阪中「教えてあげるのね、唇のヒ・ミ・ツ♪なのね」
キョン「じゃあ早くキスしよう」
ちゅっ
「「んっ……」」
キョン「マシュマロみたいな感じだったぞ、またキスしような」
阪中「ありがとうなのね、またハルヒのいない隙にやるのね」
阪中「教えてあげるのね、唇のヒ・ミ・ツ♪なのね」
長門「早く」
ちゅっ
「「んっ……」」
長門「非常に優しい感じだった、またして欲しい」
阪中「ありがとうなのね、今度もハルヒのいない隙にやるのね」
阪中「教えてあげるのね、唇のヒ・ミ・ツ♪なのね」
ハルヒ「なにすんのよガチレz」
ちゅっ
「「んっ……(むっ!)」」
阪中「舌も入れてやったのね、すごくとろけそうな感じだったのね」
ハルヒ「あたしを何だと思ってるのよ!ガチレズはさっさと…、あ、ああああああああ……」
ちゅむっ、んむっ、はむっ、んんっ、ちゅるるっ
阪中「キョンの事は忘れて私と付き合うのね」
ハルヒ「……結構いいかも」
由良「……ハッ!ドリームなの?」
阪中「教えてあげるのね、唇のヒ・ミ・……えっ」
放課後に忘れ物を取りに教室に入ろうとすると、涼宮と谷口がキスしていたのね。
それも舌を絡めて、情熱的に、まるで新しい命を産む儀式を始めるかのような感じでやってたのね。
ありえない2人組だと思ってたので、思わずその光景をまじまじと見つめてしまったのね。
で、……
ハルヒ「これからもよろしくね、谷口君!」
谷口「それじゃあ帰ろーぜ……って阪中!」
ハルヒ「れ……レズ中!!」
阪中「それじゃあ涼宮さん、私と愛の儀式を始めるのね!」
ハルヒ「アッー!ガチレズとだけは!ガチレズとだけは!」
阪中「谷口君はこの儀式には不要だからさっさとおねんねするのね!」ガッ
谷口「アーッー!」
私は大声を出した谷口を失神させると一目散に涼宮の制服とブラを脱がして
―――愛の儀式のシーンはカット――
儀式を終えると谷口はどこかに消えていたのね。
私は安らかな顔で眠っている涼宮の髪を優しく撫でたり頬にキスしたりして、儀式の余韻をたっぷり味わったのね。
阪中「涼宮さん、キョンや谷口や国木田や古泉の事は忘れて私と付き合うのね」
谷ハ「「このガチレズお嬢さん!!」」
阪中「にょろーんなのね」
翌日、私は谷口と涼宮から正真正銘のガチレズと認定されましたとさ。
めがっさめがっさ。なのね
阪中「この1年の間、ずっと見てきたのね!もうこの気持ちを抑えられないのね!付き合ってほしいのね!」
谷口「俺も好きだ!阪中さん!」
阪中「同じ名字のないモブキャラとしてじゃなく、純粋に好きなのね!谷口!」
谷口「阪中……」
ちゅっ
「「んっ……」」
谷口「これからもよろしくな、阪中!」
阪中「ふふふっ、私を幸せにしてよね、谷口!なのね」
ガラッ
橘「ちょっと谷口!ガチレズに何をしてるんですか!」
橘さんのその言葉を聞いて、私は心の奥底にあった何かが蘇ったのね。
私は呆然としていた谷口を放置して、橘さんを6組の教室に誘ったのね。で、逆に押し倒されたのね。
教室には何故か長門さんもいたのね。
橘「さぁ始めましょうか。今日は一晩中……」
阪中「分かってるのね、途中から長門さんも混ぜて妖しい夜を過ごすのね」
長門「……私も混ぜて欲しい。こう見えても女性経験は豊富」
そうして、三人でめくるめく妖絶な夜を過ごしたのね。
長門さんのいつもは見られない声も堪能できて大満足だったのね。
橘さんは積極的にリードしてくれて本当に助かったのね。
長門「すごく良かった。今度は生徒の前でやってみたい」
橘・阪「「それだけはやめて!(なのね)」」
長門「ただの冗談。私がいるときは気配も何も隠蔽できるから安心して」
その後、私達は6組の教室を綺麗に掃除&長門に情報操作してもらって帰ったのね。
あの日以上の一日はもう来ないと思ったのね。だけど、谷口をほったらかしにしたのは本当に申し訳ないと思ってるのね。
谷口「君には失望したよ、せっかくのファーストキスだったのにその思い出をぶち壊されてさ……」
阪中「本当にごめんなのね、私はいわゆるレズビアンなのね。けど、谷口のことが好きなのは本当なんだからね……」
谷口「そんなの信じられないぜ、じゃあな」
翌日、谷口に別れを切り出されたのね。しかも昼休み中の教室で生徒達の前で言われたのね。
自業自得なのね。私は結局女の子としか愛せないのね……。
谷口「……まぁ、女の子同士で恋をしなければまた付き合ってあげてもいいけどな……」
阪中「教えてあげるのね、唇のヒ・ミ・ツ♪なのね」
みくる「ち、ちょっと……」
ちゅっ
「「んっ……」」
阪中「年の差とか宇宙人・未来人・異世界人とかなんて関係ないのね、女の子同士の恋を堪能したいのね」
みくる「でも突然……バリバリ【古泉】引っかかりましたね阪中さん!」
阪中「もしかして古泉君は私のことを……じゃあ始めるのね!」ムニムニ
古泉「アッー!マッガーレ!マッガーレ!」
こうして私達は(以下略)