『少女探索』

俺は少女を探していた。
いやあれは魔王かもしれない、鏡かもしれない、もしくはイモリだっかも。
とにかく俺は少女を探していた。


「起きなさい」
夢だった。
ベットにはナメクジが張りついていた。
「おはよう」
おはよう。
起こしに来たのは岡部だ。少女を探さなくては。

通学路を歩いた。
左では銀色の小人が生きたまま谷口を解剖していた。
よく飽きずに毎日やるなと思う。
あ、飛び出た腸がチャックに入ってる。

右では朝比奈さんがメイド服を着ながら、泥の上を転がっていた。
幸せそうな白眼をむいてた。
横には朝比奈さんの脳味噌が堕ちていた。
俺が拾おうとすると朝比奈さんが転がってきて潰してしまった、もったいない。

俺は少女を探していた。
図書館に来た、入り口には長門と朝倉と喜緑が立っていた。
長門は二人に俺の指を差し出した。
二人は夢中で食べた。
俺も食べた。
焼いた車の味がした。

俺は少女を探している。
教室に着いた。
机に持って来たカモノハシの卵を置いた。
産まれそうだ。
中から国木田が出てきた。
俺は命の誕生に感動した。
ベトベトな国木田は俺に古泉をくれた。
「お弁当だよ。」
古泉は「メェー」と鳴いた。

俺は少女を探していた。
文芸部のドアを開け、中に入っていく。
花が咲いていた。
花には顔がついてる。
一人で不機嫌そうに窓を見ていた。
この子憎たらしい顔はあの少女だ。
ついに俺は少女を見つけた。
花が嬉しそうにこちらを向いた。
その顔を見ると俺も嬉しくなって、顔の筋肉が緩む。
「ようハルヒ。」

そう言うと俺は花を踏み潰した。
今日も退屈だ。
俺は少女を探している。



キ「カレーについてで悪いんだが」




長「・・・・・・・・・・・(wktk)」





キ「松屋のカレーって微妙だよな」



ハ「バッカ、あの安さであの量は十分魅力的よ!」

キ「いや、味の話をしてるんだが」

ハ「あんたの舌が貧相なんじゃない?」

ナ「貧相だってばよ!」



古泉「僕もポータブルオーディオを買ったんですよ。SONYの『NW-A3000』です」
長門「…15,498,710……15,498,705……」
古泉「何ですかその数字は?」
長門「発動するまでの時間」
古泉「発動する?何がですか?」
長門「タイマーが」



キョン「なあ長門」
長門「…何?」
キョン「お前インターフェイスってことはOSか何かが乗ってるのか?」
長門「…そう」
キョン「てことは、どのくらいのサイズのOSなんだ?」
長門「OSと呼ばれるもの自体は2進接頭辞で表すと3.5G程度」
キョン「意外と軽いOSだな」
長門「ただし、記憶など、追記情報などを合わせると38Yを超える」
キョン「Yって聞いたことないな」
長門「…そう」
……
キョン「何がやりたいんだか俺」
ハッ! サルベージ



