※オリキャラ多数、厨二展開につき注意

初投下なので文章の稚拙さ等に関しては妥協して頂けるよう御願い致しますm(__)m

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青年は走る

懸命に走る

 

この事実を伝えなければ

皆に伝えなければ

 

足が悲鳴を上げる

肺が破れそうだ

でも走り続ける

 

すべては君の為、君の為に

 

 

 

 

~◆◇◆◇◆~闘極【プロローグ】~◆◇◆◇◆~

 

 

季節は冬の始め

俺達SOS団は普段通りの放課後を過ごしていた

ただ一つ違うことは、今日古泉が欠席してるということだ

 

ハルヒの機嫌はそこそこ良く、閉鎖空間が発生してるなんてことはまず考えれない

閉鎖空間以外の用事であいつがSOS団の活動を欠席するなんて事があっただろうか・・?

常に団長様最優先な、あのイエスマンが・・・

 

 

『ぱたん』

 

 

ハルヒ「さーてみんな帰るわよー!」

 

キョン「よ・・っと」

 

みくる「私は着替えるので皆さん先に行ってて下さいね」

 

ハルヒ「手伝ってあげるわみくるちゃ~ん♪ほらパパッと脱いじゃいなさいよパパッと」

 

みくる「ふええ!?ちょっ・・・下着は取らなくても・・・みゃうう!?」

 

キョン「と、特盛りっ!!・・なんて言ってる場合じゃなかった早く外へ!!」

 

 

長門が本を閉じる音はSOS団活動終了の合図となっている

何故か欠席した古泉を除く俺達四人は他愛もない話をしながら坂道を下校していた

 

 

だってそうだろう?

分る訳がないさ

 

これから先、近い未来に天地、いや銀河さえも揺るがす圧倒的な大激闘が俺達を待ち受けていたなんてな 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれが涼宮ハルヒ・・・」

「そうです。実際に見てどう思われましたか?」

 

神と呼ばれる少女

それがどんな容姿をしているのか俺はずっと気になっていた

この力を手に入れて3年

と言っても日常において何かが特化するような力では無く、特殊な空間でのみ使える限定された能力。

何のメリットもない力だ

自分が命をかけて倒す敵を生み出すもの

そいつの事を色々知りたいと思うのは当たり前の事だろう?

 

「その敬語をやめろ。お前がその話し方をすると違和感を感じる」

「申し訳ございません。ですがもうすっかり癖になってしまいまして」

 

昔とは全く違う人間になってしまった戦友・・・いや、親友は微笑を絶やさず俺に向かって話す

 

「既に知っている事だとは思いますが、僕は貴方が彼女を視覚する事を機関に許可された訳ではありません。

 これはあくまで僕の独断です」

 

「ああ、わかっている。しかし・・・・」

 

こうまで美しいとは・・・・美しい・・・美しすぎる・・・

なんだこの込み上げてくる感情は?

抑えきれないものは・・・

 

「どうかされましたか?」

 

「一樹・・・」

 

「はい?」

 

「俺は彼女の為に頑張るよ。ずっと頑張る」

 

俺の前にある優しい笑顔がより一層優しさを帯びる

変わったな・・・変わり過ぎだおまえ

 

「ではそろそろ本部に戻って頂けませんか?立場上、僕も色々まずいものがあるので・・・」

 

困ったイケメン顔はそういうと自分のポケットから携帯電話を取り出し専用の高級車を呼び付けた

 

 

「それではまたいつか・・・」

「ああ、元気でな」

「そちらこそ、どうかお元気で」

 

俺は後部座席に乗るとにぎり拳に親指を立てて親友に見せる

親友も微笑みながら同じ様に返す

 

 

窓から見える流れ行く街並み

いつか彼女の能力が消失し、機関なんてものが解散して自由になれた時

俺もこの街に来て、彼女と知り合い、そして・・・

 

 

 

 

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闘極~【first chapter】~


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