『朝倉涼子の訪問』

「そういえば、涼宮さんと同じ部活に入ったんでしょ。どう、楽しい?」

「ねぇねぇ、昨日彼が来たんでしょ?どうだったの?やっぱり私の時みたいにお茶ばかり出したりしたんじゃないでしょうね?w」

「……もう、あなたってば相変わらずつれないわねぇ」

「キョン君かぁ、根は優しいけどちょっと捻くれてるわよね。やっぱり涼宮さんにお似合いかな?」

「あれ?アナタがそんな反応するなんて初めてね。おもしろ~い」

「ふふっやっぱり楽しそうね。三年間見てきたけど一番いい顔してるわよあなた」

「じゃあ近々発破かけちゃおうかな?」

「そう、アタシがキョン君との仲を焚きつけてあげるw」

「うふふ、どうやるかはお楽しみよw」

「ほら、明日はみんなとお出かけするんでしょ?早く寝ないとね」

「明日はがんばって、じゃあね♪」


ガチャン



「そういえば長門」
「……何?」
「朝倉に襲われた帰り道さ、谷口がお前を見かけたらしいんだ」
「……」
「眼科に入ったって言ってたよ、さりげなくコンタクトに変えてたんだなお前」
「……そう」
「……」
「……」
「……2ウィークタイプ」
「……そうか」



ハルヒも長門も古泉もいない世界……
俺はある事件を期に車椅子生活を余儀なくされていた。
傍らにはメイド服に首輪というマニアックないでたちをした朝比奈さん。
彼女はまるで純真無垢な犬のように俺に尽くしてくれる。
瞳は以前にも増して輝いているから彼女は幸せなのだろう…ただ焦点だけは常にあってなかったがな…
いつしか言葉を話せなくなってしまった彼女と共に……俺は生きている。


そんな夢を見た今、誰かがこの夢を形にしてくれないかなぁ。なんて思ってたりする。というわけで頼んだぜ文芸部員。
「ふざけんな!」
「こんなこと頼めるのはお前しかいないんだよ…この通り、頼む!」
「とりあえず落ち着きなよ谷口、キョンは文芸部員じゃないだろ?」



閉鎖空間にて


古泉「今回の神人は中々強そうですね…おっと!」
ドガァ!
古泉「やれやれ、一撃でも喰らったらひとたまりもありませんね…」

古泉「数で一気に畳み掛けますか、皆さん行きますよ!」
ズドドドドドドドド!


神人(………ぐはぁ)
神人(赤玉化!こいつらも超能力者!
   この私の攻撃を恐れずに突撃!更に一手で致命傷を!
   たかが体当たりの一発一発がなんて威力!!)



長門「アーンパンーチ」 ペチ
ハルヒ「あいたっ!?」
長門「ショクパーンチ」 ポカ
みくる「ひえぇぇ、痛いでしゅ~」
長門「カレービーム」 ビチャビチャビチャ
鶴屋「……………有希っち、正座」
長門「………はい」

キョン「(訳も聞かずに正座かよ…つか真顔怖っ!?)」
古泉「(長門さんも抵抗しませんね…)」



WaWaWa 張飛だ!!(五組 曹操)
 さようか、ならばジャーンジャーンジャーン

キョンたんハァハァ (エスパー)
 現れたな、古泉め。本名を明かされ明日からの学園生活におびえるであろう一樹め。
貴様のバグッた投稿は俺の処理能力を超えたゆえ、回答を求めるべく職員室前の掲示板・各職員の連絡Box
校長室のドアに貼り付けておいたゆえ、楽しみに明日を待ってほしい。

みくるビームを掛けてください(朝比奈さんファンクラブ)
 よかろう、しかしみくるビームはマジで危ない必殺技であるためあと16年ほど充電期間が必要である。
それゆえ16年後貴様が幸せな家庭を気づき5歳になる子供が「パ~パ」と呼んだ瞬間
み、みくるビーム!!

俺の部屋に天使と悪魔と死神と幽霊がいて困ってます(建御)
 ふむ、それは困ったことであるな。だが我らがSOS団には宇宙人に、未来人に、超能力者という
面白キャラ三連発な状態に団長様がミラクルパワーを振りまいており、かなり楽しい状態ゆえ
建御とやらも友人に相談などせず面白キャラ4連発と仲良く暮らすがよい。
ところでおぬしは一体どこの世界の住人であるか?

