閉鎖空間にて

キョン「俺、実はポニーテール萌えなんだ」
セガール「何を言ってる」
キョン「いつもお前がしてるポニーテールは反則なくらい似合ってるぞ」
セガール「ばかが」

この後のシーンカットね、さすがに吐くから

キョン「なんつー夢見ちまったんだフロイト先生も引くぜ!」

次の日

キョン「よう、元気か」
セガール「元気じゃねえな、昨日悪夢を見たから」

キョン「セガール」
セガール「なんだ?」
キョン「いつも通り似合ってるぞ」



キョン「古泉くんっ」
古泉「なんですかキョンタン?もしかしてまたチューして欲しいんですか?」
キョン「チューしてチューして」
古泉「わかりました、では」
チュッ


キョン妹「ハッドリームか・・」



長門「あなたは私たちの仲間に入るべき」
キョン妹「何の仲間ー?」
長門「婦女子サークル」
キョン妹「何するところー?」
長門「やおいマンガを描く」
キョン妹「お絵かき大好きー」

一ヵ月後
キョン妹「見てーキョン君と古泉君描いたよー」
キョン「ぶはっ、なんだそれは!」

orz←●  

こんな感じの絵

長門「やはり・・・10年に一人の逸材」



古泉「ここでこのスレではほとんど出番のない生徒会長の登場です」

生徒会長「あー、かったりぃ」

古泉「と、このような暴言を吐いても、もともとの設定がそうなんでいじりようがないんですよね」
生徒会長「俺帰っていい?」



古泉「影の薄い喜緑さんにもスポットを当ててみました」

喜緑「かったりぃ」

古泉「と喜緑さんがやると、ギャップで面白くなるんですが……そんな性格でした?」
喜緑「だって生徒会長がやれって…」

生徒会長「ぶはははははっ!」



生徒会長「なあ、俺らってSOS団に対抗できね?」
古泉「そのための生徒会長ですが」
生徒会長「じゃなくてだな、俺は機関寄りの人間だろ?でもって喜緑はあれだ、なんとかっつー宇宙人?みてーなもんだ」
喜緑「インターフェイスです」

生徒会長「そう、その淫なんとか」
喜緑「変な漢字をあてないでください!」
生徒会長「ぶははははっ!」

古泉「なるほど、人材の話ですか」
生徒会長「そうそう。あとはなんか未来人とか、それから親玉のトンデモ女ひっぱってくりゃ十分対抗できるな」
古泉「別にそういう方面で対抗しなくてもよろしいのですが」
生徒会長「んー…でもなあ、折角なら真正面切って戦えるライバルってのも、面白そうだよな」
古泉「まあ確かに、人数が合えばなにかにつけて団体戦等といった勝負ができますね」
生徒会長「だろ?学園モノの王道よ、王道」
喜緑「そんなことより仕事しましょうよ、会長」
生徒会長「あぁん?仕事はほら、後輩がやりゃいいんだよ、後輩が」
喜緑「会長…」

生徒会長「だって俺、お飾りだもーん♪」
喜緑「会長!」
生徒会長「ぶははははははっ!」

古泉「与えられた仕事くらいはこなした方が良いと思いますよ?」
キョン「おまえもな、機関所属」



ガチャ
キョン「よう、長門だけか」

長門「かったりぃ」

キョン「ど、どうした長門!?何か変な物食ったか?エラーかそうなのか?!」
長門「絵美里がやれって言った」
キョン「あんた俺の長門に何言わせてんだ!場合によっちゃ拳で語ることになるぞ!」

喜緑「ぶははははははっ!」



みくる「明日また会うとき~♪」

ハルヒ「笑いながらサミング~♪」
ムスカ「目がっ、目がーっ!!」



谷口(はぁ…最近チャックが開いてるってよく注意されるな。)
チャック「谷口、何をブツブツ言ってるんだ」
谷口「あぁ…。最近チャックが、ってチャックが喋ってる!」
チャック「何を驚いている?」
谷口「な、なんでチャックが喋ってる?」
チャック「俺は千年チャックの中にいるもう1人のお前だ」
谷口「な、なんだって!」

