~授業中~

 

教師「長門。P43の1行目から読んでくれ」

 

長門「ボソボソ・・・」

 

教師「おい、長門~何言ってるか聞こえないぞ」

 

女子A「先生~。長門さんは、口がないですからそんな事言ったから可愛そうだと思います~」

 

女子B「長門さん。いつも『一人』で本を読んでるんだから、本を声に出してよむぐらい簡単だよね~?」

 

クラスメイト「クスクス。クスクス。」

 

長門「・・・・」

 


 

長門「・・・」

 

トイレに行ってる間にまた机に落書きを描かれている。

 

机『根暗女死ね。何も喋らなくてキモいんだよ。友達いるの?』

 

拭かなければならない。

 

これで何回目だろうか。

 

慣れてきたとは言え自分が嫌われているという現実を突きつけらるのは気持ちのいいものでない。

 

犯人をクラスメイトに聞いた所でニヤニヤと私を馬鹿にした笑いを浮かべるだけで決して教えてはくれない。

 

なぜ情報統合思念体は私に笑顔を与えてくれなかったのだろうか。

 

涼宮ハルヒという人間性を考えれば社交性のある対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースの方が有用であるはずなのに。

 

何より私が笑いたい・・・。

 

女子A「クスクス。何にも言えずに机の前に立ち尽くしてるわ。」

 

女子B「あの娘って何が楽しくて生きてるんだろ~?。クスクス。」

 

長門「・・・・・・・」

 


 

女子A「ほい!的がいいのか結構当たるね~」

 

女子B「ちょっと私の消しゴムちぎり過ぎ~。でも私も投げちゃお(笑)」

 

長門「・・・」

 

女子B「んじゃ頭の上に乗ったら100点。それ以外は10点でどっちがいい点取るか勝負しようか~。」

 

女子A面白そう~。じゃあ私から、えい!」

 

女子B「お、いきなり100点か。私も負けてられないな~。」

 

長門「も、もう、、、ゃめて。。」

 

女子A「ん?あの娘なんか言ってない?」

 

女子B「気のせい、気のせい。あの娘が喋るわけ無いじゃん。えい!」

 

ガラガラ

 

静かに教室から逃げ出す長門

 


 

~修学旅行グループ決め~

 

教師「それじゃあ、1グループ2~4人ぐらいで作ってくれ。男女混合でも構わないぞ」

 

ワイワイガヤガヤ

 

女子F「Eちゃん組もう~。」

 

女子E「いいよ~」

 

仲のいい者同士でどんどんグループができる教室

 

長門「ぁの、私もぃ、いれて、、、」

 

女子E「ねぇ!どこ行きたい?」

 

女子F「私は有名どころを一通り回ってみたいかな。基本Eに任すよ」

 

長門「・・・」

 

教師「ん、長門一人か?おい、EとF長門を入れてやれ」

 

女子F「え、長門さんがいるとちょっと・・・」

 

女子E「そうそう私たち長門さんとそんな仲良くないから、、、長門さんも嫌だよね?」

 

長門「・・・」

 

教師「困ったな~。お~い長門が余っちゃったみたいだから、どこか入れてくれるグループは無いか?」

 

クラスメイト「シーン・・・」

 

長門「・・・、、、」

 

教師「う~ん。困ったな」

 


 

女子A「クスクス、ほらなんとか言ったらどうなのよ~」

 

長門「・・・」

 

女子B「ほんとに根暗ね~、クスクス」

 

女子A「・・・!?うっ!・・・ううう!」

 

女子B「ちょっと、どうしたのよ!
   うっ!う!ううう・・・」

 

長門「・・・?」

 

夜神月「おまえらのやっていることは悪だ!僕が新世界の神になる!」

 

よし女子ABに復讐完了

 


 

昼休み

 

女子A「長門って昼休み何してるのかな?」
女子B「本でしょ、一人で読んでるんじゃないw」
女子C「あいつ誰かと一緒にいるの見たことないw」
女子A「ちょっといじめてみない?」
女B&C「おもしろそーwww」

 

文芸室

 

長門『……』
  ガラガラッ
女子A「やっほー遊びにきたよー」
女子B「ねぇねぇ?私たちと友達になろうよっ、決まりにね。」
女子C「じゃぁまずジュース買ってきて、2分以内にね」
長門『……』
女子達「はやくしろよ!おい!」
キョン「お・・・おまっ・・・おめーらや・・・やめ・・ろ・・・・よぉ」
女子達「あー・・・彼氏いたんだwじゃね長門さんバイバーイ」

