古泉「いや~、ですがさすが涼宮さんと言ったところでしょうか」
キョン「何がだよ?」
古泉「冷静に考えてみてください。
ツンデレ万能美少女
天然ドジッ娘(巨乳)
無口貧乳美少女(眼鏡)
爽やか方言美少女(おでこ)
これだこの人材を一つところに集めるなんてたいしたものですよ?
おまけに全員あなたに好意を抱いている(もちろん僕も…)
さすがとしかいいようがありません。
いや、本当に羨ましい」

 

キョン「(どのルートを選んでもBADEND直行な気がする…新世界創造とか世界改変とか)」

 

 


 

 

以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/30(水) 01:48:00.77 ID:B0NDTHexO

 

 

 

ハルヒ「何よこのID!中途半端なのよッ!ボンドザエックスオーかと思ったのにー!!orz」

 

 

 

キョン「……」

 

 


 

 

長門「ランララウ~ラララ今日もいっぱいお喋りしたな♪
アイララウ~ラララ明日もキョンに会えたら嬉しい~な~♪」
長門「夕方近くお日様低く 今日はなになになにしてた~ってまぁ まいっか そっか 宇宙効果~♪」
長門「でもまだまだまだ足りないよ 有希ちゃんパンチお見舞いしますッ どう? かなり効いたでしょ? 叫びなさ~い 有希ちゃんラ~ヴ♪」
長門「KYON!KYON!KYONKYONKYON!! YUKI!YUKI!YUKIYUKIYUK!!」
長門「ランララウラララ明日m」
トントン
長門「!」 バタバタガタン
ガチャ
キョン「うぃーすっ、長門だけか…なんか暴れてなかった?」
長門「ない」 ハァハァ
キョン「そうか」

 

 

 

キョン「アンコール、アンコール」
長門「!?」

 

 

 


 

 

ハルヒ「ねえキョン?なんでキョンの妹ちゃんはキョンのことお兄ちゃんて呼ばないの?」

 

 

キョン「呼ばないんじゃなくて呼ばせないんだよ」

 

 

ハルヒ「なんで?」

 

 

キョン「いや、恥ずかしい話しなんだけどさ…
“お兄ちゃん”じゃなくて“キョン”って呼ばせてればいつか俺のことを兄貴じゃなくて一人の男として見てくれるかなって…へへ」

 

 

ハルヒ「そうなんだ…これは家族会議が必要みたいね」

 

 


 

 

ハルヒ「(誰もいない…)」

 

 

ハルヒ「……………エ」

 

 

ハルヒ「SOS!SOS!ほらほらみんな~♪今日もまた誰かっ~♪乙女のピンt」(←振り付き)

 

 

長門「………」

 

 

ハルヒ「い、いつからいたの?」

 

 

長門「………」 トコトコトコ ガチャ パタン

 

 

ハルヒ「ちょ、ちょっと何か言いなさいよ!///」 カァーッ

 

 


 

 

『異世界からの帰還』

 

 

「有希ちゃん、有希ちゃん。朝だよ、起きる時間だよ。おきて、ゆきちゃん」

 

 

擦れた女性の声に自身の名前呼ばれ、のろのろと身を起こした。
目を開けるとカーテンの隙間からは淡い光が差し込んで私の横顔を照らしていた。
窓と反対側に首を回すと、皺が深く、多く、刻み込まれた女性が私を覗き込んでいた。
誰だろう、この女性は。それにどうして私の名前を知っているのだろう。データベースの検索をしても名前が浮かび上がらない。
情報統合思念体とのアクセスも切断されている。私は、未知の人物に対する恐怖に身体を震えさせた。
私は女性から少しでも離れようと、後ずさる。しかしずぐにカーテンごしの窓に背中があたってそれ以上は下がれない。
女性はそんな私を哀れに思っているのか、皺にまみれた顔を悲しそうに歪ませる。

 

 

「……誰?あなたは、誰?」

 

 

私は女性に問いかけた。少なくとも、敵意のようなものは感じなかったからだ。
女性はまた、悲しそうな顔をますます歪ませ、目に涙を滲ませた。
そして、押し殺した声をあげ、私の身体を抱きしめて。「ごめんね、ごめんね」と叫んだ。
私は女性の身体を振り解こうとしたが、なぜか身体に力が入らないのと、女性の力が強いのとでそれは適わなかった。