ハルヒ「キョン!」
○○「キョンじゃない!俺は○○だ。」

みくる「キョン君」
○○「ちょ、朝比奈さんまで・・・。俺は○○です。」

古泉「キョンさん」
○○「違う!俺は○○!」

長門「○○」
キョン「違う!俺はキョン・・・・ あ!」

一同「ニヤリ」



『星の金貨』

むかしむかし、あるところに、有希というやさしい女の子がいました。
 お父さんもお母さんも死んでしまって、有希の持っている物は着ている服と、しんせつな人がくれた一切れのパンだけです。
 でも、この子はとてもやさしい子でした。
 たよる人のいない優は、神さまだけをたよりに野原へ出ていきました。すると、まずしい男の人がやってきて言いました。
「おねがいだ。わたしに何か食べるものをおくれ、もう、腹ぺこなんだ」
 食べるものといっても、有希には一切れのパンしかありません。
 このパンをあげてしまったら、有希の食べるものがなくなってしまいます。
 でも、有希は持っていたパンを全部あげて言いました。
「神さまのおめぐみがありますように」
 そして先へ歩いていくと、1人の子どもがやってきて、泣きながら言いました。
「さむい、あたまがさむいよう。ねえ、何かかぶる物をちょうだい」
 そこで有希は、自分のボウシをあげて言いました。
「神さまのお恵みがありますようにー」
 またしばらく行くと、今度は上着がなくてこごえている子どもに会いました。有希は、自分の上着をぬぐと、その子どもにあげて言いました。
「神さまのお恵みがありますようにー」
 また先へ歩いていくと、べつの子がスカートとをほしがるので、スカートをあげて言いました。
「神さまのお恵みがありますように」
 とうとう、有希は森にやってきました。あたりはもう、すっかりと暗くなっています。
 そこへまた1人の子どもがやってきて、下着をほしがりました。下着をあげると、有希ははだかになってしまいます。
 有希はすこしまよいましたが、(暗い夜だから、だれにも見られはしない)
 有希はこう考えて下着をぬぐと、とうとうこれもあげて言いました。
「神さまのお恵みがありますようにー」
 こうして、有希が何一つ身につけずに立っていると、とつぜん空から星が落ちてきました。 そしてその星は、ピカピカ光る金貨になったのです。
 気がつくと、裸だったはずの有希は、いつのまにかりっぱな服を着ていました。
「ああ、神さまありがとう」
 有希は金貨をひろいあつめると、そのお金で、まずしい人たちと幸せにすごしました。
「みんな幸せになーれ」

おしまい



……長門、今回もハルヒの"仕業"か?
「違う」
じゃあなんでだ?ハルヒ以外にこんなことができるやつはいるのか?
「……わからない」
長門でも分からないのか……。
「ごめんなさい。でも……私達が手を下さなくともすぐ直る」
誰が直すんだ?
「たぶん……管理人という人物……」
そうか……まだ見てないSSを見ようと思ったんだがな……。
「私も」

どうやら長門が言うにはすぐに直るらしい。
すぐってのがどれくらいなのか、なんて訊くのはそれこそナンセンスだろう。
なぜならこの待っている時間の間もまた非日常だ。
そして、今しかないそれを満喫しよう、というワケだ。

……な~んてな。
そんな大人な思考が俺に備わっているハズもなく、
俺は保管庫の修復をまだかまだかと待ちわびているのさ。
それまで長門と一緒にプリンスレを覗いたり、
こっそり長門スレに行って萌えてみたり、
誰もいないことを確認してエロパロスレを見ていたり。
でもさっき俺がエロパロスレを見てた時にいつの間にか長門が後ろにいたりして、
冷や汗が滝のように流れ出たな。
俺の言い訳を無視して、「……けだもの」とか言い出したな。
まぁ年齢制限を守らなかった俺が悪いんだがな?
そんなこんなで管理人さん、応援してますよ。



「小学生の、六年生の時。家族みんなで野球を見に行ったのよ球場まで。あたしは野球なんか興味なかったけど。着いて驚いた。見渡す限り人だらけなのよ。野球場の向こうにいる米粒みたいな人間がびっしり蠢いているの。

日本の人間が残らずこの空間に集まっているんじゃないかと思った。でね、親父に聞いてみたのよ。ここにはいったいどれだけ人がいるんだって。満員だから五万人くらいだろうって親父は答えた。試合が終わって役まで行く道にも人が溢れかえっていたわ。

それを見て、あたしは愕然としたの。こんなにいっぱいの人間がいるように見えて、実はこんなの日本全体で言えばほんの一部に過ぎないんだって。家に帰って電卓で計算してみたの。日本の人口が一億数千ってのは社会の時間に習っていたから、

それを五万で割ってみると、たった二千分の一。あたしはまた愕然とした。あたしなんてあの球場にいた人混みの中のたった一人でしかなくて、あれだけたくさんに思えた球場の人たちも実は一つかみでしかないんだってね。

それまであたしは自分がどこか特別な人間のように思ってた。家族といるのも楽しかったし、なにより自分の通う学校の自分のクラスは世界のどこよりも面白い人間が集まっていると思っていたのよ。でも、そうじゃないんだって、その時気付いた。