続かない



「まずこの空間の情報を再構成するるべき。」

「WAWAWA忘れ物~・・・」
谷口・・・
「・・・大丈夫」
「何がだ」
「私たちの廻りに不可視の障壁を展開した。」
「それはつまり?」
「ステルスモード・・・・・・このまま続けて・・・」

「そっちかよ」



『神子の憂鬱』

ここは屋上。そこには柵のところで独り寂しくやきそばパンを食べる背中が一つあった。
もとより背中の主を目的でここまで来たのだ、俺は自然に静かな足取りで後ろに立つ。
「よぉ」
「あれ、キョン君どうしたんですか?」
元の姿が青いからだろうか、青い髪をした少女が振り返る。
「いや何、昼飯食おうと思って窓を眺めていたらお前の姿が見えたんでな」
「それでわざわざ屋上まで来てくださったと?」
「そんなもんだ。隣、いいか?」
「どうぞどうぞ~」
弁当を片手に隣に座り込む。弁当を食い終わった連中がグランドで遊んでいるのが良く見える。横を見ると恥じらいも無くやきそばパンを頬張る少女。
「やっぱりやきそばパンなのかお前」
「愚問ですね。いいじゃないですかキョン君にはお弁当を作ってくれる人が居るんですから」
そう言って俺の弁当を指差してくる。
「そういえば神子。お前ってドコに住んでるんだ?」
「私ですか?機関の人が用意してくれたマンションです」
マンション。その単語を聞いてなんとなく長門の部屋が思い出される。
「なるほど、独り暮らしってわけか……」
「そりゃあ身内なんて居ませんよ」
「自分で料理とか作らないのか?」
弁当をつつきながら箸をもてあそぶ。

「作ったこと無いんですよ、やきそばとか作ってパンに挟んでみたいんですけどね」
「結局そこに行き着くのか……おまえはw」
「んーじゃあ、今度作ってみますね。やきそば」
「がんばれ、上手く出来たら俺にも是非食わしてくれ」
「上手くですか……難しそうですね」
「じっくりやりゃいいだろう」
玉子焼きを口に含んで飲み下す。
「じっくりするだけ時間があればいいんですけどね」
「?」
ヒュウとひときわ強めに風が吹いた。
「マスターの能力、最近どんどん弱くなって閉鎖空間も作らなくなってます」
「……そういえばそうだな」
「私も、前みたいに力持ちじゃないんですよ」
腕をまくって見せてくれたが見えるのは細くか弱い腕だけだった。
「ああ、でもそんなに力持ちじゃなくってもいいんですけどねw」
「その腕で百万馬力じゃ似合わないだろ」
箸を置いて空を見上げる。
俺もそこまで鈍くは無い、神子の言いたい事は大体察した。
「そんなに持たないのか?」
「高校生活が終わったら確実にアウトですね、、、w」
苦笑いしながら神子は言ってくれる。

「マスターが普通の女の子になったとき私は消えます」
「助かる方法は?」
「相談してみました、長門さんでもだめみたいです」
「そう……か」
「あ、悲しいとかそういうのは無いんですよ?未練もないですし」
「いいのか?」
「いいんです。やきそば、一生懸命頑張りますから。いつか一緒に食べましょうねw」
神子はやっぱり何か言ったら泣き出しそうな顔をして、強がりを散々言う。
「そうだな、やきそば食おうな。約束だ」
「ええ、約束です」
なんでもない日常の昼休みの屋上。
子供っぽく指切りを交わして俺達は別れた。



神人「先人とは偉大ですね。そして愚かですね。
   まさか私までをも萌えキャラにしてしまうだなんて」

不満か、神人
案外可愛いのにな

神人「なっ…!?ふっ、不満に決まってるでしょ!
   第一私はどちらかと言えばあなたたちの敵なのよ!ばかぁ!(////)」

あれ?お前ツンデレだったっけ('A`)



