Project512_Part3-もくじ

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──阪中が主役のSSに挑戦なのね、の巻──

 

 

プロローグ 

 

阪中大地に立つ!】

阪中の孤島症候群

阪中の古都珍騒動 

阪中の退屈

阪中の憤慨(偏執者一直線!)

 

-特別書き下ろし-

阪中の紹介(1)

阪中の紹介(2)

 

 

#あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!



           _. ‐   ̄ ヽ、
         /           ヽ-、
        /     _. -、        ヽ
.        / ,.    /    ',. |     i
       |/ / /       ||:!     |
       | / X、   _.. -¬ | :|    |
       ∨ ∧マ   ‐f乏!リ| 」,.-、  ′
       | |||        リ   ,! ,′
       ヽ.ト||、' __     ,.イ‐'´ /
.           `|l'\`´   / |  |
              `r─i'´    V ./
           _.ユ-´|    ハ ヽ、_
          ;.ァ7   /   /  ヽゝ-
        ///   /`ヽ /     _..、
.       / V   /` y゙´   _. -.ニ‐_二ヽ
       |  |  / /   // /

 -大野木-

 茶道部。 阪中、成崎、佐伯と仲良し。

(涼宮ハルヒの公式より)



  【プロローグ】

阪中が主役のSSを書いてもらえる。@チャック

俺が書くのか誰かに書いてもらえるのかどっちなんだ(゚д゚)


 【阪中、主役となる!?】

 

──県立高校に進学してか(略)、この春からわたしは二年に進級したのね。

 

阪中「1年5組出身、阪中菜乃音。ただの人間には興味ないのね、この中に宇宙人、
 未来人、異世界人、超能力者が居たらわたしの所にくるのね。以上!」

 

大野木「ねえ阪中、さっきの自己紹介だけど・・・」

 

阪中「いい事思いついたのね!自分から探しに行けばいいのね!」

 

大野木「ちょ・・・!、一体何を!?」

 

阪中「大野木さんなんかふてぶてしそうな顔つきだからキョンくんの代わりやるのね。」

 

大野木「ナニゲに酷い事言われてない!?」

 

阪中「めがね属性キャラは成崎さんが居るのね。」

 

成崎「えっ!?何やるの?」

 

阪中「佐伯さん存在感薄いからマスコットキャラになるのね。」

 

佐伯「微妙すぎる配役!?」

 

阪中「後は転校生を連れてくるのね!」

 

橘「ここ、どこなのです?あたしなんで連れて来られてるのです!?」

 

阪中「世界を大いに盛り上げる阪中の団結成なのね!」

 

──こうして波乱万丈の一日が始まったのね。

 


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              __ __
             /    '´ ̄`ヽ`!
.         / 了      -、   ヽ\
         l /     \  ヽ   ∨',
         /'Y   / /    ヘ  ヘ ヘ ヘ.',
        / |   l/ |  |、  ヘ  | | | |
       / ヾ  |,. ゝ-}-\ A-ュ1.、| |!
     〈    ト ∨',r¬`ヽ ,>〒ミl. /} ノ ヽ
        ヽ.  l、 {ヽ.  ,! }ー{. l_ノ ル レ′  )
       `l   `ヽ -ニ-'  ' ヽ-イ    /
.       f   l.  \  ‘'  /   r'
        ノ   ヽ,rワ ` ーf ヽ、/   )
      (  / ,/ (      ヽ \  (
       `r'  f   ヽ- ..二コ  ゙!  `!
        ヽ._ ̄l   Y,. -─-| ,r‐'__ノ
          ノ !  `     | l (_

 -成崎-

 美術部。 阪中、大野木、佐伯たちと仲良し。

(涼宮ハルヒの公式より)

 


 


 【阪中の孤島症候群】

 

阪中「夏だから合宿するのね!と、いう事で江ノ島に来たのね。」

 

大野木「ちょ、H県から江ノ島とかどんだけ!?」

 

成崎「書いてる人が関西知らないから・・・」

 

佐伯「葉山とか逗子とかもうちょっとズレた方が海岸きれいなんだけどねー」

 

大野木「近県のDQN珍走団が集まってくるから汚いのよね。」

 

橘「あたしも今日は遊ぶのです!ここなら森さんに会わないと思うのです!」

 

阪中「でも島って言うより山っぽいのね、エスカレーターと階段ばっかりなのね。」

 

大野木「よくわかんない神社とか遺跡とかいっぱいあるわよ。」

 

橘「島の裏側は断崖なのです、ちょっと怖いのです。」

 

成崎「橘さん落ちたりしないでよ、ここ岩場で本気で危ないから。」

 

阪中「でもここ橋がかかってるから孤島じゃないのね、遭難したりはしないのね。」

 

──帰り道なのね。

 

阪中「駅が悪趣味な竜宮城テイストなのね、この電車で帰るのね。」

 

大野木「鉄道マニアには江ノ電がおすすめよ。」

 

成崎「日帰り?ねえ日帰り?」


 【阪中の古都珍騒動1】

 

阪中「成崎さんがうるさいのですぐ帰るのは止めるのね。

 古泉珍騒動があがってるからわたしたちも近場の古都行くのね。」

 

大野木「結局江ノ電乗るんじゃない。」

 

成崎「プロットも何も無しに即興で書いてるからね。」

 

橘「そういう事で鎌倉へ向かうのです。あと古泉じゃなくて古都なのです。」

 

阪中「汽笛一声江ノ島を、はやわが電車は離れたり~♪なのね。」

大野木「八幡宮の石段に、立てる一木の大いちょう~♪」

成崎「別当公暁の隠れしと、歴史にあるはこの陰よ~♪」

橘「鉄道唱歌とかジャ○ラック的に大丈夫なのですか?」

 

阪中「多分古い曲だから大丈夫だと思うのね。」

 

大野木「と、いう事で鎌倉よ」

 

成崎「いざ鎌倉!」

 

