「ねぇ、有希。あんたSFとか詳しいじゃない?」
「本はよく読む。」
「でね、あたし思ったんだけど宇宙戦争ってあるじゃない?」
「……」
「あれでバンバンビームやらミサイルやら撃つじゃない?」
「……」
「で、敵に当たったのはいいとして、外れた弾はどこ行くの?」
「……そのまま進んで、進路上の恒星や惑星、小惑星に当たると思う。もしくはブラックホールに落ちる」
「ってことは、外れた弾が地球に当たる可能性もあるわけよね?」



「あqwせdrftgyふじこlp;2w3え4r5t6y7う8い9お0xcvbんm、k!!」
「sxdcfvgbjkl;うぇrちゅいお45678い9!!!!」
「pぉきじゅhygtfr、lmkんjbhvgcf!!!!!!!!!111!!」
「がんばれ長門!!」
「長門さん!喜緑さんが到着されました!!」
「遅くなってごめんなさい!交代します!えdftgyふじこldcvbgんm、l!!!!!!11!」
「み、みず…」
「大丈夫か長門!?ほら、あわてずに飲め。」
「長門さん、ご飯の用意ができました!」



「あー流れ星!きれいねー。もっと降らないかしら?」

 

 

 


 

「よくよく考えたらちっさいミサイルが大宇宙の中の地球にピンポイントで当たるなんてとんでもない確率よね。」
「まさに天文学的確率。」
「でも撃破された戦艦の破片が漂流して地球に落ちるんじゃない?」
「太陽系の場合、地球に落ちる前に木星と土星、及び太陽に引き寄せられる。」
「でも全部じゃないんでしょ?」
「杞憂。」
「恐竜が絶滅した原因は大きな隕石だったんでしょう?」
「杞憂。」
「ほんとに?」


「wせdrちゅいおlp;!!!!!!!」
「rfttgyふじこlp;!!!!!!!!!!!!!!111!!」
「p;ぉきじゅytrふぇd。;l、km!!!!!」
「長門さん、交替です。rftgyふじこlpl、kmjん!!!!!」
「…水が欲しい。」
「ちょっとは冷静に対応できるようになったか?」
「前ほど慌てることはない。」
「しかし涼宮さんは何に影響されたんでしょうか?」
「ご飯の用意ができましたよ。」


「今日も流れ星が多いわね。なんちゃら流星群が来てんの?」

 

 

 


 

 


「動画で見たわ。巨大隕石ってほとんど木星や土星がガードしてるんですってね。有希の言ったとおりね。さすが!」
「太陽系は奇跡の集合体。」
「でも宇宙要塞みたいなのが来たらどうするの?」
「……実際には存在しない。」
「そんなの分かんないじゃない。デススターとか。」
「映画の話。」
「イゼルローンとかガイエスブルグとか。」
「ラノベの話。」
「あんたバチ当たるわよ?ア・バオア・クーとかゼダンの門は?」
「それは同じもの。」
「なんだ、有希も結構イケる口?」
「……」



「「あqwせdrfgtyふじこlp;!!!!!!!!!!!!!!!」」
「「ぉきじゅhygtfrですぃkじゅhytg!!!1!1!!!!」」
「「えdrfgtyl、kmjんhfcdxしう8う7y!!!!11!!!」」

「おい古泉!長門と喜緑さんが同時にやってるのにやばそうじゃないか!なんか俺たちにできることは無いのか?」
「残念ながら。せいぜい給水が絶えないようにするだけです。」
「でも二人とも涙目だぞ。」
「長門さん、呼んでくれてありがとう!」
「げぇっ、朝倉!!」
「失礼よ。」
「朝倉涼子、早く!」
「「「うぇdrftgyふじこl;:sxdcfvgびうjyhtgれd!!!!」」」



「zzzzzz……」




「長門、えらく元気ないじゃないか。」
「涼宮ハルヒが宇宙から地球に迫る危機に興味を抱いてから私たちは苦戦した。」
「そうか、いつもすまない。俺たちはなにもできなくて。」
「いい。それが私たちの使命。」
「もしかして昨日も何かあったのか?」
「昨日は喜緑江美里と地球防衛網を構築した。」
「おおっ!…ん、朝倉は?」
「消した。」
「あっさりだな。」
「月の裏側、ラグランジュポイントL3、土星の輪などに迎撃機能を構築した。」
「おいおい、NASAが見つけたりしないのか?」
「大丈夫。有機生命体の概念では認識も理解もできない。」
「そうか。これで一安心だな。」
「保証する。」




「よう長門。地球防衛システムは順調か?」
「順調。」
「そっか。俺たちの知らない所で大活躍してるんだな。」
「活躍はしていない。」
「?」
「涼宮ハルヒが宇宙から地球に迫る危機というシチュエーションに興味を無くした……」
「そうか……」
「………」 

「今日はおごってやる!じゃんじゃん食え!」

うちゅうせんそう 完


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