神人「あの、キョン君目つぶって」
キョン「ん?なんだ」
神人「早くっ」
キョン「はいよ」

チェッ


キョン「舌打ちかよ!」



キョンと神人娘はお昼ご飯を食べているようです。

キョン・神人「「いただきます」」

キョン「神人はまた焼きそばパンか、ホント好きなんだな」
神人「大好きだよー、ちっとも飽きないの」
キョン「(長門とカレーの関係みたいなもんか)」

神人「………」
キョン「どうした?食べないのか?」
神人「え、えっとね、私紅しょうが苦手なの…」
キョン「そうか、食ってやろうか?」

神人「え、良いの…?じゃ、じゃあお願いしちゃおっかな…///」
キョン「ああ、何なら毎回食ってやるよ」ヒョイパク
神人「あ、ありがとぅ…。キョン君は優しいんだね///」
キョン「べ、別にそうでもないさ、ただ代わりに食ってやってるだけだし…///」



ハルヒ「………!!!」ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ



次の日、古泉の過労死体が発見されたという…



ハルヒ「次は、えっと……体育ね」
阪中「……? あれ……?」
ハルヒ「……なにしたのよ?」
阪中「私の体操服が……ないのね……」
ハルヒ「へ? まさか盗まれたのかしら……いいわ、仕方ないから今日はアタシの長袖貸してあげ……って、私のもないわ!!」
阪中「これは……盗まれたのね?」
ハルヒ「……とすると怪しいのは……」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
谷口「ななな……なんだよ!? なにみてんだよ!?」



ハルヒ「…あんた、最近神人ちゃんと仲良いみたいね」
キョン「な、何だいきなり?別に普通だと思うぞ」

長門「この間互いに「あ~ん」とかしていた」ボソリ
キョン「な!?ば、馬鹿を言っちゃあいけねーや長門さん///」ニヤニヤ
長門「登校した時や帰り際にコッソリとちゅーを…」
キョン「ちょちょっと何見てんだよ!照れるじゃねーか///」ニヤニヤニヤニヤ

ブチ

キョン「あっ」
ハルヒ「喰らえ、ヒステリックボム!!」チュボボボボボ
キョン「ぎにゃああああああああああ」

ガラッ
神人「止めてーキョン君は悪くないの!全部私g」
キョン「いや、俺が全部悪いんだ、神人!」
神人「キョン君…///」
ハルヒ「もう呼び捨てなんて、仲のいいことで本当に羨ましいわねえ!あの世に行ってもさぞかし熱々なんでしょーね!」
ドガシャーン
みくる「ゴラアァァァァ!私のキョン君をたぶらかしてんじゃねーよ!」
鶴屋さん「みくるー、どこに行k…あっキョン君///!…とハルにゃんと神人ちゃん?みくるもまさか…」
パリーン
古泉「キョンたーん!僕達二人の愛の契りを忘れたのですか!?」
キョン「お前がいつも勝手に襲ってくるだけじゃねーか!」
谷口「wawawa忘れもn…ぎゃああ、ごゆっくりぃーーー!!」



長門「ウホッいい修羅場、これはユニークwwww」パシャパシャパシャ



神人「あの……」
ハルヒ「ん、なによ? 今ちょっとチャック吊しにいくから忙しいんだけど」
谷口「wawawa! 俺は盗んでねえよ~!」
阪中「うるさいのね、盗人」
神人「わ、私……その人がみんなの体操服を、その……見ちゃったんです……!」
ハルヒ「へえ……ほらチャック? 証人もいるわよ! いい加減に返したらどうなの!?」
谷口「チッ……ばれちまったら仕方ねえ……な」
神人「あああ、あのあの……! 涼宮さんに阪中さん! 返してもらうより、また買ったほうがいいと思います……!」
ハルヒ「ハァ! なに言ってんのよ……って、まさか……」
谷口「返せばいいんだろ? 返せば?」
神人「らめぇ!!」
 
 ――ジィィィ
 
ハルヒ&阪中「ちょ……キャアアアアアアアアアアアアァァ!!!!」



しゅっ、しゅっ、
キョン「唐突に何を始めるだ貴様アッー!!?」
古泉「こ、これがぼ、ぼぼぼぼぼぼ僕の超能力ででしゅしゅふんもっふ」
古泉の放った赤玉は鮮やかな放物線を描き神人に………
キョン「赤玉違いだバカモノ」 ポカ
古泉「はうっ!」




神人「ャァ………///」



喜緑「粗チン、ホーケー、息が臭いのよお前は」
コンピ研部長「いい加減他人の彼女に色目使うのはやめてくれませんかね?」
コンピ研部員達「そうだ!そうだ!」
コンピ研部長「てめーらやっちまえ!」
生徒会長「うわあやめろお」

国木田「谷口チャック開いてるぞ」
キョン「谷口チャック開いてるぞ」
山なんとか「谷口チャック開いてるぞ」
チャック「チャック、チャックいうなあ!」



…な、何言ってるの! こんなに殺伐としているじゃない!
これは自然発生的なものでその、つまり、あの…その

!!

