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さて、困ったことになった。いや、妙なことと言った方が的確かもしれないな。
どこから話せばうまく伝わるだろうか。そうだな、とりあえず俺のことを簡単に説明しておこう。
 
俺は現在大学に通っている。二年生だ。
高校卒業後、一人暮らしも始めた。アパートの家賃や食費・光熱費等は自力で捻出している。
で、SOS団だが………今はとりあえず置いておこう。今重要なのはそれではないんだ。
一応、現在も嫌というほど元気に活動中であり、俺の財布に強制ダイエットを施している、ということをここに報告しておこう。
 
では、事の成り行きを順に追っていくことにしよう。
 
 
日もすっかり沈んだ頃、大学近くのコンビニでのバイトを終えた俺は12月終盤の冷え切った風を一身に浴びて暖かい我が家へ向かっていた。
「あれ?キョンくんじゃないかっ。今日も元気にやってるかいっ?」
背後からやけに元気な声が聞こえてきた。こんなクソ寒い日にこんなに元気なのはハルヒとあともう一人くらいしかいない。
「あ、鶴屋さん。それなりに元気です。鶴屋さんはこんな時間にどうしたんです?バイトとかはしてないですよね」
「いやぁ、ちょろっと友達のとこに遊びに行っててさっ」
「そうですか。最近本当に冷え込んできましたね」
「私冷え性だからさ、手がめがっさ冷たくなって大変だよ。あっ、そうだ。昨日おでん作りすぎちゃったから、後でキョンくんとこに持ってくよ!」
「ありがとうございます。本当、いつもすいません」
「いいってことさっ!」
 
現在鶴屋さんは俺と同じアパートの俺の隣の部屋に住んでいる。
このことは俺が引っ越してから知ったことで、極めて偶然的に起こったことだ。
緊張の面持ちでお隣に挨拶に行き、そのお隣さんが鶴屋さんだと知ったときの俺の顔はチャップリンも大爆笑の間抜けさだっただろう。
事実、鶴屋さんはこれでもかと笑い転げていた。
 
何故大金持ちであるはずの鶴屋さんがこんなぼろアパートに住んでいるのかはいまだに謎だが、まあ鶴屋さんのことだ。きっと気紛れだろう。
俺としては頼りになる先輩が近くにいるのは大変心強いことで、鶴屋さんがお隣であることの理由など些細な問題にすぎないのだ。
 
とまあそんな感じでなんでもないことを話しながら歩いていると俺と鶴屋さんの住むアパートが見えてきた。
アパートは2階建てで、各階に3部屋ずつ部屋があり俺が住むのは203号室。鶴屋さんは202号室だ。
 
鶴屋さんの大学の食堂の定食の納豆がいかに臭いかを聞きながらアパートの階段を上がっていくと俺の部屋の前に1人の少女が立っているのが見えた。
ブラウンの髪をサイドテールに結わえ、ダッフルコートに白いマフラーで寒さを防いでいるその少女は中学生くらいだろうか?
少女も俺に気づいたようだった。
こちらを向いた少女は朝比奈さんのソレには劣るものの無邪気な天使のような、しかし俺にとっては見慣れてしまった笑顔で「キョン君!!」と手を振ってきた。
 
そこには、中学3年生になった妹がいた。
数分後、俺の部屋にはコタツに置かれた鶴屋さん特製おでんを囲んで俺と鶴屋さん、そして妹が座っていた。
「3人でおでんを食べるっさ!」という鶴屋さんの提案でこうなった訳で、何年か前に長門の部屋でメンバーは違えど、
こうやっておでんを食った気もするが問題はそこではない。なぜ妹がここにいるかだ。
 
「さあ、どういうことか説明してもらおうか」
「説明?何の??」
「どうしてお前が、実家から遠く離れたここにいるかのだ。お前まだ学校も冬休みになってないだろう」
「え?お母さんから聞いてないの?」
聞いていない。俺は妹がここに来ることなど一切知らなかった。
「お父さんが会社の忘年会のくじ引きでハワイ旅行を当てて、今日の朝出発したの」
 
妹の説明を要約すると、くじ引きで当てたハワイ旅行は5日間程度の日程のものだったが、
両親はせっかくだからと有給を取り、さらに自費でハワイに滞在する日程を延ばしたとのことだった。
なんと年明け一週間くらいはハワイで過ごすらしい。そんなに我が家は裕福ではないはずだが?
「ほら、秋にお父さん宝くじ当てたじゃない。そのお金で行ったんだよ」
確かにそんなこともあった気がする。結構な額が当たったとは言っていたが本当に結構な額だったらしい。というか、今年1年で運を使いすぎじゃないか?
 
