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ミルメーク。

知っている人は知っていて知らない人はとことん知らないというこの物体。

「僕の地域ではココアパウダーだったんですけどね」

そんなものもあるのか。

「えぇ。まぁ作り方はミルメークと同じだと思いますが…聞いた所によると抹茶きなことやらもあるらしいですよ」

とりあえずなんでミルメークの話が唐突に始まったかと言うと、妹が給食で残してきたのを思い出して

「そういやミルメークとか懐かしいなぁ」

なんて呟いたところ

「おや、久しぶりにミルメークという言葉を聞いたような気がしますよ」

と、古泉が食いついてきたので、そのまま同じく部室にいる朝比奈さんと長門をそっちのけで語り合ってるわけで。

「よく一気にドバッと入れて溢れさせる奴とかいたよな」
「そういうのを防ぐためにあらかじめ少し飲んでおく方もいらっしゃいましたよ」

あぁ…あったなぁそんなのも…

「あ、あのぉ…ミルメークってなんですかぁ?」

朝比奈さんがお茶を置きながら話しかけてくる。

「ミルメークっていうのは、俺たちが小学生のころに給食ででてきたものです。なんか粉状のものを牛乳に入れるとその味になるんですよ」
「じゃあココアとか抹茶きなこと言うのは…」
「えぇ、その味のことです。どうやら学校によっては出る種類に偏りがあるようですね」
「俺の学校はコーヒータイプが主流だったなぁ」

とそこへ

「…コーヒータイプ?」

会話に興味を示したのか長門が本から顔を上げてたずねてきた。

「あぁ、何か微糖のやつがあるんだ。コーヒー牛乳だと思ってくれ」

そう言うと長門は少し考え込んでからこう言った。

「…コーヒー牛乳って何?」
「コーヒー牛乳はコーヒー牛乳じゃないのか?」
「…そう言う意味ではない。原料、作り方、ルーツ。そういう意味で何かと聞いている」
「………」

上の三点リーダは俺と古泉と朝比奈さんの三人分だ。
みんな見事に黙ってしまった。

「え、えっと…コーヒーと牛乳を混ぜるとコーヒー牛乳になるんじゃないですか?」
「…いや、それだとカフェオレになる気がするんですが…」
「じゃあ牛乳にコーヒーを混ぜるとか?」
「…それだとカフェオレとニュアンスは変わらないはず」

議論を続けること約2分

結論

「いいか長門。コーヒー牛乳はカフェオレに負けるとも劣らず美味しいものだ。それ以上でもそれ以下でもない。わかったか?」
「…わかった」
「何か釈然としないですぅ…」
「気にしたら負けです朝比奈さん」

しかしコーヒー牛乳のルーツか…気にしたことなかったな…

「…もう一つ質問がある」
「…言ってみろ」
「…コーヒー牛乳で普通の牛乳の代用は可能?」
「…古泉。パスだ」
「えぇ!?…シリアルとかは出来そうですが…」
「フルーチェはどうでしょうか…」
「………」

試食

「無理。これは無理。何が無理かって全部無理」
「…変な提案してごめんなさい…」
「気にしないで下さい朝比奈さん…」
「…気がすんだか長門?」
「…コク」

フルーチェとコーヒー牛乳ってこんなにもあわないんだな…
どんな味がしたかって?自分で試してみろ。

「おまたせー!みんないるわね!」
「あ、涼宮さん」
「ん?何なのこの微妙な空気は…あ!それフルーチェ!?」
「…食べる?」
「おい長門!それはちょっと!」
「何よ!食べたって良いじゃない!けちけちするんじゃないわよ!」

そう言って豪快にフルーチェをかっこむハルヒ。

「あ、あぁ…」

ハルヒ以外の4人は見てることしか出来なかった。

3分後、古泉の携帯が鳴り響いたのは言うまでもないだろう。












「コーヒー牛乳について詳しいことが知りたかったら好き勝手に調べてみるっさ!」
「…人任せですか…」
「みくるっ!細かいこと気にしちゃダメさっ!」

おわり
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