吉野家!そう、吉野家みたいなものよ! 
言うならば「アメリカさん牛丼復活ごときで並ぶなと。 ど素人が! (CV:ゴノレゴ)
狂牛病で騒いでいたんじゃないのかと。」 といったところね。


神人「…こんな感じでどうでしょうか? 殺伐とした時間をお楽しみください。」



ガチャ
長門「ただいま」
喜緑「お帰りなさい。ところで、宝くじ当たったんですって?」
長門「そう」
喜緑「……」
 そう かんけいないね
 たのむ!ゆずってくれ!
ニア情報連結解除してでもうばいとる
喜緑「というわけです」
サラサラ……
長門「そんなばなな」


鶴屋「ヤッホーみっくる!宝くじ当たったんだって!?」
みくる「ええ、そうなんです」
鶴屋「……」
 そう かんけいないっさ
 たのむにょろ ゆずってくれっぽ
ニアころしてでもうばいとるにょろ
鶴屋「というわけっさ」
みくる「……」
バタッ



キョン「聞いてくれよ、宝くじ当たったんだ」
谷口・国木田・阪中「……」
 ころしてでも うばいとる(のね)
 ころしてでも うばいとる(のね)
ニアころしてでも うばいとる(のね)
谷口・国木田・阪中「というわけだ(なのね)」
キョン「ちょっ……おまっ……」
バタッ


古泉「いやあ、まさか当たるとは思いませんでしたよ」
森「……」
 そうですか かんけいないですね
 おねがいします ゆずっていただけませんか
ニア 犯してでも うばいとる
森「というわけです」ジュルリ
古泉「異性だけは!異性だけhッアッーー!!」



ハルヒ「(全ては計画通り!!)」



「キョン君、はさみ借りてくねぇ~」

もしも妹にインテルが入ってたら

――テテテテン!


「ねーねーキョン君、今夜は徹夜で遊ぼう」
「何だっていきなり?」
「なんかね、嫌な予感がするからー」
「意味わからん……」

その夜、俺が涼宮ハルヒと夢の中でキスすることは無かった、、、
そして代わりに妹に襲われてしまった高1の夜、、

「てへっ♪」
「しくしく、、、」



喜緑「ねぇ~…やめようよ涼子~」
長門「怒られるよ…」
朝倉「ピンポンダッシュして涼宮ハルヒの出方を見る!」
喜緑「聞いてないし……」

ピーン、ポーン♪

ハルヒ「は~い、どちらさまですか~?」
朝倉「逃げろーっ!」 ピューッ
ハルヒ「あ、また朝倉ねぇ!?こらーっ!待ちなさーい!!」 ピューッ
喜緑「アンチバリア展開!」 ペカー
長門「ま、待って涼子ちゃ…あっ!」 コケッ
ハルヒ「捕まえたわよ~!って、有希じゃない!?」
長門「…ア…アンチバババ…リ…」 ガタガタブルブルガクブルブル



神人「あのねーキョン君!」
キョン「なんだ?」

神人「古泉君に習ったの」
キョン「ん??」

神人「ひ、ひゅんもっひゅ!」


キョン「ゲゲー!!!!」



神人「ひー私、運動会の玉入れはダメなんですー、赤玉恐怖症なんですー」

キョン「何、一緒に楽しめないじゃないか!てめーのせいだな、死ねっ」
古泉「ひ、ひどいよキョンたん、僕より彼女をとるというのですか」



ああもう、なんかダメだ



「ハルヒのほっぺたってすっごい柔らかいんだ」
「どういう意図でそれを俺と国木田に言うんだ、キョンよ」
「僕ノロケなんか聞きたくないな」
「いやハルヒ観察の報告ってこと」
「なあに、あたしは観察対象なの?」
「い、いや別にそういうわけでもないが、何というか……」
「行こうぜ国木田、アホらしくて付き合ってられん。あの涼宮がこんなになるとは、本当にキョンは何者なんだ」
「むしろ僕たちがキョンを観察すべきだね」

