俺が北高に入ってから早四ヶ月が過ぎた。
やっとこさこの長い、長~~~い坂道にも慣れてきたところだ。
やっとこさこの長い、長~~~い坂道にも慣れてきたところだ。
慣れると言えば涼宮ハルヒ。
まさか高校でも一緒になるとは思わなんだ、
アイツひょっとして俺のストーカーだったりしてな。
まさか高校でも一緒になるとは思わなんだ、
アイツひょっとして俺のストーカーだったりしてな。
ま、アイツが北高に入った理由なんて知らねえけど、少なくとも俺は関わりたくはないわな。
まあいい。面倒事はキョンに任せちまおう。
アイツだってまんざらじゃないみたいだし、
まあいい。面倒事はキョンに任せちまおう。
アイツだってまんざらじゃないみたいだし、
もう三年間も付き合ってきたのだから、俺も肩の荷を下ろしてもいいよな?
なんたって俺にはバラ色の高校生活が待っているんだからな!
…とは言ってみたものの、一向に彼女ができない! なぜだ!
なんたって俺にはバラ色の高校生活が待っているんだからな!
…とは言ってみたものの、一向に彼女ができない! なぜだ!
「うーん、そうですねえ・・・。」
っておいィ! そこでつまるんじゃねえよ国木田!
っておいィ! そこでつまるんじゃねえよ国木田!
ところで国木田よぉ、今日は久しぶりにキョンでも誘ってカラオケに行こうと思うんだがどうだ?
「そうそう、今日は涼宮さんが用事あるって言ってましたよ。」
あっ、わりぃ! 俺今日は実は用事があったんだ! ってなわけで! じゃあな!
「そうそう、今日は涼宮さんが用事あるって言ってましたよ。」
あっ、わりぃ! 俺今日は実は用事があったんだ! ってなわけで! じゃあな!
「強制参加です。」
ぐえっ!
ぐえっ!
国木田、友達なら見逃してくれよ!
俺は普通の高校生活を送りたいだけなんだ! カラオケして!ナンパして!彼女作って!
「はいはい、やっぱりナンパじゃないですか。 行きますよ。」
コイツ虫もころさねえような顔しやがって・・・い、いやだぁぁ、死にたくねえ~! 死にたわばっ!
俺は普通の高校生活を送りたいだけなんだ! カラオケして!ナンパして!彼女作って!
「はいはい、やっぱりナンパじゃないですか。 行きますよ。」
コイツ虫もころさねえような顔しやがって・・・い、いやだぁぁ、死にたくねえ~! 死にたわばっ!
国木田!襟を掴むんじゃねえ! ってえ、よっと 転ぶだろうが!!
「残念ですね。 ・・・何でもウェイトレス服の朝比奈さんが迎えてくれると言う話でしたが。」
「残念ですね。 ・・・何でもウェイトレス服の朝比奈さんが迎えてくれると言う話でしたが。」
何ィ!それを早くいえ! 行く行く、行きますとも!
…いやいやいや、友の頼みだ。しょ、しょうがねえからついていってやるぜ!
…いやいやいや、友の頼みだ。しょ、しょうがねえからついていってやるぜ!
「(やれやれ、単純ですね)」
ん?何か言ったか?
まあいいか。 みくるちゃ~ん♪ みっっくるんるん♪
ん?何か言ったか?
まあいいか。 みくるちゃ~ん♪ みっっくるんるん♪
(物陰からハルヒ)「谷口、アイツやるわね。 主題歌はあんな感じで決まりね!」
おわり