チャック「最近の貴様は元気がないぞ。」
谷口「それは…」
チャック「ナンパとやらも801連敗してるそうじゃないか」
谷口「うるせぇよ…」
チャック「俺が力を貸してやろうか?」
谷口「え?」
チャック「宿主にはお礼をしなきゃな。」
谷口「お前何を言って…」
チャック谷口「ふぅ。久しぶりに外に出たぜ。」
キョン「おい、何ブツブツ言ってるんだ?」
チャック谷口(キョンか…。確か谷口の友達だったな)
チャック谷口「なぁ、ゲームしようぜ!」
キョン「はぁ?お前何言ってるんだ?」
チャック谷口「ゲームだよ。闇のゲームだ。」
キョン「闇遊戯か、お前は?」
チャック谷口「おおおお、お前!ちちち、違うよ!じゃ、じゃあな!」
キョン「何なんだアイツは?」

次の日

チャック谷口「キョンめ!今日こそ闇のゲームでマインド・チャック~心の開け閉め~の刑に処してやるぞ!ブァハハハハハ!」
キョン「谷口?お前何独り言を言ってるんだ?」
チャック谷口「うおぃ!キョキョキョ、キョン君ジャマイカ!朝からげ、元気だなぁ!」
キョン「ジャマイカ?じゃないかだろ。なに阿呆な事言ってるんだ?」
チャック谷口(貴様ぁ~!この私を馬鹿にしやがって。絶対罰ゲームを食らわせてやる)
キョン「さっさと学校行くぞ。」
チャック谷口「あ、あぁ。」
チャック谷口(学校で勝負してクラス中の笑い者にしてやるぞ!フハハハハハ!)



国木田「為には保守だけじゃなくて投下もすれば?」

谷口「うん、それ無理」

キョン「!!?」

国木田「…何かの真似?」

谷口「いや、俺にもよく分からん… ??」

キョン「アサクラコワイ…アサクラコワイ…(;゚Д゚)ガクブル」



いのき「元気があればなんでもできる!」
ハルヒ「バカじゃないの?元気があってもねえ宇宙人や未来人には会えないのよ!」
いのき「・・・」ショボーン
古泉「おやおや静かなあなたも可愛いですね」なでなで」
いのき「///」ポッ
長門「でも顔がでかい」
いのき「・・・・」ショボーン
キョン「ハルヒ、お前もいいすぎだよ、だからあやまれ、。な?」
ハルヒ「わかったわよ。そ、その・・・ごめんね」
いのき「あっはっはっは・・・お前と居た数ヶ月間・・・結構・・・楽しかったぜ・・」
みくる「長州さーーーーーーーーーーーーーん!!」



喜緑「インターネットで調べ物の最中に見かけたのですが、一分○○ってなんですか?」
古泉「ああ、それはですね、書き込みをして一分間だれも返事を返さなかった場合、その○○の部分に当たる人を自分のものだと主張できる、ということです」
喜緑「はあ…よく判りませんね。あ!長門さんの名前が…よかった、阻止されてる」

生徒会長「んー?…なんか長門ってのの名前がやたら多くないか?」
喜緑「あ、会長」
古泉「あの寡黙なところが、神秘的な魅力を感じさせているのかもしません」
生徒会長「なんかおまえやキョンの名前も多いぞ?ぎゃははははっ、なんだこれ?」
喜緑「え………えーっ!?」
古泉「悪ふざけの場合も大半あるでしょうけどね」
生徒会長「だってこれ大半は男だろ?ぶはははははっ」
古泉「まあ、そういう嗜好の方も意外と多いものですよ」

生徒会長「しかし俺や喜緑の名前はほとんどねーのな」
喜緑「あ、あったら困ります!」
生徒会長「そんじゃ俺が書いてやろう。『一分喜緑』っと」
喜緑「かかかか、会長!!」
生徒会長「おっと、邪魔すんなよ?くくくくっ」

一分経過。

生徒会長「やりー、一分立ったぞ。なに?これで喜緑は俺のモノ?いやっほぅ!」
喜緑「あのっ、ちょっと」
生徒会長「よし、そんじゃ喜緑、保健室いこーぜ。ふはははははっ」
喜緑「あのっ、ちょっと!?ヤダッ、こ、古泉さん!助け…」

古泉「申し訳ありません喜緑さん、これも2chの掟ですので…」
喜緑「なっ、なんですかそれーっ!」

生徒会長「ぶははははははっ」



キョン「あのさ長門、ちょっと聞いていいか?」
長門「なに?」
キョン「おまえらインターフェイスって、人間とかなり近いよな」
長門「そう」
キョン「じゃあおまえのちっこい体で、その量のカレーが入るのは凄いよな」
長門「…言いたいことがわからない」

キョン「うん、そのなんだ…インターフェイスも太ったりするか?」
長門「…」
キョン「………あ、いや、今のは忘れてくれ。はははっ…」

カラン。

長門「ごちそうさま」
キョン「え?」
長門「もうおなかいっぱい」
キョン「いやあの、長門、さっきの話なら気にすんな。別にふ」
長門「帰る」
キョン「長門!?」



バターン!

