「異世界人の襲来 予告」のつづき

 

 

昨日、長門や古泉が言った話は本当なのだろうか。長門が言うには、異世界人が来るのは昨日から考えて三日の間だったから、今日か明日になる。目的は、ハルヒの力を奪うために俺を利用して、ハルヒを殺す。危機がせまるのは、まず俺だったな。いつ襲われるかわからん状況で、今日はいつもどおり不思議探索の日だ。のんきに不思議なんか探してる場合じゃないのだが・・・。いつもどおりに俺は家を出た。また俺のおごりだろうなと思いながら相棒(自転車)に乗って駅前に行く。

今日が最後の不思議探索かもな・・・・。って俺何考えてんだ!俺やハルヒの為に、長門や古泉ましてや朝比奈さんまで戦ってくれるのだぞ!!それなのに何考えてんだ!俺のバカヤローー!!そんなこと思ってるうちに駅前に着いた。しかしそこにはハルヒがいない。

キョン「おい!ハルヒがいないじゃないか!まさか異世界人に・・・。」

古泉「落ち着いてください。大丈夫です。異世界人はまだ来ていません。」

長門「涼宮ハルヒは寝坊した。原因は、目覚ましのセットのし忘れ。」

・・・・案外普通な寝坊の原因だな。長門が言うなら間違いないだろう。

長門「あと20秒後にあなたの携帯にかけて来る。」

20秒後、携帯が鳴った。長門の言うとおりハルヒだった。

ハルヒ「あっキョン?あたしちょっと遅れてくるから。」

キョン「めずらしいな。どうした?目覚ましのセット忘れてたのか?」

ハルヒ「ちがうわよ!!キョンじゃないんだし!」

キョン「じゃあなんで遅れるんだ?」

ハルヒ「それは・・・その・・・もうっ!うるさい!!どうでもいいでしょ!!それよりあたしがいないからって不思議探索しないとだめよ!あたしが着くまで不思議な現象6個みつけなさい!わかった?じゃあね。」

相変わらずむちゃくちゃな野郎だ。不思議6個?あるわけないだろ。しかも微妙な数だな。どうでもいいが。

みくる「キョン君。涼宮さんなんて言ってました?」

キョン「ああ。なんか不思議探索しとけと言ってましたよ。」

古泉「しかたありません。じゃあするとしましょうか。」

キョン「ペアはどうするんだ?」

古泉「すいませんが、僕は長門さんとでいいでしょうか?ちょっとお話がありまして。」

キョン「おれはかまわんぞ(朝比奈さんとちょこっとデートができるしな。)」

みくる「わたしもいいですよ。」

長門「・・・・いい。」

古泉「じゃあ僕たちは東。あなたと朝比奈さんは西で。」

そんなこんなで俺たちは別れた。

キョン「朝比奈さん。どこか行きたいところあります?」

みくる「え~っと・・・・。じゃ、じゃあお散歩しませんか?」

キョン「そうですね。それじゃあ行きましょう。」

みくる「はい!」

 

近くにある広い公園で朝比奈さんとちょこっとデートを楽しんだ。

キョン「ハルヒが寝坊するなんて初めてじゃないですか?」

みくる「そうですね~。涼宮さんもおっちょこちょいな所あるんだなって思いましたよ。」

キョン「異世界人が来るじゃないですか。詳しいことはわからないんですか?」

みくる「未来の上の人たちに聞いたら異世界人が襲ってくるケースは何度かあったみたいです。詳しくは禁則事項だけど・・・・。」

キョン「そうですか。」

みくる「大丈夫です!キョン君は私が守りますから!」

キョン「頼もしいですよ。朝比奈さん。じゃあ今襲って来ても安心ですね。」

その時だった。

急に全身に電撃みたいな刺激が走り、意識が遠くなっていく。見渡すと俺は黒い空間に閉じ込められていて、空間の外で朝比奈さんがうるうるした瞳で声をかけている。そして俺の後ろに誰かがいる。確認したかったが、そこで意識が途切れた。

 

 


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