁ見えただけだろうからな あいつはいつも無表情だからそう思おうとして見ればそう見えるだろう

そうして俺は帰路についた

家に帰り宿題をし、寝てしまった

 

~長門の家~

憎い。何かが憎い。

憎くてたまらない。

私にそんな情報は設定されていないはず。

しかし憎い。とても憎い。

何故この「憎い」という感情をもってしまうのだろう?

そんな設定は……

とにかくご飯を食べる事にしよう。

朝倉涼子に作ってもらえばいい。

バッグの中に入っているはずの朝倉を取り出すためにバッグを開けると小さい朝倉がバッグの中で寝ていた。

「起きて。」

私は小さく声をかけた。

すると朝倉は動きだしバッグの中から出てきた。

「ふぁぁぁぁ。よく寝ました。」

あの後、彼に対する攻撃はこの状態の彼女ではできないと判断され喜緑江美里と話合い私が保護する事になった。

「ご飯を作ればいいんですか?」

「そう、作って。」

「分かりました。でも、この体では無理ですから色々やってもらっていいですか?」

「分かった。」

 

{キョン視点}

その次の日のSOS団部室

ハルヒが何か思いついたという顔でしゃべりだした

「そうだ!今日肝試しをしましょう!」

おいおい何故肝試しという発想が出てくるんだ?

「夏だからよ。古泉君!このアイデアいいと思わない?」

「大変よろしいかと。」

「古泉君もこう言っているから決行よ!」

俺は実は肝試しが嫌いだ

超能力者や宇宙人や未来人は会っているが幽霊には会っていないのでな

しかし、超能力者や未来人や宇宙人がいるとなると幽霊がいるという可能性は高くなってしまう

「今日の午後九時に学校の校門集合!それまで自宅待機!もしこなかったら死刑よ!」

死刑と幽霊どっちを選ぼうかな?トホホ………

 

~その夜~

妹か何故ついてくるんだ……俺の本性を暴く為か?

校門に行くと俺以外の全員は揃っていた

「ああ、妹ちゃんも来たの?まぁ、いいわ。そうすれば人数がちゃんと揃うからね。さぁ肝試しを始めるわよ!このクジを引いてそれで無印と赤印に分かれるの!」

そう言うとハルヒはくじの入った箱を差し出した。

なるべくなら長門となりたいな……あいつならきっと何かあっても解決してくれるね。

どうやら長門のくじの印は赤だったらしい。

俺も赤が引けますように……

俺はくじの先っぽが赤色である事を願いくじを引いた。

ああ、俺はついている。

赤色のくじが引けた。

長門さんよろしく頼みましたぜ。

しかし、長門が少し震えてそうに見えてしまったのはきっと気のせいだ。うん、きっと気のせい。

結果メンバー分けの結果はハルヒ、古泉、妹が無印で長門、朝比奈さん、俺が赤印だ

あっちには古泉がいるのでおそらく大丈夫だ。

「部室にある紙を持ってきて!とって来なかったら死刑。じゃあまずは赤印チームからね。いってらっしゃい。」

俺達は渋々と学校の中に入っていった

ん?なんだこの感覚は?もしや閉鎖空間?

「違う。どうやら前の夏休みの様な事が起きている。」

前の夏休みってあれか、特異点とやらの奴の事か?

「そう。でも、私が設置した物。来る前に設置しておいた。おかげで怖いというイメージを具現化する。でも家でホラー映画を見てからあのイメージが頭に焼きついたまま離れない。」

長門は凄いビクビクしている。

なのに対象的に朝比奈さんはビクビクしていない。

まるで、「私は平気です。」というかのように

「朝比奈さんは大丈夫何ですか?」

「怖くないです。理由は……禁則事項です。」

あぁ、どうやら未来でははっきりとしているのだろう。


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