阪中「長谷で大仏見るのね。」

 

成崎「・・・大仏の前でエクスカリバーとか売ってるんだけど。」

 

佐伯「若旦那が跡継いでから『やっちゃったー』って感じ?」

 

大野木「観光客だけじゃなくてコスプレイヤーとかRPGマニアとかも来てるわね・・・。」


 【阪中の古都珍騒動2】

 

阪中「でも古都だけど別に大した騒動おきないのね。」

 

大野木「しかたないでしょ、宇宙人も未来人も別に居ないんだから。」

 

橘「(あたしいらない子なのですか?!(ガーン))」

 

成崎「どうやってオチをつけるのかしら?」

 

漱石「ろっぽんぞー

 

佐伯「あ、古いオカ板のコピペにあった怪奇現象が!?」

 

漱石「ろっぽんぞー

 

阪中「別に面白くない怪奇現象だからほっとくのね、漱石さんで切符買うのね。」

 

漱石「ろっぽんぞー

 

大野木「夏目漱石の千円札って今自販機で使えたっけ?」

 

阪中「隣の北鎌倉に来たのね。」

 

大野木「ここってお寺の境内無理やり線路通してるんだっけ?」

 

阪中「でも別に普通のお寺なのね、駅も狭いだけなのね。」

 

佐伯「駅前で以前書いてる人が何かやらかしたらしいわ、禁則事項だけど。」

 

橘「また行数制限なのです、どうやってオチをつけるのです?」

 


 【阪中の古都珍騒動3】

 

阪中「帰るのね、これ以上ローカルな地域踏み入ると住所が特定されてしまうのね。」

 

成崎「箱根湯本で『第三新東京市にようこそ』って看板見たかったなー」

 

佐伯「それは写真でしか見たこと無いみたいよ。」

 

大野木「普通に寂れた観光旅行しただけじゃない、夏って設定なのに泳いでないし。」

 

阪中「江ノ島に来れば首チョンパとか四肢切断とか見れると思ったのに残念なのね。」

 

橘「それなんてエ○フェンリー某なのです?そういうグロ路線はいけないと思うのです!」

 

漱石「ろっぽんぞー

 

阪中「漱石まだいたのね、全部切符代にするのね。」

 



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 -佐伯-

 コーラス部。 成崎、阪中、大野木たちと仲よし。

(涼宮ハルヒの公式より)


 ・


  【阪中の退屈1】

 

阪中「ちょっと!大野木さん、わたしのプリン食べたのね!?」

 

大野木「ちょ、鎌倉編あれで終わり?w」

 

佐伯「あ、ごめん、プリン食べたのあたし。」

 

成崎「結局一般人が四人集まっても普通の事しかできないよね。」

 

橘「(あたしは森さんオチ要員なのですか・・・)」

 

大野木「とりあえずヒマだと思って企画持ってきたわよ。」

 

阪中「『部活対抗バレーボール大会』、でも人数足りないのね。」

 

大野木「援軍も連れてきたわ。」

 

鈴木、日向、柳本「「「よろしくー」」」

 

阪中「また地味な子ばっかりなのね・・・」

 

鈴木「地味ってゆうなー!」

 

柳本「鈴木は名前地味だけどバレー部員なのよ。」

 

日向「あたしは女子レスリング部よ、女の子と組んず解れつするのなら任せて!」

 

柳本「涼宮ハルヒに一泡吹かせてやるって聞いて助っ人に来たわ!」

 

大野木「とりあえず六人制で運動部員優先でチーム組んでね、あたしたち補欠で。」


【阪中の退屈2】

 

ハルヒ「有希!みくるちゃん!『部活対抗バレーボール大会』に出るわよ!」

 

キョン「やれやれ、どうせ俺らも手伝わされるんだろ?谷口と国木田も呼ぶのか?」

 

ハルヒ「今回女子の部だからキョンたちは出られないわ。

  みくるちゃん、鶴屋さん呼んできて!」

 

みくる「ひゃ、ひゃ~い!」(トテトテトテ)

 

長門「今回のバレーボールは六人制、あと二名足りない。」

 

ハルヒ「阪中ちゃんに頼んだけど、あっちはあっちで出るんだって・・・」

 

キョン「(ハルヒって友達少ないからなぁ・・・)」

 

ハルヒ「哀れむような目で見ないでよ(グスッ)」

 

長門「…大丈夫、わたしたちがいる。」(ポン)

 

鶴屋「ハルにゃ~ん!お姉さんに任せるっさ!!」

 

財前「文化祭ではお世話になったわね!あたしはENOZの財前舞よ!」

 

榎本「義を見てせざるは勇なきなり!同じく榎本美夕紀!」

 

岡島「何やるかよくわかんないけど!同じく岡島瑞樹!」

 

財前「別に軽音部でバレーなんか得意じゃないけどね!ダッポン!」

 

みくる「これで6+補欠一名でしゅ!バレー大会出られましゅよ!」

 

ハルヒ「人数も揃ったし行くわよー!」

 

一同「「「「「「めがっさー!」」」」」」

 

みくる「ちなみに中西さんが三年であと二年生でしゅ。やっとわかりましゅた。」
#(学年はライブアライブ当時)


【阪中の退屈3】

 

阪中「行くのねー!」

 

柳本「パース!」

 

日向「トース!」

 

鈴木「アターック!」

 

橘「体育会系女子集めただけあって地味にすごいのです!」

 

鈴木「地味ってゆうなー!」

 

大野木&佐伯「「がんばれー!」」

 

成崎「なんで眼鏡っ娘のわたしがレギュラーなの?!」

 

橘「阪中さん良く見ると長身でかっこいいのです・・・ドキドキなのです。」

 

佐々木「くっくっ、橘さんたちなかなかやるじゃないか。」

 

橘「あうっ!?佐々木さん違うのです!これは浮気じゃないのです!まだ何もしてないのです!!」

 