長門「江美里、体重計貸して」
喜緑「わわわ、わかりましたから!トイレのドア開けないでくださいっ」



長門「…」
喜緑「…」
長門「…」
喜緑「あの…」
長門「…」
喜緑「長門さん?」
長門「…」
喜緑「…」
長門「…」

喜緑「体重計の上でポーズ変えても、重さは変わりませんよ?」
長門「…」
喜緑「片足だけ浮かせてもダメですって」
長門「…」
喜緑「…」

長門「江美里、この体重計壊れてる」
喜緑「長門さん…」



もそもそ。

キョン「長門…それ、なんだ?」
長門「カロリーメイト」
キョン「…この前のこと、気にしてるのか?」
長門「関係ない」

もそもそ。

キョン「あのさ、そんな気になるんだったら、自分でなんとかできるんじゃないのか?ほら、朝倉につけられた傷がパーッと治ったみたいに」
長門「無理。健康体である限り、常にそのときの情報を最新のものとして上書きする。怪我などの情報を書き換えようとした場合、今の状態になるだけ」
キョン「そ、そうか…」

もそもそ。

長門「ごちそうさま」
キョン「足りるのか?」
長門「問題ない」
キョン「そ、そうだ。『発掘あるある大辞典』とか、よくダイエットの情報やってるぞ?」
長門「ダイエットなどしていない」
キョン「あ…そ、そう?スマン…」
長門「帰る」
キョン「長門…」



バターン!

長門「江美里、テレビ見せて」
喜緑「だからなんでトイレに入ってるときにくるんですかっ!?」



8組に転校生が来たという。
「俺様の美的ランキングではA-ってところだな。だが…」
谷口はさすがにチェックが早い。
「かなりの変人らしい。あーあ、朝倉涼子みたいにかわいくて性格もいい女は
なかなかいないもんだなあ」
「その子はどう変わってるの?」
「それがな、なんと自分で宇宙人だって言っているらしいんだ。なんとか星か
ら来たお姫様なんだとよ」
「へえ。涼宮さんが喜びそうな話じゃない、ねえキョン」
国木田がのん気に言う。ハルヒはもう知っているのか?

案の定その日の放課後、ハルヒは目を輝かしていた。
「ねえキョン聞いた?8組に宇宙人が来たらしいわよ」
「ああ、噂はな。しかし自称宇宙人っていくらなんでも怪しすぎるだろ」
「そんなこと私が判断するから、アンタは黙ってついてきなさい」
ハルヒに引きずられるようにして8組に向かう。
「宇宙人いる!?」
8組の引き戸を勢いよく開け放ち、ハルヒが呼びかける。
「ああ、その子なら今ちょうど帰ったところだ」
「追いかけましょ、キョン」
俺たちは下駄箱まで走っていったが、結局それらしい生徒には出会わなかった。
「おかしいわね…この学校の生徒なら大体わかるんだけど、知らない子はいな
かったわ。逃げ足の速い子なのかしら。それともUFOで…」
すごい妄想力だな。
「今日はもう部室に行こうぜ。また明日会いに行けばいいじゃないか」
「他の部活が押さえちゃったらどうするのよ?」
「そのときは朝比奈さんのように誘拐すればいいじゃないか」
「まあ…それもそうね」
部室に戻るとドアの外からも雰囲気が違うことがわかった。というより、部室
の前に数名の男子生徒がたかっている。まさか、朝比奈さんのファンか?
「ああ涼宮さんにキョンくん、ちょうどよかった」
中から朝比奈さんが避難してくる。
「SOS団に入りたいって転校生の子が来てるんだけど…」
「もしかして1年8組の子?えーいどけどけーい」
男子生徒をちぎっては投げして部室に乗り込むハルヒ。後を追うと、中には朝
比奈さんとはまた違ったタイプのロリコンぽい美少女がいた。
「あなたがSOS入りたいって転校生?名前は?」

