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TSU○AYA
「そだ長門、これ見るか?」
「…何?」

「ガリレオのドラマ。前に小説読んでたろ?。DVD出たみたいだな。」
「デッキがない。テレビも。」
「あー、そうか…そういえばそうだったな。」

「借りる。」

「…え?デッキないんだろ?」
「作る。」

「…あー、なるほどね…。」


長門宅

【1951年7月2日、フロリダ州セントピーターズバーグで、メアリー・リーザーという67歳の女性が自宅の部屋で突然燃え上がり…】

(………。)

【ねずみ花火で、頭蓋骨が炭になりますか!?】

(…女刑事に変更する必要は無い。)

【…………。――面白い。】

(…!!)

(…現在午後11時、全10話、1話50分として8時間弱…)

(…いける。)


学校

「おーい長門…って目ぇ赤っ!?なんかあったのか!?」
「…何も。」

「何もって…そういやデッキどうなった、あぁテレビもか。上手い事作れたのか?」
「プラズマで全て解決した。」

「ぷらずま?」
「そう、プラズマ。テレビだけに。」

(…ボケかマジか判別できん…。)

「そ、そりゃ良かった。ドラマはどうだった、今日続き借りいくか?」
「全て借りた、当日で。」

「当日!?てかお前カードは…」
「解決した。」

「…どうやって。」
「…プラズマで。」

「…そ、そうか。目が赤いのは全話見たからか…面白かったか?」

「主演の俳優が良かった。日本国内において最高水準の容姿を持っている。校内では上位に位置する古泉一樹でさえ比較にすらならない。」

「…え、それは…。芸能界の方と比べられても…」

「…長門、そういうのは本人のいないところで言うもんだ…例え事実だとしても。それにあれだぞ、なんていうか…人間見た目じゃないというか…」


「そんな事はない。」――スゥ、

『人は見た目が9割 著・竹内 一郎』

「…くっ!!」(こいつに言われると本気でへこむ…!!)


「そ、そういやそれ今度映画もやるみたいだぞ。」
「いつ?」

「確か秋くらいだったかな。」
「…すぐに見たい。」
「ハハハ、相当ハマったみたいだな。秋になったら連れてってやるからもうちょい待っとけ。」
「…なぜ?今見たい。」

「…え?」
「苦情を。」
「い、いや…誰に?」
「雅治に。」


「はぁー全く黙って聞いてれば…ちょっと有希、なんで呼び捨てなのよ?」
「突っ込みどころはそこじゃねーだろ!」

「そ、そうですよね、苦情なら柴崎コウに言うべきですよね。」
「そこでもないです朝比奈さん!」
(…いやまさか柴崎コウのせいで撮影が遅れてるとかいう未来人情報じゃなかろうな…まぁいい流そう。)

「いいか長門、上映は秋から。今は我慢だ、分かったな。」
「………………………………分かった。」


数日後
「あ、あの……お客さんを連れてきました。」

――

「するとあなたは、我がSOS団に行方不明の彼氏を捜して欲しいと言うのね?」
――カカッ、カツカツ、カカカッ、カカッ

「…はい、部屋にいる気配もなくて…。」
――カッ、カカッ、カツカツッ、カカッ

「あ、あの…先ほどからその方何を…」
――カカカッ、カカッ、カツカツカツ


「な、長門、ほら黒板もう書くスペースないからな、な?」
「…チョークもう15本使われましたね。」
「こ、これ何かの計算式ですかぁ…?」

「いま有希はガリレオモードに入ってるの。気にしないでいいわ。」
「は、はぁ…。」

――カカッ、カツカツカツッ、カカカッ、カカカカッ――カッ

「…神隠し。」
「…え?あ…はい、そうです、まるで神隠しにあったみたいに…」


「―――実に面白い。」


おわり

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