佐々木「橘さん、その件に関してはかまわないよ、むしろ百合属性同士で良いじゃないか。
 それよりも君がなぜか北高に転入してる世界なんだから僕だけ他校生なのは

 不公平だと思わないかい?  僕も仲間に入れて貰いたいと思ってね。くっくっ。

 どうだろう?、阪中さん、僕も仲間に入れてもらえないかな?」

 

阪中「佐々木さん歓迎なのね、これで本家SOS団から一本取るのね!」

 

成崎「佐々木さんレギュラー代わって、美術部員のわたしより向いてると思うの。」

 

佐々木「任せてくれたまえ、くっくっ。」


【部活対抗女子バレー大会、エントリー一覧。】

 

───かくして部活対抗バレーボール大会の幕は開けたのね。
 どうなるか書いてる人もまるっきり予想付かないのね。
 ちなみにチーム編成はこうなのね。

 

・阪中チーム

阪中(コーラス部)
鈴木(バレー部)
柳本(新体操部)
日向(レスリング部)
橘 (転入生)
佐々木(転入生)

 

補欠 大野木(茶道部)、佐伯(コーラス部)、成崎(美術部)。

 


・SOS団女子部チーム

ハルヒ(SOS団)
長門(文芸部)
鶴屋(無所属)
財前(軽音部)
榎本(軽音部)
岡島(軽音部)

 

補欠 みくる(SOS団) 


  【阪中の退屈4】

 

喜緑「それでは、部活対抗女子バレーボール大会を開催します、主審の喜緑江美里です。」

 

九曜「───副審の───周防───九曜…──」

 

喜緑「東方、SOS団女子部チーム」

 

ハルヒ「さーかかってらっしゃい!」

 

九曜「──西方、阪中団チー───ム──」

 

阪中「今日ばかりは負けられないのね!」

 

柳本「涼宮伝説もここまでよ!」

 

鶴屋「にょろ~?黄緑さん、いきなり決勝戦にょろ?」

 

喜緑「いえ、他のチームはSOS団の名前を聞いたとたん辞退しました。

 あと私は喜ぶ、と書いて喜緑です。」

 

ハルヒ「あたしたちの事なんだと思ってんのよ!」

 

みくる「(暴虐魔人とかDQNとかじゃないでしゅかね・・・?)」

 

佐々木「くっくっ、話が早くていいじゃないか。涼宮さんとお手合わせ願いたかったんだよ。」

 

柳本「いざ尋常に勝負よ!」

 

喜緑「(長門さん、宇宙的能力は封印して頂きますよ)」

 

長門「(…チッ)」


【阪中の退屈5】

 

喜緑「それでは試合開始です。(ピッ)←笛」

 

阪中「行くのねー!」
橘「パスなのです!」
鈴木「トス!」
柳本「アターック!」

 

ハルヒ「狙いが甘すぎるわ!あたしが止め・・(バコォ!)アッー!顔面だけは!顔面だけは!」
鶴屋「ボールはまだ生きてるにょろ!」
岡島「任せて!トスよ!」
財前「ダッポンアターック!! (スポーン)あ、抜けちゃった・・・」
成崎「(バコォ!)へぶっ!?」

 

喜緑「(ピピー!)阪中チーム1点です。」

 

ハルヒ「ちょっと!柳本!さっきあたしの顔面狙ったでしょ!?」(鼻血)
柳本「何よ偶然よ偶然!、それよりあんたらこそ補欠席狙ったでしょ!!」
財前「誤解だって、あたしら運動部じゃないから慣れてなくってさ!」

 

九曜「───止め─て──試合に──戻る───」
喜緑「次行きますよ。(ピッ)」

 

阪中「い、行くのねー!」
佐々木「パス!」
鈴木「トス!」
柳本「アターッ・・・」
ハルヒ「チェストォォォ!!」(ドゴス!)
柳本「ウボァ!」


一同「「「け、蹴ったぁ!?」」」

 


  【阪中の退屈6】

 

喜緑「(ピピーッ!)涼宮選手、今のは反則です、審判として退場を命じます。」

 

ハルヒ「何よ偶然なんだから仕方ないじゃない、今の技溜めコマンドだから暴発しちゃったのよ!」

鈴木「いつこのシリーズ格闘ゲームになったのよ!?」
佐々木「涼宮さんいくらなんでも強弁に過ぎるんじゃないかな?」

みくる「涼宮しゃん、とりあえずここはいったん引くでしゅ、わたしが代わりに出ましゅから・・・」

ハルヒ「みくるちゃんは黙ってて!」(パシッ)
みくる「あうっ!?ぶ、ぶったでしゅね!おやじにもぶたれた事ないのに!」

鶴屋「にょろ!?みくる自重するにょろ!殺意の波動はまずいにょろ!!」

日向「あたしが止めるわ!女の子と組んず解れつするのならまかせて!」(ガッシ!)
みくる「甘いでしゅ!鶴屋さんのセクハラタッチで常日頃鍛えてるあたしには効きましぇん!」(ボカッ!)

岡島「向こうも実力行使に出たぁーっ!?」
榎本「えーい!面倒だやっちまえー!」

ハルヒ「そうよそうよ!!うりゃーっ!!」(ドゴス)
佐々木「君たち、こういう時こそ冷静にだnウグッ・・・!!」

橘「アッー!佐々木さんが!佐々木さんが!!」

佐々木「涼宮さん!僕だって怒るときは怒るよ!一度君もやられる立場になってみるといい!」

橘「佐々木さんに手を出すならあたしも黙ってないのです!!」

 

(チャーン!ドーン!ゴーン! )

 

阪中「あ、あわわわわなのね、みんなやめるのね!わたしのために争わないでなのね!」

 

大野木「ちょっと!審判も止めてよ!」
佐伯「審判なにやってんのよ!」
長門「えいえい。」(ガシガシ)
喜緑「ちょ、ちょっと長門さん、どさくさ紛れに審判椅子蹴らないで下さい!」(グラグラ)
長門「宇宙的インチキは使っていない、問題ない。えいっ。」(ゲスッ)

(ガターン!)