「小倉U子です~、はじめまして。ゆうこりんと呼んでください。ゆうこりん
はコリン星から来たりんごももか姫なんです~」




『(勝手に)黄緑の夏休み学生電話相談』

トゥートゥートゥマシェリーマーシガチャ
喜緑「はい、喜緑の夏休み学生電話相談コーナーです」
匿名希望・高二女(以下匿名)「最近SSスレでの私の扱いが酷い気がするんです・・・」
喜緑「具体的にどう扱われているんですか?」
匿名「長編ではほとんど出番がなくて、短編で出てきたと思ったら黒ミクルと称されドSになってるんです。
   私ってそんなに嫌われてるんですか?うっうっ」
喜緑「落ち着いて下さい。きっとネタが出しにくいだけですよ」
匿名「それって遠まわしに私に魅力が無いってことですか?」
喜緑「(分かってるんですか・・・)違いますよ、きっと。たぶん・・・多分皆さんはあなたの泣くようなところを書きたくないだけですよ・・・きっと」
匿名「理由になってないです。未来人でロリで巨乳なのに人気が無いなんてありえないですよぉ」
喜緑「(自分で言うなよ♯、おっと平常心平常心)そうですね・・・もっと自分をアピールしてはどうです?」
匿名「そのためにイヤイヤを装ってコスプレしたり、何も知らないと装って同じ未来人の男友達ににさらわれるフリしたりしたんですよ!
   まだ足りないっていうのですか!!」
喜緑「(勝手にキレないで下さい、そしてぶっちゃけ過ぎですよ)で、では、 匿名「つーか私より出番少ないアンタに聞いても無駄かもね。
匿名「いい暇つぶしになったし、じゃあね」ぶつっ



喜緑「( #^ω^)もしもし、お父さん?あのね、今・・・」


ミクル「アッーーーーー」



過去ログとか見てると随分(名前)間違い多いもんな。
でも、Wikiで確認すると直ってたりするんだよな。
誰が直してるんだろ管理人かな?


(これに対してのレス)
小泉「真偽のほどは定かではありませんが」
黄緑「全部ひっくるめて管理人には頭が下がります」
坂中「ちゃんとお礼しないとね♪」

キョン「誰だよおまえら」

黄緑・小泉・坂中「「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」」

キョン「ちょっ、逃げんな」



ユキ「フ……久しぶりだなリョウコ………」
リョウコ「なぜ……なぜ変わったユキ…」
ユキ「ん~?なんのことかなフフフ…」
リョウコ「なぜ未来人を殺した!」
キョン&ハルヒ「え!?」
ハルヒ「そ…そんな、み…みくる!」
キョン「みくる!………し…信じられん!な…なんてことだ……」
リョウコ「………………あたしが知っているユキは、もっと目が澄んでいた…なぜこんなことを?」
ユキ「フ…その未来人が手遅れだったのはあなたもわかったはず!わたしの手で安らかに死なせてやっただけ!
  わたしは変わらん!ただ時代が変わったのだ!時代が医学より暴力を必要としているだけのことだ!」

ユキ「フフフ……リョウコ暴力はいいぞ!!」

リョウコ「あ……あなたは……あなたは昔のユキではない!!」

ユキ「情報連結解除、開始」
リョウコ「バ…バカな!」
ユキ「衰えたなリョウコ……」

キョン「ああ…あっ!」
エミリ「勝負はついたようですね」

リョウコ「くく!不覚!ま…またしてもあたしはあなたの情報操作に一瞬魂を奪われてしまった」
ユキ「………」
リョウコ「フ……フフフ。だ…だけど!わたしはこんな死に方はしない、こんな死に方はね!」

キョン「はっ!」

リョウコ「ユキ…あたしより強く美しい女よ!」
ユキ「リョウコ!」

キョン「あ!」

リョウコ「フ…ユキ、あたしの心の中にはいつもあなたがいた!あたしはいつも幻影を追っていた、あなたを、そして美しい情報操作のプログラムを!」
ユキ「リョウコ」
リョウコ「だけど、とうとうあたしはあなたを越えることができなかった。最後の最後で幻影を突きはなすことができなかった。そ…それがあたしの弱さ!だから、あたしはキョン君にもなにもできなかった」