 

 

「誰?誰?ここはどこ」

 

 

抱きしめられたまま、何度も私は問いかけた。しかし女性は聞こえて居ないのか、ただ「有希ちゃん、ごめんね。私のせいだよね」と呟くばかり。
本当に、ここはどこなのだろう。背中に腕を回されたまま私は部屋を見回す。
少なくとも、私の部屋ではなかった。まるでそこは病院の様……いや、病院そのもだった。
部屋の隅には白衣を着た男性と看護師と見られる女性、そしてどこか見覚えのある顔の男性が居た堪れないような顔で立っていた。
ここは病院。だとするとなぜ私は病院にいるのか。インターフェースは自己修復機能が備わっているからよっぽどの事が無い限り病院に用は無いはず。
もしかするなら、涼宮ハルヒが世界の改変を行ったのかもしれない。己の都合の言い様に私を病院に送り込んだのだろうか。
……そういえば、未だに私に纏わり付いている女性は何処と無く涼宮ハルヒの面影がある気がする。あっ、部屋の隅の男性は、彼に――――

 

 

思い出した。そう、この女性は涼宮ハルヒ、男性は彼。
そして私は、その娘。有希。
fin

 

 


 

 

「ちょっとキョン。大食い競争するわよ!いい、もう蕎麦は用意してあるからさっさとそこに座りなさい。」
「では始めますよ。用意はいいですか?始め!」

 

 

俺はもくもくと蕎麦を食べ始めた。はじめは楽だったが3枚目あたりからキツくなってきた。

 

 

「お二人とも。時間ですよ。」

 

 

ハルヒよりすこし多いぐらいだろうか。これは勝っただろうな。

 

 

「じゃあ、数えるわよ。1枚、2枚、3枚、4枚、古泉君今何時かしら?」
「えーと5時です。」
「ありがとう。えーと6枚、7枚。全部で7枚よ。キョン、そっちは何枚なの?」

 

 

ざっと6枚だ。俺の負けだな。

 

 

「じゃあキョン、蕎麦代はよろしくね~」

 

 

結局俺が払うはめになるのか。まあ仕方がない。

 

 

 

終わり

 

 

 


 

 

『長門有希の漢気』

 

 

ハルヒ「普段みんなが部室で何をしているか調べるわよっ!」
みくる「ふぇ~涼宮さ~ん、他に隠れる所なかったんですか~?」
長門「狭い」
ハルヒ「うるさいわねっ!文句言わないのっ!」
長門「静かに。来た」

 

 

ガチャ
キョン「あれ?なんだまだ誰も来てないのか」
………
キョン「早く来すぎたかな………(いけるか?)」 ゴソゴソ
みくる『あ、あああのなんだかキョンくん自慰行為に耽っておられるようですが!?』
ハルヒ『お、おおおおち落ち着いてみくるちゃん、言葉遣い変よ!?』
長門『このままだと彼は99.999574862%の確率で朝比奈みくるのメイド服に射精する』
みくる『しょ、しょんな!!ちょっと涼宮さんなんとかしてくださいよ~!』
ハルヒ『う、うるさいわねっ!自分の物くらい自分で守りなさいよ!!』
みくる『ふぇ~ん!』
長門『………ちっ、腰抜が…私が行く』
ハルヒ『えっ、ちょっ、有希!?』
ガチャ
キョン「みくるっ、みくる~!って長門!?いつからそこに!?それに今チラッと見えたのは朝比奈さんにハルヒ!?」
長門「これを…」 スルスルスル
有希はそういうと自分の履いていたパンツをキョンに渡して私達のところに帰ってきた。
パタン
長門『無事帰還』
ハルヒ『ゆ、有希、今のって…その///』
長門『問題ない。多少イカ臭くなっても私は気にしない。逆に泊がつくってもんよ』
この時私は「すっげぇたくましいなこいつ」と思った。

 

 

終り

 

 


 

 

『野菜症候群』

 

 