喜緑「へぶっ!?、・・・なーがーとーさーんー!!(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

長門「やりすぎた、今では反省している。」(脱兎)
喜緑「待ちなさいっ!!」

 

九曜「────収拾───不能…────」


【阪中の退屈7】

 

岡部「えー、残念な事に、昨日の球技大会で乱闘騒ぎがあり負傷者が多数発生した。

 うち八名が俺のクラスの生徒だった。先生悲しいぞー、減給処分されたぞー。」

 

由良「そういえば今日欠席者多いよね。」

 

高遠「もしかして退学?」

 

谷口「そういや涼宮もいねぇな。」

 

キョン「もう知らん。」

 

岡部「えー本来なら退学になっても仕方が無い所だが、乱闘の関係者は停学一週間と
 奈良の禅寺に修行しに行くこととなった。先生悲しいぞー。」

 

花瀬「ハンドボールオチが無いっスね」




阪中「ひどいのね、結局涼宮さんに出番持っていかれたのね。」
大野木「なんであたしたちまで巻き添え食らってるのー!?」
佐伯「騒ぎの中心はやっぱりあいつらじゃない!!」
成崎「わたしなんて気絶してただけなのに!」
柳本「メインキャラの壁は厚かった・・・」
鈴木「地味ってゆうなー!」
ハルヒ「うっさい!あたしも修行させられてるんだから我慢しなさい!」
佐々木「くっくっ、僕まで巻き込まれてしまうとは迂闊だったよ。」
橘「でも佐々木さんとの愛の共同作業なら修行も耐えられるのです。」
鶴屋「にょろ~、平和の尊さを知ったにょろ。」


-阪中の退屈(完)-


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        _. -         ヽ、
        / ,.-、 ,. ┬、      ヘ
     / ,r'─ァ¬‐.-ヽ         ヘ
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    | | ̄ヽ ̄ 二--- |        |
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    ヽ |lソ    ´ト1 `|     /
     |. |  '    ¨ ,′     /
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    _ノ/  ヽ _. -7 ./  ,  ヽ_
  `¨ア,. ┐  _/| / ./  / ! 「 ̄
    l/ _| /  / ,//| ∧ |ヽ_`_、
     /,.イ   ∠_‐<,.-1| | ヾ \
     !' /   /‐-、ア   ``/,二二ゝ

 -柳本-

 新体操部に所属し、ハルヒの事は苦手。

 (涼宮ハルヒの公式より) 


・ 


 【阪中の憤慨1】

 

会長「阪中くん、君を呼び出した理由に心あたりはあるかね?」

 

阪中「愛の告白なのね?、喜緑さんがいるのに会長酷いのね、見損なったのね。」

 

会長「違う!君が作った”世界を多いに盛り上げる阪中の団”についてだ!
 部活としても同好会としても学校としては認めていない! しかしだね、解散を
 命じる前に君の釈明を聞いておく必要がある、そう言う事だよ。」

 

阪中「別に学校に認めてもらう必要はないのね、わたしたち別に部活に所属してるのね。」

 

会長「・・・するとなんだね、前回の部活対抗バレーは?」

 

喜緑「『コーラス部VS軽音楽部』、という事になりますね。人数的に。」

 

会長「・・・うちの文化部は武闘派ばかりなのかね?」

 

喜緑「文芸部+αがあの人たちですからね。」

 

阪中「それじゃ帰るのね。」

 

会長「待ちたまえ阪中くん! そ、そうだ文芸部と勝負すると言うのはどうだね?
 それで勝てば君たち阪中団を同好会として推薦してあげよう、そうすれば若干だが
 予算も配布されるようになる、どうだね?」

 

阪中「なにか私たちを涼宮さんと戦わせたいみたいなのね。でもまた暴れられると困るのね。」

 

会長「私にもいろいろと事情があるのだよ(古泉め・・・)。
 どうだね、文集をそれぞれ出してもらえれば良い、文化的な対決方法だから

 今回は乱闘にはならないだろう。」


 【阪中の憤慨改め偏執者一直線!2】

 

阪中「・・・と、いう事でわたしたちが会誌を出す事になったのね。」

 

大野木「また安請負してきちゃって、あんたはともかくあたしたちが何書けってんのよ?」

 

佐伯「あたしたちには荷が重過ぎない?書いてる人もきっと展開考えてないわよ!」

 

成崎「絵だったら書くけど、これでも美術部所属だから。」

 

柳原「あたしたちも協力するわよ!」

 

鈴木「前回は涼宮ハルヒに酷い目にあったしね!」

 

阪中「五組メイトとSOS団の対決なのね!」

 

橘「あたしと佐々木さんが忘れられてるのです!」

 

佐々木「僕たちが目立ったら主役キャラより目立ってしまうじゃないか、くっくっ。」



成崎「手島『榊・・・、俺はお前のことが!』」

 

大野木「豊原『アッー!後藤くんダメだよそんな事っ!』」

 

阪中「なんでクラスの男の子を掛け算してるのね、これじゃ同人誌なのね。」

 

橘「佐々木『僕は大切な事に気が付いたよ、橘さ・・・

 

佐々木「橘さん、僕をネタにするのは止めてくれないか。」


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!3】

 

ハルヒ「キョン!また会誌作るわよ!」

キョン「おいおい、そりゃ使い古されたネタだろ、過去の良作SSと比較されるっぜ?」

みくる「きっと書いてる人もネタ考えずに難しいテーマ選んじゃって後悔してましゅよ。」

ハルヒ「うっさい!阪中ちゃんとの勝負がまだついてないわ!今回は何が何でも勝つわよ!」

キョン「やれやれ・・・。」



キョン「俺が『学習コラム』・・・。」
古泉「僕は『恋愛物』だそうです。」
みくる「『架空戦記』って・・・、何書けばいいんでしゅか?」
長門「『日常おもしろエッセイ』…。」
ハルヒ「あたしは『替え歌』って何よ?!誰こんなの入れたの。」
キョン「いや、そもそもくじ引きでお題出すこと自体間違いだろ。」