キョン「……!」

ユキ「…………………………」
リョウコ「フッ…あたしが心から美しいと認めてしまったもの、その前であたしは無力になる」
ユキ「リョウコ…」
リョウコ「フッ急進派が主流派に心魅かれた時から急進派は主流派によりその光を消す運命にあったのよ」

リョウコ「ユキ…あたしがただひとりこの世で認めた女……せめて、その胸の中で!」
ユキ「リョウコ!」

タニグチ「wawawa忘れ物~…おぅあ!?………スマン。ごゆっくりぃぃぃぃ!」

ユキ「………………リョウコ、あなたもまた孤独!だが…わたしもすぐに行く…さらばだTFEI端末急進派のリョウコ!」



長門「保守」
キョン「ん?どうしたんだ急に」
長門「保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守」


サントス「出た!長門さんの一秒間に十回の保守だ!」



4月になり新入生がやってきた
ハルヒはSOS団の進入部員を獲得するといって、駆け回っている

「さあ 紹介するわ、待望の進入部員よ、この娘はあたまよっくて4年生なのに
高校1年生になるのよ」

「美浜ちよ です」

「さらに おとうさんもすごいのよ」

 すまん その おとうさんってのは 一体なんだ



ハルヒ「恋愛感情なんてのはね、一時の気の迷いよ、精神病の一種なのよ」

??「その通りよッ!脳に寄生する寄生虫のせいなのよッ!!」

??「あはははは、違うよ宇宙人の仕業だよ、あはははははは!!」



ハルヒ「ねえ有希、笑ってみて」
長門「笑う?どうするの?」
ハルヒ「そうねえ・・・いって言って見て」
長門「・・・い」
ハルヒ「そうじゃなくてもっとニカーって感じで、そう大口開けて言うのよ!」
長門「いー」
みくる「わあ長門さんかわいいです」
ハルヒ「そうそうそれよ、やっぱりかわいいわね。ねえ古泉君可愛いと思わない?」
古泉「おっしゃるとおりかと」
ハルヒ「写真に撮っておきましょう」
カシャ
ハルヒ「そうだ、写真といえばあれよ。アルバム今度買って起きましょう



キョン妹「なんで私の部屋でするのかな?かな?」



長門「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」

朝倉「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」


朝倉「ば、馬鹿な!この朝倉がぁ!!」

長門「てめーが負けた答えは簡単だ。てめーはオレを怒らせた。」




キョン「谷口、古泉、岡部…。終わったよ。」



作品中では語られていないが、実は俺は絵を描くのがうまい。一人、先に部室に来てしまった俺は
暇だったので数学のノートに落書きを描いていた。
俺の描いた朝比奈さんはいつもと変わらぬ部室の天使であった。漫画みたいにデフォルメして描いたつもりなのに、
まるで白黒写真にうつる本物なのは何故だろう。これは大発見だ。朝比奈さんは漫画みたいな顔なんだ!

俺は周りに誰もいないのを窺うと、廊下に出て部室棟に誰も来る気配が無いことを確認する。
よし、大丈夫だ。しばらくは誰も来ないと思う。俺はシャープペンを一層強く握り締めると、
先程描いた朝比奈さんの顔の下に体を描き始める。

出来た!すごい完成度だ。朝比奈さんの妖艶な体が騎上位で、俺の肉某を吸い込んでいるエロ画。
こういうイラストを描くのは初めてだったが、才能ありまくりだろ、俺。
ふと、背後からの視線に気が付く。

そこにいたのは・・・

「WAWAWA忘れ物~♪」 谷口がそこにいた。
「あ・・・きょ、キョン・・・お前・・・」
KOOLなキャラクターの俺がまさか先輩×自分のエロを描いていたなんて、恥ずかしくて死にそうだ。
それだけじゃない。谷口が言いまわれば俺はきっとムッツリ変態野郎の烙印を押されてしまうだろう。駄目だ!それだけは駄目だ!
どうする?俺。どうする?俺。自分の中に今までになかったドス黒い感情が芽生え始める。
谷口の次の言葉如何によっては・・・