 

長門『………ありがとう…』
キョン「フヒヒ どういたしまして」

 


 

~授業中~

 

教師「この問題分かる奴ー」

 

長門「……」(挙手)

 

教師「自慢か長門、廊下に立ってろー」

 

長門「……」

 


 

先生「は~い二人組み作ってー」

 

キョン「長門、いっしょn」
古泉「フフフ…キョン君は僕のものですよ」

 

長門「…またひとりぼっち……」

 


 

女子A 「長門さーん、本好きなんでしたよね?クスクス。」

 

長門「・・・・・」

 

女子B 「いい本見つけたんで読んでみませんか?」

 

つ『友達をたくさん作る方法』

 

女子A「ぷっ、見るからに面白そうな題名だねw」

 

女子B「感想の方もよろしくね、あたしは読む必要ないみたいだからw」

 

長門「・・・・・・」

 


 

女子C「クスクス、また長門さん一人で本読んでるわ~」

 

女子D「あんな青春で面白いのかしら~、クスクス」

 

女子E「シッ!長門さんにきこえちゃう、クス」

 

女子F「クスクス、ほらなんかこっち見てるわよ~」

 

長門「・・・」

 

―――「パシューン!!」という音

 

突如イジめをする女子グループは消えてしまった

 

のび太「長門ちゃんをいじめる奴なんかきえちゃえ~~!」

 

長門「………独裁スイッチ」

 

復讐完了

 


 

―生徒玄関にて―

 

「・・・チクッ」

 

「・・・画鋲」

 

「・・・」

 

いじめる人「ちょ・・・普通に履いてった?」

 


 

女子C「クスクス、また長門さん一人で本読んでるわ~」

 

女子D「あんな青春で面白いのかしら~、クスクス」

 

女子E「シッ!長門さんにきこえちゃう、クス」

 

女子F「クスクス、ほらなんかこっち見てるわよ~」

 

長門「・・・」

 

―――「ドドドドド」という音

 

突如イジめをする女子グループは消えてしまった

 

承太郎「俺にも吐き気のする様な悪は解る、オラオラオラオラオラオラオラオラッ!」

 

長門「………俺が裁く」

 

復讐完了

 


 

長門「情報結合解除を申請する」
長門「…」
長門「拒否された…。」

 


 

女子A「長門さーん何読んでるのー?ww」ひょい

 

長門「ぁっ・・・・」

 

女子A「んー?なにこれー?原子・・・物理学・・?やっだダッサーww」

 

女子B「女の子が読む本じゃないよねーwwブサイクな理系が読んでるようなやつww」

 

女子A「ようなじゃなくて本当ジャンwww」

 

女子B「アハハッ?だよねーwww」

 

長門「・・・・・・・・情報空間構成」

 

キャー

 


 

女子C「クスクス、また長門さん一人で本読んでるわ~」

 

女子D「あんな青春で面白いのかしら~、クスクス」

 

女子E「シッ!長門さんにきこえちゃう、クス」

 

女子F「クスクス、ほらなんかこっち見てるわよ~」

 

長門「・・・」

 

―――「パシューン!!」という音

 

突如イジめをする女子グループの頭は消えてしまった

 

長門「サッカーボール・・・」

 

バーロー「江戸川コナン、探偵さ」

 

古泉「バーローwwwwwwww」

 

復讐完了

 


 

女子C「クスクス、また長門さん一人で本読んでるわ~」

 

女子D「あんな青春で面白いのかしら~、クスクス」

 

女子E「シッ!長門さんにきこえちゃう、クス」

 

女子F「クスクス、ほらなんかこっち見てるわよ~」

 

長門「・・・」

 

―――「どぴゅっ」という音、白い閃光

 

突如イジめをする女子グループの意識はなくなっていた

 

長門「・・・・・どう見ても精子です」

 

キモヲタ「ハァハァ・・・フヒヒ!」

 

長門「情報結合を解除する」

 


 

女子A「長門さーん何読んでるのー?ww」ひょい

 

長門「ぁっ・・・・」

 

女子A「んー?なにこれー?原子・・・物理学・・?やっだダッサーww」

 