「で、それがどうしたってんだ」
言いながら俺は大根を一口大に箸で切り、口の中に放り込んだ。大根の繊維に染み込んだダシが口内を駆け巡る。ハンパナイ美味さだ
「だから、私しばらくここで暮らすから」
鶴屋さん特製おでんのあまりのクオリティの高さに感激していた俺は妹の言葉を理解するのに必要以上の時間を要してしまった。
「……今なんて言った?」
「だから、私しばらくここで暮らすから」
先程と全く同じこと言葉が返ってきた。
「よろしくね」
そんな満面の笑みで言うな。
 
俺のお粗末様な脳ミソは予期せぬ事態に困惑し、オーバーヒートを起こしそうな勢いだ。鶴屋さんはさっきからずっとニヤニヤ笑っている。
ゆっくり考えよう。とりあえず妹がここに居候することは認めなければなるまい。なんせ両親はいないというのは絶対的な規定事項なのだ。
ここで息子に大リーガー養成ギプスを装着させる某熱血親父の如く卓袱台をひっくり返して「帰れ!!」などと叫び妹を一人にさせるほど俺は残酷な兄ではない。
絶品おでんももったいないし、掃除が大変だしな。
 
湯呑みに注がれた茶を一口飲んで俺は口を開いた。まだ聞かなければいけないことはある。
「わかった。居候の件は認めよう。だが、学校はどうする気だ」
「電車で通うつもり。授業あるのはあと3・4日だし、学校から駅5個分しか離れてないから大丈夫だよ」
「シャミセンは?ここはペット禁止だぞ」
「ああ、あの猫ちゃんならうちで預かってるにょろよ」
鶴屋さんからまさかのセリフが飛び出した!
「昨日うちの母さんから連絡があってねっ。ずっとゴロゴロしてるってさっ」
「じゃあ鶴屋さんは今日ここに妹が来ることを知ってたんですか?」
「そういうことになるねっ」
さっきからのニヤニヤの正体はこれか。まったく鶴屋さんもさっき会った時にでも言ってくれればよかったのに。
ていうか鶴屋さんには連絡がまわって俺には来ていないとはどういうことだ。いじけるぞ、この野郎…………。
 
「というわけで不束者の私ですがしばらくお世話になります」
そう言って妹はわざわざ3つ指3本立ててお辞儀をしてきた。一体どこでそんなの習ったんだ。
「私にも出来ることがあればめがっさ協力するにょろよ」
「お願いします」
妹は俺の時同様にお辞儀をして、顔を上げてから鶴屋さんと笑いあっていた。
 
とまあ冒頭の困ったことというのはこのことな訳だが、これからどうなることか、先が思いやられるぜ。
だから景気づけって訳じゃないが、久々にこの言葉を言っておこうと思う。
 
やれやれ………………。
次の日の朝、俺を安らかな夢の世界から世知辛い現実世界に引きずりだしたのは、それこそ数年ぶりになるアレだった。
「うぐぅっ……」
妹のジャンピングボディプレスだ。中3の妹の体は標準的な体系よりむしろ細いとは言え、
俺を最悪の目覚めに誘うには十分な質量を誇っており、俺は過去最大級の不快な目覚めを体験することになった。
 
中学に上がってから妹は何を勘違いしたのか空手部なんぞに入部し、挙句の果てには近所の社会人柔道クラブにまで参加し始め、立派な武道家へと進化を遂げた。
しかも空手では全国大会出場を果たし、柔道に関しても社会人も参加する大会で上位に食い込むほどの実力を誇っている。
俺には妹がどこに向かおうとしているのかさっぱりわからない。
そんな訳で、いつまでも布団の中で愚図っていると巴投げの1つや2つ頂戴しそうなのでさっさと起き上がることにする。
 
「おはよう、キョンくん」
そう言って俺に向けられたその笑顔は、真冬でありながらまるで向日葵のように輝いていた。
言っておくが妹は美人だ。まだまだ幼さはあるがここ最近で一気に大人の雰囲気を纏い始めた。身長も伸びて、出るところも出て…………。
ちなみに言っておくが俺には妹属性は無いからな。ただ本当に美人なんだ。ポスト朝比奈さん最有力候補と言っても過言ではない。
 
「……今何時だ?」
「もうすぐ6時」
早い。いくらなんでも早い。今日俺は講義も無いんだぞ。
「ダメだよ。ちゃんと早寝早起きしなきゃ」
全くごもっともな意見だがもう少し遅くたっていいじゃないか。妹には近い内に惰眠を貪る素晴らしさを教えてやらにゃならんな。
 
かなり早い朝食――なんと妹が作ったものだ――を食べ、「自習するから」と早々に家を飛び出した妹を見送ったのは6時と7時の中間地点だった。
まだ学校は2日ほど残っているらしいから少なくとも残り二日間は俺の朝は最悪なものになりそうだ。忌々しい。
 