「最高だよ!キョン。朝比奈さんのエロ、俺にもくれないか?」
体の力が抜ける。本当に良かった、谷口が単純な奴で。
俺はササっと朝比奈さんのポーズを決めた裸体を描くと、谷口に手渡す。絶対に誰にも言うなよ?
「当ったり前よ!しかしお前にこんな才能があったとはなぁ~。」
谷口は満足げに俺の画をブレザーのポケットにしまうと、帰り際にじゃあな!と言った後に続けて蚊の鳴くような声でつぶやいた。

「キョン・・・この部屋、怪しいぜ」

この後、歴戦の盗撮マニア谷口の助言により、文芸部室に画鋲の穴とみせかけて盗撮用の穴があることに気づく。
そこにやって来るコンピ研部長氏。恍惚とした表情で朝比奈さんの裸体を描くキョンの様子がビデオに収められていた。
彼は朝比奈さんと今までの関係でいたいならハルヒに無断で団長用デスクトップPCをコンピ研に返却するように恫喝する。
そこでキョンの雛見沢症候群が発症。部長氏を殴り殺すが、廊下からSOS団4人の足音。
とっさに死体を掃除用具入れに隠して、冷や汗をかきながら何もなかったように振る舞う・・・

という残りの部分は面倒くさくなったので割愛させていただきます。完。



ドサッ
「な、長門君!?しっかりして!!今救急車を―」
「いい。肉体の損傷は大したことない。正常化しないといけないのはまずこの空間。不純物を取り除いて教室を再構成する」
ドーンドーンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...
「本当に大丈夫?」
「処理能力を情報の操作と改変に回したから、このインターフェイスの再生は後回し。今、やってる…あ」
「どうしたの?」
「眼鏡の再構成を忘れた」
「してないほうが可愛い…じゃなくてかっこいいと思うよ。私には眼鏡属性ないし」
「眼鏡属性って何?」
「…な、何でもないわ、ただの妄言よ」
「…そう」
ガラガラガラ
「WAWAWA忘れ物~♪…きゃ!?
…………ごめんあそばせ、ご、ごゆっくりぃ~!!」
ピシャン!! タッタッタ...
「…面白い人」



ハルヒ「全員、注目!」
全員といっても、今は俺しかいないのだが。
ハルヒ「たった今より異世界人捕獲作戦を始めるわよ!」
正体がばれていないとはいえ、宇宙人・未来人・超能力者は揃ってるしな。しかし。
キョン 「捕獲する前に見つけるのが先じゃないか?」
ハルヒ「エサで釣ればいいのよ」
ハルヒは机の上にあった箱を開けた。

ガチャ!

突然開いた扉を、俺は振り返った。
鶴屋 「やあ、めっさいいにおいがするね!」

ハルヒは箱を閉じた。鶴屋さんはじっーーーと箱を見つめている。
ハルヒ「鶴屋さん、あなた異世界人でしょ?!」
おいおい。どうやって、そういう推論が成り立つんだ?
ハルヒ「このおでこ!この世界の人間じゃないわ!」
キョン 「するとなにか、おまえは……おでこがでかくて光ってるから異世界人だというのか?」
鶴屋 「ひどいにょろ……」

ハルヒ「さあ、鶴屋さん。異世界人であることを認めたら、これ上げるわよ」
箱を指刺すハルヒ。
鶴屋 「にょろ~」
よだれを垂らす鶴屋さん。
ハルヒ「ほ~れ、ほ~れ」
鶴屋 「にょろ~、にょろ~」
箱がゆっくり開いていく。

ちゅるや「にょっろ~~ん!!!」



       _ ,,, -― "~ ̄    ̄~"ー-、_ __,
      /                   ~ <
  、_,-‐'                    \
   `7       ,  ,     、  ヽ  ヽ   ヽ      
   /      / / /   l  |   l   l     \__,   あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
  l       l l  |  /|  ノl   ハ ∧  、  |ー、‐'  
  |      l  | | / | / | / l  /  l/  l   l  |ーヽ   「鶴屋さんがちゅるやさんになった」
、ノ    | |   V V~"十-l/_  l/    __,,,l l  |      
 7  | _| |   l  工二ェヽ~    ∠~_ /|/| |      な…何を言っているのか、読者にはわかると思うが
 | / /~、| ト   |     ‐'     /┴-「 l /|/      作中の俺には何が起きたのか分からなかった……
 l/|. | ( l/ |  |             l     l l        
  | ヽヽ_ ヽ | ι         ヽ   | |        頭がどうにかなりそうだった…
  ヽ l ヽ_ ヽl            /   | |       
   V|  λ            __       l l        最初からちゅるやさんがいたとか
    ヽ  | ヽ         /   ̄ 7   /V        DH-セリフ先頭の誰が話しているか-が変わっただけとか
      | ,┤ ヽ     (___/  /         そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
    __ / く  ヽ、      _    /         
  / <  ヽ   \        /         もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ……
_,┤  ヽ   \    ヽ 、___/          
/ |   ヽ   ヽ、       ト、