女子B「女の子が読む本じゃないよねーwwブサイクな理系が読んでるようなやつww」

 

女子A「ようなじゃなくて本当ジャンwww」

 

女子B「アハハッ?だよねーwww」

 

長門「・・・・・・・・リミッター解除……………敵ノ破壊ヲ最優先トスル」

 

キャー

 


 

~昼休み~

 

教師「お、長門、おまえまた部室で本を読んでるのか」
長門「………」
教師「お前は本当に気が弱いからなぁ」
ガシッ
長門「………(肩、つかまれた)」
教師「そんなんじゃあひょっとしていじめとかにあってないか?ん?」
長門「………はなしてください」
教師「先生だったらいつでも相談にのってやるからな?俺はおまえが心配なんだよ」
長門「………はなしてください」

 


 

女子A 「この前はごめんね、長門っちーw」

 

女子B 「まさか学年問題にまで発展するとは思ってなかったからさw」

 

長門「・・・・がう、わたしは・・・いってない。」

 

女子B 「…は?」

 

女子A 「嘘つけ、お前だろ!すぐ先公にチクりやがって!」

 

長門「・・・・・・いい。もういい。」

 

女子A 「あーやだやだ、根暗が移っちゃうよ。どっかいこー。」

 


 

―下校中―

 

ザーーーーー(雨の音

 

「・・・傘」

 

「クスクス」

 

「・・・」

 

「・・・トボトボ」

 

ザーーーー

 

「・・・・・・」

 


 

キョン「よお」

 

長門「・・・」

 

あの人は私に声を掛けてくれる。私は一度も返事をしたことがない。でもあの人は声をかけてくれる。
キョン「どうした、何か暗くないか?」

 

ハルヒ「何言ってるのよ、有希が喋らないのはいつものことでしょ
    我がSOS団が誇る無口キャラなんだから」

 

キョン「いや、そんな気がして・・・」

 

      • あの人は私を見てくれる

 


 

キョン「おい、長門。昨日ハルヒと図書館にいったらお前の好きそうな本があったから借りといてやったぞ。」

 

長門「・・・私のために・・」

 

キョン「ああ、お前いっつもこんなの読んでるだろ。」

 

長門「・・・・ありがとう・・」

 

キョン「読んだらオレが返しにいってやるから、言ってくれ。」

 

キョンから借りた本を大切に抱きしめる長門の顔はやわらかくなったようだった、
そして心なしかほほを赤らめているようだった

 

続く

 


 

女子C「クスクス、また長門さん一人で本読んでるわ~」

 

女子D「あんな青春で面白いのかしら~、クスクス」

 

女子E「シッ!長門さんにきこえちゃう、クス」

 

女子F「クスクス、ほらなんかこっち見てるわよ~」

 

長門「・・・」

 

谷口「わわわ忘れもn」

 


 

長門「リーチ」
女子A「長門さんもうリーチ?早いわねえw」
長門「ツモ。緑一色」女子B「な、なに!面前緑一色!?」
長門「あなたは余計なお喋りをするから運を逃がすのg!」
女子C「こういうときだけ調子に乗って話さないでよ!牌口につめちゃぇw」
女子ABC「うっ…」哲也「あんまりいじめるなよ。運を逃がすぜ!」
長門「・・・半荘ナシナシルール点ピンでの勝負を申請する」

 


 

~昼休み~

 

女子A「あれえ?長門さんどこ行くの?」
長門「え・・その・・・」
女子B「長門さん昼休みになるといっつもどっか行ってるよね」
長門「その・・・部室に・・・」
女子C「たまにはあたしらとごはん食べようよ(ニヤニヤ)」
長門「え・・・うん・・・」

 

長門、半ば強引に連れられていく。すでにクラス中に回覧がまわったらしく、
ほぼ全員がニヤニヤしながら長門を見つめている。

 

きょどきょどしながらも女子の輪に入る長門。
おもむろに弁当のフタをあけようとしたその僅か数秒前、突然ドアが開いたと思うと見慣れない男子が物凄い勢いで長門に駆け寄って弁当箱を奪い去っていった。
その少年は仕事を終えた満足げな表情を女子グループに向けて一言、

 

「わわわ、忘れもn」

 

と言ってまた尋常ではない勢いで廊下を駆けて行った。

 


 

~昼休み~

 