ちなみに、先程自習をするからと家を出た妹は俺に似ず成績優秀だ。志望高校があの光陽院学院というから嘘ではないだろう。
まったくもって人間というのは不思議なものだ。同じような遺伝子を持って生まれ、同様の生活環境で育ったはずなのに兄妹でここまでスペックに差があるんだからな。
 
まあいい。邪魔者もいなくなったことだし、惰眠を貪るとしよう。
と思って布団にもぐりこんだまさにその瞬間、携帯電話が着信を知らせるメロディーを奏でた。
「もしもし」
「あ、キョンくん?言い忘れてたことがあるんだけど」
「なんだ」
「棚の上に封筒があるでしょ?」
確認してみると確かに見知らぬ茶封筒があった。
「あるにはあるがどうしたんだ?」
「その中にね、お母さんとお父さんから預かったお金があるの。私の食費とかと、今年のお年玉のつもりで貰っときなさい、って。
 それキョンくんの自由にしていいから。あ、でも私の分のお年玉もそこから出ることになってるからちゃんと残しといてね。じゃっ!」
「待て、そういう大事なことはちゃんとしとかないとダメだろ。忘れたりするなよ」
「てへっ」
『て』と『へ』の間に小さな『ぃ』を加えるとさらに近いニュアンスになるから試してみてくれ。
 
電話を終え、とりあえず封筒には妹のここでの生活費と俺と妹のお年玉が入っているとのことなので確認してみる。
まず手に取ったときその意外な厚みに驚き、次にその中身に驚愕した。
封筒の中には福沢諭吉殿が20人以上鎮座ましましていた。親父、あんた一体宝くじでいくら当てたんだ。
もう、惰眠を貪る気には全くなれなかった。
それからは、家にバイトから帰ると妹が「鶴屋さんに借りたの!」とあの焼きそば喫茶のメイド服で家事をしていたり
(それがまたアホみたいに似合っていた。ていうか鶴屋さん、あなたこっちにメイド服持ってきてたんですか)、
突然妹が深夜まで帰ってこないので探すために深い夜の帳の中を俺のチャリで走り出したり
(単に鶴屋さんの部屋で勉強を教えてもらっていただけだった。携帯の電源くらい入れとけ)、
妹が居候していることを知った谷口が、アパートまでおしかけ俺に門前払いされたり(説明の必要無し)、
とそれなりにエキセントリックな生活を送ったのだが、今回そこは割愛させていただきたい。
 
で、これからお話するのは鶴屋家所有の別荘にて行われた「SOS団クリスマス大かくれんぼ大会」を無事ではなく終えて帰宅した12月26日からのことだ。
 
かくれんぼ大会には妹も参加し、騒動の中で色々と活躍したりもしたのだが、まあその話は今はアンドロメダ銀河あたりに置き捨てておこう。
とにかく俺と妹、鶴屋さんはあのぼろアパートに帰ってきた。
 
「じゃあねっ、キョンくんと妹くん!今日はゆっくり休むにょろよっ!!」
よくあんなことに巻き込まれて元気でいられるな。まあ、鶴屋さんも妹もその時のことは一切覚えていないから当然と言えば当然か。
「キョンくん、今日は何食べる?」
帰って早々晩飯の心配ですか、妹よ。お前の食べたいものにすればいい。
「わかった!」
 
部屋に戻ると早速妹は冷蔵庫の中を物色し晩飯作りを開始した。
鼻歌なんぞ歌いながら妹が完成させたのはオムハヤシという冷蔵庫の残り物から作られるにしては少々レベルの高いものだった。つくづく、こいつの料理の腕には関心してしまう。
ていうかどんどん妹が万能人になってやしないか?昔は某エスパー芸人の如く鞄に潜りこんだりしていたのに。
「ん、うまい」
「本当に?良かったぁ」
確かにオムハヤシは俺の頬を床すれすれまで降下させるに値する美味さだったし、そんな屈託の無い笑顔を見せられちゃあ例え残飯を出されたって不味いとは言えない。
 
「キョンくん……」
しばらくオムハヤシの美味さと妹の素晴らしい成長への感動を噛み締めていると妹がそうつぶやいた。危うく聞き逃すほどの小さな声だった。
「何だ?」
「あのさ、明日って特に何にも予定ないよね?」
明後日からはハルヒの命によりまたまた鶴屋さんとこの別荘で年越し合宿が行われることになっていて、明日は今年最後の休日となっていた。要するに明日は暇ってこった。
「あのさ、良ければ私と出かけてくれないかな……?」
相手の予定を慮り、申し訳なさ気に尋ねてくるこのしおらしさをハルヒにもぜひ見習ってほしいものだ。到底無理な願いだろうが。
 