俺たちは箱の中身にがっついている、ちゅるやさんを見下ろしていた。
「まさか異世界人ではなくて、異世界生物だったとはね。
あたしの目を欺くには好都合なはずよ」
どうやらハルヒにとって、異世界生物の発見は困難らしい。
「キョン、そこのロッカーを開けて。入れておくから」
おいおい、それは可哀想だぞ。
「誰かが急に来て見つかったらどうするの。解剖されちゃうわよ。
それともビニル袋に入れておけっての?」
解剖はともかく騒ぎにはなってしまうのはまずいし、ビニル袋だと窒息してしまう。
俺はロッカーの中身を全部外に出した。

ハルヒはちゅるやさんを抱え上げていた。
ちゅるやさんのほうは、まだ箱に頭を突っ込んだままだ。
「キョン、あんたも抱いてみる?」
ハルヒが俺に渡してきた。
落としたらと思うと、ちと怖いな。
と、おもっていたら……

まるでスローモーションだった。
ゆっくり俺の手から落ちていくちゅるやさん。
とっさに足を使って受け止めようとしたのだが、

全力でシューーーート!!!!



吸い込まれるかのようにロッカーに飛び込んだ。
「キョン!!」
ハルヒが顔を真っ青にしている。
きっと俺も同じようなもだろう。

「早くガムテープでロッカーをぐるぐる巻きにして!逃げちゃうでしょ!」



ハルヒ「全員、注目!」
全員といっても、今は俺しかいないのだが。
ハルヒ「とうとう、あたしは宇宙人を捕獲したわ!」
正体がばれていないとはいえ、宇宙人・未来人・超能力者は揃ってるしな。
って、はぁ?
キョン 「捕獲したってどこにいるんだ?」
ハルヒ「ここにいるじゃない」

ビシッ!

長門 「……」
居たのか。セリフがないから気づかなかったよ。

ハルヒ「有希、あなた宇宙人でしょ?!」
長門は本を読み続けている。
せめてこいつには、静かな時間を与えてやりたい。
ハルヒの相手は俺がしないと駄目だろう。
キョン 「おいおい。どうやって、そういう推論が成り立つんだ?」
ハルヒ「このスタイル!地球人の気を引きつけたくないっていうのが、みえみえでしょ!」
キョン 「するとなにか、おまえは……胸がペッタンコだから宇宙人だというのか?」
長門 「……」

ハルヒ「ひょっとして、まだ仲間が学校にいるかも知れないわね」
ハルヒは長門を観察している。
連れてくる気か?どうやるんだよ。
ハルヒ「簡単よ、同じ容姿の奴を招待すればいいの」
連行の間違いだろ。
ハルヒ「ちょっと探してくるわ」 
ハルヒは、ドカン!と扉を蹴って飛び出していった。
ちなみに部室の扉は内開きだ。
修理が必要なのは言うまでもないだろう。
いや、問題はそこではない。

ハルヒは宇宙人を見つけられまい。
ペッタンコな奴が、そんなにいられてたまるか。なぁ、長門。
長門 「…………」

ハルヒ「ただいま…」
バタンと扉は内向きに倒れた。
おかえり。扉はおまえが直せよな。
ハルヒ「キョン、扉はあんたが直しておきなさい」
聞いちゃいねぇ。ところで収穫はどうだった?
ハルヒ「だめ、てんで宇宙人らしいのはいなかった」
そのまま団長机に座り込んで、長門のほうを眺めやっている。
ハルヒ「ま、一人いるだけでもでも大収穫よ」
その点は同意だな。二人も三人もいられたら叶わん。
よかったな、長門。
学校で一番のペッタンコで。
長門 「………………」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


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最終更新:2007年01月12日 17:06