女子A「あれえ?長門さんどこ行くの?」
長門「え・・その・・・」
女子B「長門さん昼休みになるといっつもどっか行ってるよね」
長門「その・・・部室に・・・」
女子C「たまにはあたしらとごはん食べようよ(ニヤニヤ)」
長門「え・・・うん・・・」

 

長門、半ば強引に連れられていく。すでにクラス中に回覧がまわったらしく、
ほぼ全員がニヤニヤしながら長門を見つめている。

 

きょどきょどしながらも女子の輪に入る長門。
おもむろに弁当のフタをあけると・・・

 

また弁当箱が出てきた

 


 

女子A「ねぇねぇ、図書室ってどんな所なの?」

 

先ほどまで悪口を言っていた女子グループのリーダー格が口を開く。
その表面からは悪気なんていうものは感じられなく、小動物を見るかのような目であった。

 

長門「・・・静か。平凡。」

 

長門は問いかけてきた女子の方を見向きもせずに本に見入ったまま返答する。
それを見た女子は、長門のそんな態度が気に食わなかったのだろう
女子は一層悪ぶった物言いになり、目つきにいたっては、もはや長門を見下していた。

 

女子A「へぇ…まさしくアンタにお似合いじゃない。」

 

長門「・・・・・本返して・・・・くる。」

 

最初から仲良くなどなる気のなかった長門は、普段通り本を返しに図書室へ向かう。
女子生徒が長門を、小動物を見るかのような目をしているなら
長門もまたドブネズミでも見るかのように、彼女らの事を見下していたのは確かである。

 

──ガシッ!

 

女子生徒の手が、長門の腕をガッシリと掴む。

 

女子A「ここらで、こっちの勉強も済ませとこうか?長門ちゃん?」

 

ドスの利いた声が周りの空気を制する。
そんな事を知ってか知らずか、長門はようやく本から目を遠ざけ周りを見渡す。
長門の周囲には既に集団ともいえるグループが、恐ろしい形相で長門を睨んでいた。

 

女子A「相変わらず鈍感ねぇ、長門ちゃん。」

 


 

体育の授業のあと何人かの女子に足止めをくらい教室に帰るのが遅れる長門
教室にはその間にいそいで帰ってきた女子が数人

 

女子A「ねぇ、あんたは何持ってきた?」
女子B「苺ジャムwwwww」
女子C「私はマヨネーズwww」
女子A「私のはすごいよ!トノサマバッタwwwwww」
女子C「A子すごいwww、はやくはさもうよww」
女子B「今日読んでた本はたしかこれよね。」

 

ベチャベチャブチュブチュグチャ

 

そんなことは知らず教室にもどり読書を再開する長門、教室の隅からは「クスクスw」

 

長門「・・・・・・・・・」

 

そこへキョン

 

キョン「よぉ長門、ハルヒのやつが今度のにちようb・・おい、その本・・・」

 

長門「ちg」
女子達「うわー長門さんきったなーい、あわててご飯たべるからこぼすのよ」

 

長門「私はなにm」

 

キョン「もういいよ、返せよ。あーあ、どうすんだよ。。お前に本なんて貸さなきゃよかったぜ。やれやれだ。弁償させられる事になったらお前が金払えよな。

 

長門「・・・・・・・・・」
あふれる涙、こぼれ落ちる涙、これが「悲しい」という感情なのだろうか

 


 

女子A「ちょっと!みんな真面目に長門さんのこといじめなさいよ!!」
女子B「え~なんで~?つーかあんたに言われて面白そうだからやってたけど
    なんか飽きたっつーかもうめんどいし~」
女子C「つーかAさ、あんたなんでそんな必死なの?www」
女子B「まじだwwきもくね?ww」
女子A「あ・・・」

 


 

~アニメEP11より~

 

―――カタカタカタカタカタカタ!!!