古泉「『うートイレトイレ!今トイレを求めて全力疾走してる僕はごく普通の男の子。

 強いて違う所をあげるとすれば男に興m』」

 

長門「『せんキャベツにはマヨネーズも醤油も合う、ドレッシング各種やソースも

 組み合わせればせんキャベツだけで一ヶ月はもつ、ユニーク。』」

 

ハルヒ「有希と古泉くんは順調ね!」

 

キョン「妹に教えてるから小学生レベルの問題なら書けるんだが・・・」

 

ハルヒ「キョン!それでいいわ!適当に埋めちゃって!」

 

キョン「『ここに6このれいとうぎょうざがあります。

 これをぜんぶ食べて生きのこれるかのうせいはどのくらいでしょうか?』」

 

みくる「『ずぎゅーん!ずどどどどど!どががががが!ばきゅんばきゅん!パフパ(中略)

RX-75ガンタンク(全高15m本体重量56.0トン全備重量80.0ト(中略)は敵を倒したんでしゅ。凄いでしゅね!』」

 

ハルヒ「みくるちゃんいいわよ!擬音と資料本からのスペック丸写しでページ埋めちゃえばいいのよ!!」

 

キョン「ところで締め切りいつなんだ?」

 

ハルヒ「今日の夜よ!」

 

キョン「マジか!?」

 

ハルヒ「明日の朝には印刷終えて配ってないとダメだからね!」


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!4】

 

──翌日

 

谷口「よっ、国木田!おはらっきー!」
国木田「あ、谷口、なんか人だかりできてるんだけど何なのかな?」
谷口「ん?なんだありゃ、うちのクラスの女子じゃねえか。」
国木田「なんかコスプレして配ってるね。」

 

阪中「阪中団の会誌なのね!一人一部ずつなのねー!」
大野木「貰えコノヤロー!」
佐伯「もってけ同人誌!」

 

阪中「あ、谷口くんと国木田くん!これ一部ずつあげるのね、会誌なのね。」
国木田「あ、ありがとう、でもそれ何のコスプレ?」
阪中「多分きっとおそらく東京○スの作業服なのね。参考なのね↓」
ttp://chat-ichigo.blogspot.com/2006/06/eva.html

大野木「ちなみに小説2ページ、成崎の漫画(ラフ)が6ページ、残りは
 あたしたちのコスプレ写真と東○ガスの製品紹介だよ!」
谷口「ムッハー!湯沸かし器にかこつけて入浴中の女性(にょしょう)の写真がてんこ盛りでゲス!」

 

喜緑「・・・会長、いいんですか?あれ認めちゃって?」
会長「うあああしまった!こいつら涼宮より常識人だと思ってた俺が間違ってた!!」
喜緑「コスプレも手渡しも禁止って伝え忘れてましたよね・・・。」

 

校内放送「キンコンカンコーン!、生徒会長、生徒会長、風紀指導部がお呼びです、至急職員室まで来てください。」

 

会長「喜緑くん、行ってくる・・・。私の悪運もここまでのようだな・・・。」


喜緑「会長・・・、安らかに眠ってください・・・。」

 


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!5】

 

長門「なーがとー、なーがとー、たっぷり、ながとー。」

 

みくる「へぶるるるる、へぶぶるるるる・・・・、はうぁっ!?」

 

長門「ぐっもーにん。」

 

みくる「長門しゃん、赤い寝袋に入って跳ね回らないでくだしゃい、夢に見ましゅた!」

 

ハルヒ「なによ、朝っぱらからうるさいわね!」

 

みくる「あ、おはようございましゅ。」

 

長門「ちなみに徹夜で泊り込んで製本していた、誰も状況を説明しないのでわたしが言う。」

 

ハルヒ「ってもうこんな時間じゃない!もう登校し始めてる生徒いるわよ!キョン!古泉くん!起きて!」

 

キョン「ん?なんだもうこんな時間かよ。」

 

古泉「せっかく泊り込んだのに、昨日はキョンタンを掘る暇もない忙しさでしたよ。」

 

ハルヒ「早く行くわよ!キョンと古泉くんは会誌持って急いで来て!」

 

キョン「急かすくらいなら全895ページとかアホみたいに重たい本にするなよ。」

 

みくる「内容の98%がわたしの書いた小説の擬音なんでしゅけどね。」



SOS団一同「「「「「はぅあっ!?」」」」」


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!6】

 

阪中「会誌貰って欲しいのねー!一人一部ずつなのねー!」
佐伯「さあさあ御用とお急ぎの方もよってらっしゃい見てらっしゃい!」
大野木「持ってけドロボー!!」

 

ハルヒ「なによ!なによなによ!会長の奴前回コスプレも手渡しも禁止とか言ってた癖に!」

長門「今回わたしたちも言われてない。」

みくる「・・・またバニーガールでしゅか?」

ハルヒ「あったり前じゃない!あたしだって負けてらんないわ!身体じゃ負けないわよ!」

 

キョン「待てハルヒ、俺たちもバニーとか言うなよ!」

ハルヒ「キョンたちは六尺褌よ!!そういう層の人気狙いなさい!!」

古泉「ウホッ!流石は団長ですね。素晴らしいアイデアかと。」

キョン「古泉お前はいい、黙っていろ。」

ハルヒ「行くわよ!」



みくる「あ、あの~涼宮しゃん・・・他のコスプレじゃダメでしゅか?」

 

ハルヒ「何言ってるのよ!阪中ちゃんたちに負けてもいいわけ?!」

長門「胸が余る…。」

みくる「で、でも今日は突然のことなので、あの、無駄毛のお手入れがしょの~・・・」

長門「寸法が合っていない。」

 