あたしが世界で一番楽しいと思っているクラスの出来事も、こんなの日本のどこの学校でもありふれたものでしかないんだ。日本全国の全ての人間から見たら普通の出来事でしかない。そう気付いたとき、あたしは急にあたしの周りの世界が色あせたみたいに感じた。

夜、歯を磨いて寝るのも、朝起きて朝ご飯を食べるのも、どこにでもある、みんながみんなやってる普通の日常なんだと思うと、途端に何もかもがつまらなくなった。そして、世の中にこれだけ人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送っている人もいるんだ、

そうに違いないと思ったの。それがあたしじゃないのは何故?小学校を卒業するまで、あたしはずっとそんなことを考えてた。考えていたら思いついたわ。面白い事は待っててもやってこないんだってね。中学に入ったら、あたしは自分を変えてやろうと思った。

待ってるだけの女じゃない事を世界に訴えようと思ったの。実際あたしなりにそうしたつもり。でも、結局は何もなし。そうやって、あたしはいつの間にか高校生になってた。少しは何かが変わるかと思ってた」



「雨だな長門」
「そう」
「朝から気が滅入るな」
「でも、傘だと顔見られなくてすむ」
「そういうもんか」
「そう」



「雨上がったな」
「なにしてんだ、空見上げて、長門」
「え、虹か、無理そうだな」
「そう」
「残念か」
「ちょっと」



長門「飽きた」
古泉「何にですか」
長門「カレーに飽きた」
古泉「そうですか、じゃあこのカレーは」
長門「誰も食べないとは言っていない、その汚い手をカレーから離せ」
古泉「との事ですよ、朝比奈さん」
みくる「ふぇ?わ、わたしですか~!?」



長門「空って広いよね…」
キョン「うん」
長門「でも空の上には更に広い宇宙があるんだよね」
キョン「長門の故郷か…」
長門「うん」
キョン「オチは?」
長門「ない」



長「ばぶ~」

長「ちゃ~ん」

キ(なんだこの展開)

長「ぶ~ は~い」

キ(よし話してみるか)

長「は~い ちゃ~ん」

キ「ばぶは~い?ちゃ~んばぶちゃ~ん? は~いちゃ~んばぶ~?)

長「日本語でおk」





キ「長門ッ 好きだッ!!」
長「え? あっ・・・そこは・・・あぁん・・・やめ・・・」



ハルヒ「トリャーッ」 ドカーン
キョン「おふぅっ、コラハルヒ。女の子がドロップキックなんてするもんじゃありません!」
長門「………」 ヨイショ ヨィショ
キョン「コラッ長門!テーブル上っちゃダメでしょ!」
長門「………てぃ」 ボスッ
キョン「ボディプレスッ!?コラー長門ー?スカートで飛んだり跳ねたりしちゃいけないって言ってるそばからお前はー!」
ハルヒ「コラーッ!!神聖な部室で何してんのよエロキョンー!!有希から離れろー!」 ドカーン
キョン(///)「げふっ!お、女の子が胴回しなんてするんじゃないっ!パンツ丸見えじゃないか!」
長門「あいあんくろー」 グシャー
キョン「いてて…こいつやったなー?お仕置きだー!!」 コチョコチョコチョコチョ
長門「ん……むずかゆさを認識した」
ハルヒ「有希から離れなさーいっ!」 ドカーン
キョン「いたっ!こぉんの、お転婆娘共めーっ!」 コチョコチョコチョコチョコチョコチョ
ハルヒ「うぎゃー!離せー!!」 ギャーギャー 長門「っ!?……心地よさを認識した」
キョン「ハッハッハッ参ったかー!」


みくる「(致命傷のはずなのに………なんで?)」
古泉「(……キョンパパツヨス)」
っていうSS誰か頼む



みくる「カレーって何ですか~?」
長門「カレーとは私」
みくる「はい?」
長門「もしくは私がカレー」

古泉「早い話が、保守ですね」



「ようやく秋だな」
「秋ですね」
「秋?」
「秋といえば!」
「読書ってことか、長門」
「芸術よね、みくるちゃん」
「食欲の秋ともいいますね、涼宮さん」
「えーと、えっと 秋、秋」
「焼き芋」

