ハルヒ「格闘技をやるわよ!」

 

キョン「なんだ今度はいきなり」

 

ハルヒ「今から皆で訓練をするのよ!」

 

キョン「なぜだ」

 

ハルヒ「知らないの?今のご世代格闘技強い男の方が女子高生にモテるのよ!」

 

キョン「んな馬鹿な」

 

ハルヒ「何言ってんのよ。キムタクと花山薫は花山薫。小池徹平と夜叉猿なら夜叉猿の方が激しくモテるのが現代よ!」

 

キョン「マジか」

 

ハルヒ「大マジよ!烈海王の涙ながらのグルグルパンチとワックスでカッコよく決めた杉田智和なら烈海王の圧勝よ!」

 

キョン「それはわかる気がする」

 

ハルヒ「でしょ!?」

 

キョン「つまりこういう事だろ?ガチムチになった俺と古泉なら俺の方がモテ」

 

ハルヒ「いやそれは古泉君だけど」

 

キョン「マジか」

 

ハルヒ「とりあえず学校の格技場行くわよ。みんなついてらっしゃい!」

 

 

 

◆◆◆◆

 

キョン「格技場は柔道部が使ってるんじゃないか?」

 

ハルヒ「どいて貰うに決まってるじゃない。SOS団と5対5マッチなんてのもいいわね!」

 

キョン(どうかそんなことになりませんようになりませんように)

 

キョン「おい古泉」

 

古泉「なんでしょう?」

 

キョン「俺は格闘技なんざこれっぽっちも出来ない訳だが」

 

古泉「大丈夫ですよ。既に手は打ってあります」

 

キョン「機関か?」

 

古泉「ええ、まあ楽しみにしてて下さい。来るべき時に助けになるはずです。」

 

キョン「お前や長門と違って俺と朝比奈さんは普通の人間だ。柔道部と5対5マッチなんてやりたくないぞ」

 

古泉「それに関しては僕から一つ涼宮さんに提案してみたいと思います。少なくとも当面は、貴方や朝比奈さんを危険に晒すことも無いでしょう」

 

キョン「だがハルヒがもしお前の提案を聞き入れなかったらどうするんだ?」

 

長門「・・・・仮に試合をする事になっても、私が先鋒で五人抜きする事が可能」

 

古泉「そういうことです」

 

キョン「なるほどな」

 

 

◆◆◆◆

 

 

古泉『もしもし森さんですか?』

 

森『あら、こんな時間にどうしたの?』

 

古泉『実は涼宮さんの事でまた頼みたい事がありまして』

 

森『なに?言ってごらんなさい』

 

古泉『何の影響を受けたのかは定かではありませんが、涼宮さんは最近格闘技に興味を抱いているご様子でして』

 

森『へえ、そうなの』

 

古泉『それでですね』

 

森『あーその先は言わないで、わかったわ。適当に格闘技選手を用意して向こうが満足する程度に負けて貰えばいいんでしょ?』

 

古泉『流石ですね、その通りです。では宜しくお願いします』

 

森『ええ、荒川に通しとくわ』

 

古泉『はい、では失礼します』

 

森『うん。おやすみ~』

 

古泉『おやすみなさい』 

 

ガチャ

 

ツーツーツー

 

 

森「うふふ・・・少し古泉を困らせてあげちゃおうかしら」

 

 

◆◆◆◆

 

 

古泉「僕の遠い親戚の方で格闘技界に深いコネクションを持つ人物がいましてね、話をしましたところ取り次いでくれるそうです」

 

ハルヒ「よくやったわ古泉君!流石は我らがSOS団の副団長ね!それでいつ格闘技界の強豪達と戦えるの!?」

 

古泉「詳しい日程はまだ分かりませんが今月の間には、との事です」

 

ハルヒ「ふっふーん。本当に古泉君は流石ね!キョンも少しは見習ったらどうなの!?」

 

キョン「うるさいな」

 

みくる「今日のお茶は何にしよっかな~♪」

 

 

◆◆◆◆

 

 

森『もしも~し荒川?』

 

荒川『森か。どうかしたのかね?』

 

森『あのさ、古泉君からの話で』

 

荒川『ふむ』

 

森『かくかくじかじかって訳で、超強いストリートファイターを五人連れてきて欲しい訳よ』

 

荒川『しかし』

 

森『いいのー?神を相手にするのよ?機関の人間じゃたちまち殺されちゃうわよ』

 

荒川『う、うむ・・・わかった』

 

森『んじゃあよろしくー☆』

 

 

ガチャ

 

ツーツーツー

 

 

森「面白いことになりそうね。うふふふふ」

 

 

◆◆◆◆

 

 

とある深い渓谷、そこに一人の格闘家はいた

壮大な光景を目の前に構えを取り、目を閉じ、風を読む

 

リュウ(…いい風だ。俺の歩む方向に向かって伸びてくる) 

 

リュウ「・・・・」

 

リュウ(…足音?)

 

 

 

荒川「久方ぶりだね。リュウくん」

 

リュウ「貴方は・・・荒川さん。お久しぶりです」

 

荒川「少し話があるのだが時間は良いかな?」

 

 

 

 

 

 

 


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