ハルヒ「そこがいいんじゃない!マニアックな層にウケるわよ!」

 

キョン「おーいハルヒ~!古泉どうにかしてくれ~!!」

古泉「あああキョンターン!キョンターン!情熱を持て余します!ふんもっふ!ふんもっふ!」

 

ハルヒ「でかしたわ古泉くん!それでBL好きのハートもキャッチよ!」

 

キョン「会誌の内容で勝負してくれ!頼むから!!」


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!7】

 

谷口「お、涼宮たちまたやらかしたぞ!?」
国木田「あ、朝比奈さん?!こ、これはマニアック路線だね!」
山根「ウヒョー!朝倉さん以来のマイスメルエンジェル登場か!?」

 

ハルヒ「さあこっちはSOS団の会誌よ!無料配布だからどんどん持ってっちゃって!」

長門「もってけ」

みくる「ふええええええ、こ、こりはヤヴァいでしゅ、わたしだけ絶対に映像化できましぇん!!」

キョン「古泉!会誌配れ会誌!俺を追うな!!」

古泉「ハァハァ!もう辛抱たまりません!キョンターン!キョンターン!」

阪中「はぅあなのねっ!?」
大野木「涼宮団露出激しすぎよ!!」
佐伯「胸なんて飾りです!エロい人にはそれがわからないんです!」
鈴木「なんかマニアック路線にも手を出してるし!!」
成崎「わたしのめがねっ娘属性だけじゃ太刀打ちできないわ!」
柳本「男の子たち9割以上向こうに流れちゃったわ!ムキーー!」
日向「腐属性の女子も向こうに流れ出してるわ!」

 

佐々木「ふーむ・・・、これは憂慮すべき事態だね。」
橘「佐々木さん、あたしたち存在消えかかってるのです!ここで目立つのです!」

 

阪中「佐々木さん何か良い案あるのね?」

 

大野木「あたしたちも脱ぐとか?!」

 

佐々木「それは得策とは言えないね、現代のメディアでは露出が過多でみんな
 食傷気味だと思うよ。それに・・・、実に悔しい事だが僕たちが脱いでも
 プロポーションで涼宮さんや朝比奈さんに勝てる逸材は居ないのが実情だよ。」

 

佐伯「じゃああたしたちには打つ手無しって事?」

 

佐々木「こっちはマニアック萌え路線を強化するのさ!」

 

橘「衣装はあたしが用意してくるのです!」

 


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!8】

 

佐々木「さて、橘さん、僕のメモどおりの衣装を準備してくれたかな?」

 

橘「バッチリなのです!、これであたしたちも登場した意義があるのです!!」

 

阪中「珍しく橘さんが頼もしいのね!きっと明日は雪なのね!」

 

佐々木「ではまず橘さんはコレを着てもらえないかな?」
http://shop.at-x.com/ftproot/itemimage/GN0705014_02.jpg

 

橘「茶髪ツインテール以外になんか共通点が無い気がするのです。」
佐々木「くっくっ、書いてる人が書店のPOPで見間違えたらしいよ。」
橘「きっとVIPの見すぎで視力が落ちているのです、かわいそうな人なのです。」

 

佐々木「佐伯さんと柳本さんはコレだよ。↓」
http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/ciu/87/4e/cee8d0b28fa0aaefeeb17110.L.jpg

 

佐伯「ロードローラーっ!!」
柳本「あたしの方はちょっと強引な気が・・・。」

 

佐々木「鈴木さんは↓のお姉ちゃんでどうかな?」
ttp://netto199.hp.infoseek.co.jp/swf/sssh.htm

 

鈴木「なんかもう見境ないわ・・・」

 

佐々木「そして僕はドアラの着ぐるみだよ。」
http://img.7andy.jp/bks/images/i5/R0321555.jpg

 

橘「そりゃまたなんでなのです?!」

 

佐々木「くっくっ、ここで僕の美貌を隠すことによって阪中さんを引き立てつつも希少性に
 よって僕の魅力をアピールするのさ。個性とは没個性の中でこそ引き立つんだよ。」

 

橘「よくわかんないけどなんか凄そうなのです!」


【阪中の憤慨改め偏執者一直線!9】

 

コンピ研部員A「すみませーん、『駄目です入力受け付けません!』って言ってくださーい!」
阪中「シンクロ率400%なのね!」

 

コンピ研部員B「すみませーん、ロードローラー音頭歌ってもらえないですかー?」
佐伯「全部残らずペッタンコ~♪」
柳本「提供・ザンスカール帝国」

 

コンピ研部員C「すみませーん、ネギ食べてもらえませんかー?」
ドアラ「(モグモグ)」

 

コンピ研部長「あ、ドアラさん『全然関係ねー』のポーズとってもらえませんかー?」
ドアラ「全然関係ねー!全然関係ねー!」

 

橘「佐々木さんの作戦当たったのです、客足大分戻ってきたのです!」
ドアラ「くっくっ、露出のインフレは今や飽和状態だよ、多彩な萌え路線こそが今の日本に必要な物さ。」



ハルヒ「むうぅぅぅぅ・・・、結局あっちに人流れちゃってんじゃない!どういう事よ!?」

 

長門「(カパカパ、カパカパ)…サイズ合ってない。」


ハルヒ「895ページもある豪華版なのに!本の質も売り子の色気も負けてないはずよ!」

 

みくる「と言うか嵩張るのが一番の原因な気もしましゅ、最初の頃集まってた人たちも
 貰ってくれなかったり、その辺に捨ててったりと惨々たる状況でしゅよ。」

 

ハルヒ「えぇ~い!こうなったらあたしたちも脱ぐわよ!六尺褌くらいやってやろうじゃない!」

 

みくる「涼宮しゃん!なんか女として大事な物を第一宇宙速度突破で投げ捨ててる気がしましゅ!」

 