「それだ!」



俺が長門の部屋に来たのはこれで何回目になるんだろう
まあ今回はトラブルがらみではないのだが
「長門、こっちの部屋、開けていいか」
それは、俺と朝比奈さんが3年間過ごしたというか寝てた部屋だ
「かまわない」
開けるとそこにも長門がいた
「うぉ、どうなっているんだ 長門」
「そっちのは長門B コピー」
部屋の中には、へんちくりんな機械がすえつけてあった
「監視任務に人手が必要な場合に備えて、作成した、コピーは30日で消える」
「消えちまうのか、こいつって 長門Bさん」
「あなただって、爪や髪を切るのにためらいはないはず、同じこと」
「そうなのかしれんが」
「コピーはわたしの一部、消えてもなにも問題はない」
「特殊機能もある」
長門(オリジナル)あーめんどくさい、がいうなり、足元に小さい長門の一群がとおりすぎた
「縮小コピー」
「わかった、もういい、すくなくとも、拡大コピーと両面コピーは見たくない」
「あなたもコピーが欲しい?」
「俺のコピーか・・・・・・」

気がつくと自宅のベッドの中にいた
長門(多分オリジナル)が俺を見下ろしていた

「記憶情報を操作する」
俺は一人ベットから起き上がった
悪い夢をみていたようだ



朝比奈さんの卒業式の日、SOS団とその他のみんなで携帯で写真撮影とかをしていたら長門からメールが届いた。

From:長門
Sub:ほしい
本文:わたしも しやしん

部室を見渡してみるといつもの定位置で本を読んでいる長門の姿。でも、ときおりこちらをチラチラと見ていた。
お前なぁ…こんな日にまで本読んでるんじゃねぇよ
「長門もこっち来て一緒に写真取ろうぜ」
「………」
長門は無言で肯首。こちらに寄ってきた。

その時の写真を待ち受けサイズに設定してやったら
「必要ない」とか言ってたくせに、後日

From:長門
Sub:無題
本文:しやしん まちうけ ほうほう おしうて

とメールが来た。



「絶対領域」
『名詞』
ミニスカートとニーソックスとの間に挟まれた[ふともも]部分のこと。
白く眩しい神の領域とたたえられ、神聖不可侵の聖域とされる。→(関連)ニーソックス、マルチ、まゆら、etc

当然のことながらその存在には[ミニスカート]、[ニーソックス]という二大アイテムが必須で、
かつ、垣間見える白く眩しいふとももが絶妙のバランスで配されねばならない。

[ミニスカートの丈]:[絶対領域]:[ニーソックスの膝上部分] の比率が
一定範囲内にないとその真価を発揮しないため、細心の注意を要する。
4:1:2.5がベストとされ、許容範囲は±25%程度である。

以上の如く困難な諸条件を完璧なまでに極めた時、はじめてそこに「絶対領域」が生まれる。
この「絶対領域」が放つ光がいかに崇高なものかがうかがい知れよう。
最高の美、究極の夢、史上最高の萌え、と様々に形容され、崇拝される所以である。
その視覚効果がもたらす破壊力はすさまじく、ありとあらゆる防御障壁を無効化する。
現実問題として属性保持者には萌える以外の選択肢はありえず、
防御手段を講じること自体、無意味かつ無益である。
抵抗をやめ降伏することこそが、良識ある人としての道だろう。
「絶対領域」こそが人類に残された最後のエデンなのである。故にこれを装備したものは「究極の浪漫」を手に入れたに等しい。
とにかく激萌えであり、反論することは天に弓引く行為と知るべきだろう。
まぁ、そのなんだ……ハルヒ。GJだ!!
「う、うっさいわよバカキョン!///」



長門「今から占いをする。この紙にあなたのプロフィールを書いて」(←ちなみに魔女ルック)
キョン「はぁ…なんで占い?」
長門「いいから書いて」
キョン「わかったよ…」 カキカキ


