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 ある日の放課後, 俺は部室のドアをいつものように開けた。その日は掃除当番だったので、
既に全員そろっていると思ってノックもせずに開けた。しかしそれが油断以外の
何者でもなかったことに気づいたときには遅かった。

そこには全員どころか、長門すらいなかった。その代わりにパンツ以外なにも身に
着けていない我ら団長様が1人いたのだ。もしこれが朝比奈さんだったなら、
双方とも顔を真っ赤にして、片方は体を隠して絶叫し、もう片方は謝罪の言葉を
述べながらドアを急いで閉じるだけで終わるだろう。…本人には悪いが。

しかし相手は団長様。 俺が謝罪の言葉を述べる間もなく俺に説教を開始したのだった。

その抜群のプロポーションを見せ付けんばかりにまっすぐ俺のほうを向きなおして、

右手は俺をまっすぐ指し左手は腰に置くポーズをとりながら、 それはもう

工事現場の騒音でも打ち消してしまうようなよーく通る声で。
「いい?ドアを開ける前にノックするってのは最低限のエチケットよ!それも守れない
ような団員がいるなんて信じられないわ!こら!目を逸らすな!全く あんたにはエチケットの

基礎から教え込む必要がありそうね!」
わかった、わかったからその前に…それをしまってくれ。
「それって何よ?何をしまうのよ!全く、おちおち着替えも出来やしないわ!
今日はみくるちゃんが用事で休みだそうだから、あたしがメイドさんやろうと」

ここまで言ったところで、ハルヒの大きな目がさらに大きくなった。ようやく自分の
とんでもない行動に気づいたと思い、ほっとしつつドアを閉めようとした次の瞬間!
ハルヒはこっちに向かって駆けだしてきたのだ!おい!だからそれしまえって!
「だから何をしまうのよ!それよりも古泉君が!」

え?古泉…?ふと後ろを見ると、あとから来たであろう彼は最上級に幸せそうな笑みを
顔に貼り付けたまま、大量の鼻血を出し昏倒していた。
「ね、ねえ、大丈夫古泉君!?やだ、凄い血…どうしよう…ねえキョン、とりあえず
あんた救急車呼んで!あたしはここで古泉君の様子を」
「だから、服着ろー!」

P.S. 古泉が意外と普通の男子だと言うことがわかったのは収穫だったが、その後の
地獄はその収穫を軽く打ち消してしまったのは言うまでもないだろう。

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