キョン「誰か古泉を止めろ!助けてくれ~!」

古泉「アハハハハハハ、待ってくださいよキョンターン!ハァハァ。」

 

 

会長「きっ、君たち!そろそろ自重したたまえ!!」 


 

【阪中の憤慨改め偏執者一直線!10】

 

キョン「そこの人!後ろのガチホモを止めてくれ~!」
古泉「ウホッ!会長もよく見たら良い男ですね!僕のテトドンをくらえ~!ふんもっふ!」
会長「因 果 直 突!」
古泉「グホァ!・・・ハッ!?ぼ、僕は一体何を・・・!?」
会長「こ、古泉!涼宮を早く止めねば・・・、涼宮を早く止めねば!!」

 

──回想@生徒指導室
会長「・・・ただいま参りました。」
森「挨拶は抜きよ、事態は急を要します。今回の涼宮ハルヒの暴走は女として三回半ひねりで
 道をはずれて行っています。なんとしても阻止しなさい!出来ませんでは良心がない!」
会長「はい必ずや・・・、必ずや止めて参ります・・・。」

 

会長「(回想終わり)と、言うことだ。古泉、失敗したら俺もお前も森さんに折檻されてしまう・・・。」
古泉「僕とした事がキョンタンの魅力に心を奪われてしまいました、不覚です。」

 

ハルヒ「みくるちゃん!早く脱ぎなさいよ!六尺褌ならあたしが締めてあげるわ!」
みくる「ふえぇぇぇぇぇぇ、そりだけは堪えてつかあさい!そりだけは堪えてつかあさい!」
長門「…わたしは?(カパカパ)」

 

古泉「涼宮さん!」
会長「涼宮くん!」
古泉「露出だけが魅力ではありません!どうか服を着てください!」
会長「そうだぞ涼宮くん!妙にスカートの短い北高セーラーの方が萌えではないか!」
古泉「僕も実は北高セーラー萌えなんですよ!キョンタンにも北高セーラー着てほしいくらいです!」

 

ハルヒ「なによ、そのとってつけたような理由! 聖パウロも言ってるじゃない!
 心に愛が無ければどんな言葉も相手の胸に響かないって!」

 

阪中「その通りなのね涼宮さん!」


【偏執者一直線!11】

ハルヒ「阪中ちゃん?」

 

阪中「着飾る事よりも・・・、勝負よりも・・・、大事なのは愛なのね!
 涼宮さん、わたしは涼宮さんがどんな姿でも愛せるのね!
 わたしはこの勝負に勝ったら涼宮さんを手籠めにしようと思っていたのね、
 でもそれじゃダメなのね、力ずくでは身体を手に入れられても心は通わないのね!
 愛しあう事が大事なのね!ラブアンドピースなのね!」

 

みくる「わたしがかわいいのに空気キャラなのも愛が足りないからでしゅね!」

 

古泉「僕が何回掘ってもキョンタンのハートが手に入らないのも愛が足りないからですね!」

 

ドアラ「くっくっ、阪中さん美味しい所持っていくじゃないか。」

 

ハルヒ「うっさい!愛なんて形の無い物にお金は払えないわ!」

 

キョン「ハルヒ、ここはなんか良くわからない哲学っぽい事でも言って締めとけよ。」

 

阪中「涼宮さんは意地っ張りなのね、わたしが肉体を通じて愛を教えるのね。」

 

ハルヒ「アッーーーーーーーー!!!!百合だけは!百合だけは!!」

 

大野木「なによこの投げっぱなしなオチ!?」
佐伯「阪中だけガチ百合キャラとして目立っててずるいわ!!」
成崎「これにて一巻の終わり。」

 

 

会長「っていうか公然Y褻だろうが!校内でだけはやめてくれ!!」

 

-偏執者一直線!(完)-


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      _.  ´   `´ ̄`ヽ、
     / ,.  、        \
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   ヽ `! Lノ     h_.イ     /
    ヽ l、 '_     lィ   /
      ト\  ̄   ./|/ /
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      '  / |     ) \
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    | | |   /-、`ヽ/    ,. →、
    | | |   /`ヽ./    /,r,二

 -鈴木-

 バレーボール部で、実は榊の事が好き。

(涼宮ハルヒの公式より)



【阪中菜乃音の紹介・第一部】

阪中「皆さんにわたしとわたしのお友達の紹介をしようと思うのね」


佐伯「オリキャラだと思ってる人とか居そうだよね」


阪中「わたしも佐伯さんも『消失』ではただの名簿の水増し要員だったのね」


佐伯「阪中はいいよね、『ワンダリングシャドウ』のメインキャラだったし」


阪中「『分裂』でも名前が出たのね、国木田くんくらいのポジションにはなれたと思うのね」


大野木「あたしなんかモブキャラとしての出番すら殆どなかったわ!」


成崎「あの・・・、何故かわたしの同人誌が出てるんだけど・・・」


阪中「そういう目立ちかたは女としてちょっと抵抗あるのね」



阪中菜乃音

阪中「お題は『阪中が主役のSS』なのに全然目立てなかったのね」


大野木「でもオチはあんたじゃない」


佐伯「涼宮ハルヒの希少なお友達よ、SOS団以外で涼宮と普通に仲良くしてんの阪中だけじゃない?」


成崎「初登場は『消失』、『憤慨』収録の『ワンダリングシャドウ』で主役格、
 そして『分裂』でも話題になってレギュラー化しそうで、わたしたちの中で
 一番出世してるんじゃないかな?」