~三年前の七夕にて~
みくる「TPDDをなくしちゃいましたぁ~」
長門「状況は把握した。隣の和室を貸す。貴方達はそこで寝てればいい。あとは私がなんとかする」
いつも悪いな長門。
長門「いい。………私は耳を塞いでいるしこのことは誰にも言わない。夜中に変な声や音がしても気にしない…でも、出来ればあまり激しくしないで欲しい」
いやいやいや、なんか勘違いしてないか長門よ?俺達は全然そんなん気は…ねぇ?朝比奈さん。
みくる「……あの、良かったら長門さんも一緒に…」
やる気まんまんだよこの人!!
長門「……いいの?」
ブルータスお前もか!?
しかし考えようによっちゃこれはチャンスだ。谷口的美的ランキングAマイナーの長門と学園のアイドル朝比奈さんと一夜を……
初めてが3p…よ~しっ!お兄さん頑張っちゃうぞうwwwwwwww

 

 

 

 

尻論から言うと何故か俺の尻の穴に深刻なダメージを負った。

 

 

 

 

キョン「に、にんじんが…」

 

 


 

 

『長門有希のズバッと言うわよ!』

 

 

~文化祭にて~
みくる「長門さん私も占ってくださ~い」
長門「了解した」
長門「むむむ………見えた」
みくる「ゴクリ」
長門「あなたはその狙い過ぎたキャラ立ちのせいで作者に使いづらいと判断され干される。それはSSと呼ばれる二次創作世界でも同様。
特に12月18日を堺に萌えキャラの地位を完全に私に奪われ半ばいらない子としてオチ要員やネタ切れ時のページ数稼ぎに使われる……いらない子」
みくる「い、いらない子ですか…」
長門「ごめんなさい…」
みくる「あの、それって回避する方法は」
長門「ない」
長門「これは既定事項」
みくる「………orz」
長門「ごめんなさい…」
みくる「いえ、長門さんのせいじゃないですよ」

 

 

終り

 

 


 

 

ハ「駄目っイクっ・・・あぁ・・・」
キ「お前が・・・悪いんだからな・・・ハァハァ俺をこんな気持ちにさせたんだからな」
ハ「やぁ・・・あぁ・・・駄目・・・駄目~」

 

 

古「何してらっしゃるんですか?」
キ「明日こいつが駅前のデザート屋に寄りたいって で俺のおごりらしい 今月やべぇんだよ」
ハ「いいじゃない・・・ちょっとぐらい・・・」

 

 


 

 

キ「みんな~野球やるわよ~」
古「またか・・・」
ハ「またあれやるんですか・・・辛いです・・・」
古「朝比奈さん俺がいるから大丈夫です」
有「おもしろそうですね 僕の肩もうずいてます」

 

 

み「・・・」

 

 


 

 

「なぁ長門、お前も夢って見るのか?」
「・・・なに?とつぜん。」
「いや、ちょっと気になってな。」

 

 

「・・・・・・」
「これもまた唐突なんだがな、
この世界や、ハルヒや古泉達、そしてお前の存在すらも
実は誰かの夢ってことはないか。」
「・・・・・・」
「実はこれは全部俺の夢で、本当はどこか違う世界に本当の俺が居る。
この現実はその俺が見ている夢じゃない、といいきれるか?」

 

 

「どっちが夢か、あなたには分かるの?
もしその夢からあなたが目覚めたとしても、あなたの目覚めたところが現実なのか
さっきまで見ていたものが夢なのかあなたには分かるの?」
「・・・わからないな。たぶん。」
「それに夢だけとは限らない、実はこの世界は何者かによって作られた仮想現実。
あなたも私もただのAIなのかもしれない。
それとも、本当のプレイヤーが別の世界にいるのかもしれない。
人はこの世界を三次元と定義しているが、それは人の勝手な定義であって実は二次元なのかもしれない。
この世界が0と1で作られている可能性だって否定できない。」
「・・・・・・」

 

 

「重要なのは何故生きるのかではなく、どのようにして生きるのか。」
「ニーチェか。」
「・・・はくしき。」
「そりゃどうも。」
ガッ!バタン!!「おっまたせー!!ってあれ?キョンと有希2人で何話してたの?」