長門「では始める」
キョン「(なんか緊張してきた…)」
長門「あなたの名前はキョン?」
キョン「違う。それはあだ名だ」
長門「キョンクン………///」 ポッ
キョン「だからそれはあだ名だって」
長門「………」
キョン「…なんだよ?」
長門「あなたは私が好きになーるー、だんだん好きになーるー」 グルグル
キョン「いや、占ってくれよ…」


キョンって言いたかっただけな長門で保守



「有希、お は よ う」
「んー」
「おはよう」
「んー」
「もう、おはようぐらいいいなさいって」
「おはよ」



長門「どしよう、お弁当が二つ」



一方ハルヒは早弁したのにもう腹を空かせていた!
「うぅー、おなか減った。キョンのお弁当でも食べちゃおうかしら」



長門「はい、あーん」
キョン「いだだだだ、そこ口じゃないから!目は口ほどにものを言うって言うけど口じゃないから!」



あーあ、カゼでお休みなんてつまんない。早くキョン達お見舞いにこないかな…

ピンポーン

あっ、さてはキョンね!まったく遅いわよ!ゴホゴホ



キョン「俺のプリン食ったの誰だ?」
ハルヒ「あたしよ。悪い?でも」
キョン「いいや、お前は悪くない。お前の目の前に置いておいて目を離した俺が悪いんだ。」
ハルヒ「でもね・・・」
キョン「朝比奈さん、一緒にプリン買いに行きませんか?」
みくる「あ、行きます~。」

ハルヒ「行っちゃった・・・手作りのプリンあげようと思ったのに・・」
長門「勝手に食べたのがいけない。彼が帰ってきたら素直に謝ればいい。
    手作りのプリンを貰えれば喜ぶはず。」
ハルヒ「そうね。ちょっとトイレ行ってくるわ。」

ガチャ
ハルヒ「あら、キョンにみくるちゃん、戻ってたの?」
みくる「涼宮さんの分も買ってきましたよ~。」
ハルヒ「あ、ありがとう。ところでキョン、冷蔵庫にプリンが入ってるからそっちも食べていいわよ。」


古泉「ああ。それなら僕が頂いてます。おいしいですね。どこのお店のですか?」


翌日、ハルヒの力で古泉一樹という存在は消えていた。



古「では逝きますよ、



ホッシユーレ」
キ「アッー!」



長門「おーともぉないせかぁーいにぃーまー」
キョン(たまには朝比奈さんの着替えを見てみたいな。今日はノックし忘れたことにしよう。)ガチャ
キョン「うぃーっす!ってうぉ!?」

長門「i………(///」
キョン「…いや、歌っていいんだぞ?」
長門「//)今のは腹話術」
キョン「はは、バレバレだ」
長門「//////情報結合の解除を申請する」
キョン「アッー!」



「……長門」

「……なに?」

「……今まで楽しかったか?」

「割と」

「そうか…」

それが俺と長門の最後の会話だった。
瞬きをしたら長門はいなくなっていた。

夜の公園に吹く風が、いやに冷たく感じる。

これで良かったのか?
長門はこんな結末を望んでいたのか?
少なくとも俺は望んでなんかない。

段々と人間らしくなっていく長門。
本当にたまにだけど、笑顔を見せてくれた長門。
キスをすると恥ずかしそうに俯く長門。

俺の好きだった、愛していた長門有希は……もういないんだ。

長門、じゃあな。

───ユサユサ

俺、本当に愛してたんだぜ?

──ユサユサ

今までありがとな。

─チュ

「ん……?」

「…起きた?」

「あれ…、長門?」

「あなたはすごくうなされていた」

「夢……か。長門、起こしてくれてサンキュな」

「別にいい」

「ってもうこんな時間か。悪いな待たせちまって。帰ろうぜ?」

「………私の家に寄っていかない?」

イミフEND



キ「何、読んでんだ?」
『保守』
キ「保守がぁ、すきなんだな。」
ナ「割と」



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