 

みくる「そんなに強く叩いたら壊れちゃいますよ~」

 

キョン「何をやってるんだ?長門、八つ当たりはよせ」

 

長門「………」

 

ハルヒ「そうよ!ユキ!八つ当たりは駄目よ!」

 

古泉「長門さん。ここは冷静にいきましょう」

 

長門「………」

 


 

キョン「おいおまえら!長門をいじめてんじゃねーぞ!」
女子A「なにあんた?彼氏?」
女子B「さすが長門さんね~、あんな地味なのと付き合ってるんだ~」
長門「・・・。」

 

長門のクラスの男子達に囲まれるキョン

 

男子A「長門の彼氏だって?じゃあこいつもいじめてやろうぜ」
男子B「いじめっつーか、ふくろだけどな」

 

ガンッ、バンッ、ズゴッ

 

キョン「うわっ!つっ!!」
長門「やめて・・・あっ!!」

 

袋叩きにされるキョン、止めに入ろうとするも輪からはじき出される長門

 

キョン「う・・・うあっ・・・」
男子C「へへへ、地面にはいつくばってら。おら、なんとか言ってみろよ」
女子C「ちょーかっこ悪いのー、アハハハハ!」

 

男子生徒に踏みつけられるキョンの姿を見て、長門の怒りは限界を超えた

 

「情報結合の解除を申請する」

 

キョンを袋叩きにされた長門は、すでに怒りで我を忘れていた

 

長門「敵性と判断する」

 

そういうと長門は近くにあった机や椅子を槍にかえた

 

女子A「えっ・・・!!これどうなってるの!?」
男子A「なんだあいつ!!なにしやがってんだ!?」

 

ざわつくクラスメートをよそに、長門は一人の女子の目に槍を突き立てた、自分の手を使って

 

女子A「あああああああっぁっぁぁ!!痛いっ!痛いっ!」
男子B「え・・・えっ・・・!?うわあああああああああああああああああああああ!!」

 

槍をゆっくりと抜きながら、長門は女子に言い放った

 

長門「あなたは嬉しいはず。これで私の顔を見なくて済む・・・あ、もう一つも潰さないと」

 

そういうと長門は開いているもう一つ目に、なんのためらいもなく槍を突き刺した

 

女子A「ああ!!ああああああ!!!痛い!痛い!痛いぃぃぃいいいいっぃぃ!!」
男子A「うわあああああ!!やめてくれ!やめてくれええ!!」
女子B「いやっ!!いやあああ!!もうやめて!!!!・・・う・・・うえっ!!」

 

クラスメート達は半ば狂ったように叫び、中には吐いてしまう者もでた
そんな中、長門は冷たく言い放った

 

長門「あなた達にはもっと苦しんでもらう」

 

キョンはただ、それを見ているしかなかった

 

それからの光景は凄まじいものだった
出られない扉から逃げようとするクラスメートを一人一人捕まえて、長門は殺していった
ある者は「これで私の声を聞かずに済む」と耳を削ぎ落としたあと殺し
ある者は「これで私を触ることもなくなる、おめでとう」と両腕を斬り落とし殺した
全員殺すころには、長門は返り血で真っ赤になり、ぱっと見ただけではもう人とは分からなかった
それは赤い塊だった
赤い塊はキョンの方に近づき言った

 

長門「終わった。今から教室を再構成する」

 

キョンはこの言葉で正気に戻った、そして怯えた

 

キョン「あ・・・ああっ・・・くっ、くるな」

 

明確な拒絶
目の前の惨状は、キョンが長門を恐怖の対象にするには十分だった

 

長門「・・・・・・そう」

 

長門はなんとなく悲しげな目をした、少なくともキョンにはそう見えた
そして近くにある槍をとり、キョンの前で振り上げた

 

キョン「ひっ・・・!!」

 

キョンは目を閉じた・・・しかし、なにも起こらなかった

 

キョン「・・・え?」

 

キョンがゆっくりと目を開けると、そこには自分の胸に槍を突き立てた長門が目を閉じて座っていた

 


 

女子A「あのー・・・・長門さんここの問題分かる?」

 

長門「・・・・」(うなずく)

 

女子B「ちょっとAー長門さんが迷惑してるじゃない・・」

 

女子A「あ・・・長尾さんごめんね~」

 

長門「・・・・・・・」

 


 

~昼休み~

 

女子A「あれえ?長門さんどこ行くの?」
長門「え・・その・・・」
女子B「長門さん昼休みになるといっつもどっか行ってるよね」
長門「その・・・部室に・・・」
女子C「たまにはあたしらとごはん食べようよ(ニヤニヤ)」
長門「え・・・うん・・・」

 

長門、半ば強引に連れられていく。すでにクラス中に回覧がまわったらしく、
ほぼ全員がニヤニヤしながら長門を見つめている。

 

