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その1

未「ねぇママ、未希はパパのことが大好きなの!」
ハ「そうねぇパパもきっと未希のことが大好きよ」
未「うん……だから未希はねぇ、大きくなったらパパと結婚するの!」
ハ「……それは……パパはもうママと結婚してるから未希とは結婚できないわよ、未希は他にもっとカッコイイ男の子を見つけなさいね、未希はママに似て美人だから直ぐに素敵な男の子が見つかるわよ」
未「むー……ママずるーい」
ハ「ワガママいわないの未希、こういうことは早い者勝ちよ。第一ママとパパが結婚しないと未希は生まれてこなかったのよ」
未「むー……」
ハ「ムクれないの未希、……そうねぇいい事を教えてあげるわ」
未「なぁにママ」
ハ「未希が大きくなって好きな男の子が出来たら……ちゃんと…ちゃんと『大好きっ!』って自分の気持ちを素直に打ち明けるのよ、でないと人生損するわよ」
未「損するって?」
ハ「変な見栄とか意地とかそういったものに囚われて自分の気持ちに素直になれないなんてバカらしいってことよ」
未「難しくてよくわかんない……」
ハ「未希も大きくなったらわかるわ、あっでもねぇ未希、ホントにその男の子が好きかどうかはちゃんと確かめるのよ、その男の子とずっと一緒にいて楽しいかとか
   その子が居なくなったら未希はどう思うかとか、あとその男の子が他の女の子を気にしてるのを未希が見て気分がもやもやしてたら確定ね」

未「やっぱり難しくてよくわかんない……そうだ、ねぇママはパパにちゃんと『大好きっ!』っていえたの?」
ハ「そうよお互い中々素直になれなかったけど……やっとね、言えたの…、だからパパとママは結婚出来たの、あっこの話は女同士の秘密のお話だからパパにはいっちゃだめよ」

キ「おっどうした二人で見詰め合って……」
ハ「なっなんでも無いわよ、……そうよね未希」
未「そう、女同士の秘密のお話だからパパには内緒なの!」
キ「?!」


- 特に落ちは無し -


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その2


「ねぇパパ、ママ遅いね」
そうだな未希、ハルヒはちょっと買い物とかいって出ていったんだが……。
近所のおばさん連中に捕まって井戸端会議かなんかか?
「未希と遊そんでパパ、未希ブーンがしたい」

ブーン? あれは疲れるからな……、そうだ未希はこの前『大きいお姉さんだからもうブーンみたいな小さい子の真似はしない』っていわなかったか?
「いいの、今はブーンの気分なの!」

……ワガママなところは母親譲り、ハルヒにそっくりだ。

「パパ?」

……よしじゃぁいくぞ、Booooon!
「⊂二二二( ^ω^)二⊃」

「パパもう一回」
しょうがないな、今度は戻りだから飛ばすぞそら、Booooooon!
「⊂二二二( ^ω^)二⊃」

「パパもっともっと、未希一杯ブーンする」
……パパはいい加減疲れてきたんだが…・・・
「パパ?」
……おい未希、上目遣いでこっちをみるんじゃ……可愛いところも母親譲り、ハルヒにそっくりだ……
よし、じゃぁもう一回だ、……男ってのは悲しい生き物だね、やれやれ。

「あー楽しかった、パパありがと」
あっそうだ未希、さっきのその上目遣いなんだが……、パパ以外の男の人に見せちゃだめだぞ、あれはその……。
「うん、教えてくれたママも『いざという時しか使っちゃ駄目、自分を安売りしちゃ駄目だから』っていってたの、ねぇパパ安売りってどういうこと?」

!……


- おわり -


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その3


「ねぇパパ」
んーなんだ未希?。
「パパはどうしてママと結婚したの?」
未希もそういうことを知りたがる年頃になったのか……、男親としては感慨深いな。

あぁ~それはだな………ハルヒはまだ帰ってきてないよな……

ある日ママがなパパに『ママと結婚しないと世界を滅ぼす』っていきなり言い出してな、それでパパは世界を救うために仕方なくママと結婚することにしたんだ。
「…それ……ホントなの?」

あぁそうだ未希のママは実は悪の女王ツンデレハルハルだったんだ。
「えーっ、そうなの? 宇宙少女魔女っ子ゆきりんの? でもママはTVに出てないよ」
あーそうだな、今のハルハルやゆきりんたちはは二代目でなママは初代つまり昔のハルハルだったんだ。
「……そうなの?」
うん、そうなんだ、未希がゆきりんゴッコしてる時とかママのコスプレは凄く似合ってるだろ?
「……」
でな、あるときパパと結婚できないと世界を滅茶苦茶にするっていいだしてな
それでパパはママと…いわばパパは世界を救った正義のヒーローだな。
「…………パパ……今のお話ホントなの?」
……ツンデレハルハル云々は嘘だけど話の大筋はあってるよな。
もちろん本当だ未希、でもパパはママの事が昔から好きだったし、ママとの結婚を後悔してないぞ、それに未希だっているしな。