 

 

「なんでもない、とりとめのない話さ。」  「・・・コクリ」

 

 


 

 

キョン「お、誰のリア〇ゴールドだ?これ。まいいや、もーらい」
ゴクッ
古泉「おや、それは僕の検尿用のコップなのですが……」
キョン「……」
古泉「……」

 

 

キョン「いや、でもこれ結構イケるぞ」

 

 

ハ・み・長「!!!?」

 

 


 

 

長門「情報連結解除開始」

 

 

キョン「ちょっやめっ……アッーーー!!」
パシューン

 

 

長門「ふう……」

 

 

長門「……パーソナルネーム、長門有希の情報連結解除開始」
キラキラ…

 

 

長門「ふふっ……これでずっと……一緒に……」
パシューン

 

 

 

BAD END

 

 

 


 

 

キ「ふあああああああ・・・」
ハ「何よあくびって 気が抜けてんじゃないの?」
キ「そ・・・う・・だ・・・な・・・」 どさっ
ハ「ちょっとぉ 人の足の上で寝ないでよ」
み「気持ちよさそうに寝てますね」
有「そっとしておいたほうがよい(私のキョン・・・)」
古「どんな夢観てんでしょうね(うぅっ僕のキョンたん・・・)」
ハ「ほんとにもうっかわいいんだから・・・寝顔だけね」

 

 

有・古(・・・敵!?目の前にいるのは倒すべき敵!?)

 

 

有「そろそろハルヒの部活に巻き込まれるのはやめる」
ハ「え?有希何言って・・・」
古「あなたの我侭な行動に付き合うのにはもう飽きました」
ハ「え・・・二人とも・・・」
有「SOS団をやめる」
古「SOS団をやめます」

 

 

 

 

 

 

 

有(迂闊だった・・・キョンと合えなくなる・・・orz)
古(迂闊でした・・・キョンたんと合えなくなっちゃった・・・orz)

 

 

 

 

 

 

 


 

 

長門「………(おかしい)」

 

 

長門「………(何故?)

 

 

ガチャ
キョン「はよー、ハルヒの奴は用事あるから遅れるってさ」

 

 

古泉「おはようございます。今日はチェスなんてどうですか?」

 

 

キョン「ん?あ、ああ。ところでなんで長門は傘持ってるんだ?こんなに晴れてるのに」

 

 

古泉「さあ?」

 

 

長門「………センが」

 

 

キョン「ん?なんか言ったか長門?」

 

 

長門「今朝シャミセンが顔を洗ってたから…」

 

 

キョン「そ、そうか(なんで知ってるんだよそんなこと!?)」

 

 

キョン「えーと、猫が顔を洗うと雨が降るというのは…」

 

 

古泉「残念ながらガセビアです」

 

 

長門「!?」

 

 

キョン「日常生活でもしこのガセビアを使うと…」

 

 

長門「嘘つき」 パチーン

 

 

古泉「ぶべらっ!?」 グチャー

 

 

キョン「と、なるので気をつけてくださいねー」

 

 

長門「気をつけて」

 

 

古泉だった物「………」ピクピク(←なんか痙攣してる)

 

 


 

 

キョン「ただの人間には興味ありません。
    この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいれば
    俺の所に来なさい。以上!」
ハルヒ「きめぇwwwwwww」

 

 


 

 

古泉「いやいや、しかしこの学校の設備には不満を感じずにはいられませんね」

 

 

キョン「たしかにクーラーくらい欲しいところだが、県立だしなぁ…」

 

 

古泉「何故ニケの彫像が上半身しかないのか?遺憾の念を抱かずにはいられません」

 

 

キョン「まあ、そんなことだろうと思ったけどね」

 

 


 

 

キョン「なあ、バイオハザードアウトブレイク激ムズなんだけど…」
ハルヒ「はあ?知らないわよそんなの!!」
キョン「キョンまあ聞け。俺は1・2・3とクリアしてきたんだが、もちろんEAZYモードでな?HARDなんてとんでもない!
…話しがそれたな。つまり俺の知る限りバイオはR1押せば自動でロックしてくれたのにアウトブレイクはロックしてくれねぇんだよ!
オマケにウィルス感染率やらアイテム欄少ないやらで終始テンパりぱっなしでたな…
操作に手間取って怖いとかそういうことを考える暇がないんだよ。どう思う?」
ハルヒ「向いてないんじゃない?」
キョン「かなぁ?」
ハルヒ「おとなしくボーバーマンでもしてたら?」
キョン「………orz」

