「じゃぁ行ってくるな。」

行ってらっしゃい、キョン。今日は何時ごろに帰ってくるの?

「ごめんな、最近。わからないんだ。」

そう…。でも、キョンも私のために頑張ってくれてるんだもん。お留守番頑張るね?

「分かったよ。じゃぁな。」

うん…

私たちは高校を卒業してから、結婚した。私は主婦になり、キョンは普通の会社員をしている。だけど、最近キョンの仕事が忙しく、新婚だというのにも関わらずなかなか、こう、すべきことというか…まぁ夜のベッドの中でやることが出来ないわけよ。

はぁ…

一人のときはこうやってよくため息をついている。

キョンは私のために頑張ってる事は分かるけど…

やっぱり一人でやってても寂しいしね。

だから最近ちょっと溜まってる。

あーあ。

 

…あれ?考えてるうちに寝ちゃったわ。

ってもう夕方じゃない!

落ち込んでても仕方がないわ!

買い物にでも行きましょう!

 

ガタンゴトンガタンゴトン

私たちの家の近くにもスーパーはあるのだが、今日は少し電車で離れたところにあるところに行く。

窓の外の景色を私がのんびり見ていると…

スッ

あれ?今何かお尻触られた?って、気のせい、よね。

今は夕暮れ時だから電車も仕事帰りの人で込んでいる。たまたまでしょ。

にしても、キョンもこれぐらいの時間に帰れれば良いのに…

 

―谷口`s side―

俺は高校の時から悪名高い谷口だ。

俺が大学帰りに電車に乗っていると、すごい美人が乗っていた。

うひょーっ!久しぶりに血が騒ぐぜ!

俺はなんとなく偶然を装い、彼女の尻に手を当てた。

少し気付いたようだが、「偶然だろう」というような顔をしている。

もうちょっとやってみるかな。

何歳ぐらいだろう?俺と同い年ぐらいか?

彼女の後ろに回り、もう少し執拗に形の良い尻を撫で回してみる。

 

―ハルヒ`s side―

しかし、偶然かと思ったが数十秒後、手がお尻を執拗に撫で回している。

やばっ、痴漢かも…

いつもの私なら「やめなさい!」とか言って相手を吹っ飛ばすところだけど、最近キョンともやっていないせいで溜まっていたから、その手がすごく気持ちよかった。

もうちょっと、いいよ、ね?

 

―谷口`s side―

あれ?ノーリアクションか?

しかし、顔を良く見ると、少し赤らめている。

気付いているけど、やって欲しいんだな。

じゃ、望みどおりにしてやるか。

片手は尻を撫でたまま、右手を胸のほうに持っていく。

まず、さわさわと触ってみる。

そのあと、ムギュッ、と力を入れて揉んで見る。

柔らけぇぇぇ!

あっちも少し声を出している。

やばい、俺の開いたチャックの中の息子が自己主張しまくってるぜ!

胸を強く揉みながらも、左手を尻を撫でるだけではなくスカートの中に入れる。そして、太ももを優しく、焦らすように撫でてみる。

 

―ハルヒ`s side―

あれ?胸にまで手がやってきたわ。

はぁん!

ちょ、ちょっと!そんなに揉まないでよ!

感じちゃうじゃないの…

あぁ、キョンにこんな風にされたいな…

あ、手がスカートの中に…

ちょっと、そんなに太もも触らないでよ。

もっと、もっと。

キョン、ちょっとゴメン。

 

―谷口`s side―

ハァハァ

お、彼女も感じているのか。

頬は上気し、顔も真っ赤だ。

欲望をそそるね。

俺がパンツに手を触れると

ぬ…濡れてる!

この女溜まってるのか、正義の味方、谷口があなたを逝かせてあげましょう!

 

―ハルヒ`s side―

痴漢男の手が私のあそこをパンツの上から優しく撫でる。

濡れてるの、ばれちゃったかな…

その間も手は胸を揉んでいる。

あれ、服の中に手ガ…

ブラはずされちゃった…

痴漢の手が私の胸を揉んだり、乳首をこりこりしたりと色々している。

ん…あぁん…

思わず声が漏れてしまう。

 

―谷口`s sie―

服にも手を入れ、ブラを取り、胸をムニムニしたり、乳首をころがす。

うおっ、乳首も硬くなってやがる。

下のパンツもぐしょぐしょだ。

ん…あぁん…

彼女が声を漏らしている。

すでに俺の息子もビンビンだ。

 

―ハルヒ`s side―

ふぁぁ…

気持ち良い…

やっぱりキョンと長い間やってないからな…

痴漢の手がパンツを脱がそうとかかる。

あ…

これ以上はキョンに悪いかも…

そろそろ降りようかな。

 

―谷口`s side―

あれ?降りちまった。

何だよ、俺のことこれだけ興奮させておいてさ。

降りるときに左手を見たら、薬指に指輪をはめていた。

そうか、結婚してたのか。

まぁ、俺も良い思いさせてもらったから良いかな。

 

買い物を済まし、家に帰る。

まだ先ほどの余韻が残っていて、足がふらふらした。

ちょっと、キョンに悪い事しちゃったかな。

私がドアを開けると、靴が玄関にあった。

え?

中に入ると、リビングのソファーでキョンがテレビを見ていた。

キョン?!

「お、ハルヒ。お帰り。良いニュースがあるぞ!」

え、何々?

「俺、係長になったんだ。これで早く帰ってこれるようになるぞ!」

本当?!

「お、おいハルヒ、泣くなよ。」

う…うぅ…寂しかったよぉ…

「ごめんな。ところで帰ってきていきなりだがハルヒ、ベッドに行かないか?」

へっ?

「俺ずっとハルヒとやりたかったのに、仕事が忙しかったからさ。」

そう言いながらキョンは私をベッドに押し倒す。

え、ちょっと今は…

そう言う私の口を、キョンはキスで塞ぐ。

そのまま始まったが…

「え?」

あ、キョン、それは。

「何でお前もう濡れてるんだ?ブラも外れてるし…」

キョンが不安そうな顔で私を見る。

私は一部始終を話した。

私だってキョンとエッチがしたかった事。さっき痴漢にあって、キョンだと思ったら興奮してしまった事。

「そうか。」

キョンが悲しそうな顔をする。

ごめんなさい。

そりゃそうよね、自分の妻が痴漢に犯されて喜んでるなんて…

スクッ

え、キョン?!

ガチャン

キョンが出て行っちゃった…

追いかけなきゃ!

私は夜の街を、必死でキョンを追いかけた。

すると、キョンは駅へ向かっていた。

 

何とかキョンと同じ電車に乗る。

電車はさっきより込んでいる。

もう、キョン…どこ行っちゃったのよ…

すると、いきなりお尻を撫でられた。

後ろを振り向くと、キョンがいたずらっぽい顔で立っていた。

出て行ったかと思って心配したじゃない!

「お前が痴漢プレイ、好きなのかと思ってな。」

キョンはそういい、私にキスをした。

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最終更新:2020年03月12日 20:09