おっと未希、今の話ママや他の皆には内緒だぞ。

「……(絶対嘘だ…)」


- 以上 -


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その4


未「ねぇママこれなぁに」
ハ「……これはね未希、ママの高校時代のアルバムよ、今の未希と同じ位のころね」
未「でもこの写真の人はパパでしょ? 随分若いけど」
ハ「ママとパパは同じ学校だったって言ったでしょ、だからママのアルバムにはパパが写ってるのよ」
未「そうそうパパとママってずっと同じクラスだったんでしょ?」
ハ「そうよ、教室の席もずっと一緒、パパが前でママが後ろだったの」
未「……ずっと一緒だなんてちょっと不思議ね」
ハ「確かに今考えるとちょっと不思議ね……あの頃は気が付かなかったけど不思議って意外と身近にあるのかもね」
未「いつごろからパパを好きになったの?」
ハ「…未希もそういうことが知りたいお年頃かしら? 誰か気になる男の子でも出来たの?」
未「そっそうじゃないけど…ちょっと気になって……その……」
ハ「パパと初めてあった時はそんなに気にならなかったけど……暫くしたらパパの事が気になりだして……気がついたらパパの事が好きになってたわね…でもお互い中々素直になれなくて……」
未「でも最後は好きって言えたんでしょ?」
ハ「そう、だからパパと結婚できたの、人間素直が一番ね…」
未「これはいつの写真なの?」
ハ「これは……、パパが階段から落ちて入院した時ね…(この間抜けな寝顔は今も変わってないわね…)」
未「こっちの写真は?」
ハ「クラブのみんなで雪山に合宿に行った時ね(ホントに間抜けな寝顔ね)」
未「これは?」
ハ「あぁこれは……」 
未「ねぇママ……一つだけ聞いていい?」
ハ「なぁに?」
未「なんでこのアルバムはパパの居眠りしてる写真だけなの?」
ハ「!……そっそれは…その……(いえないわ、キョンの隠し撮り写真集だなんて…、これの他にまだ10冊はあるのよね……orz)」


- 以上 -


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その5


未「ねぇママ、パパとは同じ高校で同じクラスだったんでしょ?」
ハ「そうよ、この前話したわよね」
未「それで……二人はどんなきっかけでいつごろから付き合いだしたの?」
ハ「……あら未希、そんなことを知りたがるだなんて……クラスに気になる男の子でも出来たの?」
未「ちっ違うわよ……」
ハ「あらあら……好きなら好きってはっきりその子に言っちゃいなさいよ」
未「ちょっとママ、あいつとはそんなんじゃないわよ、只のクラスメイトよ、偶々あたしの前の席にいるだけで……」
ハ「あらそうなの?」
未「まったくあいつは鈍感で……授業中はいつも居眠りばかりしてるし……成績だって赤点スレスレで……おまけに大抵間抜け顔で他の女子のことばかりみてるし……」
ハ「……あら? …どこかで聞いたような話ね……(なんだったかしら……)」 
未「ちょっとママ聞いてるの! とにかくあいつと来たら、いっつもあたしのやることに反対してばかりで……苦虫噛み潰したような顔で『やれやれ』とかいってるし……」
ハ「……(なんだか身近にいる人に良く似ているような気がするんだけど……誰だったかしら?)」
未「……おまけに同級生だけじゃなくて上級生や下級生の女子ともやけに親しげだし…とにかく女に見境がないのよ! ……この間なんか小学生よ小学生! 妹の友達だって言い訳してたけど怪しいもんよ!」
ハ「……(ホントにこの辺まで出掛かってるんだけど……)」
未「ママ、聞いてるの? とにかくあいつとはなんでもないのよ!」

ハ「……ねぇ未希……一つだけ聞いていいかしら?」
未「いいけど……あいつとは本当になんでもないんだからね、只のクラスメイトよ!」
ハ「未希がさっきから話してる『あいつ』って初めて聞くけどどんな男の子なの? 今度ママやパパに紹介してね」
未「!……そっそれは…その………(しまった!…orz)」


- 以上、サンクス for ネタに協力してくれた方


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その6


キ「おはようハルヒ、あれ未希は?」
ハ「友達を迎えにいってるわ、今日はここでお勉強会するらしいわよ」
キ「友達って……例の『アイツ』とか? けしからんな二人きりでお勉強だなんて」
ハ「キョンたら何いってんのよ、とんだ親バカじゃない、それに他のみんなも一緒らしいわよ」
キ「むぅそうなのか…未希は純粋だから変な男に騙されないか心配だ……」
ハ「(それが親バカなのよ)……いいから早く着替えてきて、未希の友達の前でだらしない格好はやめてね」