「わたしは一人で保守なのね……」



長門「ポケモン買えなかった…クスン」



喜緑「はい長門さん!これ、誕生日プレゼントです!」
朝倉「探すの苦労したんだからね?ありがたく受け取りなさい!」
長門「あ……ありがとう二人とも……ま……まさか中身は……!」

ガサガサ
バリバリッ
パカッ




ポケモン ピカチュウversion
長門「……」( ゚ρ゚)



阪中「朝倉さんは『呪いの人形』って怪談知ってる?」
朝倉「いきなりなによ?」
阪中「あのね、これはお婆ちゃんに聞いた話しなんだけど長い年月が経った人形には魂が宿るっていうのは一般的な話しなんだけど、
実はこの話しには続きがあるのね…魂を宿した人形は次第に人間に憧れを抱いて人間を襲うようになるのね」
朝倉「憧れてるのに襲っちゃうの…?」
阪中「話しを最後まで聞くのね……その人形は襲った人間の肉を使って人間になろうとするのね、でもいくら魂があっても人形が人間になれる筈がなく永遠と人間を襲い続けるのね…」
朝倉「……な、なんだか怖い話しね」
阪中「でね、人形が魂を宿す前兆が良く聞く人形の髪が伸びるって話しなんだけどね………あ、朝倉さんの人形……か、かかか髪がちょっと伸びてるのね!!」
朝倉「へ!?ち、違う違う!この子は人形じゃないから!ちゃんとした人間、てゆーかむしろ同級生だから!!」
長門「……………」
阪中「そうなの?てっきり1/1等身大フィギュアかと思ったのね」
長門「………クスン」



長門「アブ!!」
喜緑「ダク!!」
朝倉「ション!!」



古泉「ちょっ待ってくだsって、アッーー!!!」

――翌日の新聞の第一面では、日本史上最も残忍な手口の猟奇殺人事件が報道されていた……


happy end



『泣いた朝倉』

あるとき、朝倉は再び地球へ戻ってきました。

急進派は力を失い、もう涼宮ハルヒに変化を起こそうと思っていませんでした。
朝倉はキョン達SOS団とも仲良くしたいと考えました。
でも、キョンを始めとする団員たちは、以前のこともあったので朝倉を怖がり、ずっと避けたままでした。
朝倉はそのことを悲しみましたが、仕方のない事と思っていました。

ある日長門は言いました。
「あなたは情報統合思念体にとって邪魔な存在。 今すぐ消えて」
長門がキョンを消そうとしたとき、いても立っても居られなくなり、朝倉は飛び出しました。
「有希、やめて。 あんなに仲良くしていたじゃない。」

朝倉はなんとか長門を退けることに成功しました。
強い有希を相手に朝倉もボロボロになりました。
SOS団の面々は朝倉を介抱し、仲良くなりました。
朝倉はあの日から居なくなった有希のことをずっと心配していました。

「朝倉、このメールを送ってちょうだい」 ハルヒはそう朝倉に言いました。
メールを送ろうとしたとき、朝倉は履歴の片隅に残ったメールを見つけました。

『to 朝倉 送信者 YUKI.N

 朝倉へ

 このメールを読んだのならもうあなたはSOS団と仲良くできたみたいね。
 わたしがいるとあなたがまで悪い宇宙人だと思われるかもしれないので、
 もうあなたとは会わない。

 みんなで仲良く暮らしてください。              さよなら       』

朝倉は泣きました。 でも、もう有希はどこにもいませんでした。



「浜松出身伊藤伸恵!ただの小学生には興味ありません!
この中にツッコミの得意な妹、ボケ倒しの幼馴染み、天然眼鏡っ娘、英語が喋れない洋ロリかそれに準ずる者がいたら私のところに来いっ!以上!」

これ笑うとこ?
振り返るととんでもないやさぐれた女がいた、てゆーか学校で煙草吸っちゃてるよ!
こうして俺と伊藤は出会っちまった。誰か言ってくれ、偶然であれと……
「何見てんだテメェ…」
「い、いや煙草…」
「あんっ!?」
「い、いえなんでもございません……」
「何をくっちゃっべってるんだ笹塚、廊下に立ってろ~」

~涼宮ハルヒの憂鬱・それなんて苺ましまろ?編~ 完



|