森「あら、ただいま」
荒川「おかえり。私と鶴屋嬢で昨日リュウに頼みにいったよ」
森「なんであの子が?」
荒川「いや、鶴屋家の本堂に最新型のヘリを支援して頂くよう申請に行ったのだがな」
森「そういえば私たちのヘリは旧型だったわね」
荒川「ストリートファイター達を探しに行くと言ったら、鶴屋嬢が連れてけと聞かなくてな」
森「そういえばあの子もストファイ経験者か。合気道100段だっけ?」
荒川「ああ。総帥も連れて行ってやれと言うもんで、仕方なくな」
森「ふーん。で、どうなったのよ」
荒川「リュウ君はさらっとOKをくれたよ。『強い奴と戦えるのなら望むところだ』とな」
森「へぇ良いじゃない」
荒川「う、う~ん」
森「どうしたのよ?そんないかにもマズイみたいな顔して」
荒川「いやリュウ君までは良かったのだが・・・」
◆◆◆◆
荒川「かくかくじかじかという訳なのだが」
鶴屋さん「そういう訳にょろ!」
リュウ「ええ、良いですよ。話は理解できませんでしたが、強い奴と戦えるのなら望むところです。」
荒川「感謝するよ。君が鳥頭で」
===『その話、我も乗った』===
荒川「そ、その声は!?」
リュウ「どうやら親父みたいですね。姿を現したらどうだ親父?」
ス…
豪鬼「・・・暫くだな、荒川」
荒川「お久しぶりです。豪鬼さん」
豪鬼「うむ」
鶴屋さん「ひさしぶりっさ!」
豪鬼「うぬは・・・豪傑の娘か」
鶴屋さん「あははっ。うちの父さんを豪傑なんていうのはアンタだけっさ」
リュウ「それで親父は何故この渓谷まで?」
豪鬼「うむ、この数千㎞先にあるエアーズロックとやらを両断しようかと思ってな。その通り道だ」
鶴屋さん「相変わらず恐ろしいことをさらっと言う人にょろ」
荒川「世界遺産ですぞ」
鶴屋さん「ピッティンジャラジャ評議会が泣くっさ」
荒川「いや、オーストラリア全体が涙であふれ返りますな」
豪鬼「何を言う。地球に激突するはずだった隕石を片手で砕いてやったのは我だぞ。地球の危機を救ってやったのだから世界遺産の一つや二つ好きにさせい」
鶴屋さん「あらゆる意味で凄まじい理屈にょろ・・・」
◆◆◆◆
荒川「という訳で豪鬼さんも・・・」
森「・・・mjd?」
荒川「ああ…あの人にはどうしても逆らえなくてな」
森「・・・当日はどうにかして長門さんが彼とぶつかるようにしないとね。他の四人だと多分普通に死ぬわ」
荒川「・・・だな」
◆◆◆◆
ハルヒ「とりゃー!」
バキッ
柔道部員「グボァ!!!」
ハルヒ「てりゃー!」
グシャッ
柔道部員「ィェ”アアアアアアアアアア」
みくる「ふぇええ・・・あの人死んじゃいますぅ・・・」
キョン「やれやれ…おーいハルヒ!そろそろ今日は帰るぞー」
ハルヒ「もう少し遊ばせなさいよ!」
キョン「柔道部員はもうみんな瀕死だ」
ハルヒ「しょうがないわね…全く柔道部のくせに根性が無いんだから!」
キョン「いや、おまえな」
ハルヒ「明日はボクシング部に行くわよ!次に部員と戦うのはみくるちゃんね!!」
みくる「ふええ~!?無理ですぅ~」
ハルヒ「大丈夫よ!あなたにはオーガの血が流れてるかもしれないのよ!!」
みくる「ひええーんオーガでもヒューガでもなんでも無理なものは無理ですぅー」
ハルヒ「何言ってるのよ!ヒューガは相手モンスターの攻撃力を一度だけ0にするのよ!!初期遊戯王では超強かったわ!!」
みくる「今の遊戯王ではラジカッセンと同じくらいの強さだからいやですぅ~ふみぃ~」
ハルヒ「もう・・・アンタ何気に遊戯王知ってるんじゃないの・・・今度遊戯王のSSでも書こうかしら」
ハルヒ「じゃあ仕方ないわね。キョン、アンタが行きなさい!」
キョン「マジか」
ハルヒ「大マジよ!」
キョン「俺はここ数ヶ月間運動なんざ微塵もしてないぞ」
ハルヒ「その運動不足を解消する為に丁度いいじゃない!!」
キョン「ボクシング部のパンチ貰ったら動く前に意識が吹っ飛ぶだろ!!」
ハルヒ「大丈夫よ。相手がマホメドアライJrなら優しくやっつけてくれるわ」
古泉「危機感も持たず立ち会ってしまう訳ですね」
ハルヒ「そうよ古泉くん!理解が早いわね!」
長門「バキネタ自重」
◆◆◆◆
バイソン「いやーうはぁ!!!」
ドゴオオオン!!!
谷口「流石バイソン先生、パンチがイケメンだぜ!!」
バイソン「おう谷口」
谷口「なんですか?バイソン先生」
バイソン「なんかお前の学校のやつと試合やれとか知らねえオッサンに誘われちまったぜ」
谷口「うちの学校っすか?」
バイソン「ああ、なんでも五対五マッチだとか」
谷口(五対五…?まさか涼宮達じゃねえだうな)
谷口「それで受けたんですか?」
バイソン「いや断った」
谷口「断ったんですか!?なんでです?」
バイソン「条件として、横にいる美人な巨乳女と一発やらせろと頼んだら却下された」
谷口「・・・」
バイソン「なんだその眼は?谷口ィ!!ボクシングを極めることの最終目はなんだ!?」
谷口「ハイィッ!世界中の女を自分の物にする為であります!!」
バイソン「その通りだ。なんだ分かってるじゃねえか」
谷口「僕も・・・女の為に・・・ボクシングを始めたんですから」
バイソン「おまえは最高の弟子だ。谷口ィ!!!」
谷口「ハイッ!バイソン先生!!」