未「みんな着いたわよ、早く上がって頂戴」
友「「「「お邪魔しまーす」」」」

キ「おっ来たのか?」
ハ「そうみたいね、お茶を持って行くからそこをどいて頂戴」
キ「では俺も一家の主として来客に挨拶でもするか」
ハ「とんだ野次馬じゃない、未希に怒られてもしらないわよ」
キ「お前だってホントは見たいからお茶を出しにいくんだろ? お互い様だ」
ハ「そ、それはそうなんだけど……」
キ「じゃぁ俺だっていいだろ、なんといっても一家の主だしな」
ハ「随分たよりない主ですこと……」
キ「おい」

キ「やぁ皆さんいらっしゃい、未希の父です、ワガママな娘ですけど皆さん宜しくお願いします」
ハ「さぁ皆さん御茶が入りましたよ」
未「ちょっと二人ともどういうつもり!」
ハ「未希、ママたちにお友達を紹介してくださらない」
未「……一番端の背の高いイケメンが大泉君」
大「はじめまして大泉と申します」
未「その隣のボーっとしてるのがヒョン」
ヒ「おい、俺の名前は…」
未「うるさいわねあんたはヒョンで充分よ、で分厚い本持っているのが優希、隣の萌っ子がみるくちゃん」
優「……」
み「はじめましてですぅ」
未「これでいい? 勉強の邪魔だから邪魔しないでよ」
ハ「まぁまぁそういわずにお友達のみんなに未希の学校での様子とか聞かせて欲しいわ」
キ「そうだぞ、未希はちっとも教えてくれないからな、皆さん部活の仲間なんだってね」
未「ちょっ!いい加減にしてよね」

ハ「若いっていいわね……」
キ「んっ? 昔を思い出したか?」
ハ「えぇちょっとだけ……、でも未希のお友達も感じがよさそうでよかったわね、あの子ちょっと突っ走っちゃうところがあるから学校に溶け込めてるか心配だったけど……」
キ「あぁそうだな……、友達は男の子2人、女の子2人だったな……それで誰が未希のいう『アイツ』なんだ? あの背の高いイケメンの大泉君か?」
ハ「あらそっちの子じゃないわよ、その隣にいたヒョン君よ」
キ「ヒョン君ってあのぼーっとしてる? (なんだろう彼とは初めて会う気がしないんだが…)でもなんだか未希には不釣合いじゃないのか? 未希みたいな美人にはもっとこう……」
ハ「未希が好きなんだからそんなの関係ないわよ(ホントに親バカね)」
キ「ほんとにヒョン君なのか? さっきだって未希はヒョン君に随分きつく当たっていたが……」
ハ「それは好きの裏返しよ、ついそういう風に行動しちゃうのね、恋する乙女は色々複雑なの」
キ「……ほんとか? それ?」
ハ「女の勘ね、というか『経験者は語る』でもいいわね」
キ「あっ? 経験者ってなんの?」
ハ「………経験者は経験者よ、……わからないならそれでいいわ…(キョンってそういうやつだったわね、あれで昔あたしがどれだけ苦労したか…)」
 
キ「未希は遅いな」
ハ「駅まで送っていっただけだから直ぐ戻ってくるわよ、ホントに親バカね」

未「只今」
ハ「あら未希お帰りなさい」
未「……パパもママもいい加減にしてよね、こんなんじゃもう友達連れてこれないじゃない」
ハ「そう? みんな楽しそうにしてたけど? そうだ、ねぇ未希、今度はちゃんと一人だけにして誘うのよ」
未「ど、どういうこと?」
ハ「わかってる癖に、彼と二人だけでお勉強会よ」
未「!……ア、アイツとはそんなんじゃないわよ」
キ「おい……」
ハ「駅までみんなを送っていたのも『アイツ』と他の女の子が二人きりにならないか気になったからじゃないの?」
未「そ、それは……大体ヒョンのヤツはいつだってあたしよりみるくちゃんや優希のことばかり見てるし……その……」
ハ「あらママはヒョン君なんて一言もいってないけど?」
未「!……orz」
キ「……」

ハ「未希、好きなら好きって早く告白しちゃいなさい、あとで後悔してもしらないわよ」
未「でも……アイツ……」
キ「……あぁ…未希、安心しろヒョン君だって未希にメロメロだ」
未「……ホント! でもアイツったらいつもあたしの言うことに反対して……」
キ「それは好きの裏返しのテレ隠しだな、思春期の少年の心は複雑なんだ」
ハ「それホントなの?」
キ「まぁ……なんだ『経験者は語る』ってことだ」
未「?!」


- 以上 -

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