「別にいいぞ」
「本当に!?」
そしてあの向日葵スマイルを見せてくれる。
「いいんだが1つ約束してくれ」
「俺を起こす時は俺の上で飛び跳ねんでくれ。俺はトランポリンじゃないからな」
「わかった!」
さっきの3倍は大きな向日葵スマイル。こりゃたまらんね。
翌日、俺は快適な目覚めの後、妹の作った味噌汁等で空っぽの腹を満たし、あの封筒から諭吉殿数人を空っぽの財布に補充して妹との突然のデートに出かけた。
ちなみにここでのデートとは表現の一つであって、けして妹にそんな感情は抱いていないということをここに宣言しておきたいと思う。
 
まず映画館で妹の選んだハリウッド発感動スペクタクル超大作なんぞを見て不覚にも泣いたりなんかした後、これまた妹の希望で遊園地に向かった。
年末ということもあって園内はなかなかの盛況ぶりだ。
「さて、何に乗るんだ?」
「ん~~じゃあ、あれっ!!」
と選んだジェットコースターを皮切りに、園内のすべての乗り物に乗るんではないかという勢いで妹は遊園地をエンジョイしまくり、俺はクタクタになりまくりだ。
 
日も傾きだした頃、ようやく妹は俺を絶叫マシーン地獄から解放してくれ、しばらく街中をぶらぶらしてから、“あの”公園に辿り着き、“あの”ベンチに座った。
偶然このベンチが空いていただけなんだが、いやはや、このベンチには因縁めいたものすら感じるね。
「何か飲み物買ってくる。何がいい?」
「お茶。あったかいのね」
『私コーラ!』じゃないのか。やっぱり成長したんだな。
 
自販機からお茶と缶コーヒーを持って戻ると妹は所在無さ気にうつむき、指と指を絡ませたりしていた。
夕日に照らされたその光景はなんともノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、妹の所作は朝比奈さんのそれに非常に近い何かを感じさせた。
「そう言えばお前、彼氏とかいないのか?」
お茶を妹に渡しながらなんとなく聞いてみた。
 
「え?…………彼氏とかはいないけど、気になる人なら……いる……かな?」
自分のことなのに疑問符がついてるぞ。
 
「だって、これが好きってことなのかよく分かんないんだもん」
なんとまあ、随分とウブではないか。
 
「どんな奴なんだ、その気になるかも知れない人は」
「キョンくんと違ってすごく頭がいい人だよ」
悪かったな、頭が悪くて。
 
「あ、いい意味でだからね?」
どんな意味だよ。とりあえずいい意味って言えばフォローになると思ってないか。
「てへっ」
そう言って妹は自分で自分の頭を軽く小突いた。隠し味として、『て』と『へ』の間に小さな『ぃ』を加えるのも忘れないでもらいたい。
 
「そんなことよりね、私思ってることがあるの」
「何だ?」
「うん……高校生になったら、SOS団みたいなことしたいなって」
何を言うかと思ったら何事だ、そりゃ。
 
「それはまた全くお勧めできんことだな。どうしてそんな不可解な発想に至ったのか、ぜひ説明してくれ」
「だって、キョンくんがすごく楽しそうだったから」
それは限りなく簡潔で、それでいて究極的な説得力を持つ説明だった。
俺としては苦労したことのほうがはるかに多かった気もするが、妹の目にはそんな風に映っていたようだ。
 
「空手とか柔道じゃダメなのか?今度剣道や長刀なんかもやりたいって言ってたし、武道の道を突き進むのがよっぽどいいと俺は思うがな」
「空手とかもすごく楽しいけどさ……あんな楽しそうなこと見たり聞いたりしちゃったら私もやりたくなるよ」
妹の瞳は誰かさんのように強く輝いていた。こういう目をする人間の決意は、3本に束ねた矢よりも強固であることを俺は知っている。
 
これは、ちょっと面白いことになったかもしれない。
 
「まあ、お前の好きなようにやれよ。せいぜい他人に迷惑をかけないようにな」
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者と遊べるとは到底思えないがな。
「はぁ~。なんか眠たくなっちゃったな」
妹はそう言った後しばらくすると俺の肩を枕に本気で寝始めやがった。しょうがないのでおんぶして帰ることにした。背中の感触は気にしないことにする。
 
明日からはSOS団の年越し合宿が始まる。4泊5日もするのに俺にはその内容は1つたりとて知らされていない。全く以って先が思いやられるぜ。
まあ、妹もいるから今度こそ最初の集合でビリになることはないだろう。それが唯一の救いかな。
 
「お兄ちゃん……」
背中から妹の寝言が聞こえたのはまさにその時だった。最後にそう呼ばれたのはいつだったか。記憶が化石化するほど昔だった気がする。
妹は今、どんな夢を見ているのだろうか。
 
空からは、ヒラヒラと雪が舞い降り始めていた。
 

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