きょどきょどしながらも女子の輪に入る長門。
おもむろに弁当箱を取り出すと
長門「渡・・辺・・・?」
渡辺「あれれー?なんで長門さんが私のお弁当箱持ってるのー?」
女子A「長門さんいくらお弁当作るお金無いからって盗んじゃダメだよwww」
渡辺「別にいいよー。長門さん半分こして一緒に食べよー」
長門「・・うん。グス」
女子A「チッ」

 


 

キョン「おいおまえら!長門をいじめてんじゃねーぞ!」
女子A「なにあんた?彼氏?」
女子B「さすが長門さんね~、あんな地味なのと付き合ってるんだ~」
長門「・・・。」

 

長門のクラスの女子達に囲まれるキョン

 

女子C「長門の彼氏だって?じゃあこいつもいじめてやるか?」
女子D「いじめっつーか、ふくろだけどな。キャハハ」

 

ガンッ、バンッ、ズゴッ

 

キョン「うわっ!つっ!!
   ………うんっ!……イイっ!もっといじめて~~!!!111」

 

長門「………」

 


 

すげぇ長門「ひっ!!」

 

すげぇごはんやすげぇおかずにすげぇまんべんなくすげぇふりかけられているすげぇ10数匹の
すげぇチャバネのすげぇ残骸をすげぇ見て、すげぇ思わずすげぇ弁当箱をすげぇ落としてしまうすげぇ長門。

 

すげぇA「すげぇやだ!すげぇなにこれ!!」
すげぇB「すげぇ長門さんのすげぇ弁当、すげぇゴキブリ入りじゃない!!」
すげぇC「すげぇちょっと、すげぇ信じらんなーい!すげぇあんたいつもこんなのすげぇ食べてたの!」

 

すげぇ長門「え・・すげぇそんな・・・すげぇ違う・・・」

 

すげぇ男A「おいすげぇ長門、すげぇゴキブリってすげぇうめーのかー?」
すげぇ男B「すげぇ今すげぇ目の前ですげぇ食ってみてくれよww」

 

すげぇ一同「ギャハハハハハハハハ!!!」

 


 

教師「ナガモンさん!」

 

クラス生徒「ギャハハハハ!」

 

長門「・・・・・・・」

 

長門「モンモン…モン!」

 

クラス生徒「ギャハハハハ!やっぱり長門さんはおもしれーや!」

 

ガバッ!

 

長門「・・・・・夢か。」

 


 

古泉「長門さん、あなたは悪い子ですね。ずばりおしりペンペンです」
長門「・・・痛い」

 

上は制服で下は何も履いていない長門を脇にかかえ、お尻を叩きはじめる古泉

 

古泉「ほーらペンペンですよ!ペンペンですよ!!」
長門「・・・やめて」

 

珍しいことに、長門の目にはうっすらと涙がにじんでいる

 

古泉「ペンペンー!!ペンペンー!!!!」
長門「・・・もう・・・いや・・・」

 

長門のお尻が真っ赤になっても、文芸部の部室から音がやむことはなかった・・・

 


 

ハルヒ「それよりも返して!私のカーディガン!」

 

キョン「ん?ああ」

 

一つのはハルヒのだとしてもう一つは

 

………!!

 

キョン「おらーーー!!とんでけえぇーーーー!!」

 

長門のだ!!キメェ

 


 

長門「……こんなときどういう顔をすればいいかわからないわ」

 

サントス「サントスサントスすればいいと思うよ」

 

長門「……サントス……サントス」

 

サントス「何言ってんだおめ」

 


 

チャイムが授業の終わりを告げた
それは苦痛の時間への合図
特にこの昼休みは一番長く濃い・・・

 

長門「あ・・・・」

 

かばんの中にあったはずの長門の弁当はいつの間にか消えていた
きっと体育の時間にクラスの者が盗み出したのだろう
いつもなら教室で待ち伏せして何かしら作用してくるが
どうりでやたら廊下で自分を足止めしていたわけだ
パン販売へ行く気にもなれず長門は
読みかけの本を持ち部室へ向かおうと立ち上がった
そのとき突然後ろから自分の目の前に手が伸びてきた
一瞬身構えたがその手にはパン販売のヤキソバパンが握られていた

 

佐藤「これ・・・・」
渡辺「佐藤さんはパン販売すごいんだよぉ~☆
   佐藤さんが一緒だといっぱい買えるんだ~♪」

 


 

 


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