佐伯「涼宮の自己紹介の時のリアクション芸も話題ね」


大野木「あだ名は『なのねちゃん』とか『魔法大女リリカルなのね』?」


佐伯「いかにも脇役っぽい無個性なルックスなのによくよく見たらアラ不思議!」


成崎「とっても背が高いんです!」


大野木「朝倉(160cm)と比べて・・・170~165cmはありそうだよね」


成崎「小柄なわたしとよく一緒にいるから際立ちます!」


阪中「き、きっと遠近法なのね!」


成崎早苗

阪中「わたしと一番の仲良しさんなのね」


成崎「良くお話してます


大野木「大きな丸めがねとフワフワした髪型でとっても目立ってるのが成崎だよ」


佐伯「そのうち阪中の友達として原作に逆輸入されるんじゃない?」


阪中「原作に出た暁にはこのSSは黒歴史になるのね」


大野木「変な喋り方したりする設定とか出来たら面白いよね」


成崎「そういうキャラの立ち方は嫌ナリ~」


佐伯「同じ小柄なめがねっ娘だけど、由良さんとは髪型が違うからすぐ見分けられるよ!」


佐伯寛子

成崎「ちょっとお姉さんっぽい雰囲気なのが佐伯さんです」


阪中「体育のシーンで涼宮さんを厳しい視線で一瞥してるのが佐伯さんなのね」


大野木「他にも着替えの時に何故か植松くんを見て声上げて怒ってたりと
 ちょっと気が短そうな佐伯です」


佐伯「仕方ないじゃない、男子がみんなバカでスケベだからよ!
 涼宮見てだらしない顔してる連中はあたしが叱ったげるわ!」


阪中「でも佐伯さん笑うと可愛いのね、本当は優しいと思うのね」


大野木可奈子

阪中「クールビューティーというかサイレントマジョリティというかシークレットウェポンなのね」

成崎「モブキャラオブモブキャラな大野木さんです」


大野木「・・・カメラ枠の外でリアクション芸してたのよ」


佐伯「国木田くんのほうが画像でも目立ってるわね」




          _.. ─…ー、
        /        ー 、
.      /        ,     ヽ
.     /  /   /´ _ ' 、    ヘ
    / / /  / ,.ィ´ `ヽ. l.|    !
     |/  |  ,イ / l.l.   川      |
.    ヽ  l | {.弋l !|  ̄7ハ|、ヽ. |  |
      \| ヽ_X¨}   ヘ¨`ヽ ヽヽノ/
       ヽヽ| ´ ,.  └ '  ,.r─{ー
         ヽ  ー‐    ィ |  ヘ
         ノ`ヽ、 _,. ´ |ン   |
        r´    ノノ  /    /
        !   ム'’/ー‐、(,r'´ /,. ┴、
         _)ィ l /二ヽ. 人. (r' /,二
       _jム'’/   ン  ,>ドゝ/
       || | |  / // /

 -日向-
 女子レスリング部。鈴木、柳本と仲よし。

(涼宮ハルヒの公式より)



【阪中菜乃音の紹介・第二部】

阪中「第二部では応援に来てくれたみんなを紹介するのね」

鈴木、日向、柳本「「「よろしくー」」」


柳本「ここで頑張って涼宮より目立ってみせるわ!」


鈴木「地味ってゆうなー!」


阪中「柳本さん、涼宮さんかわいそうな子だからもっと優しくしてあげて欲しいのね」


日向「女の子同士で組んず解れつするならまかせて!」


鈴木「地味ってゆうなー!」


阪中「日向さんはある意味わたしのライバルっぽいのね」


日向真琴

阪中「おさげ髪で優等生っぽい雰囲気なのが日向さんなのね」


鈴木「あなたの学校にも一人は居そうな地味なルックス!」


柳本「でも見た目に反して女子レスリング部でとっても武闘派!」


日向「女の子同士で組んず解れつするなら任せてね!」


阪中「わたしのもそうだけど、何か画像にノイズが混じっているのね」


柳本「編集した人がアレがナニな人だからじゃない?」


阪中「かわいそうな人なのね」


柳本晶

阪中「髪型や顔が個性的なのね、リボンもちょっと珍しい雰囲気なのね」


柳本「キャラ立ってていいでしょ、本来ならあたしが主役やってても良かったくらいよ!」


鈴木「でも由良さんや成崎さんのほうが人気あるよね」


柳本「世の中の男に見る目がないだけよ!」


鈴木志緒

鈴木「じ、地味ってゆうなー!」


柳本「日本で一番多い苗字だから仕方ないじゃない」


日向「むしろ地味キャラとしてキャラが立ってるわ」


阪中「キョンくんの苗字も『鈴木』って説が根強いのね」


柳本「涼宮の自己紹介の時の表情がかなり悲壮感漂ってるんだけど、何かあった?」


鈴木「今は言いたくない・・・」

 






佐々木「とまあもっともらしく名前が書いてあるけど、書いてる人が3分くらいで
 適当に考えた代物だよ、『公式』では苗字だけしか設定されてないからね。」


橘「あたしたちが何故か北高に転入している改変世界での設定なのです、

 原作や二期で別な名前が設定されたらこっそり編集して黒歴史にするのです」

 

佐々木「僕たちが北高に編入しているだけでなく、原作での二年進学時のクラス替え

 設定を無視していたりもするね」

橘「皆さんは佐々木さんの名前は気にしちゃいけないのです!」

 

佐々木「くっくっ・・・」

 

 


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        /        / /   |    | ∥ |   ヽ
     ノ      / 〃 ハ |    | 八 |    〉
     /〃  │ /| / lィ/ハ{  ,、--┼‐ト||、   /
      |/{     | /十ニミ   |    ィテ=、ヽ|}   j|
     ! ヽ   ル' r'{::トイ`     {じ″′ /こル′
       ヽトr‐ヽ   `='       ̄   /)} }
           {入ハ       〈       /ソ/
         `ト、ヘ      ___,    /゙´ /
            ヽ \          ,イ川|/
           ヽトト、`ヽ、     /トハ/
             ヽ Y⊥ ` ー‐ ' __」| ′
                 | |  〉  | ̄|   l
                / / /` ̄|  |  |

      「終わりなのね。『ワンダリングシャドウ』でまた会うのね。」

 


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最終更新:2020年03月13日 03:33