 

 


 

 

日曜日、今は長門と2人で探索中。
ユ「まずいっ」
急に長門が立ち止まった。なんかまたやばいことになったんじゃないだろうな。
キ「どうした突然、なんかあったのか!」
ユ「・・・イレギュラーによって私の予測が外れた。」
キ「原因はなんだ?それで何が起こるんだ?」
ユ「イレギュラー因子は4453。来月の支給日まで強制ダイエット。」

 

 


 

 

『オタク』

 

 

古泉「僕思ったんですけど、インパルスガンダムって二機作れますよねw
   アニメの34話、インパルスがフリーダムを討つ回でインパルスのボディが
   二つ出てきたじゃないですか。」

 

 

キョン「インパルスはな、コアスプレンダーのコストが非常に高いという設定らしいぞ。
   だからインパルスは一機作るのがやっとだったそうだ。」

 

 

古泉「成る程。コアスプレンダーにインパルスの全てが詰まってるというわけですね。」

 

 

 

SOS団の部活中でゲームしながらのキョンと古泉の会話。

 

 

 


 

 

ハルヒ「普通のオタクには興味ありません!この中にロリオタ、ヒキオタ、前科持ちオタク、大失敗オタ、スペースオタク、
伝説のオタク、隠れオタ、日本一オタク、武神オタ、クズオタ、すごいオタク、反重力オタク、
銀河オタク、駆け出しオタク、日曜オタク、エコロジーオタク、超魔王オタクがいたら私のとこまで来なさい!以上!」

 

 

キョン「(隠れオタに反応したやつは17人か…)」

 

 


 

 

キョン「…死んでる」
ハルヒ「古泉君…どうして…」

 

 

SOS団の部室に来た俺とハルヒが見たものは古泉の死体だった。
古泉の死体は裸にされており、その身体には文字が刻まれていた。

 

 

『支援』

 

 

とだけ。

 

 


 

 

今日は長門の終了合図の音がなり、俺はハルヒに呼び止められた。「ちょっとキョン、これ、どうにかしなさいよ。」
ハルヒはPC画面と睨め合いをしていた。まったく、またなんかおっぱじめる気か?
「これよこれ。」
そう言って椅子を俺に譲り、画面を指差す。
腰を落とし、ハルヒが指差す画面を見る。
それは、別に異常もなく、というか通常起動されていて、何もされていない状態だった。
どこがおかしいんだ。
「バカキョン、ここよ」
そうハルヒは耳元で囁いた。声が色っぽい。
ちゅっ

 

 

俺のほうに、柔らかい何かがあたった。少し湿っぽい。

 

 

ハルヒは俺にキスをしてきた。
え?
俺の体内時計、いや、全世界が止まった――気がした。

 

 

「ふふーん、支援だから。」

 

 


 

 

「時間…それは例えばパラパラ漫画の様なものです」

 

 

「え?」
いきなり現れたかと思えば何を言い出すんですか朝比奈さん…

 

 

「正規の部分以外に描かれた余計な絵―――それがこの時間における朝比奈みくるなんです。
分かってもらえました?」

 

 

そう言うと朝比奈さんは満面の笑みを俺に浮かべた
この笑顔を見たら世界三大美女も裸足で逃げ出すね

 

 

っと…見とれている場合じゃないな
今の話はイマイチ理解出来ないが何か返答をしなくては…
「はは…今の俺は大抵の事は信じられますんで」
ここで話の腰を折っても仕方ないだろ?

 

 

「…ありがとう、では」

 

 

そう言うと朝比奈さんはゆっくりと俺を指差し―――

 

 

「“保守”」

 

 

はい?

 

 

「もし『過疎』に陥った時…この言葉を思い出してください」

 

 


 

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最終更新:2020年03月15日 03:17