注意書き この作品は通常のようなキョン視点ではありません。
また最初は予告のような感じですが最後のほうになると文体が変わります。
ご観賞される方はそのことをご理解の上でご観賞ください。
つたない文章ですがお楽しみいただければ幸いです。では始めます。
ついに情報統合思念体を支配した強硬派
そしてキョンに迫るヒューマノイドインターフェース達
彼らの凶刃がキョンを襲うとき、長門が敵の前に立ちふさがる
「貴方は殺させない」
しかし、情報統合思念体との接続を断たれた長門には戦う力はなかった
そして傷つき倒れる長門
その姿を見て体中の血が熱くなるのを感じるキョン
そして彼は自ら三年前に記憶と共に封じた神の力を解放する
改変される世界、全ての人が平凡な人間として暮らす当たり前な世界
そんな世界の中、一人ハルヒは世界に違和感を感じていた
彼女はわずかながらに改変から逃れていたのだった
そんな悩みから教室に残るハルヒはとある人物と出会う

世界の違和感に悩むハルヒ、そんな中で教室のドアを開け放ち入る人物
彼は彼女に「この世界のおかしさに気付いているんだろう?」そう問いかける
ハッとして振り向くハルヒ、そこにはクラスメイトの谷口がいた
彼はこの世界がキョンが創造した新しい世界であることを説明し
自分は改変前の世界から時空転移ドア(引き戸)をつかってやってきたのだという
そして二人は世界を元に戻すために時空転移ドアを開いた

時空転移ドアを開いた先にあったのは傷つき倒れる長門とそれを抱きかかえる
キョンだった
それを見た谷口は「すまん・・・ごゆっくり」といい放ちドアへと消えた
それを呆然と見つめていたハルヒだったが目の前の状況はそれを許さなかった
キョンの体から放たれる紅い光――それが世界を改変するものだと気付いた
そして対抗するようにハルヒ自身の体から溢れる蒼い光
その瞬間二人は消え去った、ドアから顔を覗かせた谷口が「行ったか」
とつぶやいた

ハルヒが目を開くとそこはいつか来た灰色の文芸部の部室だった
そこには制服を血で汚したキョンがいた
「どうして、世界を改変するなんてことをしたの」
「そうしなければ長門は死んでいた、今のあいつはあの時のようにすぐに元通りになるなんてことはない、もうあいつは普通の人間なんだ」
「だからって、世界まで変える必要はないじゃない」
「じゃあ長門をあのまま殺すって言うのか」
「そうじゃない、そうじゃないけど」
そんな中、ガラッという音と共に谷口がやってきた
「長門有紀はもう大丈夫だ、国木田が今治療をしている、ヒューマノイドインターフェースは古泉が抑えている、朝比奈さんはオロオロしている。
だからもう大丈夫だ。だから世界を改変するなんてことはやめろ」
「だが、いつかまたこんなことが起きるかもしれない」
「そうだとしても、また俺たちが止めるさ、なっ団長殿」
「そうよ、たとえ他の誰かが襲ってきても私たち、みんなが協力して守るわ。それにあんた言ったじゃないこの世界も捨てたもんじゃないって、
あの世界でそういわれてそうなんだなって思えた、だからまた五人で楽しくやっていこうじゃない」
「えっ、俺たちは俺と国木田は一緒じゃないの?」
「あっ、ごめん忘れてた」 「がーん」
「あはははははは、そうだな俺たちなら大丈夫だな」
「そうよ、だからこんな暗い世界にいないで行きましょう、明るいあの世界へ」
そしてハルヒはキョンの手をとり、谷口が開いたドアから見える光へと走り出した

俺たちなら例えどんな暗闇の中にいても光を求めて走っていけるだろう
そう、俺たちSOS団の5人と準団員の3人なら

|